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助けて!名無しさん!
ママチャリの系譜 第2章
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
401 :助けて!名無しさん![sage]:2011/12/20(火) 21:13:18.43 ID:m0pCTMDZ
>>377-381
今更ですが、これ見てエイリークにまともな友人がいなくなった事に気付いてしまった。
ターナが腐って、ラーチェルは百合、ヒーニアスは言うまでもなし、他は不明……
あと、ユリウスはユリアから逃げきったと信じています。何はともあれ、乙です。

>>392-396
投下乙です。
ヘクトルが凄い、アルマーズ涙目。そしてオズイン……
毎回読ませてもらってますが、今回も面白かったです。
次回のセリス編も楽しみにしています。


という訳で『ママチャリの系譜』>>339-345の続きを投下します。
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
402 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:15:32.39 ID:m0pCTMDZ
125.5

フュンフ♀「さてさて『ママチャリの系譜』が始まりました! あらすじ担当は毎度おなじみ竜王家使用人、
      背番号5番、スナイパー・フュンフ、トラキアモードと……ほら、アンタも挨拶する!」
ズィーベン「……あァ? ったく、何で俺がこんな事しなきゃいけねえんだよ。
      あー、俺は竜王家使用人、背番号7番、ビショップ・ズィーベン。
      歳は謎、性別男、星座ヒミツ。血液型ナイショ」
フュンフ♀「こいつ、こんな事言ってるけど、別に怒ってるとか嫌がってるとかじゃないわよ。
      いっつも無愛想で無駄に態度でかいけど」
ズィーベン「あァ? うっせーよ金髪。俺はハードボイルドなんだよ。
      つか、さっさと仕事しろよ、読者が待ちくたびれてるじゃねーかよ」
フュンフ♀「はいはい照れない照れない。それじゃあ前回>>339-345をザッと見ていきましょうかねー」
ズィーベン「ケッ、照れてなんかいねーっつーの。ブッ殺すぞテメェ」

前回終了時点の状況、順位
ダンディライオンロングストレート(通称:たんぽぽ小道)→ウォーターバンクへ
───────────────────────────┐
  アゼ      クロ                            |
 デイ  リン       ヨハ     ラド                     |
───────────────────────┐レイ   .|
                                  |  シャ   |
                                  |  アイ  .|

順位変動    マシン名          搭乗者         現ドライバー   単勝倍率
5位→1位:9 ぱんださん号          アイラ&ティルテュ    アイラ           7.5倍
4位→2位:4 シューティングスター   ラクチェ&シャナン     シャナン         1.9倍
1位→3位:6 ゴリアスティーノ田中   スカサハ&レイリア   レイリア        15.6倍
2位→4位:3 大万福丸          トリスタン&ラドネイ    ラドネイ       17.0倍
3位→5位:2 愛のパルちゃん号    ヨハン&ヨハルヴァ   ヨハン        14.3倍
     6位:5 ギルガメス            クロード&コープル   クロード      12.1倍
     7位:8 トラキアエクスプレス   リーン&ハンニバル   リーン       20.4倍
     8位:1 やらないか         アゼル&レックス      アゼル          9.2倍
     9位:7 アリス・ムーン         ホリン&デイジー      デイジー      10.8倍

・トップが代わり、心機一転。第2幕開始の合図として3位ヨハンが4位5位のシャナン、アイラに追い抜かれる。
・そのヨハン。実はシャナンに抜かせてスリップストリームに付く作戦だったが、シャナンに逃げられる。
・そして、首位攻防戦。2位ラドネイが、後ろから迫って来るシャナンから逃げる形で1位レイリアに肉薄。
 しかし、実況とトリスタンに邪魔されてシャナン、更には4位だったアイラにも追い抜かれる。
・今度はレイリア、シャナン、アイラの三つ巴の首位攻防戦。まずはスカサハとレイリアがコンビ技、
 ファントム・フェイントでシャナン、アイラの波状攻撃をことごとくブロックする。
・しかし、アイラがファントム・フェイントを見切り、トップに躍り出る。
・完全に行かれたかに見えたが、シャナンが即座にアイラの後ろにつけ、
 追い抜かれたレイリアもシャナンの後ろにつける。
・そのまま列をなしてロングストレートを走りきり、2度目のウォーターバンクへと向かう所で終了。

