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名無したんはエロカワイイ
【CHAOS;CHILD】尾上世莉架はおっけいカワイイ [無断転載禁止]©2ch.net

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【CHAOS;CHILD】尾上世莉架はおっけいカワイイ [無断転載禁止]©2ch.net
928 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 08:59:46.53 ID:RagoK3TO0
翌日の朝。
青葉寮に結人を迎えに行った。

結人「今日は拓留兄ちゃんも一緒にくるんだね!」

拓留「いや。少し久野里さんに聞きたいことがあってだな。それを聞いたら帰るよ」

結人「そっか。残念。」

拓留「そんな顔をするなよ。また今度どこかにみんなで出かけような。」

結人「うん!絶対だよ?」

拓留「ああ。」



〜AM 10:45〜
久野里澪のアパート

結人と共に久野里さんの部屋を訪れるとあからさまに渋い顔をされた。
しかし結人がいる為か追い返されずになんとか上げてもらう事に成功した。

・・・

久野里「自我の意識的整合性を保ったまま意図的に特定の記憶のみを消去することは不可能だ。」

久野里「かなりの確率でその記憶に関連した別の記憶にも影響を及ぼす事になる。」

久野里「運が良くても脳の部位になんらかの障害をもたらすだろう。最悪の場合は自我自体の崩壊をも招く。」

拓留「つまり、もう手は無いと?」

久野里「…‥1つ、思い当たる節がある。」

拓留「それは、なんです?」

久野里「思考誘導だ。」
久野里「まだ研究段階だが、思考の方向性をほんの少しだけお意図した方向へと歪ませることが可能となる。」

拓留「危険はないんですか?」
拓留「なにか後遺症が残ったりとか・・・」

久野里「むろん、科学に100%など存在しない。」
久野里「だがこの装置は既に臨床試験も済んでいる。それに思考誘導と言ってもあくまでも科学的根拠に基づいた催眠療法に近いものだ。」
久野里「差し当たっての人体に於ける危険性は低いだろう。」

拓留「でも催眠というと途中で効果が切れたりは?」

久野里「そうだな。最初のうちはかなり精神的に不安定な状態が続く。だが、しばらくすれば思考誘導によって植え付けられた新しい記憶が定着し次第に元の記憶も薄れていくだろう。」

拓留「つまり、大丈夫だということですね。」

久野里「ああ。ただし処置が完了した時点から…‥そうだなまずは1週間だ。誘導前の記憶に関連したものから徹底的に遠ざけて安静にする必要があるがな。」

拓留「わかりました。お願いできますか?」

久野里「ふん。私には宮代のお願いとやらを聞く義理など…‥。」

結人「先生?」
結人「拓留兄ちゃん、困ってるみたいだし。助けてあげて?」

久野里「くっ。宮代!今回だけだからな!特別に先方へ便宜を図ってやる。ただし次は無いと思え!」

拓留「ありがとうございます久野里さん。(やはり結人をここに連れてきたのは正解だったようだ。今度なにか美味いものを結人に奢ってやろう。)」
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929 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 09:21:10.50 ID:RagoK3TO0
久野里さんは何処かへ電話を掛け始めた。

久野里「私だ。…‥ああ。そうだ。……その話は後にしろ。あの装置の準備は出来ているか?……思考誘導装置だ。……いや、それでも問題ない。……頼む。……チッ、埋め合わせか?わかった今度な。…ああ、わかった。昼過ぎだな…恩に着る…切るぞ。」

