- RPGツクールのネタを考えよう 7
795 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/08/09(金) 20:50:24.83 ID:FPOlpXQs - 浮浪児の少年は見知らぬ大人に金を掴まされ、来る娘と共に指定された場所まで向かってくれと頼まれる。
ただし、頼まれたことは彼女に言ってはならず、成り行きでこうなったことを装って旅をすること 目的地にたどり着けば衣食住も保障するし、さらに金貨を二十枚くれてるというのだ。 何か妙なことがあるのは間違いないが金と服とその他物品を貰えたし、何より仲間を失った彼がひとり生き延びるのは困難である。 そして話の通りその娘は来た、ただし集団に追われているという形で、逃げようかと考えるも 捕まってしまった浮浪児仲間たちのことがフラッシュバックし、結局彼女を助け逃避行へ。 基本主人公は子供であり弱いため、戦いながら強くなるのではなく 罠を仕掛けたり、持っているものを利用したりして、敵を出し抜きながら目的を果たす どっちかというと謎解きとか脱出ゲーみたいな感じ。 戦いになる時も不意打ちを食らわせて逃げるとか、基本的に非力な子供が大人を倒すのは難しいのだ。 王国からの追っ手と主に戦うのは、主に主人公ではなく監視役だが イレギュラーな行動をとるストーカーの勇者や魔女なんかは大抵の場合主人公が相手をしなければならない 勇者は変態だけど勇者だからあまり子供に手荒な真似はしたがらないし 魔女も変態だけど子供に酷いことをしたい性格じゃないのが彼にとって付け入る隙となる。 道中おかしな老人を装った魔王にであったり、女装したり、お祭りを楽しんだり… 後半は聖女の引き渡しを拒絶した結果、レジスタンス側からも追われる羽目に陥る結果となり 勇者は嫉妬に狂って殺しにかかってくるわ、魔女は変態っぷりに磨きがかかってくるわで 王国、レジスタンス、変態が入り乱れて大変なことなるが、魔王が少し力を貸してくれたり 老戦士が銅貨一枚で味方についてくれるが、ずっと親切にしてくれていた弓兵とは敵対することとなる。 さまざまなことが明るみとなり、勇者の手綱を握っていた騎士は失脚し、王国の議会は混乱 聖女という旗頭は得られなかったものの、このごたごたに乗じてレジスタンスは武力革命を起こさんとついに動き出すことに 主人公たちは魔王の助力を得て遠くへ亡命し、物語は幕を下ろす。
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796 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/08/09(金) 20:58:23.42 ID:FPOlpXQs - ・主人公
盗みで命を繋いできた浮浪児、抜け目がない性格で結構胆が据わっているがやはり子供 かつては浮浪児仲間と暮らしていたが彼を除いて捕まってしまい、自分は仲間を見捨ててしまったという負い目を感じている ひょんなことから聖女と同行することになった少年…ということになっているが、レジスタンスに金をつかまされ 聖女を上手く利用するために聖女と信頼関係を築きながら目的の場所まで聖女を連れてゆくのが目的……だったはずが 字を教えてもらったり優しくされている間に、情が移ってしまい命がけで彼女を守るという決意をする 孤立した浮浪児という逃げ場のない立場、戦闘力そのものは低いが生きるための知恵に長け、子供故に聖女も警戒しづらいであろうということ 年頃の娘に間違いを起こしにくいだろうという点も、聖女を担ぎ上げる際のスキャンダルが起こらない、護送係としてはなかなか悪くないポジションゆえに選ばれた。 当然のことながら仕事の目的や聖女の正体は知らされおらず、ただ娘を助けつつ所定の場所まで連れてゆけとしか言われていない。 道中、聖女とは姉弟だということにしているのだが、顔も似ていないしそもそも育ちの差が出てしまうためその辺をツッこまれやすい。 ・聖女 神に選ばれた聖女という触れ込みだが、非人道的な人体実験の末に生まれた超人間で強力な治癒魔法を使える。 長らく僧院で育てられていたが、彼女に情が移ってしまった技術者や修道女たちの手で秘密裏のうちに 王国の力の及びづらい場所へ亡命を目論むも失敗、王国軍に護送される最中レジスタンスに襲われ 辛くも逃げ出すというより、半ばレジスタンス意図の通り逃がされ主人公と出会う。 なお王国によって僧院壊滅した際技術者たちの手によりデータはほとんど失われ、もう二度と作ることはできない。 育ちの良さを感じさせる物腰で、世間知らずではあるが馬鹿ではなく自身の立場をある程度理解している。 