- フリーの鬱ゲー・電波ゲーム紹介スレ
921 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2021/03/27(土) 21:41:35.66 ID:5E9lPF+f - 鬱ゲームなんてだいたい類型が決まっているから教えよう。
>事件・イベント→失敗して取り返しのつかないことが起きる。
たったこれだけだ。今から例を出そう。
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922 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2021/03/27(土) 21:52:43.15 ID:5E9lPF+f - 1 異世界に飛ばされる
異世界とは日常生活以外の異常空間を指し、グロい精神世界から幽霊の出る学校・廃洋館まで幅広く含む概念。
普通のゲームなら絶望的な戦いに身を投じることになる。
そこで命の危機に晒される。日常を取り戻そうとあがく。
誰か一人でも帰ったら希望が残ってしまうので鬱ゲームの場合、誰も生きて帰ることはできない。
たとえ生きて帰ってきても精神崩壊や欠損して絶望に追いやられる。
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923 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2021/03/27(土) 22:06:37.65 ID:5E9lPF+f - 2 異世界から帰ってきたと思ったらまだ異世界だった
家に帰ってきて、しばらく過ごしていたら母親(＋他の家族)が怪物に豹変して世界もグロくなる。
つまり日常に帰るということに失敗している。ホラー系によくあって手垢が付きすぎているネタ。
大長編ドラえもんで言うとパラレル西遊記と宇宙漂流記に出てくるほど一般的に使われている。
トラウマと名高い魔界大冒険は異世界が現実を侵食した。
とにかく家族は全プレイヤーに刺さる普遍的にものだからこれを弄られると人間は弱い
普通の物語だって親兄弟姉妹皆殺しから復讐の旅に出るパターンが多いことからも分かる。
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924 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2021/03/27(土) 22:17:23.20 ID:5E9lPF+f - 3 努力が報われずに死ぬか再起不能
最終的に志半ばで倒れる。日常には帰れず異世界で死ぬか一生絶望的に暮らす。
あとは登場人物の数だけこれを繰り返す。
たったこれだけで鬱ゲームが完成する。
わざわざ例を挙げなくても同じネタは現実を含めごまんとある。
鬱ゲームはとにかくショッキングにしようとして安直にエログロに走る。
キャラに感情移入できないとプレイヤーを鬱にできないから、これで評価される作者は良い作者。
セラブルは良作だけど鬱ゲーって言っている人は、一山いくらのモブが死んでも悲しいという耐性の低い人がそう表現してしまっているだけだ。
ヴェーネが最後に死のうが本懐は遂げて世界は救われている。
パーティメンバーも生き残る奴は全員五体満足で帰ってきている。
真の鬱ゲーはラスボスが勝つか、自分だけが生き残り己の無力さを噛み締めて終わるEDだ。
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