久野里「アポイントはとった。AH総合病院だ。昼過ぎまでに準備を整えておいてくれるそうだ。」

拓留「何から何まですみません。ありがとうございます。」

久野里「ふん。わかったらさっさと出ていけ。

久野里「そうだ、結人。宿題はちゃんとやってきたか?」

結人「うん!先生!」

久野里「なにかわからない所とかはあったか?」

結人「えーっとね…」

拓留「…‥結人、勉強頑張れよ」ボソッ

久野里「ああ。もう来るなよ」

結人「ちょっと先生!そんなこと言っちゃだめだよ…。」

久野里「いや、しかしコイツが」

結人「ちゃんと拓留兄ちゃんにごめんなさいしよう?」

久野里「いや、だが」

結人「先生?」

久野里「チッ、悪かった。言い過ぎた。」

結人「うん。拓留兄ちゃん?先生も悪気はないと思うから許してあげて?」

拓留「いやいいんだ。結人。僕のほうが勝手に押しかけただけなんだから。」

拓留「(泉理の影響か…。だいぶ結人もしっかりしてきたな)」
拓留「(青葉寮に戻ったらまたガミガミ言われそうだ。そこに結人も加わるとなると…末恐ろしい・・・。)」

拓留「それじゃあ久野里さん。結人をお願いします」

久野里「ああ。」

拓留「おじゃましました」ギィバタン
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930 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 09:34:00.61 ID:RagoK3TO0
〜AM 11:38〜
トレーラーハウス


拓留「尾上?起きてるか?」ガチャ

世莉架「……」スースー

拓留「…‥。(良かった。まだ眠っているようだ。)」

拓留「世莉架…‥ごめんな。」

まったく、何が情強だリア充だ

聞いて呆れる

ちょっとからかっただけだ?
そんな言い訳が通用すると本気で思っていたのか?

幼馴染ひとりに全てを押し付けて自分はなにもしようとしていないではないか。

挙句の果てに世莉架をこんな風にさせてしまうなんて。


いやここまでだ。
どうせここで立ち止まって考え込んでいたって状況は好転しない。


拓留「・・・どうやって連れて行くか。」
拓留「救急車を(…‥呼ぶ訳にはいかないよな。)」
急患でもないしおそらく拒否されるだろう。

そうなると世莉架を連れてAH東京総合病院までのあの距離を移動するには…。

拓留「タクシーしかない、か。」

先に電話して送迎を頼んだあとに世莉架をおぶって大通りまで出よう。
電話は苦手だがこの際仕方ない。

拓留「あ、えっと…もしもし?送迎を、お願いします。」
拓留「…はい。えっと…宮下公園前へ。は、はい…!そうです・・・」
拓留「おっ、お願いしま、す!」

良かった。
なんとか噛まずに言えた。

よし、スマホと財布は持ったな。
世莉架の保険証は無いが久野里さんのアポがあればなんとかなるだろう。

拓留「…。」トスッ

世莉架「…‥。」スースー

拓留「よし。行くか」ガチャ


背中におぶった世莉架は思っていたよりも小さく。
そして軽かった。
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931 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 10:19:46.29 ID:RagoK3TO0
宮下公園前大通り


拓留「(世莉架、もう少しの辛抱だからな)」

世莉架「‥‥。」スー
世莉架「う、ぅ…タ、ク・・・」

拓留「…‥起きたのか?」

世莉架「………」スースー

拓留「(なんだ。寝言か・・・)」

世莉架「…わた、しは、ね」

拓留「…‥」

世莉架「タクが……‥のぞんだら」

拓留「………」

世莉架「なんでも…できる、よ・・・」

拓留「せり、か」

たとえ世界中の人間全員が宮代拓留の敵になったとしても。
私達だけはずーっと最後の最後までタクと一緒にいるからね。

世莉架「だから・・・ね……」


・・・くそっ。僕はなんて馬鹿なんだ。


……タクシーが来たみたいだ。


世莉架。

もう少しで病院に着くからな。
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932 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 21:59:32.86 ID:RagoK3TO0
〜数週間後〜

