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助けて!名無しさん!
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
616 :助けて!名無しさん![sage]:2020/04/03(金) 03:13:46.48 ID:OKqyyQL4
紋章町中央総合病院

朝の健診を終えロイは部屋に戻ろうとして、ロイは少々浮かない顔をしていた
ロイ「ようやく明日で退院、ちょっと長かったかな。バイタルもほぼ安定だし問題はないね
…エーディンさんから、注意とか相談事とか言われたなぁ」
エーディン(回想)『ロイ君、アンチの対応して入院が多くなってますよもう少し自分の身命(いのち)大切にしてください!
それから…悩みがありましたら相談や愚痴の相手になりますよ』
ロイ(エーディンさんにああ言われたけど…こればかりは僕で何とかしなくちゃ)
ロイ(しかし退院が終わっても、アンチたちはまた襲ってくるのは目に見えている…、何とか黒幕を探さないと…。
去年の夏はイチャモンとか手を出したり襲撃未遂があったけど、二月になってから一般の人を巻き込んだテロ行為に似た殺しをも入ってきてる…
現に僕はアングラで賞金首を掲げられてきたから…、…バレンタインの日に巻き込まれた一般の人から手を上げられたり罵声浴びせてきたりもあったよね
あと、ネット記事に僕や関係者の中傷記事が出たときはみんなに申し訳なかったよ…
それでみんなに気を使わせてしまったな…、なんとかしとかないと…)
???「…い…ロイ…」
ロイ「あぁ…ほんと大変になってきたよ…」
???「ロォイッ!」
ロイ「!!…びっくりしたぁ、珍しいね君が来るなんて」
???「あんたがまたぶっ倒れたのを聞いてね、ちょっと気になったから来たよ」
ロイ「お見舞いに来てくれただけでもうれしいよ。キャス」
キャス「その様子だともう回復してるみたいだね」

ロイ「はい…飲む?」つ缶ジュース
キャス「…わざわざ入院中のロイがおごるまでもないのに、まぁ戴くけど。
そういやさ、この頃ロイってコーヒー飲んでない?この前店に来た時、ボトルコーヒ買ってた気がしたけど」
ロイ「大学行って他の仕事始めてから、徹夜することもあるからそのためにコーヒー買ってもいるからね。
最近じゃほぼブラックを飲んでるよ」
キャス「…苦くないそれ?」
ロイ「最初は苦かったけど、今はもう慣れたね」
キャス「そうなんだ…。でさ…近頃デカくなってるアンチの襲撃だけどさアンタ一人で迎え撃ってるのだよね」
ロイ「まぁね…でもアレスさん達やトラバント先生の援護もあって何とか迎撃できてるけど、如何せんアンチの親玉を見つけ出さないとおわらない。
現に長引いては周りのみんなや、一般の人達への被害が及んでいるから、僕が片を付けないとだめなんだ」
キャス「…なんでそこまで、自分で解決するのにこだわるの?アンタが人助けの時自分から行くのにどうして?」
ロイ「アンチは元々僕を標的にしてるんだ、それにこれは僕に宣戦布告をたたきつけられたからね。だから皆を巻き込みたくないんだよ。
手を貸してくれるのは嬉しかったけど、それで皆が標的にされてしまったんだ
何度も言うのだけど…みんなをこれ以上巻き込みたくないんだ。だから…僕が…僕一人で片を付ける」
一呼吸入れてロイは改めて決意するも、キャスは苦悶の表情を浮かべていた
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
617 :助けて!名無しさん![sage]:2020/04/03(金) 03:16:36.63 ID:OKqyyQL4
「…それで、そんな大根役者の二束三文青春劇をして何の得があるの?」
二人の輪を裂くような乾いた拍手がわたり、拍手の主に目をやった
見た目はロイやキャスと同じ年齢の男性だ
キャス「…誰?見たところあたし達と同じ年っぽいけど」
ロイ「わからない…初めて見る人だ。どこの誰かはわかりませんが、僕たちになんか御用ですか?」
「用ってほどじゃないけどチョット君にお礼参りがしたくってね」
ロイ「お礼ですか?一体どういうので」
一瞬目を離し続きを言おうとするロイの目の前に拳が迫り、音が上がった
キャス「ロイ!?」
「……!?」
笑みを浮かべた少年はロイを見やると目を張った、ロイの顔に当たらず手の甲で拳が防がれていた
ロイ「…いったいどういうつもりで?」
「…くっ!」
キャス「大丈夫ロイ!?ちょっとアンタいきなり殴るなんてどういう神経してるの!?」
「ん?なんだテメェ、関係ねぇから引っ込んでろよ」
キャス「はあっ!?何いきなり言うわけ!?それにそもそもロイにどういう因縁が」
ロイ「落ち着いてキャス、…すいませんが貴方が僕に手を出す理由は一体?」
「あぁ、それはだな…テメェが俺の親父を海に沈めたことだ!」
ロイ・キャス「「??!」」
睨みを利かし、ロイの襟首をつかみ上げて放ったのが、二人の目を見張った
ロイが殺人をしたという根の葉もない話だ
キャス「アンタ…ふざけんのも体外にしてよ!ロイが人を殺したって…そんな話あるわけないじゃん!
だいたい何時ロイが、誰かわからないアンタの親を殺したの?そもそもロイにはちゃんとアリバイがあるのよ。それを」