また変態に好かれやすいという難儀な特性を持つ。 ・老戦士 行く先で出会う賞金稼ぎの老人、寡黙で異常に強く、経験の差で超人的な身体能力を持つ一人で勇者をKOするレベル。 聖女の監視役であり、目的地にたどり着くまで聖女を付け狙う連中から聖女をひそかに守るのが目的 コソ泥が聖女を運びつつ、老戦士たちが出来る限り追っ手を始末してゆくという形だ。 必要以上にコソ泥たちと関わることをよしとせず、いつの間にかいなくなったと思ったら敵を始末している。 結構インテリでレジスタンス自体を信頼しているわけではないし、レジスタンスが勝利したとして その先がどうなるかくらいは見えているなど、社会に対しては一種の諦めを持っている。 積極的にはかかわらないものの、何度か言葉を交わすのちに 聖女の中に昔自分が捨てた大切なものを重ね見、主人公同様契約を破棄することとなる。 ・弓兵 老戦士同様、聖女の監視役。 気のいい男、監視役であることは長い間隠しつつも、老戦士と違い二人と積極的にかかわって宿の取り方を教えるなど何かと世話を焼いてくれる。 危機に陥れば真っ先に矢を打ち込んでくれたりと、割とストレートに助けてくれるため真っ先に親しくなる相手。 また、妻子持ちでまとまった金を稼いだら堅気になろうと思っている。 だがそれ故にクライアントを裏切ることはできず、できれば穏便に済ませたいと願いつつも レジスタンスに引き渡されれば、聖女は一生後悔する人生を送るからと拒絶する主人公と対立することとなり 主人公に銅貨一枚で雇われた老戦士と一騎打ちし命を落とすこととなる。
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797 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/08/09(金) 20:59:36.68 ID:FPOlpXQs - ・魔女の賞金稼ぎ
国の命を受けて聖女を取り戻さんと画策する魔女。 当初は仕事として聖女を追っていたが、だんだん仕事そっちのけで聖女に強い執着を見せる変態、気に入った相手の持ち物をこっそり集めるのが好き。 変態なりに相手に好かれたいと思っているのだが、色々と手段がズレている。 不穏な行動が多いため契約を破棄されてしまうが、ただでさえアンチェインだった彼女がいよいよアンチェインになってしまい、邪魔する者全てに牙を剥くこととなる 聖女の部屋で鉢合わせした勇者を半殺しにしたり、寝ている間に髪の毛をちょっと貰って人形を作りペロペロしたり かつては将来を嘱望されていた天才魔女だったのだが、気に入った後輩の部屋に忍び込んで暮らしたりするなど 奇行ゆえに追放され賞金稼ぎに身をやつしたという過去を持つ。変態だが頭はいい上に魔法使いとしての才能は常軌を逸している。 また戦災孤児故に天涯孤独の身の上で結構面倒見がよく弱い者には基本的に優しいため、変態的行動のターゲットにならない相手には好かれるところもある。 ・筋肉 魔女の下僕であり、肉の盾でほぼ全裸。 戦災孤児だったころからの付き合いで、魔女が魔女の道を歩んでからも長らく魔女に面倒を見てもらっていたのもあり強い忠誠心を持つ 下僕とはいうものの、別に虐げられているわけではないし、愛ゆえに尽くしているという状態が報われることは全くない。 変態的行動のターゲットにならないのは、男でしかもムキムキだから。見た目によらず若い。 普段はオッスオッスフンフンとしかしゃべらないが、話してみると結構まともな人である、パンツ一丁だけど。 ・勇者 伝説の勇者という触れ込みだが、やはり非人道的な人体実験の末に生まれた超人間。 身体能力が極めて高いが聖女に強い執着を抱いている変態で、結ばれる運命だとのたまう上に碌に話を聞かない 放っておくと超人的な身体能力を生かしてしばしば問題行動を起こす気持ち悪い少年。 部屋に入り込む、馴れ馴れしく語りかけてくる、聖女に何をされても都合よく解釈するなど奇行には事欠かないが、変態度でいえば魔女には一回り劣る。 聖女に対する強い執着自体も、二つをセットで運用するために意図的に作り出されたものではあるが 聖女に植えつけることは失敗し、彼には過剰に植えつけられてしまっている。 人間を堕落させ滅ぼさんとする魔王の討伐という名目で旅をしているが、実際には人類に悪意を抱いた魔王自体は架空の存在であり 政治的なプロパガンダのためのキャンペーンにすぎないが本人は知らない。 ちなみに、各所で起こり勇者たちが解決している問題も人間のごろつきに資金提供してやらせているいわばマッチポンプにすぎない 変態的な性格の政治的プロパガンダにはイマイチ使いづらいため、装着しているアクセサリの力で騎士の手によりしばしば強制的に虚脱状態にされている。 