AM 12:31
トレーラーハウス


世莉架「タークーぅ?遊びに来たよー!あーけーて?」トントン

拓留「ああ、よく来たな。」ガチャン
拓留「あがってくれ」

世莉架「おっじゃまっしまーす♪」

結論から言ってしまえば白の尾上世莉架への思考誘導は無事に成功した。
あの本にあったようないかがわしい内容から彼女の思考は逸らされた。


拓留「ほらマウンテンビューだ。(しかしその結果…)」スッ

世莉架「ありがと、タク♪」チリン

拓留「こぼすなよ?」

尾上は常に猫耳とチョーカーを身に着けるようになった。

世莉架「おっけぃ。」

拓留「(さすがに猫尻尾や裸エプロンだけは説得して辞めさせたが。)」

それでも二人だけの時はいつも猫尻尾と猫耳とチョーカーのフル装備。


世莉架「ねぇ?タク…‥?」チラッ

拓留「何度言ってもダメだ。裸エプロンだけは諦めてくれ。」
拓留「僕はそれを望んでない。」

世莉架「む〜。わかったよー…‥。」シュン

拓留「・・・仕方ない。服の上からエプロンを着るなら良し。」

世莉架「いいの!? やったー! さっすがータク!」


尾上が身に着けている猫セットは最初有村に用意してもらったものだったが、一度雨に降られた際にボロボロになってしまった。
その時に尾上がとても悲しそうな表情をしていたものだから、慌てて秋葉原へと趣き今度は雨に濡れても問題が無い様に丈夫なモール製のものを購入した。
尾上に渡すとそれを甚く気に入り、毎日欠かさず猫耳と鈴付きチョーカーを身に着けている。

拓留「(猫耳セットをレジに持っていくと店員からの視点がとても痛かった。)」
買った後になって通販にすればよかったと気が付いたが既に後の祭りだ。



世莉架「う?タク?どーしたの?」チリン

拓留「ああ。いや。(しかし、猫耳を付けた頭をみると不意に撫でたくなるのはどうしてだろうな。)」ナデナデ

世莉架「っ?///」

拓留「?(おっと。尾上が俯いて耳まで真っ赤にしている。)」

拓留「悪い。嫌だったか?」

世莉架「ううん。タクならいいよ。もっと撫でても…‥。」

拓留「そうか」ナデナデ

世莉架「えへへ…////」チリン


青葉寮や新聞部員の面々も最初は戸惑っていたが、泉理の「でも。可愛いからいいんじゃない?」という言葉に納得したようだ。
ここはそんな簡単に受け入れてしまっていいのか、とツッコミを入れるところだろうか。
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933 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 22:08:18.56 ID:RagoK3TO0
>>932
訂正
AM 12:31 → PM 12:31
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934 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 22:36:10.63 ID:RagoK3TO0
世莉架が猫耳を身に着けるようになった後に、一度久野里さんのもとを訪れたが、施術自体には問題が無く経過も良好だと言っていた。
おそらくだが。尾上のあの本への執着は、思考誘導によって猫セットへの執着へとすげ替えられたということなのだろう。


拓留「さて。少し外に出て新聞のネタ集めに行くか。」

世莉架「おっけぃ。」

拓留「忘れ物はないか?」

世莉架「う?……おっけい。」

拓留「よし。行こうか。」ガチャ

世莉架「れっつごー♪」チリン
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935 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 22:40:01.22 ID:RagoK3TO0
13:02 PM
宮下公園前大通り

世莉架「タクー?」チリン

拓留「なんだ?」

尾上が僕の隣に並んで歩くと首のチョーカーに付いてる鈴が音を立てる。

世莉架「えへへー。なんでもなーい♪」

拓留「まったく。変な奴だな。」

世莉架「うー?タクにだけは言われたくないよぉ〜……。」

拓留「(まあ。でも。悪いことではないだろう。・・・世莉架にとてもよく似合ってるし)」




15:42 PM
渋谷

世莉架「タクー?」チリン

拓留「どうした?なにか良いネタでも見つけたか?」

世莉架「私お腹空いちゃった。あそこのクレープたべたーい」

拓留「なっ!あくまでも取材であって遊びに来てるんじゃないんだぞ!」

世莉架「むー。いーじゃん。クレープくらいっ」

拓留「まぁいいか。食べたらちゃんとネタ探しするんだぞ?」

世莉架「おっけい。」ビシィ

拓留「ほら。さっさと行ってこい。」

世莉架「おっけぃ!」

拓留「ダッシュだ」

世莉架「おっけ・・・う?」
世莉架「ダッシュはむりだよタクぅ…」
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936 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 22:56:16.89 ID:RagoK3TO0
世莉架「ん〜、、、おいしいー♪」

