- 歴代FE主人公が兄弟だったら 4章
196 :アーダンはちゃんと贈ったが、いかんせん遅すぎた[sage]:2007/07/23(月) 20:11:18 ID:E6rrDRKv - ピーンポーン♪
シグルド 「チャイムが鳴ったぞ」 エイリーク 「私が見て来ます」 シグルド 「ありがとう。・・・エイリークは優しくていい子だなあ」 リーフ 「あれで胸が大きくて気が強かったら、言う事無しにイケるんだけどなあ・・・いてっ!」 シグルド 「馬鹿者! 兄弟をそんな目で見るな!」 リーフ 「そんなってどんな?」 シグルド 「もちろん性的な意味で」 アルム&セリカ 「私達の様な? イエーイ!」 シグルド 「お前達! ・・・・・はっと、いかん落ち着けシグルド、be coolだ」 リーフ 「兄さんは心優しきエイリーク姉さんから、無闇やたらに剣を振り回さないよう留意されたのだった」 シグルド 「私は真っ当な社会生活を営む堅気、サラリーマンだからな。大人なんだ、癇癪は起こさない」 エイリーク 「宅配でした」 ロイ 「お中元だー」 シグルド 「ほう、そんなシーズンか」 エイリーク 「アイク兄上宛てに二つあります」 リーフ 「よし早速開けよう!」 ロイ 「何かな〜食べ物がいいなあ」 エイリーク 「えっ、しかし兄上本人が居ませんが・・・」 シグルド 「まあお中元だから家族宛てって事でいいだろう」 リーフ 「一つ目はえーっと・・・『差出人:ボーレ』」 ロイ 「( ゚д゚)・・・・・。 ( ゚д゚ )」 エイリーク 「こっち見ないで」 リーフ 「はいはい豆腐豆腐。贈り物まで豆腐山盛りどんだけ〜。はい、ロイの望んだ食べ物だよ」 ロイ 「こんなに箱詰めにしなくても・・・」 エイリーク 「しばらく食卓に並びそうですね」 シグルド 「商標の『男前豆腐』。実在します、詳しくはwebで」 リーフ 「何言ってるんだよ。さて次いってみよう、差出人はララベルさん」 ロイ 「神様、豆腐以外でお願いします」 シグルド 「さすがに豆腐はもうないだろう」 エイリーク 「・・・・・・・・・牛肉です」 リーフ 「yeeeeeeeeeeeeh!!!!!」 ロイ 「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」 シグルド 「なんだこのアメリカンな盛り上がり。ハイタッチまでやって」 ピーンポーン♪ エイリーク 「誰か来たようなのでちょっと見て来ますね」 シグルド 「頼むよ」 リーフ 「でもさ、肉は熱烈大歓迎なんだけど・・・なんか量足らなくね?」 ロイ 「これアイク兄さん一人分だよね」 シグルド 「常人なら6人分だが」 リーフ 「兄さんを敵に回すのは得策ではないし・・・」 ロイ 「がっかり・・・」
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197 :アーダンはちゃんと贈ったが、いかんせん遅すぎた[sage]:2007/07/23(月) 20:11:51 ID:E6rrDRKv - エイリーク 「兄上、すみませんが手伝ってください」
シグルド 「・・・? どうしたんだ?」 玄関には包装された大量の箱、箱、箱 シグルド 「!? ななななんだこれは!」 エイリーク 「ミカリン名義宛てにスポンサーの皆さんからお中元のようで・・・」 シグルド 「ゴクッ、これがテレビ業界か・・・」 リーフ 「多過ぎて鼻血出た」 ロイ 「うわーすっごい! ミカヤ姉さんは単なる詐欺師・・・じゃない、占い師じゃなかったんだ!」 エイリーク 「生活用品から食料飲料まで・・・助かりますね」 シグルド 「うむ」 リーフ 「大漁♪ 大漁♪」 ロイ 「そういえばさ、シグルド兄さんにはお中元来ないの?」 シグルド 「・・・・・・!」 ロイ 「真っ当な社会生活を営んでる兄さんには来ないの?」 シグルド 「えっいや、その・・・もうすぐ来るんじゃないかな」 ロイ 「どんな品が来るか楽しみだね! 