トップページ > ゲームキャラ > 2011年12月22日 > V+J5pVTT0

書き込み順位&時間帯一覧

2 位/880 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000000369



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
前スレ898
31
Stille Nacht 1/4
Stille Nacht 2/4
Stille Nacht 3/4
Stille Nacht 4/5
Stille Nacht 5/5
Stille Nacht 0/5
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP

書き込みレス一覧

ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
31 :前スレ898[sage]:2011/12/22(木) 22:02:40.37 ID:V+J5pVTT0
やっとSS仕上げたは良いが、長文が書き込めない。
文章長過ぎって出るんだが、どれ位なら書き込めるんだ?
因みに、書き込もうとしたのは2kBytesで25行位(全体の1/8)なんだ。
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
32 :31[sage]:2011/12/22(木) 22:34:31.81 ID:V+J5pVTT0
違う、前スレ989だ…
どうやら疲れているようだ…
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
33 :Stille Nacht 1/4[sage]:2011/12/22(木) 22:54:23.71 ID:V+J5pVTT0
愚妹インテリは趣味の漫画系のイベントに参加する。
今回は随分順調に原稿が進んだらしく、仕上げを手伝わされなかった。
いつもこうだと助かるんだがね、妹よ。
ベテランは少年を伴って、南の海に釣りに行くらしい。
あの禿親父は少年の事をかなり気に掛けていて、少年の入隊以来、不器用なりにあれこれ世話を焼いている。
少年の境遇が境遇だけに、まぁ、気持ちは判るけどな。
その甲斐在ってかどうか、少年もかなり歳相応の反応をする様になったんだ。
師匠は奥さんの墓参りで、あの山小屋へ。
ナルシーは相変わらず予測不能。
前回はエベレストに登っていたらしいぜ。
オペ子は通常業務だとさ。
来年の予算獲得の為の根回しだとか準備が在るらしい。
そして、帰る実家も嵌る趣味も溜まってる仕事も無い俺は、隊舎に居残りの予定だ。
去年(今年というべきなのか?)は、同じく居残り組だった少女と映画やゲーセンで暇を潰したんだ。
その少女に今年(来年か??)はどうするのか尋ねたら、さっきの返答だったって訳だ。

「えっとね、お金の心配も無くなったし、1度、教会に帰ろうと思うの。」
「あぁ、そりゃ良い事だな。
 無事な姿見せて、シスターを安心させてやれよ。」
少女は、育った教会の借金返済の為に<<ボーダー>>になった。
本人の弛まぬ努力と幾許かの幸運が味方し、少女は今日まで無事に戦い抜き、その間教会に送り続けた金額は、利子を含めても借金を帳消しにするに充分な物となった。のだ。
今後も<<ボーダー>>を続けてゆく決意の少女だが、1度位は郷帰りし、親代わりだというシスターに甘えても良いだろう。
なんせ今まで、誰も頼らず何にも縋らず、只管に剣林弾雨を潜り抜けて来たんだ。
これ位しても罰は当たらんだろうさ。
「それでね、…お兄ちゃんも一緒に行って欲しいの。
 ほら、ずっと帰ってないから、一人じゃ帰り辛いし…」
それもそうか、誰にも言わずに家出同然で出て来たんだったな。。
確かに帰り難いわな。
「OK、判った。」
上目遣いでもじもじしている少女の頭をくしゃくしゃに撫でる。
「家出娘の凱旋だ。
 土産もいっぱい買って行こうぜ。」
「…うん!」
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
34 :Stille Nacht 2/4[sage]:2011/12/22(木) 23:02:03.67 ID:V+J5pVTT0
そんな訳で、休戦期初日のクリスマスとやらに遙々、少女と二人して少女が育ったという教会の孤児院にやって来た。
…本当に遠かった。
持ってきた本も読了し、携帯機のゲームも飽きて、流石に少女と二人きりでは話のネタも尽きる始末だ。
そんな状況でも、少女が俺を見てずっとニコニコしてたのが、正直言うと少し怖かった。
あー、話を戻そう。
大量の土産を持って、教会へ続く雪の積もった坂道を上る。
少女に荷物の半分を持たせる訳に行かねぇから、8割方俺が持ってるんだ。
美少女と一緒に歩く山の様な荷物を担いだ外国人の男、か。
…他人の目にどう映っているか考えたく無ぇな。
ご近所の皆さーん、別に怪しい者じゃないですよー!
頼むから当局に通報しないでくれーー!!

