- うみねこのなく頃に【ファンスレ】
384 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/03/26(木) 20:54:10.20 ID:WV3i1qL5 - >>380
ep7のクレルもあの子だけど、要は夏妃や源次、戦人のように自分が 好かれたい相手ほど、ヤスを優先するのがトラウマになってる。 だから、執拗に夏妃を貶めようとした。ep5でも漫画版でも変わらない。 >>381 もう説明するのに飽きた。何度やっても無駄だから、答えしか書かない >>382 OSS
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385 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/03/26(木) 20:57:47.48 ID:WV3i1qL5 - ■■■六間島事件の解釈 ep1■■■
ep7ウィルによる回答の解説を試みる。前回漫画版で郷田と夏妃の 皆殺し犯化を予想しましたが、別に蔵臼と夏妃でも構わないかも しれません。作者が、絵羽と楼座の内情をどこまで開放するつもり なのか次第と思われます。 「第1のゲーム、第一の晩。園芸倉庫に、6人の死体。」 「幻は幻に。……土には帰れぬ骸が、幻に帰る。」 A:この中に他の者達を殺害した皆殺し犯の1人が含まれている。 が、その人物もまた「黄金の真実」上では「連鎖密室」の被害者 となるため、同様に遺体として描かれることになった。 解釈: その他の遺体は全員、「連鎖密室」の被害者。霧絵と留弗夫はこの 事件における最初の犠牲者と想定される故に、最も他の現場との 関わりが少なくなること、及び金蔵の孫を設けた男女という接点を 皆殺し犯と共有するため、ep7の幻想描写に利用されることになった。 紗音の反面が割れていたのは、彼女が前出「魔女殺人計画」の一環 として、嘉音に成り済ましたまま、殺害されてしまったため。 場所が園芸倉庫だったのは、連鎖密室に陥った蔵臼の急所とも言える、 犯人による朱志香の監禁場所がこの園芸倉庫だったから。蔵臼と紗音、 留弗夫達には、同一犯による連鎖密室の被害者という共通点があった ため、後の爆弾による死体破損を加味し、顔面を潰すことで、誰が この現場の犠牲者であるかを猫箱にした。未観測の猫箱は全ての中身を 包括する。よって、現場に蔵臼と紗音以外の犠牲者達も集まった。 「第1のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人の骸は鎖で守られし密室に。」 「幻は幻に。……幻の鎖は、幻しか閉じ込めない。」 A:トリック連『鎖』密室は「殺人犯の仲間には通用しない」。 解釈: この時点で、実際には死んでいなかった「絵羽」が共犯者乃至犯人の 協力者として確定。秀吉は、ep1以外にep3/ep5でも同様に客室で個人で いるところを騙まし討ちのように殺害されている。富竹同様「時報の法則」。 ただし、幻想描写の内容から、本来は『絵羽自身も殺害対象としていた』 と思われる。つまり、主犯格にとって、想定外の状況だった。 また、同設問はep2の真里亞にも該当する。彼女が持っていた鍵は、 密室を造るためではなく、「自らは閉じ込められることが無い」という 意味の「黄金の真実」となる。つまり楼座も、皆殺し犯側にいる。
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386 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/03/26(木) 21:00:16.27 ID:WV3i1qL5 - 「第1のゲーム、第四の晩。密室書斎の老当主は灼熱の窯の中に。」
「幻は幻に。……幻の男は、あるべきところへ。」 A:本設問は「夏妃」の死の真相になる。解答は後述の補足を参照。 「第1のゲーム、第五の晩。杭に胸を捧げし少年の最後。」 「幻は幻に。……幻想の魔女と杭は、幻想しか貫けない。」 A:ここで「死んだ嘉音は彼女に扮した『紗音』の方になる」 解釈: 嘉音はこの事件においての生還者であり、島上の事件では、 最後まで死ななかった人物。ベアト自身が赤字で明確に宣言済。 赤字「島の如何なる人間にも死者にも、嘉音は殺せなかった!」 ※死者を指定しているのは、園芸倉庫の死体となった皆殺し犯も 含まれているから。 赤字「身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、 替え玉トリックは存在しない!」 ↓ 逆説の赤字「身元が判別可能な死体について、その身元を全て保証 しない。即ち、替え玉トリックを否定しない!」 「第1のゲーム、第六、第七、第八の晩。歌う少女の密室に横たわる3人の骸。」 「幻は幻に。……盲目なる少女が歌うは幻。密室幻想。」 A:犯人の連鎖密室は「紗代」の盲目的な「戦人との駆け落ち」計画を、 犯人が乗っ取り、利用して、変貌させたもの。故にこの事件は、紗音=紗代が 犯人であるかのような誤解を与えるが、真実は全く異なる。紗代がお膳立てを した後、皆殺しの結果しか提示されなかったために、彼女が犯人であるという 錯覚を受けていたに過ぎない。 解釈: <皆殺し事件における魔女殺人のフォーマット> 1.Aという人物が計画して、Bという状況を作り、 2.Cという人物がBを利用して、Dという事件を起す 3.Eという人物がCの思惑外でDへの現場工作Fを実行 4.結果、魔女がFを利用し、Gという魔法殺人を描く 5.魔女は以下のように宣言する 赤字『真実はB・D・F・G任意の組み合わせによる共通要素だ』 よって、「魔法殺人そのもの」を口裏あわせで起したとか言っても、 意味が無い。それは「DとFが直接描かれないことによって、B又はGの 実行者がCである」という、誤解の下構築された推理であるため。 実際はGという「魔女殺人描写自体が狂言=黄金の真実」。
