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助けて!名無しさん!
ママチャリの系譜 第1章
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章

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歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
170 :助けて!名無しさん![sage]:2011/08/27(土) 23:52:41.40 ID:vdJY9p+F
ママチャリの系譜、>>149-154の続きです。
今回は先に用語解説をしておきます。

ノイン  「と言う訳で、今回も用語解説を十二魔将の皆さんにお願いしておりますっ!」
エルフ  「他にもあるのですが、あまり使わない単語なので、よく使うこの2つだけにしておきました」

『サイドバイサイド』
ツェーン 「199X年にタ○トーからリリースされたアーケード用レースゲームだなっ!」
ゼクス  「違いますよ、ツェーンさん。競い合う車が互いに走行ラインを譲らないまま、横に並ぶ事です。
      このネタでは2台の自転車がほぼ並走していると思って下さいね」

『ドリフト』
フィーア 「派手でいて優雅に、そしてエレガントに走るテクニックの事ですわ。ほぉーーーっほっほっほっ!!」
アハト  「そうそう、難しいけどかっこいいよね〜、アレ。
      おっと、説明はボキに任せてよっ! 簡単に言うと、車の横滑り現象を利用して、
      滑りやすい場所での方向転換に用いられる技術ってとこだね」
ズィーベン「あー、まあこのネタじゃ○○ドリフトだの××ドリフトだのいろいろ出てくんだが、
      『何かすげえテクニック』とでも思っときゃいいぜ」

ノイン  「ありがとう、我らが同志、我らが十二魔将っ!! 何でもこなせる竜王家の使用人・十二魔将、
      一家に一台、十二魔将っ!! 本編での実況解説は、このエルフ&ノインにお任せあれっ!!」
エルフ  「それでは本編をお楽しみ下さい」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
171 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:53:41.39 ID:vdJY9p+F
19

フュンフ 「さて、必要ないかもしれないが、とりあえず前回までのあらすじといこう。
      レースは序盤、たんぽぽ小道のロングストレート。早くもアルテナは首位陥落、リーフはコノヒトデナシー、
      トラバント&アリオーンチームは自滅、ナンナはトップの座よりツッコミを優先して順位を落とし、
      棚ぼたでトップに立ったのはエルトシャンとオイフェの2人っ!!
      今回はどのようなバトルが繰り広げられるのでしょうか!? それでは、レディ・ゴーッ!!」

現在の戦況
────────────────────────────────
                     シ           オ
    フ                エス     アル   エル     進行方向→
アリ    アレ  ナ
────────────────────────────────

エスリン 「(ヒソヒソ)ディアドラさん、そろそろこの2人、レースに参加させてあげて」
ディアドラ「(ヒソヒソ)ええ、わかりましたわ」
シグルド 「おや、どうしたんだい? 2人で秘密の相談かい?」
ディアドラ「ええ、私そろそろお二人が活躍なさっている姿を見たいと思いますの。
      ですから、私達の事は気になさらずにトップを目指して下さい」
シグルド・アルヴィス「「ディアドラ…」」
エスリン 「そうそう、兄さん達実力あるんだから、こんな所でくすぶってないで、
      キュアン達と勝負してきなさい」
シグルド 「そうだな、このままでは私達を支持してくれた人達に申し訳ない」
アルヴィス「フン、足を引っ張るなよ、シグルド」
シグルド 「それはこっちのセリフだ、行くぞっ!」
セーラ  「言ってる事はまともなのに、裸エプロンとバニーボーイじゃ締まらないわね…」

ノイン  「さあ、第2グループの顔ぶれが変わった所で、トックグルーピにカメラを移しましょう」
エルフ  「噛みましたね?」
ノイン  「かみかみかみかみ神と言えばロプトウス、竜王家使用人、背番号8番、セイジ・アハト!
      十二魔将最強のインターネット中毒者です! こらアハト、応援席でネットすんな!」
アハト  「うはwwwwwおkwwwww! うぇwwうぇw! プゲラウヒョー」
エルフ  「どなたか、通訳を」
セーラ  「こいつら見てると十二魔将ってアホの集団としか思えないんだけど」
ドロシー 「これぐらい突き抜けてないと、竜王家じゃやっていけないんだと思います」
ノイン  「さて、たんぽぽ小道ロングストレート終盤、STEガンマと緑山歌劇団のトップ2台は、
      サイドバイサイド(※)で最高速争いの様相を呈しております! はっやい速い!!
      ここの区間ラップは、グランベル大学自転車部の参考タイムを既に5秒も上回るハイパーラップ!!
      まさに駿馬超特急2頭立て2両編成っ!!」
エルフ  「相当なハイペースですね。この炎天下、終盤バテないといいんですが……」
ディムナ 「オイフェ先生、このままでは前に出れません。次のコーナーで仕掛けましょう!」
オイフェ 「よし、アレをやるんだな!」
キュアン 「エルト、アレが来るぞっ!」
エルト  「いや、何が来るのかわからん」
ノイン  「何を企む、オイフェ&ディムナペア!? 如何なる魔球を隠し持っているのでありましょうかっ!?
      魔球は魔球はハリケーン○リマー!! ビ○ケンっ!!」
エルフ  「ビリ○ン関係ないですよね?」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
172 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:54:44.25 ID:vdJY9p+F
20