ズィーベン「じゃ、そーゆー事で。解散。ちゃんと歯ァ磨けよ」
フュンフ♀「お風呂にも入りなさいよ。アフロとオフロを間違えちゃダメよ。んじゃ、本編再開!」
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
403 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:17:00.74 ID:m0pCTMDZ
126

ノイン  「さて、熾烈なトップ争いが繰り広げられている中、後続はどうなっているのでしょう?
      キャメラさん、お願いしまーす!」
トリスタン「俺、時々自分でも何をしているんだかよく分からなくなる事があるんだ…」
ラドネイ 「そんなん長年の付き合いで分かっとるわ! ちゃんと考えてから行動せえっ!!」
ヨハン  「フッ、天然なのだな」
ヨハルヴァ「兄貴並に厄介な奴だな…」
クロード 「前は賑やかですねぇ」
コープル 「僕達も来るべき時の為に充電しておきましょう」
リーン  「あ〜、しんどい。お父さん重いよ〜」
ハンニバル「ジェネラルだから仕方あるまい」
レックス 「なあアゼル、こうしていると俺達、恋人同士みたいだな」
アゼル  「いい加減にしないと、君を……消ス!」
デイジー 「リーンよりはマシだけど、か弱いあたしにこれは拷問よっ!」
ホリン  「頑張ったらウチ(月光亭)のタダ券10枚あげるぞ」
デイジー 「任せて、気合入れて行くわよっ!!」
アゼル  「現金な娘だね……」
セーラ  「こんな雑談しながら結構な速さで巡航しているのに驚きだわ!」
ドロシー 「意外にトップから大きく離されてないんですよね」
エルフ  「何だかんだ言って、皆さんレースをよく見ていますからね」
ノイン  「はいっ、ありがとうございました! さて、トップ集団に戻りましょう。
      現在トップ集団はパンダ、流星、ゴリアスが列をなしてウォーターバンクに突貫っ!!」

                │    │
┌───────┘    └─

│  □□□□□□ レイ . ┌─
│  □勇者の泉□  シャ.│
│  □□□□□□ アイ   .|
│  □□□□□□  |  │
│              ←┘  |
└──────────┘

ノイン  「水の精霊ウンディーネとヴェルダンの湖の精霊もご照覧あれ!! 選び抜かれた精鋭達が、
      御前に捧げるは血沸き肉踊る三つ巴の戦いっ! 今、3台揃ってウォーターバンク・イン!」
シャナン 「ラクチェ、ここで仕掛ける! 振り落とされるなよっ!」
ラクチェ 「はいっ!!(ギュッ!!)」
シャナン (ムハ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!! ラクチェタンのおっぱいっ!? 当たってる当たってるっ!!
      トリスタンの気持ちがわか……はっ、いかんいかん! 今はレース中、集中せねば…)
ノイン  「さあ、そのまま綺麗に揃ってアウトインアウトのコースラインをおおおっ!?
      シューティングスターはそのままインを走る、この最デンジャースポットで仕掛けるのかぁっ!?」
エルフ  「インから入ってカーブで膨らみながらアウトに流れるつもりでしょうか?」
ノイン  「レース中盤の大一番っ! 轟け一番ボクシングっ!! 僕さーボクサーになるんだ、
      家さー建て直せよイエッサー!! イエローサブマリンとなるか、シューティングスター!!」
シャナン 「フッ、今の私に恐れるものはないっ!」
ラクチェ 「シャナン様……頼もしいです」
ノイン  「略してイエサー、水没したらサブマリン。泉の藻屑と化します。
      アパートの鍵貸します。ジャックレモンかくりぃむレモンっ!!」
セーラ  「いや、でもシャナンの奴、下手したら落ちるわよっ!」
ドロシー 「ここで仕掛けて来るとは…何か作戦があるんじゃないでしょうか?」
ノイン  「首輪に付いてるレモンイエローの鈴も愛らしい猫ちゃん、ティルテュ選手っ!
      そのパートナーのくまちゃん、アイラ選手はインを抑えられて、コース取りが難しくなったっ!」
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
404 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:18:23.89 ID:m0pCTMDZ
127

ティルテュ「アイラちゃん、ゴーゴーっ!」
アイラ  「いや、このタイミングだと接触するぞ」
スカサハ 「レイリア、母さんとシャナン様がやりあった時に出る隙に注意するんだっ!
      合図したら一気に突っ込めっ!!」
レイリア 「了解よ!」
シャナン 「行くぞっ!!」
アイラ  「ッ!?」

