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助けて!名無しさん!
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
586 :助けて!名無しさん![sage]:2020/03/29(日) 21:56:08.80 ID:TanW4YRU
もはや三人娘の常識人がミランダしかいない件

グランベル遊園地

マリアンヌ「すみません、お待たせしました」
ディミトリ「良いんだ、早速回ろうか。何処を回りたい?」
マリアンヌ「お化け屋敷はどうでしょうか?」
ディミトリ「分かった。…ところで、手を出してくれないか」
マリアンヌ「はい」
ディミトリ「…嫌なら離してくれて構わない」ギュ
マリアンヌ「いいえ、そんな事はありません(///)」
ディミトリ「ところで大丈夫なのか?ここのお化け屋敷は怖いと評判だぞ」
マリアンヌ「はい(進展するチャンスでもあります…!)」

お化け屋敷
マリアンヌ「…少し寒いです。本気で怖がらせる場所だとは聞いてましたが室温まで下げてるなんて…ひゃあっ!?」ピチャッ
ディミトリ「水滴だ、大丈夫さ。だが、至る場所から唐突に出てくるし凝ってるな」
マリアンヌ「何でそんなに平気そうなんですか…」
ディミトリ「平気という訳じゃない、実際に少し驚きもした所もあったしな。それに夏は怪談をメルセデスから聞いてたから」
マリアンヌ「…そうですか」ムスッ
ディミトリ「どうした?急に不機嫌になって…」
マリアンヌ「…デート中に他の女性の名前を出すのはどうかと思います」
ディミトリ「そ、それはすまない。だが彼女とは級友以外の何でもない」
マリアンヌ「……」
ディミトリ「待て!本当にそれ以上の関係ではないんだ!」
マリアンヌ「ふふふ…ごめんなさい、少し意地悪をしたくなったんですけど、ここまで必死になるとは思いませんでした」
ディミトリ「全く…ん、電話?お化け屋敷に置いてあるのも妙だな」ジリリリリ
マリアンヌ「出てみますね」
リーフの声『こんにちは、美人なおねいさん。貴方の葉っぱが今行きまーす!』
マリアンヌ「嫌ぁぁぁぁ!!何があっても絶対に来ないでください!!」ガバッ
ディミトリ「何があった!?(む、胸が当たって…!)」
マリアンヌ「葉っぱです!電話から葉っぱの声が!」
ディミトリ「何!?奴はこの区域を出入り禁止になっている筈だぞ!またか!」ジリリリリ
リリーナの声『ハァ…ハァ…KINNIKU…紋章町のKINNIKUを全て舐めて…』
ディミトリ「なっ!KINNIKU淑女だと!?」つアラドヴァル
マリアンヌ「落ち着いて!?アラドヴァルなんて持ち出さないでください!」
ディミトリ「す、すまん。それにしても電話の声のタチが悪すぎる…。女性達や筋骨隆々の人間からしたらあの声は恐ろしいぞ…」
マリアンヌ「出口まで後少しです、出ましょうか」
ディミトリ「そうだな」
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
587 :助けて!名無しさん![sage]:2020/03/29(日) 21:58:33.19 ID:TanW4YRU
観覧車
ディミトリ「確かに恐ろしかった、ある意味で」
マリアンヌ「あの声だけは絶対に聞きたくありません…」
ディミトリ「女子達はかなりの被害に遭っているからな…。クロードも除草剤とかを開発してるが進化が早すぎて苦労してるらしい」
マリアンヌ「その話はもう辞めましょう…。それよりも良い景色ですね」
ディミトリ「そうだな。グランベル地区全体が見えるな…。シアルフィタワーにユングヴィ花園、それに世界ひろし記念館まで」
マリアンヌ「ええ、とても綺麗ですね」
ディミトリ「立ち上がって大丈夫か?」
マリアンヌ「ええ、高い所は苦手では…きゃっ」
ディミトリ「少し揺れたが大丈夫か?」
マリアンヌ「こうして支えてくれたので大丈夫ですよ。…ディミトリ?」
ディミトリ「…」
マリアンヌ「痛っ…」ゴツッ
ディミトリ「いきなりすまない。どうか忘れてくれ…(は、恥ずかしすぎる…どうしてこうも締まらないんだ)」ハナオサエ-
マリアンヌ「気にしないでください、次を待っていますから」クスクス