ノイン  「さあ、運命のたんぽぽ出口! 小道を抜けて、90度カーブが待ち受ける!
      エルトシャン選手が2WDのグリップ力を活かして、やや強引なコーナーワークでカーブに挑むっ!」
エルト  「ん?」
キュアン 「いや、あれは危険なんじゃ…」
ノイン  「続いて新緑舞踏コンチェルト、緑団号も……おおおっ!? 減速せず! オイフェ選手減速せずです!
      これは自殺行為っ! 天才軍師ともあろう者が、勇気と無謀をはき違えたかっ!」
セーラ  「あ〜あ、スピードの出し過ぎね」
ドロシー 「コースアウト…でしょうか?」

─────────────────────┐
   シ             オ─────→.    │
エス      アル          エル→ヽ、         │
                          \        │
───────────────┐\        │
                        │ ↓       │

ノイン  「私も下着をはき違えたっ! 今日もうっかり勝負下着っ! 皆さんの勝負下着はどんなのですか?」
アレス  「マントで隠しているが、天狗のお面だ」
リーフ  「イチジクの・葉」
ノイン  「ガッツ!! てか、それはアンタ達が今装備してる物だろう!
      必然的にノーブレーキのエメラルドスプラッシュ、緑団号!
      STEガンマをオーバーテイクしてコーナーに突入! クラッシュ直前!」
ディムナ 「先生っ!」
オイフェ 「うむっ!」
ノイン  「先生お願いしますっ! 先生の秘めた本気とは如何なるものか!?」
ディムナ・オイフェ「「必殺、ツイン・パワースライド!!」」

       オ  |
          \│  ズザザザザザザザザッ!!!!
.   エル     /│
─┐      /. │
  │.     /  │

ノイン  「ななななんとなんとっ!! 砂塵を巻き上げ、車体を滑らす緑団号!
      身体を思いっきりコーナー内側に倒してバランスを取る驚愕のハイパープレイっ!」
エルフ  「しかも2人乗りでこれを行ってますからね、本当に凄いです!」
ノイン  「冷静な解説のエルフさんも大興奮のミラクルスキル!!
      スライドしたままコーナーを曲がりきる超絶ドリフト(※)テクニックだぁっ!!」
セーラ  「マナと言い、この2人と言い、オッズで人気が無い連中の方が凄いんじゃないの?」
ドロシー 「こんなの見せられたら、大穴も考えられますよ」
ディムナ 「やりましたね、先生っ!」
オイフェ 「うむ、相手にプレッシャーをかけるには充分だ!」
ノイン  「バイクライダー、ディムナ選手ならではの技術! 身体を傾けてのキャンバースラストで
      絶大なコーナリングフォースを生み出しましたっ!」
エルフ  「キャンバースラストとコーナリングフォースは、簡単に言えば、
      マシンが曲がる時にタイヤに発生する力…とでも言っておきましょうか」
ノイン  「いやあ、しかしエルフさん。驚きましたねえ……ディムナ選手もさる事ながら、
      それに同調させるオイフェ選手の順応性の高さが伺われますが」
エルフ  「珍しく仰る通りですわね。ただ……」
セーラ  「何か問題でもあるの?」
エルフ  「パイロット、コパイロットの消耗は激しく、車体への負担も尋常ではありませんから、
      多用は出来ないでしょう。タイヤの痛みも心配ですね」
ノイン  「超必、奥義の連打で勝てる程に甘くはないぞ、このレース! 単なるスプリントでは勝ち得ません!
      とは言え、持ち家、現時点でのトップに立ったぞ、深緑のアトラクション、緑団号!!」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
173 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:55:49.30 ID:vdJY9p+F
21

