トップページ > 家ゲーSRPG > 2007年05月05日 > AxGIU3D5

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助けて!名無しさん!
晩御飯の人
このロリコンどもめ! ―前編―
     ノーズ将軍     
歴代FE主人公が兄弟だったら

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     ノーズ将軍     
88 :助けて!名無しさん![sage]:2007/05/05(土) 21:08:37 ID:AxGIU3D5
過疎ってる……
落ち着け、落ち着くのだ私!
まだスレは落ちてはいない……つまり勝機は今!
ええい! 我がageでなんとかなれ!
歴代FE主人公が兄弟だったら
454 :晩御飯の人[sage]:2007/05/05(土) 22:06:54 ID:AxGIU3D5
やっぱりエリウッドには胃薬がよく似合う……

>>445
自分も>>452氏同様、「ここはナーシェン辺りの方がいいのでは」と思いましたね。
それ以外は全く引っかかりがなく面白いネタでした。

>>451
竜さんたちが大抵一作品ごとに少数(テリウス除く)で寂しそうだったのと、
妹or孫にいぢめられるメディウスとユリウスが見たかったので、歴代竜族を一家族に。
今回もそれ関連のネタッス。
歴代FE主人公が兄弟だったら
455 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:09:29 ID:AxGIU3D5

 それは、ある晴れた日曜日の朝のこと。
 事件は、主人公兄弟一家の同町内、マムクートが集まる竜王家から始まったのでした。

メディウス 「婆さんや、飯はまだかい」
イドゥン  「……朝ごはんならさっき食べたばかりです。それに、お婆様はとっくにお亡くなりですわ」
メディウス 「そうじゃったかのぅ」
ミルラ   「……」
イドゥン  「!!」
ニルス   「うわぁ、どうしたのミルラ、そんなに泣いて」
ミルラ   「エフラムが、エフラムが……」
ユリア   「エフラムさんが、どうなさったんですか?」
ミルラ   「ひぐっ、えぐっ」
ファ    「泣かないでミルラお姉ちゃん……うう、うわぁーん!」
チキ    「うわぁーん!」
ユリウス  「だーっ、もらい泣きするなお前ら、鬱陶しい!」
イドゥン  「……一体どうしたの、ミルラ?」
ミルラ   「エフラムが……」
ユリア   「エフラムさんが?」
ミルラ   「お前なんか邪魔だって……」
イドゥン  「!! ……詳しく教えなさい、ミルラ」
ミルラ   「は、はい……」
ニルス   (うわっ……イドゥン姉さん怒り狂ってる……)
ユリウス  (血の嵐が吹き荒れるぞこれは……)
ミルラ   「……わたし、今日もエフラムと一緒にジョギングしようと思って公園で待っていたのです」
ニルス   「そう言えば最近はミルラも付き合ってるんだったっけ」
ミルラ   「はい……それで、『わたしも一緒に走っていいですか』と聞いたら、最初はいつものように『あ
       あ、いいぞ』って笑って承諾してくれたのですが、途中で……」
ニルス   「途中で?」
ミルラ   「途中で……ううぅぅぅぅ……」
ファ    「うわーん、うわーん」
チキ    「ふぎゃーっ!」
ユリウス  「泣くなっつーに! そしてついでにブレス吐くなっつーに! とばっちりで僕と爺さんのHPが
       減ってるっつーに!」
メディウス 「うう、死んだ婆さんが川の向こうで手招きしとる……」
ユリア   「ユリウス兄様、そんな風に怒鳴ってはミルラも何も言えなくなってしまいますよ」
ユリウス  「う……すまん」
ユリア   「(ミルラの頭を撫でながら) それで、エフラムさんは途中で何と仰ったのですか」
ミルラ   「ぐすっ……走ってる途中で、きゅ、急に冷たい顔でこっちを見て、『俺は一人でトレーニングし
       たいんだ。ガキは邪魔だ、帰れ』って」
イドゥン  「……」
ニルス   「ああ、イドゥン、どこに行くの?」
イドゥン  「……ちょっと、エフラムさんのお宅まで行ってくるわ……」
ユリア   「イドゥン姉様、待っ……ああ、飛んで行ってしまわれました」
ユリウス  「飛竜石使ったな……かなり怒ってるぞあれは」
ユリア   「心配です……」
ユリウス  「ああ、そうだな」
ニルス   「そんなユリウスの本音は?」
ユリウス  「ユリアさえ無事ならぶっちゃけどうでもいいかなって」
ユリア   「お兄様……」
ユリウス  「はっ! い、いや、落ち着けユリア! 僕はお前の身を案じただけで……ちょ、ナーガの魔導書
       は止め……ギャーッ!」
ユリア   「……ニルス、わたしたちも参りましょう。セリス様……いえ、エフラムさんのお宅が心配です」
ニルス   「はーい。じゃ、皆も呼んでくるね」
歴代FE主人公が兄弟だったら
456 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:11:04 ID:AxGIU3D5