兄さんだからミカヤ姉さんより凄そう」 シグルド 「・・・・・・・」 エイリーク 「ロイ・・・・・恐ろしい子・・・!」 リーフ 「天然だから手に負えない」 シグルド 「(どうするシグルド! 係長だから大した物は期待できない。しかしそれでは兄の沽券に関わる。 純朴なロイの兄を見る目も変わるだろう。非常に悩ましいぞ・・・ていうかそもそも私にお中元は来るのか? やばい! ドキがムネムネしてきた!)」 ロイ 「あっまた宅配便」 シグルド 「(キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━!!!)」 エイリーク 「きっと兄上のですね」 シグルド 「言っただろう? ちゃんと届くって」 フュリー 「ペガサス宅急便です。サインお願いします」 エイリーク 「はい、お疲れ様です」 リーフ 「お姉さん美人ですね。清楚な感じでとても素敵です。せっかくですから家に上がってお茶でも飲みません?」 フュリー 「遠慮します・・・」 ロイ 「兄さん自重してくれ」 シグルド 「誰からだ!?」 エイリーク 「・・・・・・エリンシア姉上宛てにデルブレーさんからです」 シグルド 「('A`)」 ロイ 「兄さん本当に来るの? もしかして人望無いの?」 シグルド 「orz」 エイリーク 「もうやめて! 兄上の自尊心はもう木っ端微塵よ!」 アルム 「うわっどうしたのこの荷物・・・ってあれ、なんか兄さんがマジでへこんでる」 セリカ 「兄さんなんかどうでもいいじゃん」 アルム 「それもそうだね」
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198 :アーダンはちゃんと贈ったが、いかんせん遅すぎた[sage]:2007/07/23(月) 20:13:30 ID:E6rrDRKv - リーフ 「おーい二人がいちゃいちゃしてるよー」
ロイ 「兄さん動かない・・・」 アルム 「セリカは可愛いな、私の宝物だ」 セリカ 「そんな事言われたら困るわ(〃∇〃)」 ロイ 「何この恥かしいセリフ」 アルム 「ほら、もう顔が赤くなってる。ははっ可愛い奴だ」 セリカ 「もう、からかわないでよ」 エイリーク 「以前男性同士の会話でこんなやりとりを聞きました」 セリカ 「今日は兄さんが反応しないからって大胆ね」 アルム 「兄さんが反応したらしたでこう言うさ。『大好きなセリカを僕にください』って」 リーフ 「ちょwwwそれ僕のセリフwwwwパクるなwwwww」 シグルド 「い、いい加減にしろお前達!」 セリカ 「お中元一つも貰えなかったお兄さんどうかしたんですかあ?」 シグルド 「(´;ω;`)ブワッ」 エイリーク 「あっ、兄上・・・」 シグルド 「・・・今から知り合いに催促してくる」 リーフ 「そこまで必死にならなくても」 ロイ 「僕悪い事言っちゃったのかな・・・」 電話中 シグルド 「おいキュアン今何してる?」 キュアン 『え? なんだいきなり、まぁ嫁といちゃいちゃしてるよ^^』 エスリン 『やだぁ、あなたったら何言ってるの』 馬鹿夫婦 『キャッキャッ』 シグルド 「くそっ話にならん! ・・・ぬわっ、何だ血の海じゃないか。リーフの奴盗み聞きしたのか」 リーフ 「いちゃいちゃしてぇー・・・・・」 リーフ 「デルブレーさんからの贈り物の写真集やべー超やべー。ロイも見ろよこれ、どう思う?」 ロイ 「凄く・・・・・ビラクです・・・」 リーフ 「姉さんも!」 エイリーク 「私そういうのは趣味じゃ・・・」 リーフ 「ほらっもっと、アナが開くまで見つめて!」 エイリーク 「いやっやめて!(///)」 ロイ 「兄さん変態すぎワロタ」 リーフ 「超兄貴な写真集、エリンシア姉さん涙目で歓喜するね」
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