キュアン 「くそ、やられたかっ!」
エルト  「いや、あんな技、そうそう何度も出来るわけじゃない。後でいくらでも抜くチャンスはある」
ノイン  「意外や意外、冷静です、エルトシャン選手! 凄いよエルト兄さん、流石はノディオン家の当主!
      トップが入れ替わり、勇者の泉ウォーターバンクに突入……いや、ちょっと待った!!」
マナ   「アルテナさん! 裸エプロンの人が来ます!」
アルテナ 「裸エプロンっ!?」

  シ──────────→  │
        アル             │
────────┐.         │

ノイン  「シグルド選手だっ! STEガンマの後方、サーキットのぽすたるわーくす、
      ピンクのマシンのシグルド選手の目がキラリと光る! たんぽぽカーブ手前、
      減速する前走2人のエルダーお姉様の脇をスルリと配送ッ!!」
エルフ  「いけませんね、コースオフしますよ」
ノイン  「本を売るならコースオフ! 本を買うならカレンの本屋さん。イザーク商店街入ってすぐ!
      漫画本からスキルの書まで幅広く取り揃えております。
      ただいまセール期間中につき、数量限定で秘伝の書と武術書共に2500G!
      お店の看板娘はディムナ選手、マナ選手の幼馴染みです!」
カレン  「よろしくお願いします! ディムナ〜! マナ〜! 頑張って〜!!」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

アルヴィス「おいシグルドっ! これじゃ曲がれないだろうが!!」
シグルド 「大丈夫だ! このまま行くっ!(グッ)」
ノイン  「危険が危ないセクシーの殿堂、シグルド選手! 火だるまの団地妻になってしまうのかっ!?」
アルヴィス「貴様、セクシーの殿堂だったのか?」
シグルド 「知らん、この期に及んで変な設定を追加しないでくれっ!!」

       シ┐│  ズザザザザザザザザッ!!!!
アル        ││
─┐       ││
  │       ││
  │       ↓│

ノイン  「コースオフうぅぅぅっ!? なんとっ、ドリフトっ、2輪ドリフトだ!」
セーラ  「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
ドロシー 「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
エルト  「!? シグルドか!」
ノイン  「高速スピードそのままにドリフトを決めて、コーナークリアだっ!
      そして一気に2位のSTEガンマに並んだぁ!! まさに炎のドリフト、
      ファイヤーエプロン纏組(まといぐみ)! 悪夢の機体F○!!」
シグルド 「待たせたな、エルト! 早速で悪いが勝負と行くか」
エルト  「いいだろう、シグルド。我がドライビング・テクニック、貴様に破れるか!!」
ノイン  「シグルド選手からの挑戦状! 緑山歌劇団への入場券をかけて、
      2つの魂がサイドバイサイドで叫びをあげる!! ムンクの叫びの叫んでいる人はムンク!!」
エルフ  「違います」
ノイン  「実はルーベンス! パトラッシュを叫んで呼んでいる所だ! サーキットのパトラッシュとラスカル、
      エルトシャン選手とシグルド選手がフリスビーを追うように走る!」
セーラ  「いっけぇーーーっ!」
ドロシー 「ぶっとばしちゃえーーーっ!!」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
174 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:57:02.55 ID:vdJY9p+F
22

ノイン  「ライバル同士の運命の一戦、1stステージは光と水の龍がうねって待ち受ける、
      勇者の泉サイドのウォーターバンク!! 待ち受けるのは竜宮か竜の巣かっ!?」
イドゥン 「竜宮…ですか。確か、ゴルドア近海にそういうものがあると、お爺様に聞いたことがあります」
セーラ・ドロシー「「マジでっ!?」」
ノイン  「開けてぱっくり玉手箱っ!! 全長約25m×20mの若干長方形の地獄の窯(かま)が
      蓋を開けているぞ!! 落ちたが最後、二度と上がっては来れないっ!!」
エルフ  「ちなみに、柵は取り除かれております。1人でも泉に落ちたら、業者を雇って清掃ですわ」
ノイン  「自転車だけ落ちた場合も当然、同様です。結構洒落にならない額が泉の掃除にはかかります。
      協賛はシアルフィ家です」
エルフ  「ありがとうございますわ」

トラバント「あー、もしもし、私だ。至急、例の物を頼む」
アリオーン「父上、こんな時に呑気に電話ですか?」
トラバント「秘策その1だ。アリオーン、しばらくこのまま最後尾を走っていろ」
アリオーン「…また何かするつもりですね。今度は自滅しないでしょうね?」
トラバント「安心しろ。この位置(最下位)なら巻き添えを食う事もない」
アリオーン(本当かよ…)

