- 歴代FE主人公が兄弟だったら 74章
558 :暴れん坊女帝:西方の陰謀 エピローグ1/2[sage]:2020/03/26(木) 23:08:47.15 ID:yC+u4xOF - >>556乙、楽しげな雰囲気がとてもいい。
これでラストになります、お付き合いありがとうございました。 総督府の牢 エキドナ「みんな、大丈夫かい?」 ジャンヌ「ええ、これでへばるような柔な生活はしていませんから」 エキドナ「すまないね、アタシ達に付き合わせたせいでこんな目に合わせちまって」 エフィ「大丈夫だよ、アルムなら絶対助けてくれるから」 エキドナ「そうか、信用出来てるんだな」 シルク「あの方は強く、優しいかた、その優しさと一生懸命さに私達は惹かれたのです」 モズメ「必ず来てくれる、そんな安心感があるんやで」 エキドナ「そうか、あんた達がそう言えるなら、アタシも安心できる気がするよ」 ジャンヌ「……私達は良いですよ?」 エキドナ「え?」 ジャンヌ「せっかくの機会に話しますけど、私達の、ひいてはアルム君のところにエキドナさんが来るのも」 エキドナ「そ、それは?」 エフィ「嫌、かな? 私も、アルムを大好きになってくれるなら、嬉しいけど……」 エキドナ「嫌じゃ無いさ……アタシも、アルムを思うと本当に安心できる……良いのかい? アタシがそこに行っても」 モズメ「あたい達は歓迎するで?」 シルク「愛する人と深く結ばれるのは、この上ない幸せですから」 ジャンヌ(シルクさんの場合違う意味でしょうけど) エキドナ「それなら(ガチャ)ん?」 アルム「エキドナさん、みんな、無事かい!?」 エフィ「アルム!!」ギュ アルム「エフィ、大丈夫だった?」 エフィ「うん、私もみんなも平気だよ」 アルム「なら良かった、ジェミーが周りが誰も手を出せないようにしてたらしいけどそれでも心配だったよ」 シルク「ジェミーさんが?」 ヒューベルトの作った筋書きはこうだ、ジェミーはエーデルガルトの指示で敵の懐で情報を探るスパイであったこと。 相手を騙すために彼女達を捕らえたが自分で手を出せない形にしていたことである。村の仲間が傷つけられるのは本意では無いためカギは自身で保管していたため全く嘘では無いが。 シルク「そうですか、あの方が」 アルム「ごめん、みんな怖い目に会わせちゃって」 ジャンヌ「大丈夫ですよ、必ず助けに来てくれると信じてましたから」 モズメ「ありがとう、アルム君、とても嬉しいわ」 アルム「うん、エキドナさんも申し訳ありません、ご迷惑おかけして」 エキドナ「いや、そもそもこれはこっちのゴタゴタだ、むしろこっちの方が迷惑かけたんだよ、すまないね」 アルム「いや、そんな……」 エキドナ「せっかくだ、アタシから礼をさせてもらえるかい?」 アルム「いえ、そんなお礼なんて……」 エキドナ「いいから受けとりなよ……ん……」チュ アルム「え、エキドナさん!?」 エキドナ「こんな場だけど言わせて貰うよ、アルム、アタシはあんたが好きだよ」 アルム「エキドナさん、でも僕は……」 エキドナ「彼女達のことは承知の上さ、そもそも今までそれを話してたんだからね」 アルム「みんな……良いの?」 ジャンヌ「私は良いですよ」 モズメ「エキドナさんがいい人なのは良くわかったしなぁ」 エフィ「私はアルムの決断に従うよ」 シルク「愛が結ばれるのは素晴らしいことです」 エキドナ「アルムはどうだい? それともこんな男勝りで妖精のみえる女は嫌かい?」 アルム「い、いえそんな、エキドナさんは格好良くて素敵な人だと思います、エキドナさんも僕なんかで良いんですか?」 エキドナ「あんただから良いんだ、ずっと側で、頑張っている姿を見たからね。 あんたさえ良ければ、アタシも、みんなの中に入れて欲しいんだ」 アルム「エキドナさん……その、僕で良ければ、よろしくお願いします」
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