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助けて!名無しさん!
リン『姉さん』 1/3
リン『姉さん』 2/3
リン『姉さん』 3/3
歴代FE主人公が兄弟だったら 38章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 38章
488 :助けて!名無しさん![sage]:2011/11/01(火) 14:26:04.59 ID:eepWZFyu
>>479-481
投下乙。リーフが大学行く頃には上の兄弟たちが働いて家計も楽になってる…と信じたい。GJ!

ネタ投下します。3レス程で、>>404-406「セリカ『姉さん』」の姉妹編です。
歴代FE主人公が兄弟だったら 38章
489 :リン『姉さん』 1/3[sage]:2011/11/01(火) 14:27:44.13 ID:eepWZFyu
エイリーク「いいですか、ロイ。この問いの公式は……」
ロイ   「うん、うん。ああ、なるほど。エイリーク姉さんの解説、すごくわかりやすいよ。 
      ありがとう、エイリーク姉さん。勉強見てくれて」
エイリーク「どういたしまして。ロイは理解するのが早いので、教えがいがあります」
セリカ  「いいかしら、セリス。ここの文法はね……」
セリス  「あっ、そうか。セリカ姉さんのおかげで、勉強がはかどるよ。ありがと」
セリカ  「私にわかる範囲なら、いくらでも教えてあげるわ」
 居間でエイリーク姉さんとセリカが、それぞれロイとセリスの勉強を見ている。
 その姿は実に『姉さん』らしくて、少し羨ましくなった。
 今まで姉として、何かしてあげたことあったっけ? ……あまり記憶に無い。
 私も『姉さん』として、弟たちに何かしてあげられないかしら?
マルス  「ただいま」
リーフ  「ただいまー」
リン   「ねえ、マルス、リーフ。勉強見てあげよっか? わかんないとこ無い?」
マルス  「ははっ、何気持ち悪いこと言ってるんですか。リン姉さんに見てもらうほど落ちぶれt」
リーフ  「リン姉さん、僕たちの成績下げたいの? 誰とk」
リン   「な ん じ ゃ そ り ゃ あ っ !」
 ドガッ! バギッ! ズガガガガガンッ! ズガガガガガンッ!
リン   「うわあああああんっ! たまには『姉さん』らしくしたかっただけなのにぃぃぃっ!」
エイリーク「ああっ、リン! どこへ!?」
セリカ  「だめよ二人とも、もっと優しく断らないと。真実は時として人を傷つけてしまうわ」
ロイ   「必殺の一撃の分身でそれぞれ別のターゲットを攻撃するなんて……リン姉さんも時々すごいよね」
セリス  「リーフが声を上げる間もなくやられるなんて……さすがリン姉さんだね」

 居間が騒がしくて、様子を見に自分の部屋を出たら、号泣してるリン姉さんとすれ違った。
 そして居間では、マルス兄さんとリーフが手当てを受けて……ピクリとも動かないけど、死んでないよね?
アルム  「……リン姉さんが泣きながら、もの凄い勢いで自分の部屋に入っていったけど、何かあったの?」
セリカ  「あっ、アルム。実はね、リン姉さんが学力無いのにムグ」
歴代FE主人公が兄弟だったら 38章
490 :リン『姉さん』 2/3[sage]:2011/11/01(火) 14:29:58.70 ID:eepWZFyu
エイリーク「マルスとリーフが、リンの思いやりをないがしろにしてしまったのです……」
 エイリーク姉さんがセリカの口を手で塞いで、優しく言い直した。聞くに耐えられないんだろう。
アルム「セリカ、ちょっとリン姉さんのとこ行ってくるね」
セリカ「……うん。わかったわ」
 セリカはちょっと驚いたみたいだけど、すぐに僕の意図を察して微笑んでくれた。
 さすが僕のセリカ。愛してるよっ!

アルム「リン姉さん? 入っていいかな?」
リン 「誰っ!? マルスだったら殺スッ!」
 ドアをノックしてお伺いを立てると、すぐに返事か返ってきた。
アルム「僕だよ! アルムだよ!」
リン 「……え? アルム? ごめん、中に入って」
 部屋は真っ暗で、リン姉さんはベッドの上で膝を抱えて俯いている。
 こんなに落ち込んでるリン姉さんを見るのは初めてかも。
リン 「……はぁ、どうしたら『姉さん』らしくなれるのかしらね……」
 その上愚痴までこぼすなんて、相当こたえてるなぁ。
リン 「マルスはウザいし、恋人はできないし、レズ疑惑はあるし、年相応の少女には見られないし、たまに草原行かないと中毒
    症状は出るし、妹らしくしたらアイク兄さんは気絶したし、エフラム兄さんにはドキドキするし、エイリーク姉さんとは
    胸のことでケンカになるし、学校の成績も特別いい方じゃないし、ガサツだし、マルスはウザいし」
 ……うわぁ。影が薄いだけで文句言ってごめんなさい。
 マルス兄さん、そろそろいい加減にしないと、本当に嫌われちゃうよ?
アルム「あのさ、リン姉さんは『姉さん』らしくとか考えないで、なんて言うのかな、自分らしくしてるのが一番リン『姉さん』
    らしいと思うんだ。うまく言えてないかもしれないけど、元気出して」
リン 「……アルム」
 リン姉さんは立ち上がると、そっと僕を抱き締めてくれた。
アルム「……リン姉さん?///」
リン 「ありがと、アルム。優しい弟を持って、私は嬉しい」
 そう言うリン姉さんの目は真っ直ぐ僕を見つめていて、とてもリン『姉さん』らしかった。
リン 「それにしても、マルス……! 思い出したら腹立ってきたぁっ!」
 ……リ、リン姉さん……首、締まってる……っ! ……息が……っ……!
 でも、リン姉さん……に……元気が戻っ、て……よかっ…………た…………。

終わり
歴代FE主人公が兄弟だったら 38章
491 :リン『姉さん』 3/3[sage]:2011/11/01(火) 14:31:10.33 ID:eepWZFyu
おまけ
アルム  「仕事から帰ってきたばかりなのに、ごめん。アイク兄さん」
アイク  「俺なら平気だから、気にするな」
エリウッド「すまない、アルム。今月は本当に苦しくて、どうしてもバルキリー代を捻出できないんだ」
リン   「ごめん、アルム! 私がもっと手加減していれば……!」
ロイ   「リーフ兄さん、マルス兄さんと一緒にリン姉さんに謝りに行った時、何があったの?」
リーフ  「うん、リン姉さんがアルム兄さんに抱きついててね。それを見たマルス兄さんが思いつく限りの皮肉を……」
ロイ   「うわぁ」
ヘクトル 「リンの攻撃に耐えられねえってのは、ちょっと情けねえな」
エフラム 「今度鍛え直してやるか」
アイク  「アルム、準備はいいか?」
アルム  「うん。いつでもどうぞ」
アイク  「よし、いくぞ。……ぬうぅんっ!」つ【ブラザーアーチY】
アルム  「行ってきまあああああぁぁぁぁぁーーーーー……………」 キランッ!
ミカヤ  「アルムーーーーーッ! 気をつけて行ってくるのよーーーーーっ!」
エリンシア「みんなー、ご飯ですよー!」
みんな  「はーい」
 この後、バレンシアの美味しい水でマルスは息を吹き返しました。

今度こそ終わり
歴代FE主人公が兄弟だったら 38章
492 :助けて!名無しさん![sage]:2011/11/01(火) 14:36:54.23 ID:eepWZFyu
投下終了。リンの姉らしさを追求したら、なぜかこうなった。


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