┌────┘   └  □=泉
│.        エ シ  
│        ↓↓
│   □□□...  ..┌
│   □□□...  ..|
│   □□□オ   │
│        ←┘  |
│              │
└───────┘

ノイン  「泉の横をぐるりと巡るウォーターフロントの旅、最初の旅客は旅の一座、
      緑山歌劇団の座長、オイフェ選手っ!!
      続いて、黒服の獅子王・エルトシャン選手と裸エプロンの主夫・シグルド選手が横並びで姿を見せる!
      後ろには竜槍の君・アルテナ選手! その後ろにはやや遅れてエスリン選手とナンナ選手!
      さらにその後ろには最後方集団3機が連なるっ!
      トップから最後尾までの差は約18秒! やや差があると言っていいでしょう!!」
エルフ  「さて、ここから先、一見ただのバンクコース(道が斜めになっているカーブ)ですが、
      見かけによらない難所ですよ。カーブが意外ときつく、バンク傾斜も見た目よりありますから」
ノイン  「傾斜バンクかソ○トバンクっ! 最終的にはクワドロホワイトまで行く!
      今まさにウォータースパイラルに車輪をかけた特攻服の2人、オイフェ&ディムナペア!!」
オイフェ 「シグルド様か、エルトシャン様か、どちらにせよ苦戦は免れないな」
ディムナ 「ええ、今はこの位置をキープする事だけを考えましょう」
ノイン  「ウォーターバンクを無難に進むオイフェマシン、緑山歌劇団号!
      その後を追って漆黒の密林大帝STEガンマと桃色の妖精スターダスト・フェアリーズが、
      水の龍王退治に向かうっ!! 本当だな?」
エルフ  「いいえ」
ノイン  「愚か者め、思い知るが良い。昨夜はお楽しみでしたね。楽しさ炸裂、不敵な笑みを浮かべ、
      両選手がウォーターバンクの最急傾斜ゾーンを行く!! 水底の悪魔が訪れた生贄に睨みをきかす!」
エルト  「甘いぞ、シグルド!」
シグルド 「ぐっ…」
ノイン  「んお!? ここでインを行くエルト機STEガンマがややリードを開け始めた!
      そして、堪えきれないか、スターダスト・フェアリーズ、シグルド選手!」
エルフ  「ドリフト時のタイヤへのダメージが抜けきっていないようですね」
ノイン  「グリップ力が戻りきれないろくでなしであります!! 星くずの妖精、敢え無く墜落か!?
      和え物・総菜はハロルド亭、ガネーシャ駅から歩いて5分。イザーク牛しぐれ煮一瓶100G!!」
ハロルド 「七三軍団、四男のハロルドだ。ガネーシャに来た際は是非寄ってくれ」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
175 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:58:08.00 ID:vdJY9p+F
23

ノイン  「ズズズッとバンクの傾斜に耐えきれないスターダスト・フェアリーズ、
      泉の底にたゆたう水龍がその顎を大きく開け、裸エプロンとバニーボーイを一飲みかぁっ!?」
セーラ  「ちょっと、落ちるんじゃないわよっ!!」
ドロシー 「踏ん張って下さい!」
シグルド 「なんのっ!!(ギュイーン!!)」
アルヴィス「うおっ!?」
ノイン  「なんのこれしきオギノ式!! 基礎体温も一気に上昇の上昇プレイ!
      グリップ力のなさをタイヤの回転数でカバーリング! シグルド選手はカバの顔!!」
シグルド 「だからカバじゃないと言ってるだろうっ! 失礼な事を言うなっ!!」
アルヴィス「何度も言っているが、こいつは馬面だ!!」
シグルド 「断じて違うっ!!」
ノイン  「あー、言われてみれば…という感じのグランベル商社の社員達をよそに、
      そのシグルド選手が操るピンクの星くずの妖精が急傾斜バンクを駆け上がる!!」

│   オ  □□□□□
│ ↑ ↑ □□□□□
│ ↑ ↑ □□□□□
│  \エル□□□□□
│   \シ     
│            
└────────

ディムナ 「敵機接近! エルトシャン様とシグルド様です!」
オイフェ 「遂に来たか…」
ノイン  「なんて事をやっている間にバンクの頂上で両選手がトップの緑山歌劇団を射程圏に収めたっ!
      インにSTEガンマ、アウトにスターダスト・フェアリーズ! 緑団号、どう迎え撃つッ!?」

