- ひぐらしうみねこ彼岸花オリスクスレ【第6話】
398 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/30(日) 09:55:44.90 ID:hIcJJQji - 5日目
序盤の転回期にして解答編 TIPS ・鷹野さんェ 「孤独な天才が、あまりにも無力なんだって事に」 「一人ぼっちでいたって、それでいくら頭が良くたって何の意味も無いんです。仲間とか、誰かが居ないと。 一人でいくら威張ってたって誰にも認められないなら……悲しいだけじゃないですか。……だから」 鷹野さんはお爺ちゃんの事と受け取って刺さって自分は違うしてるけど三四さんにこそ思い切りぶっ刺さっててこのくだり好き 皆殺し編リスペクトに見せかけてやはり祟殺しリスペクトッ!となる覚醒現場&切っ掛け 4日目のデートを切っ掛けを言い出させるために配置してるのは本当に上手い 負の条件付けのインパクトで一気に発症レベルが高まってその上でのあの言葉でスイッチが押されたのだと今ならわかる 二次創作ではありがちかつやや唐突な印象はあるけど何のかんの圭一覚醒はやはり燃えるものがある(なお二段底)地味に演出が凝ってるのも素敵 皆殺しまで経験済み圭一だこれは勝ったな(なお二段底) 皆殺し圭ちゃんが撃たれたのが胸だったから他のメンバーが撃たれて死んでいくのを最後まで虫の息で全部見ていた設定好き&好き&好き 宣戦布告→beingを絡めた鷹野・圭一間で視点を入れ代わり立ち代わり描写するところは実に盛り上がる 鷹野さんがアンジャッシュしてなければ即死だったけど TIPS ・鬼殺し編のカケラ 鬼殺し編ラストの補完 原作では描写されなかった遺書へ手が入った理由を明確化してくれた この○○編のカケラ系TIPSは原作で描写されなかった相手方や裏側の描写を納得できる形で明確化してくれて大好き ・綿流し編のカケラ 魅音がエンジェルモートでバイトしていた補完と刺青見えるんじゃね?という点に関しての解答含め細やかな描写が光る 後に解説される魅音と詩音の関係と考え方を思うと実に味わい深い そして魅音の問題の根深さの一端を印象付けてくれた ・祟殺し編のカケラ まあ裏で手を回したのはそりゃ梨花だよねという話 梨花ちゃんの態度がこの後のことを知ってると凄く笑える この後のTIPSを読んでから見ると詩音のムーブにあっあっあっ(語彙消失) ・最高の手札 意味深なだけの話ともとらえられるけど これ圭一の話でもあり梨花の話でもあり鷹野さんの話でもあり 作者と竜騎士の話でも合ったのだなあ 他の人も感想書いてくれてもいいのよ(小声)
|
- ひぐらしうみねこ彼岸花オリスクスレ【第6話】
400 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/30(日) 10:35:38.48 ID:hIcJJQji - 6日目
勘違い継続中圭ちゃん 殺人者の心理もわかっているだけに安直には動けないというのもありもどかしさが伝わってくる 瑕疵があるとすれば梨花ちゃんの周回に意識が向いていないところだろうか でも匂わすだけで明示はしてなかったようにも取れるから個人的にはセーフ 「勝手に死体を動かしたら、どういう事になるのか誰よりも知っている。」 ほんとそれな 残りも少なくなってきた赤坂パートの『そう、赤坂衛と古手梨花が再会した時こそが……世界の転機。』 ここ初見と2回目で全然違う意味に見えて笑う 圭一の宣戦布告を神からと断定しきりはしない鷹野さん有能 『強く願うだけで、信じるだけで奇跡が起きるのならば誰も苦労しない。そんな甘ったれのご都合主義は私が一笑に伏す。』 『……だから私は自ら動く。行動を起こす。最善の選択肢を選ぶための努力を惜しみはしない。』 そりゃ梨花ちゃん勝てねえよ 圭一を追いかける人影についてはミスリードを狙いつつも大型更新があるまで随分待たされたから試案を巡らせたのが記憶にある TIPS ・話の内容自体は大したことないけど重要キャラの登場と羽入が子供の姿な理由の補完 羽入りさん可愛いよ羽入りさん
|
- ひぐらしうみねこ彼岸花オリスクスレ【第6話】
402 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/30(日) 12:57:05.50 ID:hIcJJQji - 胸が何かに撃ち抜かれたように痛むと大切な何かを失ってしまったようなってあれ直喩かよ!
