トップページ > 家ゲーSRPG > 2019年07月01日 > 2eGAPbxJ

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助けて!名無しさん!
歴代FE主人公が兄弟だったら 72章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 72章
408 :助けて!名無しさん![sage]:2019/07/01(月) 11:55:35.76 ID:2eGAPbxJ
閉店後のアンナのデパート
プーッ、プーッ
アンナ(紋章)「オーライ、オーライ、ハイストーップ」
??「よし、それじゃ中に入れますか」
アンナ(烈火)「しっかしまさか君が凄い物造ってたのなんてね、うまくいくのかね?」
??「色々と学んでやっと完成しましたからね、この機会だがら失敗はしないようにと思ってますよ」
アンナ(覚醒)「大変ね君も。ま、健闘を祈るわ」


翌日
イシュタル「お待たせラクチェ、遅れてごめんなさい」
ラクチェ「いいのよ私もさっき付いたばかりだし、でも珍しいわね買い物行かないというなんて」
イシュタル「私たちこういう機会ないからさ、一緒にと思ったけど・・・」
ラクチェ「私は別に構わないよ。ちょうど暇だったし」
イシュタル「じゃ行きましょうか」
買い物して1時間経過
ラクチェ「はぁ〜買った買った、ホント欲しかったものがバーゲンで売ってたから良かった」
イシュタル「ラクチェったら、ほかの買物客をバッタバッタと薙ぎ倒してたからね」
ラクチェ「オラオラァ、死神様のお通りだ!じゃないわよ私(笑)
イシュタルもお目当ての分買えたみたいだし」
イシュタル「えぇ、ホント助かったわ。・・・ん?ねぇラクチェ、なんか広場に人集まってない?」
ラクチェ「ホントだ、なんか披露会みたいな感じだけど・・・。イシュタル、アレ!!」
イシュタル「アレって・・・行くよラクチェ!」


ラクチェ&イシュタル「「はぁ・・・はぁ・・・、すっごい人だかりだね(だわ)」」
???「ラクチェ、イシュタル、お前らも来てたのか」
ラクチェ「ん?アレスじゃん。あれリーンは一緒じゃないの?」
アレス「リーンはフィーと別の所でまだ買い物さ。あとアーサーいるぞ」
アーサー「やぁラクチェ、イシュタル姉来てたんだね。ところでこの披露会あったのって知ってた?」
ラクチェ「いや初めて、情報もなかったから」
イシュタル「ひょっとしてサプライズ?だとすれば驚きだわ」
アレス「しかし何でアイツハまたこんな真似を・・・ってモニターが起動したぞ」

モニタには一台のレーシングカーらしきものが走っている
空から撮影されたものが緩急を交えながら映し出されている
そのフォルムは昔のような姿だが、真新しいものだった
一通りの動画が終了した後、中央の展示物がカバーを開かれ
モニタと同じレーシングカーが姿を現した
買い物客が一斉に撮り始めた、珍しいものを見るように
そしてモニタに一人、赤髪の少年が姿を現した
マイクを片手に説明する
紋章町でモータースポーツに興味を感じていただけばとの思いだ
説明を終え、一同は拍手とフラッシュが響き渡る
発表会が終わり、残った買い物客はそのクルマをまじまじと見ている
歴代FE主人公が兄弟だったら 72章
409 :助けて!名無しさん![sage]:2019/07/01(月) 11:56:43.60 ID:2eGAPbxJ
ラクチェ「おつかれ様、すっごく思いきった事してくれるねホント」つジュース
??「こういう機会はなかなかないので、やるならと今だと思いましたからね」
アレス「モータースポーツあるところにお前ありってやつだな、ロイ」
ロイ「もう法則決まってるって言うものですかねそれ」
アーサー「しかしロイ凄いな、これ一から作ったのか」
ロイ「ちょっと既存のフォーミュラ風のレーシングカートを参考にしながら
自分なりに設計図を描いて、それから約一年半かけて作り上げましたからね」
イシュタル「それで全部うまく言ったの?」
ロイ「一通り出来上がったんですけど、自分のチームの人たちからだめだしを喰らいましたよ
ここが甘いとか、これじゃ踏み込めないとか色々とですね」
ロイ「それでトライアンドエラーの連続、完成度は低くても完成させて見ようと思って作り上げました」
ラクチェ「ちなみに完成度はどれぐらい?」
ロイ「自分では甘くて70〜80%ぐらいかなとは思いますけどね」
アレス「先は長いな・・・」
ロイ「まぁ最初から全部が全部うまくいくというのは思ってませんけどね」

イシュタル「ねぇロイ君、そのクルマだけどいずれは販売するの?」
ロイ「それはわかりませんね、買い手さんがいればいいのですが
それにこのクルマを量産するには企業と契約を結ばなければなりませんよ」
アレス「だったら身内に頼んでみるの手じゃないか?お前の嫁婿兄弟大企業だし」
ロイ「それも一つの手なんですけど、でも僕はあえて頼ることをを選ばずに
零からはじめる意気込みで、契約を取ろうと思ってるのですよ」
アーサー「それって、下手をすれば大失敗じゃないか」
ロイ「それも承知でやるのですよ、僕は挑戦(ため)してみたいのですよ。どこまでやれるのかを」

アレス「なぁロイ。俺もその博打に協力させてくれないか?」
ロイ「本気ですかアレスさん!?下手打てば最悪貴方も大打撃を受けますよ。それに・・・」
アレス「待てロイ、お前一人でやろうとする事は判っている。
けどこれは俺の意思だ、俺はお前のバカに賭けてみようと思うんだ」
ロイ・ラクチェ「バカって(笑)」
アーサー「そうそう、お前一人じゃ心細いと思うからな。俺もその船乗らせてもらうよ」
ロイ「アーサーさん・・・」
イシュタル「営業に関しては私も一日の長があるから、手伝わせてくれないかしら」
ロイ「イシュタルさん・・・」
ラクチェ「もうこうなったらとことんやろうロイ君。一世一代の大博打をね」
ロイ「・・・」
歴代FE主人公が兄弟だったら 72章
410 :助けて!名無しさん![sage]:2019/07/01(月) 11:59:19.39 ID:2eGAPbxJ
??「おいおい、俺たちも忘れんじゃねえよ」
ロイ「・・・?アル!?皆!?」
アル「まったくお前は相変わらず無茶をやりやがる」
チャド「レーサーだけじゃなくて、マシンも開発並びに販売もやるとはな」
ウォルト「もう驚きと呆れしかないですが、面白いしやってみましょう」
レイ「お前が一人じゃ下手な結果しか残らなさそうだし
どうしてもと言うのなら、手を貸してもやらないぞ」
ルゥ「とかいって本当は、ロイと仕事したいと思ってたでしょ?」
アル「ま、そういうわけだ。お前は独りじゃないんだ。こういうときこそ助け合おうじゃないか」
ロイ「・・・」
ラクチェ「もうここに居る皆、君に期待してるのだし。ここまで来たから、やろう私たちで」
ロイ「・・・、ははっそうだね」
ウォルト「じゃあ」
ロイ「うん、皆迷惑かけると思うけど、協力お願いします」
アル「そうじゃないだろロイ、こういうときは『皆、勇気を貸して!』・・・だろ」
ロイ「はははっスパロボかい。・・・じゃ改めて、皆、勇気を貸して」
アル・ウォルト・チャド・レイ・ルゥ・ラクチェ・アレス・イシュタル・アーサー
「「「「「「「「「「もち!」」」」」」」」」」


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