そんな事を心の中で叫んでいる内に坂を上りきり、教会に着いた。
…想像してたより立派な教会で、少し驚いたぜ。
その正門では、女の子が一人、雪掻きをしている。
年の頃は7、8歳ってとこか(以下、幼女と呼称)、俺達に気が付いたんだろう、こちらをじーっと見ている。
少女、何で俺の背に隠れてんだよ!
「…だってぇ。」
俺の背中から出たがらない少女を引っ剥がし、その背を軽く押してやる。
よろけながら幼女の方へ歩いてゆく少女。
近づいてくる少女が誰なのか理解したんだろう、幼女の表情が驚きと嬉しさに支配されてゆく。
それらがごちゃ混ぜになり、幼女の瞳から大粒の涙がポロポロと零れ出した。
幼女が走り出し、少女に飛び付いた。
それを優しく抱き止める少女。
「おねぇちゃん…」
少女にしがみ付き泣きじゃくる幼女。
あー、そうか。
隊じゃ年少組の少女だが、ここでは年長者なんだよな。
うん、新鮮だ。
その時、建物の裏から車椅子の人物が現れた。
衣服からこのシスターだと判断出来る。
思っていたよりかなり若い、オペ子と同じ位かな。
つまりはさんjy…、何だろう、今、何処からか凄まじい殺気を感じたが………。
そのシスター、少女を眼にした瞬間、信じられない速さで車椅子を走らせ俺達に近付いて来た。
凄ぇな、車椅子ってドリフト出来るんだ。
マルチウェイでも付いてるのか?
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
35 :Stille Nacht 3/4[sage]:2011/12/22(木) 23:11:38.12 ID:V+J5pVTT0
少女と対峙する車椅子のシスター。
「あの、シスター…」
少女が言いかけた瞬間、パシッと乾いた音が響いた。
シスターがいきなり、少女に平手打ちを喰らわせたのだ。
「今まで何処に行ってたの、連絡もしないで!」
平手打ちの勢いと同じ位に激しい口調で問い糾すシスター。
これまた俺の想像よりもアグレッシブな性格の様だ。
「ごめんなさい、シスター…。」
俯いてしまった少女を抱き寄せるシスター。
「全くこの子は心配かけて…。
 お帰りなさい、少女。」
「…ただいま、シスター。」
シスターの腕の中で、少女は静かに泣き始めた。

その夜は、ささやかでは在ったがパーティーが催された。
孤児院の子供達に土産を配った俺はちょっとしたヒーローだった。
柄じゃ無ぇんだが、まぁ、悪く無い気分だぜ。
そして、子供達が寝静まった頃合を見て、礼拝堂へ向かった。
そこには読み通り、シスターが居た。
いや、俺を待っていた。
「熱血さん、こんな夜更けにどうかなさいまして?
 懺悔でしたらお聞きしますわよ?」
そんな台詞をさらっと言う。
見かけに拠らず、喰えねぇオンナだな。
「悔い改めなけりゃいけない程の事はしてないつもりだ。」
「<<ボーダー>>になった事もですか?」
「へぇ、判るもんかい?」
<<ボーダー>>という言葉には二通りの意味が在る。
一つは、<<ニュード耐性保持者>>。
本来はこちらの意味であり、現在も広義ではこの意味だ。
もう一つが<<ブラスト・ランナー操縦者>>。
元々は狭義での意味だったが、今では専らこちらの意味で通っている。
シスターも、こちらの意味で言っている。
俺と少女が<<ボーダー>>であり、<<ニュード戦争>>に加担している事は伝えていない。
これ以上余計な心配をかけたくないという、少女の希望でな。
シスターは無言で自分の服の袖を捲った。
「…<<ニュード結晶>>。
 じゃあ、シスター、あんたも?」
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
36 :Stille Nacht 4/5[sage]:2011/12/22(木) 23:22:59.61 ID:V+J5pVTT0
俺達、<<ニュード耐性保持者>>には、須く同じ身体的特徴が在る。
それが、体の何処かに現れる<<ニュード結晶>>だ。
現れる場所も形も人其々、形は<<ニュード耐性>>の強さで変わる、らしい。
複雑な形な程、強い<<ニュード耐性>>の保持者って訳だ。
例えば俺の場合だが、左肩に獣の頭部の様な形の<<ニュード結晶>>が在る。
俺自身は狼だと思っているんだが、愚妹に言わせれば犬だそうだ。
「<<ボーダー>>ではなかったけれど、ね。
 私ね、<<エイオース>>に居たの。
 あの時は偶然地上に居たから難を逃れたけれど。
 …<<エイオース事件>>とその後の<<ニュード戦争>>は、当時の私を絶望させるに充分だったわ。」
俺に聞かせると言うよりは、独白に近いな。
或いは、懺悔か。
「<<GRF>>を辞めた私は、この父の教会を継いだの。
 そうしたら、今度は少女が<<ボーダー>>になっていたなんてね。」
深く溜息を吐くシスター。
「あんたは後悔してるんだな。」