拓留「あんまり甘いものばかり食べてると、太るぞ?」

世莉架「むぐっ。げふっげふっ」
世莉架「いいもんっ!運動するし!」

世莉架「…‥。」チラッ
世莉架「タク…‥?」スッ

太ると言われたのを気にしたのか食べかけのクレープを差し出してくる尾上。

拓留「じゃあ、ひと口だけ手伝ってやる。」
拓留「あとは責任もって自分で食べろ。」

世莉架「う〜…。」

さすがに懲りたかと思っていたが、パフェの前で立ち止まって「うー。」と唸っていたところを見た後に少し目を離したら、今度はパンケーキ屋の前に移動していた。
あまりにせわしくなく動きまわるものだから猫耳がひょこひょこして首の鈴が音を立てっぱなしだ。

拓留「・・・まさに猫とじゃれている気分だな…。」

世莉架「宮代拓留。」

拓留「……黒の尾上か。面倒をかけたな」

世莉架「ふんっ。もう二度とあんなマネをするんじゃないぞ?」

拓留「ああ。わかってるさ。」

世莉架「しかし白の尾上世莉架は…‥いつもこんなものを身に着けて出歩いているのか?」

拓留「ああ。白の尾上はそれに甚くご執心のようだ。」

世莉架「そう、か。」ネコミミサワサワ

あれ?嫌がって外すと思ったが、案外満更でもない表情だ。
チョーカーの鈴が鳴るのが面白いのか心なしか足取りが弾んでいるように見える。

拓留「もしかして…‥黒のお前も気に入ったのか?」ニヤニヤ

世莉架「なっ!?なななな…‥。そ!そんなわけ無いだろう!」ビクッ
世莉架「私にこんなものが似合うとでも本気で思っているのか!?」
拓留「似合ってるな。」

世莉架「なぜそこで即答するんだ!クソッ///」

世莉架「…‥う?」キョトン
世莉架「あー。 タクったらまたなんかニヤニヤしてるー…。 なあに? イイ事でもあったのー?」

拓留「いいや。そうだ。いま黒のお前がな…‥」ニヤニヤ

黒の尾上は恥ずかしがって引っ込んでしまったようだ。
まったく、素直じゃない。

世莉架「う〜?」


その後、とても取材とは言えないだろう1日を二人で過ごした。
たまに表に出てくる黒の尾上もいつものむっつり顔を浮かべていたが、休日の渋谷の空気に当てられたのか次第に表情をほころばせていった。
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937 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 23:06:13.83 ID:RagoK3TO0
21:46 PM
渋谷

世莉架「ねえ?タク?楽しかった?」チリン

拓留「お前な・・・。楽しかった?じゃないだろ…‥。あっちに行ってはこれ食べたい!そっちに行ってはこれ食べたい!って言うお前のせいで全然取材にならなかったぞ。」
拓留「新聞の内容どうする気だ?もう食レポまみれは許さないからな?」

世莉架「う….。ごめんね、タク?」シュン

拓留「明日から新聞のネタ沢山考えてもらうから覚悟しておくんだな。」

世莉架「うぅぅ…‥。おっけい・・・。」

拓留「声が小さいぞ。」

世莉架「お、おっけい!」ビシィ

拓留「よし。まあ。いいだろう。」
拓留「だが。たまにはこういう平和な日も悪くはないな。」

世莉架「そっか。えへへ〜♪」チリン

拓留「しかし。お前。ちょっと食べ過ぎじゃないか?」
拓留「今度、黒の尾上に鍛えてもらってこい」

世莉架「えー……。」

拓留「…。(・・・と思ったが。同じ尾上世莉架の体なのだから黒の尾上が鍛えればそれだけでいいのか…‥。いや結局白の尾上が食べ続けるからそれで相殺されそうだな。)」

世莉架「う?」

拓留「よし・・・。じゃあ帰るか。」

世莉架「おっけい。」

世莉架「あっ」

拓留「どうした?」

世莉架「みんなのお土産…。買ってないよー…?」

拓留「そういえばそうだな。」

世莉架「う〜…。どうしよう?タクぅ」

拓留「仕方ない。みんなには今日の土産話でも聞かせてやろう。」

世莉架「う?土産話?」

拓留「尾上が僕を1日中引きずりまわしてひたすら食べ歩いた話。」

世莉架「むー。私そんなに食べてないもんっ」フンッ

拓留「ふん。どうだかな。」

世莉架「えへへ♪」チリン
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938 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 23:13:02.76 ID:RagoK3TO0
21:58 PM
宮下公園入り口前