┌────────


│     □□□□□
シャ     □□□□□
│ \グンッ!! □□□□
│  \ □□□□□
│   アイ ̄ ̄
│    レイ
└────────

ノイン  「躊躇いを見せたアイラ選手の脇をすり抜けて前へ出たシャナン機、
      一気にウォーターバンクの頂点まで駆け上がった!! だが、これは無謀だぁっ!!」
ラクチェ 「シャナン様!?」
アイラ  「剣聖らしからぬ失態だな。今度は私がコースを抑える番だ!」
スカサハ 「ここだ、行っけぇー!!」
レイリア 「てえぇーーいっ!!(グオッ!!)」
ラクチェ 「ッ!?」
ノイン  「このスピードでの進入角では、コースアウトは免れないっ!! ポニーテールは振り向かないっ!
      ポニーテールにしたら意外と似合う? サラサラヘアーの剣聖シャナン選手、万事休すっ!!」
スカサハ 「シャナン様敗れたりっ!!」
シャナン 「ふむ…」
ノイン  「ラクチェ&シャナンペア敗れたりっ! ペットセメタリー、責めなかったりーっ!!
      声高に叫ぶは流星軒の裸の大将スカサハっ!! あだ名はスカタンっ!!」
レイリア 「スカちゃんよっ!」
エルフ  「スカちゃんだそうです」
スカサハ 「それも違うっ!」
ノイン  「知ってます。おおっとぉ!? コースアウト不可避フカヒレと思われた、
      シャナン機シューティングスターっ、バンクの頂点でウィリーターンだぁっ!!」
シャナン 「ハッ! それっ!!(グッ!!)」

┌─────────
│  レイ アイ  ギュイーーンッ!!
シャ───────→
│    □□□□□□
│    □□□□□□
│    □□□□□□

アイラ  「何だとっ!?」
スカサハ 「マーベラス!!」
ティルテュ「シャナンちゃん、かっこいーっ!」
シャナン 「フッ」
ノイン  「起死回生のスーパープレイっ! いやっ、シャナン選手の不敵な笑みっ、
      これを計算ずくだというのかぁ!? 恐るべし、神剣バルムンクの継承者っ!!」
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
405 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:20:53.23 ID:m0pCTMDZ
128

セーラ  「なんなのあれっ!? またスーパープレイよっ!!」
エルフ  「むぅ……あれは……」
ノイン  「知っているのか、エルフ解説員!?」
エルフ  「絶技ファントムターン……」
ノイン  「見たか聞いたか文金高島○夫ですイエーイ。絶技ファントムターンっ!
      傾斜の頂上からコースのインへと舞い戻る亡霊が幻影の如く我々の目に映るっ!!」
ドロシー 「大技の飛び交うレースですね」
ノイン  「ジャックナイフ(後輪を浮かせての走行)もかくやという切れ味でインへと切れ込んできた
      緑に輝く流星・シューティングスターっ!! ジャックとみつ豆っ!!
      フルーツみつ豆はミレトス商店街の老舗、甘味処女王様へどうぞっ!!
      私もエルフ解説員も大好きっ! クリームフルーツみつ豆70G!」
インドラ 「女王様(クイーン)の甘〜いお菓子で虜にしてあ・げ・る(はぁと)」
トリスタン「コール・ミー・クイィィィィーーーーン!!」
ラドネイ 「それはもういいっての!!」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

ノイン  「定石通りのアウトインアウトのコースラインを取ったぱんださん号とゴリアスを
      インからぶち抜いたシャナン選手っ、ロングヘアーが風にたなびくっ!!」
ラクチェ 「流石です、シャナン様!」
シャナン 「あんなに派手にやるつもりはなかったけどな。相手が相手なだけに少し熱くなってしまったか」
スカサハ 「くっ、完全にやられた!」
アイラ  「だが、まだ終わらん!」
レイリア 「こうなったら、行けるところまで行くわよっ!」
ノイン  「大本命ラクチェ&シャナンペアのシューティングスター、遂にトップに立ったっ!!
      その勢いをキープして灼熱のウォーターフロントを脱出!
      遅れを取ったとは言え、瞳は闘志を失わず後続2台っ!」
ラクチェ 「最短距離を突っ切って一気に突き放しましょう!!」
シャナン 「当然だっ!」