 〜主人公家、食堂〜

エリウッド 「うーん、気持ちのいい朝だなあ。おはよう皆」
シグルド  「おお、おはようエリウッド。今日は調子が良さそうだな」
エリウッド 「そうだね、昨日は珍しく何の問題も起きなかったから……いやあ、胃に痛みがないってのは実に
       快適だね」
リン    (それって要するにいつも胃を痛めているってことよね)
エイリーク (エリウッド兄上はいつも気遣いが細やかですし)
エリウッド 「今日は日曜だし、皆のことだからきっと出かけているんだろうね」
エリンシア 「そうでもないみたいですよ」
リン    「そうね。マルスにロイ、リーフとセリスはミカヤ姉さんと一緒にアニメ見てるし」
シグルド  「ヘクトルはまだ寝ていて、アイクは庭で素振り、エフラムは先程ジョギングから帰ってきたところ、か」
エリンシア 「セリカちゃんとアルムちゃんは台所で朝食の準備を手伝ってくれていますし」
シグルド  「ははははは、兄妹仲がいいというのは実にいいことだなあ」
リン    (うわ、シグルド兄さんこめかみに青筋が立ってる)
エイリーク (前回あんなこと(>>428-431)があったから、必死に自分を抑えておられるんですね)
エリウッド 「そっか、じゃあ今日は珍しく一家全員勢ぞろいなんだね」
シグルド  「そのようだな。折角だから、晩御飯は皆で焼肉でも食べに行くか」
ヘクトル  「焼肉と聞いては黙ってらんねえな!」
リン    「うわ、いつの間に起き出してきたのよヘクトル」
ヘクトル  「細かいことは気にすんな。それより焼肉だ焼肉。今日こそアイクの兄貴に勝って、エフラムとも
       雌雄を決してやるぜ……って、エフラムの野郎はどこに行ったんだ?」
エリンシア 「先程戻ってきてから、ずっと部屋に篭っているようですけど……ちょうど朝ごはんが出来そうだ
       から、呼んできていただけないかしら、ヘクトルちゃん」
ヘクトル  「へいへい」

 〜居間〜

ミカリン  「行くわよユンヌ。ベアードモンスターに必殺魔法グリーン・ウインドを!」
ユンヌ   「駄目よミカリン、グリーン・ウインドは威力が低くてカキーンとNO DAMAGEだわ!」
ミカリン  「また? なんかこの魔法役に立ってなくない?」
ユンヌ   「雑魚を蹴散らすのには一番じゃない」
ミカリン  「でも肝心のベアードモンスターに効かないんじゃねえ。なんだか涙目になりそう」
ユンヌ   「泣いちゃ駄目よミカリン! くじけずに立ち向かうのよ」

ミカヤ   「涙目になりそうなのはこっちだわ……」
リーフ   「うーん、まさか魔女っ子? ミカリン第二期が始まるなんてなあ」
ロイ    「出回ったDVDが何故か評判になって、ファンの人たちが続きを作ってくれって熱烈な署名活動
       を行ったんだって」
セリス   「凄いなあ、ミカヤ姉さんは人気者なんだねえ」
マルス   「マニア受けするんだろうぶげぇ!」
ミカヤ   「……姉さんが怒らないと思ったら大間違いよマルス」
マルス   「クソッ、リン姉さんの影響か最近皆遠慮がなくなってきたな……」
リーフ   「それはそうと、第一期とは設定がずいぶん違うみたいだねこれ」
歴代FE主人公が兄弟だったら
457 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:12:07 ID:AxGIU3D5
ミカヤ?  「その通りよ!」
リーフ   「うわっ、急に出てこないでよユンヌさん」
ユンヌ   「ふふんっ、ようやく始まったのね魔女っ子? ミカリン第二期! いろいろと手回しした甲斐があったわ」
マルス   「相変わらず暇な女神様だね……」
ユンヌ   「とんでもない。これはアスタテューヌ教の布教活動も兼ねてるのよ」
リーフ   「え、これが?」
ロイ    「よく分かりませんけど……」
ユンヌ   「それは後で説明してあげる。そんなことより今は魔女っ子? ミカリンの解説ね」
セリス   「ミカリンにお友達が出来たんだよね」
ユンヌ   「そう。魔法の人妻マジカルエスリーナと魔法のロリッ子サナサナと」
リーフ   「ロリっ子とか言っちゃ駄目でしょいろいろと!」
ロイ    「って言うか、魔法の人妻って……」
ユンヌ   「後継者が見つからないから未だに引退できないのよ。ちなみに今年で(ダキュンダキュン!)才になるわ」
ロイ    「なんて残酷な……」
リーフ   「その歳であのピンクにフリフリのコスチュームはきついよね……」
ユンヌ   「視聴者には内緒だけど実は子持ちなのよ」
リーフ   「なんでそんな嫌な設定ばっかりくっつけるのさ!」
セリス   「え、そんなに嫌かな……だって、ミカヤ姉さんがいつも言ってるじゃない。女の人はきらきらし
       た心さえ持っていれば永遠に少女なのよって」
マルス   「その発言の是非はともかく、ミカヤ姉さんの心がきらきらしているとはとてもぎゃあ!」
ユンヌ   「あ、ごめん、今のパンチはミカヤの意思ね」
マルス   「へっ、いいパンチだぜ……」
ロイ    「そんなことやってる間にミカリンが敵の……ベアードモンスター? を、倒したみたいだね」
リーフ   「黒いアークオープスみたいな外見だなあ」