騎士が自分の手綱を握って操っていたことに気付いたとき騎士に牙を剥くが手綱を握られているため最後まで騎士の掌の上で踊らされ その果てに老剣士に斬り殺されてしまうが、聖女への一方通行で独りよがりな愛情もまた最後まで変わらず それが結果として騎士に一矢報いることとなる。危ないけれどちょっとかわいそうな人だ。 ・騎士 勇者お付きの騎士であり、政府の上層の命により勇者のお付きを任さされ変態で気違いの勇者に振り回される苦労人…と見せかけて 実は勇者を制御しつつ、その力と立場を利用して成り上がらんとする野心家、ただし本人の戦闘能力はそこそもと言ったところ。 騎士の一族の三男坊で才覚はあるものの立場ゆえに後は継げないが故…ではなく、どんな立場でも同じことをしていたであろうというタイプで 勇者を作るプロジェクトにも彼の一族は関わっており、それをうまく利用してこの立場に滑り込んだ。 同僚の魔法使いと腹の探り合いをしつつ、意図的に勇者を暴れさせ元老院もレジスタンスも出し抜き聖女を手に入れようと画策している。 今の勇者に何かあっても再び勇者を作るためのデータを持ち出していたり、裏に手を回すことも忘れないが 心の底で他者を見下し、感情の持つ爆発力を軽んじる性格が災いし、最終的には予定を大きく狂わされることとなる。
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798 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/08/09(金) 21:07:06.91 ID:FPOlpXQs - ・魔法使い
勇者お付きの魔法使い、普段はボケておっとりした女性を装っているが騎士を送り込んだ派閥とは別の魔法使いの組合の息がかかった派閥の命により送り込まれた 上の命により不穏なものを感じる騎士の動向を観察しており、騎士にとってはある意味最大の敵である。 魔女の賞金稼ぎの被害者の一人であり変態は嫌いで、勿論変態の勇者は嫌いだし騎士のような人間も嫌悪しているがおくびにも出さない。 心の平安を強く望み、野心は余計な心配を抱く原因であると考えているためそういったものは持たないが むしろ心の平安の為なら手段を選ばない恐ろしい女で、いつもは騎士の後手に回っているように見えて、勇者と魔女の賞金稼ぎを潰し合わせようとしたり 騎士を勇者に襲わせたり、騎士が入手した勇者作成のための資料を事故と装って始末したり… 主人公たちとはあまり接点がないものの(それとなく主人公に使い走りをさせてお駄賃を渡したりする程度) 彼女が暗躍することで結果、主人公たちが守られる結果になっている。 魔法使いの組合さえ守られれば自分は平穏な生活を送れると考えており 魔法使いの目的は概ね現在は様子を見つつ、聖女には王侯貴族やレジスタンスたちに対しうまく不信感を植え付けながら 機が熟したら魔法使いの組合側に上手く引き入れるという算段であるが、自身の平安を望むため深追いもしない。 なお魔法使いは、強い横のつながりを持つ集団であり、王国もレジスタンスも下手に手出しはできない。 ・レジスタンス 横暴な王侯貴族の社会を打倒することを目的とする集団であり、主人公たちのクライアントである。 革命並びに統治のため、聖女の持つ奇跡の力を旗頭に据えるつもりなのだ。 代表となるものは複数いて、派閥も複数存在しているが今はまだ大きな分裂はない。 なお、いつの時代も暴虐な権力を打破したものは暴虐な権力に成り下がるという傾向があり 彼らもまたそういったものの萌芽がみられる。主人公たちに対しても はした金さえくれてやれば何も考えずに仕事をやってくれるだろうという認識しか持っておらず 基本民衆のためではなく、中枢部の多くは単に王侯貴族にとってかわりたいだけの連中である。 ・魔王 別に人類を堕落させる気もなければ滅ぼす気もない、増えすぎて魔物たちの生活を圧迫するならその都度どうにかすればいいと考えている。 世界征服もなにもすでに彼の軍勢である世界中に存在する多種族の魔物は彼によって統治されているため 実質すでに世界は征服されているようなものだ。気まぐれな老人で何度か出会ったのち、ちょっとだけ手助けをしてくれる。 ・カンタロウペルメ 魔王より得られる助力。青紫の巨大なミミズ。毒と電撃を放つ。 ・ヤンマーニヤーイヤ 魔王より得られる助力。巨大なトンボ。優れた旋回能力を持ち攻撃をかわす。 ・アミーゴタコス 魔王より得られる助力。巨大なタコ。グラップリングや墨だけでなく頭もいい。
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