- 歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
569 :第26回サランン・レィディオ 1/3[sage]:2020/03/28(土) 00:27:38.74 ID:nnBtOzwJ - 皆様ネタ投下乙です!
サラ「ハッピーバースデー! カザハナー!」 ンン「カザハナさん、誕生日おめでとうなのです」 サラ「アーンド!ハッピーバースデーイブ!ンンー!」 ンン「バースデーイブとか初めて聞いたですよ」 サラ「だって、今のうちに言わなきゃ、明日は日曜に誕生日で兄様独占でしょ? ラジオしてる暇がないじゃない」 ンン「そ、そんな丸一日中ずっとというわけでは……!」 サラ「デートも行くでしょうし」 ンン「…………否定はしないのです」 サラ「紋章町デートスポット最新版に大量の付箋貼ってたし」 ンン「見たですか!?」 サラ「引き出しの二重底の奥のスイッチを特定の順番で押して開く隠しスペースなんて分かりやすい場所に入れる方が悪い」 ンン「それ以上どうしろと!?」 サラ「夜景スポットだけでも5ヶ所貼ってるの見て、迷ってるのが伝わってあまりの可愛さに涙出たわ」 ンン「うるっせぇっ!!!」 サラ「ンンがキャラぶっ壊れたところで、第26回サランン・レィディオ、始まります!」 ンン「もう帰りたいのです…………」 サラ「逃げようとするンンにしがみついたまま1通目! ラジオネーム『マケドナルドはバニースマイル0Gで皆様のお越しをお待ちしております』さんから!」 『私の愛する人の一番の望みは覇者への野望。ひたすらてっぺんを目指して邁進する姿こそ一番活き活きと輝くお方です。 あの方の野心の助けになるのならバニー姿でお客に愛想をまくくらいなんでもありません。 …一番人気がセリ…お姫様王子君なのがちょっと複雑ですがさもありなん。 ……あの方が外食産業の覇者になるために…もっと力を尽くしたいのですがどうすればいいと思いますか?』 ンン「……もう逃げないので離すのです」 サラ「どうせ大して負担でもないでしょ?」 ンン「まあ、アメリアさんと一緒に高負荷トレーニングやる時に比べれば……」 サラ「鉄の塊やら巨岩やらと比較しないでくれる?」 ンン「変なところで乙女心出すですね」 サラ「ってことで、このまましがみついてお便りに答えていくわ!」 ンン「…………好きにするです……だからと言って胸を揉むんじゃないのですっ!!」 サラ「だって、好きにしろって……!」 ンン「はいこの話はおしまいです! 『マケドナルド』さんが売り上げ伸ばす方法、何かあるですか!?」 サラ「姫王子な義弟のコスプレ以外で? 義弟と姫王子家妻の誰かが日替わりで一緒に働く擬似百合営業」 ンン「ちょっと何言ってるのか分からないのです」 サラ「義弟は外見一部を除き美少女でも、実際は男の娘なんだから、ガチ百合じゃなくて擬似よ?」 ンン「違うそこじゃない上にツッコミどころ増やすなです!」 サラ「リスナーには音声のみお届けなので、男の子と男の娘は聞き分けられませーん」 ンン「都合の良い時だけそういうこと言うですね!?」 サラ「自分にとって都合良くなるようにするぐらい、当たり前でしょ?」 ンン「限度!」 サラ「限界なんてブチ破るわ!」 ンン「こんのぉ……!」
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570 :第26回サランン・レィディオ 2/3[sage]:2020/03/28(土) 00:28:12.35 ID:nnBtOzwJ - サラ「話を擬似百合営業に戻しましょう」
ンン「……帰りたいのです……」 サラ「そもそも、百合営業とは……ガチレズが苦手な人でも、美少女と美少女が楽しく仲良くしてるのも嫌いって人は少ないでしょ! これは受ける! 客引きになる! 儲かる! って話ね」 ンン「資本主義の犬め!」 サラ「わぉーん」 ンン「遠吠えするなです!」 サラ「姫王子家なら、接客中は節度を保って程好くイチャつくでしょうし、何より絵面が華やか。 義弟×黒髪地味シスターも、それはそれで需要あるわね」 ンン「私には分からない世界なのです……」 サラ「そして、妻4人を曜日決めて順番でシフトに入れることで、特定の組み合わせの固定ファンが狙える! トドメに、ダブルスマイル(有料)をメニューに加えれば……」 ンン「そこまでやったら怪しいお店になるですよ!」 サラ「そう? まあ、ここで駄弁ってるのはあくまで案だし、どこまで参考にするかは、好きにすれば良いわ。 私なら、義弟とそれぞれの妻をペアにしたグッズも、シフトの日に合わせてセットメニューのオマケに付けるけど」 ンン「……ロプト教団がどうしてこんなに幅広く活動しているのか、原因が見えたのです」 サラ「問題点としては、ユングウィ家はともかく、竜王家が孫娘のバイトを許可するかだけど」 ンン「…………旦那さんと一緒に過ごしたい、ってお願いされれば、おじいちゃんたちは折れるのです」 サラ「でしょうね。