一つ目怪物 「うぬう、またしても邪魔しおったな魔女っ子? ミカリンめ!」
ミカリン  「魔女っ子ミカリンがいる限り、この世に悪は栄えないわ!
エスリーナ 「さあ、さっさと退散しなさいベアードモンスター! でないとこのコスチュームから着替えられ
       ないでしょ!」
サナサナ  「もう二度と来るでないぞベアードモンスターめが!」
一般人A  「そうだそうだーっ!」
一般人B  「ありがとうサナサナーッ!!」
一般人C  「萌えーっ! ロリッ子萌えーっ!」
サナサナ  「うう、相変わらずこの視線は苦手じゃ……」
一つ目怪物 「おのれーっ、覚えておれよ。必ずや全世界の性犯罪者どもを撲滅してくれるわ、このロリコンどもめ!」
一つ目少女 「このロリコンどもめーっ!」

リーフ   「どういう捨て台詞なのこれ!?」
ユンヌ   「あれはベアードモンスターって言って、世界中からロリコンを撲滅しようとしてる悪の怪物なのよ」
マルス   「ロリコンを撲滅……いい人なんじゃないのそれって」
ユンヌ   「とんでもない。『ロリコンどもを撲滅するためにはどうするか。ロリコンどもを倒してもまた第
       二第三のロリコンどもが現れる。故に、ロリコンどもを撲滅するためには、奴等の愛でる対象で
       あるロリっ子を全滅させればよろしい』というとんでもない思考の持ち主なのよ」
リーフ   「極端すぎるよ!」
マルス   「変な敵だなあ」
ロイ    「製作者インタビューによると、『遺伝子的に反社会的な嗜好を持たざるを得ない人々に、果たし
       てこの社会で生きる資格があるのかどうかを追及するのがテーマだ』ってことらしいけど」
セリス   「凄いなあ、深いテーマなんだね」
リーフ   「いやすっごい無理矢理な理屈に聞こえるんだけど」
マルス   「ひょっとして、今のインタビューの内容も」
ユンヌ   「ええ、そう喋るように指示しておいたの」
リーフ   「どこまで手を伸ばしてるんですかあなたは……」
マルス   「ユンヌさん、ぜひその洗脳術を伝授していただきたいんですが……」
ユンヌ   「駄目よ、これは混沌の女神ユンヌのみが操れる魔法なんだから」
マルス   「ちぇっ、案外ケチくさいなあ」
ユンヌ   「マルスちゃんも人のこと言えないでしょ。それじゃ皆、また来週も見てねー」
ミカヤ   「……ふう。ユンヌったら本当に急に来るんだから」
リーフ   「お帰りミカヤ姉さん。いつも大変だね」
ミカヤ   「ふふ、本当は言うほどでもないんだけどね。さ、朝ごはん食べちゃいましょう」
歴代FE主人公が兄弟だったら
458 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:13:50 ID:AxGIU3D5