セーラ  「あのさぁ、さっきからずっと疑問に思ってたんだけど…」
ドロシー 「私もあります。セーラさんからどうぞ」
セーラ  「あのレイリアって踊り子でしょう? なのに後ろに男乗っけて普通に走るどころか、
      シャナン&アイラの2トップとここまで対等に戦えるのが非常に謎なんだけど…」
ドロシー 「私も同じ意見です。踊り子と言うと、どうしてもか弱いイメージがあるんですけど…
      あ、セーラさんの事じゃありませんから勘違いしないで下さいよ」
セーラ  「うるさいわねっ、ドロシーのくせに先手を打たないでよっ!!」
エルフ  「落ち着いて下さい。はい、これがレイリア選手のデータですわ」つ出場者名簿
セーラ・ドロシー「「どれどれ…」」

レイリア
項目        成長率 期待値 限界値 評価(E〜S)
HP(スタミナ)    50%   37.5   80    E
力(パワー)      50%   17.5   18    A
技(テクニック)   20%   6.4     16     D
素早さ(瞬発力)  40%   23.8     22     A
…………

セーラ  「SUGEEEEEEEEEE!!」
ドロシー 「何ですか!? この踊り子にあるまじき腕っ節の強さは!?」
エルフ  「作者の独断と偏見により評価がかなり適当なので、このデータはあくまで参考にしかなりませんが、
      彼女は見かけによらずパワーファイターなのです。
      後ろが重量10前後(※作者のイメージ)のスカサハ選手であれば問題なく2人乗りが可能ですわ」
スカサハ 「ラナやラクチェもそうだが、この細い身体のどこにそれだけのパワーがあるかが非常に謎だ」
レイリア 「それはヲトメのヒ・ミ・ツ☆」
エルフ  「パワーと瞬発力があるので瞬間的な爆発力は物凄いのですが、スタミナが無いので長期戦には
      向いてません。ですが、今のように短い距離であれば、トップランカーにも引けを取りませんよ」
セーラ  「1周目は温存、テクニックはナビで補ってた訳ね」
ドロシー 「私、踊り子に対する認識を改めた方がいいですね…」
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
406 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:23:08.94 ID:m0pCTMDZ
129

┌───────┘アゼ .└─────
│   レイ アイ  シャ      山岳コースへ→
│  □□□□□□.   ..┌─────
│  □□□□□□      |
│  □□□□□□ ヨハ  .|
│  □□□□□□ クロ  .|
│  □□□□□□      |
│.          ←─ラド  .|
└──────────┘

ノイン  「鮮烈なる交代劇が先頭集団で行われている一方、その後方でも決戦の火ぶたが
      切って落とされようとしているっ! 青森火ぶた祭りっ!!」
エルフ  「青森の方、ごめんなさいね」
ノイン  「4位トリス亭義勇軍重戦車・大万福丸っ、5位エッダ教団十字軍総旗艦・ギルガメスっ、
      6位ドズル軍局地戦闘機・愛のパルちゃん号がウォーターバンクに足を踏み入れるっ!!
      各々の軍の総参謀長の戦略はいかなるものか、たこなるものかっ?」
セーラ  「いつの間にか軍隊にされてるし!」
ノイン  「トップ集団に水をあけられ、背後のギルガメスに射程圏内に捉えられてしまった
      ラドネイ機・大万福丸! 難関コースを相手取り、いかなドライビングを見せるか!?」
ラドネイ 「フン、こんなものっ!」
トリスタン「ほう…」
ノイン  「うおっと、減速なしでウォーターバンクに挑む第2のスポーツ万能文化少女、ラドネイ選手!!
      奴は落ちるのが怖くないのか!? 恐ろしい女だ、ラドネイ!!」
ドロシー 「落ちそうで落ちませんね」
セーラ  「なかなかやるじゃないの!」
ノイン  「アウトインアウトのスタンダードなライン取りで自らのポテンシャルを最大限に生かす!
      そして、その後ろ、中央付近を走るギルガメス!!」
クロード 「そろそろ動きましょうか。ブラギタイフーン、行きますよ!」
コープル 「任せて下さい」
ノイン  「さあ、この不安定な水の悪魔が棲まう場所でありながら、
      黄金の聖騎士王ギルガメスは敢然と臨戦態勢に入っているッ!!」
ヨハン  「クロード卿、私が後ろにいる事を忘れないで頂きたい!」
ヨハルヴァ「兄貴、マジでやんのかよ?」
ノイン  「さらにその後ろ、一度はギルガメスを倒したものの、再び前を譲ってしまった
      愛のパルちゃん号・ヨハン選手が、虎視眈々とギルガメスの隙を狙っているッ!!」
トリスタン(そろそろ仕掛けてくるか…?)
ノイン  「背後を気にするサーキットのお好み焼き屋さん、ユグドラルの問題児・トリスタン大将!
      隣り合わせの水と青春!! おっと、水の中っ!! 水の中にいるっ!!」
ラドネイ 「どうあっても沈むんかいっ!!」
トリスタン「俺達以外の全員が沈むよりは、俺達だけが沈んだ方が良いだろう?」
ラドネイ 「何でそんな変なトレードオフが成立してるんだよっ!?」
ノイン  「シズム、シズマー、シズメスト! 母さーん、シズマです。息子のシズマです」
エルフ  「息子はス○キヨですよ」
ティルテュ「おかあさんはティルテュだよ〜」
アイラ  「私も二児の母だ」
セーラ  「何よコレ…」
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
407 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:24:57.80 ID:m0pCTMDZ
130