ディミトリ「だいぶ回ったな、回り損ねたところは無いか?」
マリアンヌ「いいえ、とても楽しい時間を過ごせました」
ディミトリ「それは俺も同じだ。…少し良いか?」
マリアンヌ「え…これ…」
ディミトリ「アクセサリーショップで買った。似合うかなと思ってな」つ指輪
マリアンヌ「く、薬指に…(///)」
ディミトリ(ん?よくよく考えたらプロポーズまがいの事をしてるじゃないか!彼女を困らせてどうする!?)
マリアンヌ「ま、また明日!(///)」ピュー
ディミトリ「…最後の最後でとんでもない事をしでかしたかもしれん」orz

シグルーンの講義室
レオニー「薬指に指輪ってまるでプロポーズみたいじゃないか!?」
ヒルダ「それで逃げて帰っちゃったんだね、あたし達が先生にそんな事されたら凄く嬉しいんだけどなー」
マリアンヌ「流石に驚きました。彼にそういうつもりはないのでしょうけど…(///)」
フレン「不快には感じていないのでしょう?ならば大きな一歩ではございませんこと?」
マリアンヌ「勿論嬉しいのですが…」
シグルーン「ここは攻めましょう。以前貴女達が試した方法を使ってみましょうか」
レオニー「なるほどな…確かに効き目はあるかも」
フレン「ディミトリさんもそういう面は年相応です、きっと意識しますわ!」
マリアンヌ「皆さんは一体先生に何をプレゼントしたのですか?」
ヒルダ「AVだよ?あたし達そっくりな女優さんが出てる」
マリアンヌ「そ、そんなものを!?(///)」
シグルーン「これまでの話を聞く限り、彼の全人格の理性のダムは徐々に決壊寸前へ近づいています。後は押しの一手ですわ」
フレン「この際です!ディミトリさん達の理性の糸を切ってしまいましょう!」
マリアンヌ「…試してみます(///)」
歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
588 :助けて!名無しさん![sage]:2020/03/29(日) 21:59:19.70 ID:TanW4YRU
翌日
ディミトリ「シルヴァン…少し良いか?」アタマカカエ
シルヴァン「どうしたんです?朝っぱらから神妙な顔して」
ディミトリ「お前にしか相談出来ないんだ…。他言無用で頼む、彼女からこんな物がプレゼントされてて…」つ『神の御使いもシタいんです…。青髪修道女の誘惑!』
シルヴァン「m9。゜(゜^Д^゜)゜。」抱腹絶倒
ディミトリ「俺にどうしろと言うんだ…」
シルヴァン「ハァ、ハァ、ダ、ダメだ!は、腹が捩れる…!」
ディミトリ「こっちは真剣なんだが…」
シルヴァン「分かってますよ…くくっ…これだけやってるんならもう一段登っても良いんじゃないですか?(大方ヒルダ達の入れ知恵だろうなー、ちょいと後で言っとくか)」
ディミトリ「そういう関係には俺もなりたい。だがそんな雰囲気になる前に…もう理性が飛びそうなんだ!」
シルヴァン(もう数段飛ばして卒業式しても良いと思うんだけどなぁ)

シルヴァン「お前たちー?あんまウチの大将いじめないでやってくれよ。最近本気で頭抱えて悩んでるからさ」
ヒルダ「けどさー、あれくらいしないと進まないじゃん。マリアンヌちゃんもディミトリ君にならいつでも襲われてもいいって言ってるしさー」
シルヴァン「2人に進展して欲しいのは俺も同じだが、最近は通常な方どころか善い方までヤバいからさ」
ヒルダ「おー!ここまで行けばもう一押しだね!あと少しだよ、マリアンヌちゃん!」
シルヴァン「おいおい、程々にしとけよ。それじゃあな」
フレン「そういえば聞いて思ったんですけど、ディミトリさんって二面性通り越えて三面性があるのでしたっけ?」
レオニー「それって実質3人…だよな?」
リンハルト「そしたらさ、する時三対一とかになるのかなぁ?けど聖女のリザイアで何とかなりそう」
シルヴァン(一部聞こえたが、ミイラになった殿下とか想像したくねーんだけど)


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