「黙れ」
少年から向けられた殺意と憎悪のまなざしと言葉を二人にさしていく
その姿に二人は目を張った
「よくこんな犯罪者を擁護することが言えるな、俺の親父を殺した有名人を。まぁ当然か現にロイ君いろんな人からパッシング受けてるし。
なにより、こうして入院するくらいこいつを憎んでるやつらばっかりだからな。ほんとアンタみたいなやつ『死ねばいいのに』」
続けざまに嘲笑う煽りが雨あられに降ってくる言葉に耐え変えないキャスだが、ロイはなだめながら正面向けて聞いていく
「失礼ですけど、君のお父さんはどうなって巻き込まれたのか教えていただけませんか?」
「あん?何言ってんだテメェ、人殺しのくせに。……まぁ、あくまで聞かされたものだけどよ…」
話の内容はこうだった
お店の襲撃の時に、たまたま通りたかった少年の父親が現場を目の当たりし、たまたま見合わせたロイが
父親を首謀者とみて、海へ沈めたというものだ
だがロイはその男を見てない上に、一悶着の後すぐ入院したというと噓をつくなと怒鳴っていく
繰り返しロイは当時の事情をいうも、少年は話を聞いてもらえなかった
ロイ(このままじゃ押し問答だ…というよりこの人の父親ってどういう人だ?)
「…おい聞いてんのか?!」
ロイ「…あ、すいませんちょっと考えてまし」
「ふざけてんのかテメェ…この期に及んでしらばっくれるのをいうんじゃねぇよな」
ロイ「いえ…そういうのでは…、ところでごめんだけど君のお父さんなんだけどどういう人なのか教えてくれないかな」
「テメェおれの親父の面を…。忘れたとは言わせねぇ、こいつだよ」
ロイ「…!この人は…」
キャス「…ロイ知ってるの?」
「ようやく思い出したか…さぁ俺の親父に」
ロイ「えぇ思い出しました。この人は、僕に手を挙げた人でした」
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
618 :助けて!名無しさん![sage]:2020/04/03(金) 03:20:51.14 ID:OKqyyQL4
「……はあ!?ふざけんな!!この期に及んでまたしらばっくれるのかよ、しかもお前に手を出した!?何時なんだよ」
ロイ「バレンタインの日でしたね」
キャス「あ、それってアンナのデパートでの襲撃事件?あたし聞いたよそれ、終わった後に一般人からぶん殴られたって。
しかもその上、土下座を強要で頭踏んづけて『死ね』って毒吐いてたもの」
「…テメェ、そうやって嘘をまかり通らせんのかよ!俺の親父はクソなところもあるけどよ、そんなことするかよ!?
それに…本当はテメェが挑発して、そして返り討ちにあったってのが本当だろう!?どうなんだ!」
ロイ「…ごめんなさいちょっといいかな?」
「…なんだよ」
ロイ「僕は君の父さんの人となりが知らないのだけど、君のお父さんひどいことさせられたみたいだよ」
そうロイは少年のほうへ近づき、周りに見られないようスマホを見せた
映っていたのは、お店の監視カメラだった。そこに少年の父親がカギをこじ開けているのが見えた
少年は思わず息を殺した、自分の父親が犯罪をやっている姿を。そして青ざめた
「……こんな、こんなのって…」
ロイ「信じられないのはわかるよ、けど現に君のお父さんはこの行動をとったんだ。何故こんなことしたのか聞きたかったけど
現にまだ眠っている状態なんですよ、君に聞きたいのだけど君のお父さんに一体…」
続きを言おうとするロイに左フックが飛び交う、紙一重で躱し間合いを離していく
キャス「アンタまた…!」
「こんなの…こんなの認めねぇ!どうせテメェが作った合成(まぼろし)だろ!?こんなのが本当なわけねぇ」
ロイ「君はどうして…」
「俺はテメェを一生許さねぇ!自分の可愛さのために犯罪してる貴様を!」
目の前に叩きつけられた現実に必死に目をそむけたく荒げていく、スマホを荒げて投げ返し踵を返していった
ロイ「ねぇ君、君自身に一体何があるのそれぐらい」
「テメェで考えろ!」
そう吐き捨てて少年は後にした


キャス「何なのよあいつ突っかかってきて、本当のこと話したらそっぽ向いて。腹立つわね」
ロイ「仕方ないよ、僕も嫌なもの見るとそっぽ向けたくなる気分もあるさ」
キャス「…まぁあたしもだけど。けどさ、言うだけ言って遣るだけやってゴメンの一言もないなんて子供だよ」
ロイ「まぁ僕たちも子供だけど」
そういうとロイの頭の中に、小石に躓いたよう感が来た
ロイ「……子供?」
キャス「どうしたの?」
ロイ「いや…ちょっとね」
ロイは思い返してみた。リーフがアンチをとっちめてくれた時、セリス達がアンチを返りうちした時、犯人からこの言葉を聞いた
『依頼人は子供だった』というのを
ロイ(…だとすれば、アンチの黒幕は子供というのか?まさかね…)
一つの不安を思いながらその場を後にした


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