シグルド  「ふむ。姉上がモデルのテレビ漫画ですか」
リーフ   「シグルド兄さん、今時テレビ漫画は……」
ミカヤ   「ご飯の前にその話題は止めてほしいんだけど」
リン    「ユンヌさんの悪戯心にも困ったもんね」
ロイ    「いや、今回のことは悪戯って訳でもないみたいだよ」
リーフ   「そう言えば、布教活動とか言ってたっけ。どういうことか聞きそびれちゃったけど」
エイリーク 「アニメで布教活動、ですか? つまり、宗教的な内容のアニメなのですね」
リーフ   「……そんな風には見えなかったけどなあ」
ロイ    「ロリコンどもめ、とか言ってたしね」
リン    「何それ……ああ、ロリコンと言えばエフラム兄さんはまだ二階から降りてこないの?」
マルス   「その連想はひどいんじゃないですかリン姉さん」
リン    「しまった、つい……」
マルス   「普段人に『変な言いがかりはよしなさい』とか言ってるリン姉さんが、単に子供に好かれるだけ
       のエフラム兄さんをロリコン呼ばわり……あーあ、ひどいなあ。こういうの二枚舌って言うんだ
       よねリーフ」
リーフ   「なんでそこで僕に話を振るのさ」
ヘクトル  「エフラムならもう少しで来るってよ。なあ、先に食っちゃ駄目か? 腹減ってぶっ倒れそうだぜ」
リン    「駄目よ。せめて朝ご飯だけは皆揃って、って言うのが我が家の決まりでしょ。アイク兄さんだっ
       てまだ素振りしてるし」
アイク   「(ガラッと庭先のドアを開けながら)すまん、遅くなった」
エリンシア 「大丈夫ですよ……? なんだか、外から羽音のようなものが聞こえますけど」
アイク   「別に、大したことじゃない」
エリウッド 「小鳥でも飛んでるのかな? ははっ、今日は気持ちのいい朝だからね」
リーフ   (うわっ、エリウッド兄さんが歯を光らせて爽やかに笑っている)
ロイ    (久々の王子様モードだね。竜王さん家のニニアンさんもこれでメロメロになったって評判の)
エリウッド 「どれ、小鳥達に餌でもあげようかな(ガラッ)」

 アンギャー! バッサバッサ、ゴオォォォォォーーーー!

エリウッド 「……」
アイク   「ちょっと、飛竜の群が我が家の上空を不気味に旋回しているだけだ」
リーフ   「大問題じゃないですかァーッ!」

カイン   「おお見ろアベル、ちょっと大きいだけで何の変哲もない民家の上を、大量の飛竜が飛び交っているぞ!」
アベル   「むうっ、あれはもしや戦闘竜!」
カイン   「知っているのかアベル!?」
アベル   「うむ。聞いたことがある。我が紋章町最大の名家『竜王家』の娘、イドゥン嬢が操る竜軍団の話
       を。イドゥン嬢の影から出でて影へと消える、意思なく命もなき擬似マムクート軍団! 個体の
       戦闘力こそ本物のマムクートに劣るものの、神竜地竜暗黒竜を除いた全種の竜により構成される
       その戦闘力は、小国の軍隊ならば軽く滅ぼせるほどのものだという……」
カイン   「戦闘竜……なんとも恐ろしい存在のようだな。しかし、それが何故こんなところに?」
アベル   「分からん。だが何にせよ恐ろしい事態になることは間違いなかろう……」

歴代FE主人公が兄弟だったら
459 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:15:02 ID:AxGIU3D5

エリウッド 「ふ、ふふ、フフフフフ……」
ロイ    「うわぁ、あまりの事態にエリウッド兄さんが真っ白になっちゃった!」
リーフ   「この人でな……じゃなくって、しっかりしてよエリウッド兄さん!」
エリウッド 「ふふふ、そうだよね、何の事件もない穏やかな休日なんて、この一家に限ってあり得るはずな 
       かったんだ……ああ、懐かしい胃の痛みが戻ってきたよ……」
ロイ    「エリウッド兄さん、気を確かに!」
リン    「それより、今はあの飛竜を何とかしないと……っていうか、アイク兄さん!」
アイク   「なんだ?」
リン    「あんなのが飛んでるんだったらもっと早く教えてよ!」
アイク   「別に、大したことじゃないと思うけどな」
リン    「アイク兄さんはいつもそうやって!」

 ボオォォォォォッ!