「俺は後悔なんてしていないし、死ぬ間際でも後悔しないと思うぜ。」
<<ニュード耐性>>を持っていたから、<<ボーダー>>になったから、俺も妹も今まで生きて来られた。
これは紛れもない事実だ。
「きっと、少女も後悔してないぜ。
 <<ボーダー>>になったからこそ、あんたや妹弟達を守れたんだってな。」
「あの娘、随分良くして頂いてるみたいですね。」
「そんな大層な事はしてねぇよ。
 世辞じゃなく、助けられる事も多いしな。」
いやホントに。
少女は、トラップや待ち伏せに良く気が付くんだ。
ニュータイプなんじゃないかと疑うレベルなんだぜ。
振り返ったら、シスターが穏やかな表情で俺を見ていた。
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
37 :Stille Nacht 5/5[sage]:2011/12/22(木) 23:30:48.02 ID:V+J5pVTT0
「今宵は聖夜、これも奇跡でしょう。
 無事に戻って来た少女と、少女に齎された恵みは主の御導きです。」
「そりゃ違うぜ、シスター。」
シスターの祈りを遮る。
「少女が無事に戻って来れたのも、ここを守れたのも、純粋に人の行いだ。
 生き足掻く者の不断の努力の成果だぜ。
 感謝なら、神様じゃなくて少女にしてやって欲しいね。」
「ふふっ、そうですね。
 貴方の言う通りです。
 それでは、少女が貴方と出会えた事、このお導きに感謝致しましょう。」


翌日、別れを惜しむ子供達をなんとか宥めて、孤児院を後にした。
少女は当然だが、何故か俺まで再来を約束させられた。
「ねぇ、お兄ちゃん。
 昨日の夜、シスターと何をお話してたの?」
「ん?
 ちょっと世間話をしてただけだよ。
 あぁ、少女の事、宜しく頼むってさ。」
「ふーん…、ねぇ、お兄ちゃん。」
並んで歩いていた少女が、俺の正面へと回り込む。
「不束者ですが、これからもよろしくお願いします。」
「何だよ、改まって。」
深々と下げられた少女の頭をくしゃくしゃに撫でた。
「そういや少女、別れる時にシスターから何か言われてたな?」
「うぅん、何でも無いよ!
 体に気をつけなさいって言われただけだよ!!」
何故だか真っ赤になっている少女。
本当にそれだけなのか?
(もう、シスターったら…
 お兄ちゃんは良い人だけど鈍そうだから、強引にでも既成事実を作っちゃいなさい!
 なんて言うんだもん。
 お兄ちゃんの顔、まともに見れないよ…)
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
38 :Stille Nacht 0/5[sage]:2011/12/22(木) 23:35:37.62 ID:V+J5pVTT0
「お兄ちゃん、お願いがあるの…。」
潤んだ瞳の少女が上目遣いでそんな事を言い出したのは、新しい年の始まりを10日後に控えた、所謂年の瀬って奴だった。
数日もしたらクリスマスを迎え、そして、凡そ2週間程の休戦期に入る。
旧世紀から続く伝統とやらで、<<マグメル>>がこの期間中の一切の戦闘行為を禁じている為で、<<ボーダー>>もつかの間の休息を謳歌出来るって寸法だ。
ところでさ、クリスマスって何の日だっけ?
処女の母親から救世主が生まれただとか、伝道者が菩提樹の下で悟りを啓いただとか、イカれた神様が世界樹で首を吊ってルーン文字を閃いただとか、蛸みたいな邪神が目覚めるだとか?
どれであっても、俺には関係無ぇ話だけどな。
俺達ブロッサム隊も、契約主たる<<GRF>>から休暇を貰えるんで、各々好き勝手に過ごす事になる。
お嬢やまじめはまた実家に帰るんだろう。
二人共、その度に親兄弟と喧嘩して戻ってくるんだが、何の為に足繁く帰省してるんだろうか?
ボーダーブレイク キャラ総合スレ 6GP
39 :31[sage]:2011/12/22(木) 23:39:54.56 ID:V+J5pVTT0
自己解決して書き込みしたら、分割間違えるわ、抜けがあるは…
38→33→34→35→36→37と読んで下さい。
リアルタイムで文章直しながら投下しちゃいかんな。

正直、すまんかった。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。