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387 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/03/26(木) 21:06:06.26 ID:WV3i1qL5 - ■■■まとめと補足:ep1の真相、玄関ホールの「夏妃」の死の理由■■■
◇考察点1 ep7クレルの設問第一のゲームにて「第三の晩」が存在しない事情 A.第1のゲーム、第三の晩に関する設問によって、「黄金の真実」である、 第四〜八の晩が構築されたから。よって、第三の晩の存在は、第四〜八の晩の 消失を意味する。 そして、ベアトにはそれができませんでした。ep1の金蔵の書斎には、「戦人」 と「朱志香」がいる。だから、第三の晩を展開することは、そのまま彼らの死に 直結してしまうことになる。その袋小路から抜け出すための、ベアトの苦肉の策が、 『「分散の魔法陣」による第三の晩の第四〜八の晩への分割』でした。 「黄金の真実」によって、被害者達の殺害現場「金蔵の書斎」を「悪魔の証明」化 して分散。戦人と朱志香、彼女を守る夏妃を救うため、ベアトは使用人である 「嘉音、源次、熊沢、郷田達を切り捨てた」のです。それがどれだけ傲慢であるか を承知の上で。かくして、皆殺し犯は生贄の元へ誘導され、篭城した戦人、朱志香、 夏妃は救われます。ベルンカステルはこれを「最善手を指さない」と皮肉ったのです。 ep1金蔵の書斎で見つかった手紙に「我を讃えよ」と第三の晩の予告(碑文を参照) が既にされていました。よって、上記が「最善手」であり、ep5同様に本来は、 ep1のゲームも金蔵の書斎で皆殺しが発生、魔女の勝ちとなり、この時点でゲーム終了 となるはずだったのです。ベアトが戦人を愛し、朱志香を憐れんで、彼らの延命を 望みさえしなければ。彼女が真に冷徹な六間島の魔女であるのなら。 が、ep6で提示されたように彼女は姉の振りをするだけの雛ベアトでした。 ◇考察点2 ep7にて、第1のゲームに以下のようなクレルの設問が無い理由 設問例「第1のゲーム、第九の晩。寄り添う母を撃ち抜きしは、幻の銃弾。」 解答例「土は幻に。幻は土に。……幻の女は、あるべきところへ。」 A.玄関ホールで死体となった夏妃は創作上限定トリック「反魂の魔法」で甦った 死者であったから。つまり、既に先の設問時のいずれかの時点で、とっくに犯人に よって殺害されているため、今更問う必要も無かったということ。 玄関ホールで死体に返った、つまり、直後に戦人を黄金蝶が包んだ描写からも、 見当がつきますが、夏妃は自身を殺害した犯人と直接対面してしまったのでしょう。 彼女を殺害した真実の観測者には、魔法など一切通用しません。「夏妃は生きて いるかもしれない」なんて可能性は、この人物には全く発生しないのです。結果、 真里亞のお守りの魔法陣で創った「死んだかも?」という可能性「以外の事件当日 の状況全て」が夏妃を襲ったことになります。 そして、これがep4で縁寿が辿った運命です。ep4作者は創造できませんでした。 年頃の縁寿の写実的な描写を。縁寿の姿を見た戦人がどんな反応をするかを。 だから、不可避な現実性が発生した時点で、魔法は消え去ってしまうのです。
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388 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/03/26(木) 21:08:57.17 ID:WV3i1qL5 - ◇考察点3 六間島事件の犯人は誰か?
以後、簡易な考察と消去法で回答を出します。 Q.ep1はどんな物語なのか? A.考察点1から「ベアトによる戦人と朱志香の防衛戦」と想定されます Q.そのためにベアトが採った作戦とは? A.死者である夏妃を護衛役とし、囮を使って時間を稼ぎました つまり、「夏妃が戦人と朱志香と共にいること」が最低限の必要条件でした。 ですから、犯人は夏妃が2人から離れた隙を突くことになるのです。 そして、こうも考えられます。 「夏妃が誰かといること自体が、犯人にとっての牽制要素になっていた」 だから、場に居る全員を一度に襲うことができなかったのでしょう。 以下、考察素材 1.犯人は皆殺しを達成するため、当然戦人と朱志香も狙っていた 2.孤立化した戦人と夏妃は殺害された 3.書斎にて、真里亞が源次達と離れたと同時に源次達が殺されている 4.事件最終時点で、朱志香が戦人と夏妃から孤立していたことになる 以上から、六間島事件の犯人は最終時点で戦人と朱志香を殺害できる人物となるため、 「右代宮譲治、右代宮絵羽、右代宮楼座」 の3名と想定されます。 また、犯人が皆殺しのために動いていたのであれば、当然手引き役のベアト自身も 無関係ではないでしょう。結局は彼女が皆を死地に追い込んだのですから。 よって、彼女「ヤス」を加えた4人が皆殺し犯です。 彼女の立ち位置は、前述「魔女殺人のフォーマット」における、現場工作者のEです。 「幻の鎖は、幻しか閉じ込めない。」 「盲目なる少女が歌うは幻。密室幻想。」 殺し損ねた絵羽が仲間となり、紗音の計画を利用して「連鎖密室」を実行し得た人物。 六間島事件の主犯格Cは「右代宮譲治」ということになります。 次回、回答はほぼ同じになりますが、ep5からのアプローチを提示します。
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