罠の正体これか
|
- ひぐらしうみねこ彼岸花オリスクスレ【第6話】
403 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/30(日) 18:09:53.10 ID:hIcJJQji - 7日目
答え合わせから新たなる出題編となる梨花視点の開始 当然のように次の事を想定している梨花に生暖かい感情を覚える 梨花からの問題解決策が基本的に雑かギャグで流されるのは初見だとまあこんなもんだよねって思ってたけど 梨花の認識と出来る範囲のやりかたであって、あとでバチバチやるための盛大な前振りだったね…… マニュアルに対しての反応も実感ないから軽いものになる 圭一が先に宣戦布告しているから魅音とのばれたら終わるというやりとりの条件が満たされており 緊張感を維持できるのはポイントが高い 現状の圭一を除く部活メンバーの動きはちょっと読者が望む感じの祭囃子+澪尽しという塩梅で 違和感は少ないが俺祭囃子系二次創作としてはありがちであり左程真新しいものは感じない わざとなのか祭囃子編を知ってるための温度差なのか真面目なパートでも空気もやや緩く感じる しかしそこに圭一の発症→失踪という要素が加わりバランス良く引き締まった印象を受け飽きを感じさせない TIPS ・羽入りさんの旦那さん発症レベル上がってるのに出来た人間過ぎて泣ける もう大体察することのできる羽入りさんの嘘が桜花や村の事を思い必要な事としての発案なのだろうけど 幼い桜花にとってあまりに残酷で痛ましい手段で胸に来る 8日目 これまでの詩音の出番の多さによって圭一の事を心配する詩音という図式が違和感なく取り込まれているのがニクい また鷹野への直接確認にしても守勢の魅音に対する攻勢の詩音というそれぞれのキャラクターらしい発案となっており 裏の意図では圭一が宣戦布告してしまったことで鷹野犯人説が梨花へ伝わっているかもしれないという 鷹野側の疑念の解消のための作戦であるが初見では普通に詩音のアイディアと受け取れる 部活メンバーは深刻そうにしていた、というフォローが入っているがイリーや富竹への説得は省略されてるのがやや残念 しかしガチガチに説得パートを入れても面白いかどうかは何とも判断しかねるためカットとギャグで流すのは必ずしも悪いとは言えない微妙なところ 鷹野さんとの直接確認も緊張感あって好き 祭囃子編のように羽入が実体化するでもなく些細なフォローをやる気でしてくれるのは皆殺し編で覚悟を決めてくれた感があり好き 鷹野さんは自分のパートでの考えも手段も全うなもので強敵であることを嫌がおうにも意識せざるを得ない TIPS ・再びのカケラ紡ぎパートは『あなた』と『私』が梨花に関わる何かであると伝えてくる地味に重要なパート あのカケラ紡ぎの奴らはなんだったんだ?という疑問への答えという 総スルーされがちな問題にも手を入れるのかと驚いた 当時はわからなかったが答えを知っていると解答と梨花の周回システムについてほぼ答えを出してるのは唸らされる ただ、読んだ時には回答がなく、完結にあたってはある程度読んだところから振り返ったため 犯人の動機のあたりは今の自分でもわからなかった わかる方いたら教えてほしい 関係ないけど読むときはHG教科書体だとめっちゃ読みやすいね
|
- ひぐらしうみねこ彼岸花オリスクスレ【第6話】
404 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/30(日) 18:14:42.06 ID:hIcJJQji - 大体ここから2年ほど更新が止まってた梨花編出題編の終わりなので一端一区切り
リアルタイムで読み返しながらまとめているため時間がかかるのは容赦願いたい これだけ書いたのに全体の1/3にも達していないことに慄いているボリュームほんと凄いな
|