│ ラド  □□□□□□□
│       □□□□□□□
│ クロ   .□□□□□□□
│  ↑   □□□□□□□
│   ↑  □□□□□□□
│  ヨハ

└──────────

ヨハン  「先に動くぞ! ヨハルヴァ、ドズル・スマッシャーだ!」
ヨハルヴァ「えーい、どうなっても知らんぞっ!」
ノイン  「3台の中で最も早く動いたのはヨハン機、愛のパルちゃん号っ!
      これはヤバい!! これはヤクい!! ラブ・アンド・デストロイッ!!
      ヨハルヴァ選手がドズル・スマッシャーの体勢に入るッ!! 危険が危うしッ、ギルガメス!!」
コープル 「ッ!? クロード様、来ますっ!!」
ヨハルヴァ「これでも食らえぇっ!!(ブゥン!!)」
ノイン  「出ぇぇぇぇぇぇぇぇぇたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!! 超必殺ドズル・スマッシャーーーーーッ!!
      投擲の構えから繰り出されたこれは……ぁッ!?」
グオオオオオオォォォ!!
クロード 「ッ!!(サッ!!)」
ノイン  「手斧!! 価格3000G、威力10、命中50、耐久50、重さ20の聖戦仕様の手斧だぁッ!!
      だがっ、ギリギリの所でクロード選手、避けたッ!! ブラギ神の加護かっ!?」
エルフ  「そうですね、いくら当たらない武器とは言え、
      この傾斜で高速飛行する物体を避けるのは並大抵の事ではありません。
      クロード選手の回避能力もありますが、ブラギ神の加護というのも少なからず存在してそうですね」
ノイン  「ドズル・スマッシャー不発ッ!! 愛の断頭台・ヨハルヴァ選手、痛恨のミスっ!!」
ヨハン  「フッ」
ノイン  「だが、余裕の笑みのヨハン選手……おお!?」
グオオオオオォォォ…バッシャアァァァン!!
クロード 「何っ!?」
コープル 「うわっ!?」
ノイン  「ブーメランのように戻って来た手斧が勇者の泉に突っ込んだ!
      イン側に手斧を避けていたクロード選手、その飛沫を避けきれないッ!!」
セーラ  「あれって何で戻って来るのかしらね?」
ドロシー 「斧使いにしか分からないと思います」
ノイン  「二段構えのドズル・スマッシャーがブラギ神の使徒達に裁きを下したぁッ!!
      タイヤにかかった水でスリップ! 体勢を整えはするが、スローダウン!!」
クロード 「(ズルッ)うぐっ、滑る!」
ヨハン  「フッ、さらばっ!!」
ノイン  「そして、その隙に、パルちゃん号がギルガメスをオーバーテイイイイイイクッ!!
      隙隙隙隙隙っ愛してナイト!!」
クロード 「くっ、こうなったら、死なばもろともっ!!」
コープル 「クロード様!?」
ガシャァン!!
ヨハン  「うおっ!?」
ノイン  「なんとぉっ!? 挙動の怪しいマシンをそのまま、外から抜き去る
      パルちゃん号にぶつけてきたぁぁぁッ!! 狂信者達の人間爆弾!!」
ヨハン  「くっ、相打ち狙いか!?」
ヨハルヴァ「どわぁっ、落ちるぞ!!」
ノイン  「そのままもつれるように……あああああぁぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!」
ヨハン  「全く、無粋な真似を……」
ヨハルヴァ「何でそんなに落ち着いていられるんだよっ!? チキショーーーーーっ!!」
クロード・コープル「「アーーーーーーーーーーッ!!!!」」
ドッパアァァァァァァン!!
歴代FE主人公が兄弟だったら 39章
408 :ママチャリの系譜 第2章[sage]:2011/12/20(火) 21:26:53.38 ID:m0pCTMDZ
131