拓留「じゃあ。また明日な」

世莉架「うん!ばいばい!また明日〜」

拓留「気を付けて帰るんだぞ。ただでさえお前たちはドジなんだから。いや、やっぱり送っていこうか?」

世莉架「むー。タークぅ?誰がドジだってぇ?」フンス
世莉架「宮代拓留。心配は無用だ。私がいるからな」

拓留「自覚ないのか。ちなみに黒の尾上もドジに含まれてるからな?」

世莉架「なっ!?宮代拓留!貴様ッ!」ギリリ

拓留「猫耳、似合ってるぞ。」

世莉架「っ!?////」カァッ

黒の尾上は猫耳を褒められるのに弱いようだ。
覚えておこう。


世莉架「ふーん!タクなんて嫌い!もう知らなーい!」ダッ

拓留「あっ。おい!そんな急に走り出したら──。」
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939 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 23:21:38.11 ID:RagoK3TO0
世莉架「…‥ふぎゃっ」バタン

尾上は顔面から盛大にコケた。

拓留「あーあ。言わんこっちゃない・・・。この辺は電灯が少なくて真っ暗だから危ないんだって言ったろ?」
拓留「…‥立てるか?」

世莉架「う〜〜・・・。おっけ…‥…‥痛っ!」ッ〜

どうやら転んだ拍子に足を捻ってしまったようだ。
なんてベタな‥…。


拓留「ほら。乗れ。」

世莉架「う?おんぶ?」
世莉架「むー。いいよー。子供じゃないし」

拓留「いいから。」

世莉架「うー…‥。」トスッ
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940 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 23:24:24.39 ID:RagoK3TO0
世莉架「ねぇ?タク。重くない?」

拓留「そうだなこの重さは…‥クレープとパフェとパンケーキとポップコーンと揚げパンとチュロスとメロンパ────」
世莉架「タク、トイレ寄って。ちょっと吐いてくる。」

拓留「待て待て待て待て!?冗談だ!冗談っ!」

今のマジな声色だったぞ…‥。


世莉架「むー!」ムギュゥ

拓留「ぐえっ。首を締めるな。くるしいって!」
拓留「(それに背中に世莉架の胸が押し付けられて…‥。)」

世莉架「うーっ!!!」ギュゥゥゥ

拓留「ぐふっ。わ、悪かったよ。」

世莉架「ふん!タクのマンチカン!変態!えっち!!むっつりすけべーっ!!!!」

拓留「ど、どどどど、どうしてそうなるんだ!」
拓留「というか猫なのは今のお前の姿だろ・・・!」

世莉架「ふーんっ。タクなんて知らないもんっ!」フンス
世莉架「大体!タクってばいつもいつもいつも…‥!」クドクド

世莉架はその後もしばらく僕の事をなじっていたかと思ったら、すぐに僕の背中で寝息を立て始めた。

拓留「はぁ…。まったく。相変わらず勝手な奴だな‥…。」


世莉架「………タ、ク」
世莉架「あり……がと、ね・・・。」ムニャムニャ


歩みに合わせて世莉架のチョーカーに付いてる鈴がしゃりんしゃりんと規則的な音を立てている。
目的地はもうすぐそこだ。


━━ブツンッ━━
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941 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2017/08/18(金) 23:31:36.88 ID:RagoK3TO0
ベタベタテンプレートなあざといおっけいさんもおっけい?
多分これで大体リアルブートできたと思います。
本当はもう少し短く終わらせるつもりだったけど迷い猫を読んでいたら妄想が加速してしまった…
時系列的にはlccおっけいさんルート直後のパラレル世界線です。この拓留はまだおっけいさんの正体をはっきりとは理解してません。

ほぼおっけいさんと拓留しか出てこないので本スレではなくこちらに上げさせていただきました。
今更ですがSSVIPあたりにスレ立ててやるべきでしたよね。
すみません。
書き溜めたつもりでも読み返すと表記ぶれや足りないところがたくさんあるので加筆修正したら渋あたりに投げてきます。

スレ汚し大変失礼致しました。


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