ヘクトル  「うおっ、あの飛竜ども、こっちに向かってブレス吐いてきやがった!」
エイリーク 「どうやら、こちらに並々ならぬ敵意を持っているようですね……」
エリンシア 「あらあら困りましたわね、折角朝ごはんが出来たところでしたのに」
リーフ   「いや、そういう問題じゃないと思うけど」
セリカ   「アルム見て、恐ろしい竜の群……それに、凄く怒ってるみたい」
アルム   「大丈夫、セリカのことは僕が守ってみせるよ」
セリカ   「ううん、わたしだって戦えるわ。お願いアルム、あなたの背中、わたしに預けて」
アルム   「セリカ……」
セリカ   「アルム……」
シグルド  「……どうやら竜の前に片付けなければならないものがあるようだな……」
ロイ    「そんなことしてる場合じゃないよシグルド兄さん!」
セリス   「とにかく、今は身を守らないと。ヘクトル兄さん、物置から皆の武器を」
ヘクトル  「おう、任しとけ!」
セリス   「ミカヤ姉さんはリワープで、エリンシア姉さんは天馬で近所の人たちに危険を報せてあげて」
ミカヤ   「分かったわ」
エリンシア 「皆様、お気をつけて」
セリス   「僕はエフラム兄さんを呼んでくるよ」
ロイ    「相変わらず、こういうときのセリス兄さんの指揮は完璧だね」
エイリーク 「ええ、さすが☆三つですね」
リーフ   「……どうせ僕は軍師抜きだと☆が一つもない男ですよ……」
ロイ    「落ち込んでる場合じゃないよリーフ兄さん!」
アイク   「……皆、何をそんなに騒いでるんだ?」
リン    「あのねアイク兄さん、いい加減この状況を」
アイク   「飛竜なんて」

 と、ラグネルを振って上空に衝撃波を飛ばすアイク。
 首を落とされた飛竜の死体が落ちてきて……

リーフ   「うぎゃあああああ!(ぷちっ)」
ロイ    「うわぁ、リーフ兄さんが倒壊した壁ごと潰されちゃった!」
リーフ   「この人でなしーっ!」
歴代FE主人公が兄弟だったら
460 :このロリコンどもめ! ―前編―[sage]:2007/05/05(土) 22:16:17 ID:AxGIU3D5

アイク   「こうやって、叩き落とせばいいだけだろう」
マルス   「そんなこと出来るのはアイク兄さんだけだってば」
アイク   「心配するな。普通の飛竜よりはずっと弱いぞこいつら。落ち着いて対処すれば大丈夫だ」
マルス   「(双眼鏡を覗き込みながら)んー、でも、飛竜だけじゃないみたいだよ。あっちからは火竜と魔
       竜と氷竜が群をなして……全部ウチに向かってくるみたいだね」
ロイ    「うわ、本当だ。どうしよう」
アイク   「決まっている。全部片付けるぞ」
エイリーク 「そうですね。こんなことで死者を出す訳には参りません」
アイク   「……さっきから飛竜が衝撃波で何匹か叩き落されているのを見ると、向かいの漆黒の騎士も協力
       してくれているらしいからな。何とかなるだろう」
リン    「はぁ……折角の休日だっていうのに、結局何かしら問題が起きるのね」
エリウッド 「ははは……諦めようよリン。きっとこれが僕らの運命なんだ……はぁ」
ロイ    (また後で兄さんに胃薬を買ってきてあげなくちゃな……)
ヘクトル  「おら皆、武器取ってきたぜ!」
エイリーク 「はい(ジークリンデ装備)」
エリウッド 「ありがとう(デュランダル装備)」
リン    「仕方ないわね(ソール・カティ装備)」
ロイ    「事情はよく分からないけど(封印の剣装備)」
マルス   「こんなところで死ぬっていうのも馬鹿らしいしね(紋章ファルシオン装備)」
セリカ   「頑張りましょうね、アルム(ライナロック装備)」
アルム   「そうだね、必ず生き残ろう(外伝ファルシオン装備)」
ヘクトル  「残らず叩き落してやるぜ!(アルマーズ装備)」
リーフ   「……(ドラゴンキラー装備)」
ヘクトル  「よっし、そんじゃ」
リーフ   「ヘクトル兄さん……なんで僕だけドラゴンキラーなの? ブラギの剣は?」
ヘクトル  「あ? だってお前、特効がある分ドラゴンキラーの方が有利だろうが」
リーフ   「……そうだよね。いや、いいんだ別に。僕なんか量産武器がお似合いなのさ……ブラギの剣だっ
       て別に僕専用じゃないし」
リン    「へこんでる場合じゃないでしょ! 気合入れなさい、気合」
シグルド  「では皆、命を落とすなよ! 必ず全員揃ってこの食卓に戻ってくるんだ!」
全員    「おーっ!」


歴代FE主人公が兄弟だったら
461 :晩御飯の人[sage]:2007/05/05(土) 22:17:55 ID:AxGIU3D5

劇場版FE主人公兄弟物語―このロリコンどもめ!―

なんかそんなノリで。長いために前後編に分割です。続きは近日中に。


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