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名無したんはエロカワイイ
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[TOG]ヒューバート×パスカル

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[TOG]ヒューバート×パスカル
5 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2011/01/27(木) 20:40:50 ID:Nflbuc030
いきなり過疎ってるなぁ

だれかとヒュパスについて熱く語りたい
[TOG]ヒューバート×パスカル
6 :1/2[sage]:2011/01/27(木) 21:43:10 ID:Nflbuc030

せっかくだから、俺は投下を選ぶぜ!

注意点:
ヒューバート×パスカルっていうかパスカル×ヒューバートっぽくなった
しょせん一時間クオリティ




 スパリゾートの仕組みを知りたいと、彼女が言ったのが理由だった。
 だから、忙しいスケジュールを縫って、わざわざ大統領に進言してまで彼女の調査許可と、護衛の役目をもぎ取ったというのに。
 マリク教官や大統領たちのにやにや笑いに耐えつつ、スパリゾートまで連れてきたというのに。
 水着姿のヒューバートの横で、パスカルは普段通りの格好だった。

△▼△▼△▼

「スパリゾートに来てまで、私服ですか?」
「だって〜ヒューくんがお風呂入れってうるさいんだもん」
「風呂に入らずにプールに入るつもりだったんですか。公共の施設ですよ!」
 まったく、とぼやきながら、メガネのブリッジに指をあてようとして空ぶった。
 直前に再会した――というより、噂を聞きつけて遊びに来ていた姪と兄嫁に奪われたせいだ。
 おかげで視界はぼんやり霞んで、周囲が良く見えない。
「にしても、ヒューくんって結構むきむきだよね」
 唐突に話題を変えて、パスカルが言う。
 彼女の場合、怒りから逃げるためではない。興味が向いた側に話題を向けるのが彼女の常だった。
「まあ、軍人ですから。これくらいないと剣も銃も扱えません」
「教官とはちょっと違うよね〜。脱ぐとすごいってやつ?」
「どこでそんな言い回しを憶えてくるんですか。ソフィじゃあるまいし」
「さわってみてもいい?」
「はい?」
 一瞬何を言ったのか分からずにでた素っ頓狂な声だったが、パスカルは了承の声ととったらしい。
「おー、じゃあ、さわっちゃうね!」
 心底楽しそうに、「えい!」という声をあげて、パスカルがヒューバートの胸筋をつついた。
「!?」
「おお、変な感じ。ゴムとかとも全然違うよ。おもしろいな〜」
 思考停止して固まったヒューバートだったが、パスカルは気にせずに、腹やら腕やらをつつきまくる。
「ふむふむ、やっぱり、性別が違うと筋肉のつき方も変わってくるもんだねぇ。
 腕とか全然違うんだな〜。メカアスベルの腕あたりの仕様、ちょっと変えなきゃね」
 ふむふむと冷静な考察をするパスカルを見て、ようやくヒューバートの意識が動き出す。
「ちょ、な、何を……!」
 ヒューバートは静止の声をかけるが、パスカルは構わず再び胸のあたりをちょんちょんとつついた。

[TOG]ヒューバート×パスカル
7 :2/2[sage]:2011/01/27(木) 21:44:05 ID:Nflbuc030
「くすぐったい?」
「あ、当たり前でしょう。パスカルさんだって、こんなことされたらくすぐったいでしょう?」
「うーん、どうだろ〜。お姉ちゃんやシェリアにお風呂入れられてる時はそんなこと考えてる暇ないし。
 あ〜なんか気になってきた! どんな感じなんだろ」
「知り合いにでも頼んでみたらどうですか」
 投げやりな態度なヒューバートを見て、パスカルはなぜかにやりと笑った。
 普段と違う、年齢相応の声音で、パスカルがヒューバートの耳元でささやく。
「――じゃあ、ヒューくん、さわってくれる?」
「い、一体何を言っているんですか!」
 顔を真っ赤にして、ヒューバートは飛び退るようにパスカルから離れた。
 あはははーと笑いだしたパスカルを見て、からかわれていたことに気づく。
「やっぱ、かわいいねぇ、ヒューくんは」
「子ども扱い、しないでください!」
「やだなぁ、あたし、ヒューくんのこと子ども扱いしたことなんてないよ?
 こーんな大きい子ども、持った覚えないもん」
「ああ……そうですか」
 ヒューバートはがくりと肩を落としたが、パスカルは気にしない。
「またさわらせてね、ヒューくん」
「――冗談でも止めてください! ……ほら、調査に行くんでしょう、こっちです!」
 思わず怒り声で、ヒューバートはその場から離れるように歩き出す。
 彼女がついてくる気配はなかったが、こちらの姿が遠くなれば追いかけてくるだろう。
 もしそうなったら、許してしまうのだろうな……という、惚れた弱みから来る確信がヒューバートにはあった。

△▼△▼△▼
 
 ずんずんと遠ざかるヒューバートの背中を見ながら、パスカルがポツンと呟く。
「怒らせちゃったなぁ〜」
 といっても、そこまで怒ってはいないだろう。あとで軽く謝れば許してくれる。
 でも、怒らせてしまったのは事実だ。
 指でふれた彼の感触は、とても心地よくて。
 もっとさわっていたいと思ったのは、真実だったのに。
「……およ?」
 ばくばくいい始めた心臓に首をかしげながら、パスカルはぎゅっと拳を握りしめた。
 遠い彼の背中が唐突に不安になって、砂をけりつつ追いかける。
「ヒューくん、早いってばぁ!」


終わり



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