┌───────────
│    
│   ラド
│    □□□□□□□□
│    ヨハ(水没)□□□□
│    クロ(水没)□□□□
│    □□□□□□□□
│    □□□□□□□□
│          アゼ  リン
│             デイ
└───────────

ノイン  「やーっちゃったやっちゃった! またしてもやってしまいました!
      ヨハヨハ兄弟、本日2度目のドボンでありますっ! エッダ教の殉教者・クロード選手、
      異端者たるヨハヨハ兄弟を道連れに、マシンもろとも勇者の泉の底です!」
セーラ  「懲りない奴らね…」
ドロシー 「今回は自業自得とも言えませんが…」
トリスタン「あー、暑いな。俺もドボンすっか…」
ラドネイ 「お前がドボンした時点で、私も一緒にドボンだろうが!」
トリスタン「俺がお前を道連れにするような男だと思っているのか!?」
ラドネイ 「お前このレースに勝つ気あんのか!?」
トリスタン「どこかにある」
ラドネイ 「くそっ、レースでなければこのまま突き落としてやるのに…」
ノイン  「結果的に何もされなかった大万福丸。チームワークを乱しながらも山岳コースに入っていくぞ!
      そして、更に後方、最後尾グループは……おおっと!」
デイジー 「ホリンさん、これチャンスよ!」
アゼル  「少し早いけど、頼むよ」
リーン  「(ゼェ…ゼェ)ゴメンお父さん、もうダメ…」
ノイン  「先行2台の水難事故を見て、ここがチャンスと踏んだか、この間に3台ともドライバーチェンジを行う!
      7位やらないか号は狂乱のビラクハザード・レックス選手、8位アリス・ムーンは
      兎王国のルナティックヴォーパルバニー・ホリン選手、最下位トラキアエクスプレスは
      トラキアのパンツマスクヴァンガード・ハンニバル選手が再びドライバーズシートに跨りますっ!!」
エルフ  「リーン選手は既に虫の息ですね」
ドロシー 「それでも、他チームに置いて行かれずに、あの重そうなハンニバルさんを
      ここまで牽引したのは凄いと思いますよ」
セーラ  「聖戦の踊り子って何者よ…?」
搭乗者交代 デイジー→ホリン、アゼル→レックス、リーン→ハンニバル

レックス 「さぁてと」
ホリン  「我々がこのまま最後尾で」
ハンニバル「終わる訳にはゆかぬぞ!」
ギュイーーーーーン!!!!
ノイン  「おおっと! 速いッ!! これまでの遅れを一気に取り戻すかのようなスピードで、
      ウォーターバンクの魔物を平らげるっ! 交代間もない体力でトップ集団を猛追だぁっ!!」
ヨハルヴァ「ぶはっ! 全く、兄貴に関わるとロクな事にならねえぜ…」
ヨハン  「フッ。だが、のぼせ上がった頭を冷やすにはいいだろう」
コープル 「クロード様、やりすぎですよ…」
クロード 「まあまあ、いいクールダウンになったという事で」
ノイン  「そして、自転車を担いでコースに戻って来ます、パルちゃん号とギルガメス。
      水もしたたるいい男っ、ゴータマ・したったーるたっ!!」
エルフ  「言えてない人みたいですわ」
クロード 「ちょうどいいですから、ここで交代しましょうか」
コープル 「はい、クロード様」
ノイン  「クロード&コープルペア、ここでドライバーチェンジ! 第2の使徒がドライバーズシートに収まる!
      最下位に落ちた使徒達は、ブラギ神の啓示を受ける事ができるのかっ!?
      今、パルちゃん号と共に再スタートですっ!!」
搭乗者交代 クロード→コープル
続く


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