イドゥン姉様が保育園でバイト始めた時も、そのパターンだったし」 ンン「絶対、銀髪神竜なお姉さんがシフトの日は、おじいちゃんたちが通うのですよ……」 サラ「定期的にグッズの種類を増やして、コンプリート目指させると良いわよ」 ンン「悪どい……! さすがサラ悪どい……!」 サラ「そんなに誉められたら照れるわねー」 ンン「はいはいさすサラさすサラ」 サラ「目からハイライトが消えかけているンンを観賞しつつ2通目!」 ンン「まだ1通しか終わってないのですか……ラジオネーム『天災魔導士』さんなのです……」 『……八重歯娘と間違われたりしませんよね。あいつはすぐにキャラ被ってるのどうこうと…ん。 あんたたちに聞きたいんですけど。私、子供じゃありませんよね。少なくともベルナデッタよりは大人っぽいですよね。そうですよね』 サラ「草」 ンン「1文字で済ませるなですよ!」 サラ「大人は自分を子どもじゃないとか大人っぽいとか言わないなんて、草どころかカビの生えて苔むした台詞を吐く日が来るとは」 ンン「ひたすら失礼なのです!」 サラ「ちなみにこれ以降、書き終えた後に読み直したら『サラ何歳やねん』ってなって書き直したわ」 ンン「だから! 前回と言い! 書き手視点の愚痴はやめろです!」 サラ「愚痴といえば、『天災魔導師』さんと八重歯っ娘、毎回お茶会で互いの恋人の惚気愚痴し合う時は意気投合してるクセに、未だにキャラ被りは気にするのね」 ンン「あれって、どちらも相手の発言聞いてない気がするですよ」 サラ「他の人に惚気愚痴しても、純度100%の惚気で返されるか、適当に流されるかだから、まだマシ、って感覚なのかしら?」 ンン「本当に仲良くなるまで、まだ時間がかかりそうなのです」 サラ「魔法談義でもスイーツ関連でも、マウント取り合おうとするしねぇ」 ンン「…………」
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571 :第26回サランン・レィディオ 3/3[sage]:2020/03/28(土) 00:28:57.45 ID:nnBtOzwJ - サラ「なるほど、『争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!! のです!』と」
ンン「何も言ってないのですよ!?」 サラ「そうね。口には出さなかったわね」 ンン「当たり前のように心読むなです!!」 サラ「はい。心の中ではそう考えていたこと自供しましたー」 ンン「……なんでもないです。なんでもないのです」 サラ「ますます目から光がなくなるンン可愛い」 ンン「悪趣味……!」 サラ「目が死んでいる無理に丁寧な口調を使おうとするロリ巨乳に、欠片たりとも嗜虐心が震えない者だけが、私に石を投げなさい」 ンン「全力で投石してやろうですか……!」 サラ「やめておきなさい。私を死なせたくはないでしょう?」 ンン「またそうやって、自分の貧弱さを盾にするです……」 サラ「貧弱さも、ふとした瞬間の子どもっぽさも、私にとっては手札の1つ」 ンン「どこまでも暗黒幼女なのです」 サラ「『天災魔導師』さんも、どうせあと5年もすれば『子どもであること』なんて使えないんだから、今のうちに活用すれば良いのよ」 ンン「結局、『サラ何歳やねん』になってるですよ」 サラ「放送の締めに、改めて、誕生日おめでとうカザハナ!」 ンン「おめでとうなのです」 サラ「まあ、いつも通り、これ聞くのは日付変わってからだろうけど」 ンン「……今はちょっと、忙しいですから」 サラ「ンンも明日は忙しいでしょうし、この場を借りてお祝いしておくわ! 誕生日おめでとう!」 ンン「面と向かって言われると、色んな意味で困るですよっ!!」 サラ「照れて焦るンンを愛でながら、今日はこれでお別れね! またのお便り待ってるわ! ばいばーい!」 ンン「うぅ……ばいばいなのです……」 サラ「ところで、明日のデートコース決まった?」 ンン「正直、どこが1番良いかとか、なるべく移動時間が長くならないようにとか考えてたら、決まらないのです……」 サラ「悩むのも楽しいとはいえ、今夜は早寝して日付変わると同時に1度起きるし、あまり時間はかけられないわね」 ンン「そうなのですよね……って! べ、別に誕生日になった瞬間をエフラムさんに祝ってもらいたいなんて思ってないのです!」 サラ「教科書に乗せたいツンデレ」 ンン「うるさ……! ………………あれ? マイク切ったですか?」 サラ「あ、やっば」 ンン「ちょ!? まさか、今の会話流れtーー
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