エルト  「このまま一気に追い抜く!」
ピューン!! ピューン!! ピューン!!
キュアン 「待て、エルト! 上空から何か来る!」
ディムナ 「ロングアーチ!?」
アルヴィス「いかん! 避けろ、シグルドっ!!」
ノイン  「ああっと、激しいトップ争いに水を差すかのように上空から矢が飛んできたっ!
      ロングアーチの雨が先頭3チームを襲うっ! これぞトラキア17章東ルート、五月の雨っ!」
エルフ  「聖戦9章のグルティア城もシューターの雨ですわ」
トラバント「ハッハッハッ!! 戦争にはヒキョーもへったくれもない!!
      社長たる者、勝つためならどんな手段でも使ってやるぞっ!!」
アリオーン「父上がそんなんですからウチの会社、評判悪いんですよ!」
セーラ  「トラバントの奴、卑怯でしょ! あんなの反則よっ!?」
ドロシー 「そうです、幾ら何でも外部戦力に頼るのは無しでしょう!」
ノイン  「禁止されているのはあくまで持ち込みですからね。
      外部戦力による敷地外からの攻撃に関しては、何も言われてませんから…」
エルフ  「待って下さい。今、実行委員会の方で、協議が行われています」
ノイン  「……お、結論が出たようです。はい…はい…。OK!! 外部戦力の使用はありと見なされました!
      そっちのほうが面白そうだからと言う実行委員会のいい加減さに脱帽ですっ!!」
ラケシス (あら、それなら私も行かせてもらおうかしら)
セーラ  「さすが紋章町ね…」
ドロシー 「つくづく嫌になります…」
歴代FE主人公が兄弟だったら 37章
176 :ママチャリの系譜 第1章[sage]:2011/08/27(土) 23:59:09.83 ID:vdJY9p+F
24

ノイン  「レギュレーションに挑戦する男、トラバント選手! 目的を達成する為には手段を選びません!
      抜け穴攻撃に沸き立っていた観客からトラバント選手にブーイングが送られております!!」
トラバント「フッ、何とでも言え。勝てばいいのだからな、勝てばっ!」
キュアン 「全く、どうにもならん男だな…」

│          □□□□
│          □□□□
│    オΣ(゚Д゚;)スベッタ!!□
│          □□□□
│ シ→☆←エル  □□□□
│ Σ(゚Д゚)ヤバイ!! □□□□

オイフェ 「(ズルッ!!)おわっ!?」
ノイン  「おおっと、やってしまったか! 矢を避けたオイフェ選手がバランスを崩し、後輪がスリップっ!」
ディムナ 「任せてください、先生! 何とかバランスを取ります!」
オイフェ 「うむっ!」
ググッ ザザザザザッ!!
ノイン  「おおーーーーーっ!! これは凄いっ!! 特攻団員、ディムナ選手!
      絶妙なマシンコントロールっ、パワースライドで車体を立て直しますっ!!」
セーラ  「平民キャラとかバカにしてたけど、侮れないわね…」
エルフ  「信頼の成せる技ですね」
ノイン  「信頼と実績のディムナさんマークの引っ越し車っ! 15年前に引っ越してきました!!
      引っ越しのIT革命だぁ!!」
エルフ  「引っ越しの話になってますよ?」
ノイン  「辛うじて切り抜けた緑団号っ! しかし、思わぬペースダウンっ!! 
      機体をドリドリと振りながら、飛び跳ねるようにバンクを抜けたっ!!」
ドロシー 「それでも何とかトップを守り抜きましたね」
ノイン  「背後では…あああーーっ!! 矢をイン側に避けたシグルド選手と
      アウト側に避けたエルトシャン選手が接触っ! 不幸な接触事故だっ!!」
セーラ  「ちょっと、マジでっ!?」
ドロシー 「せめて落ちないで下さい!」
エルト・シグルド「「うわっ!?」」
ノイン  「そのままもつれるように、ウォーターバンクを滑っていくッ!!
      ドボンか! ドボンなのか!? ザボンなのか!? 西の果てブラギの塔で!!」
シグ・エル・アル・キュ「「「「ひいいいいいいいいいいいいっ!!!」」」」
ノイン  「ヒーホー叫びが、勇者の泉に木霊するっ!! コンゴトモヨロシク!!」
エルフ  「こちらこそよろしく」
ズルズルズルズルッ キキーッ!! ピタッ
ノイン  「おおっ、止まった止まった! ウォーターバンクを抜けきった所で、2台がチェーンストップ!!
      辛うじてドボンとドカポンは免れた!」
アルヴィス「何とか助かったな…」
エルト  「危なかった…」
シグルド 「む、無茶苦茶だな……」
キュアン 「おのれ、トラバントめ!!」


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