- 【うみねこのなく頃に】屁理屈推理合戦スレ 26
736 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:03:36 ID:oN3d4Hat - >>731
「何しろ、木こりの男はダイエットのために木こりを始めたのだぞ。 ……それが瞬く間に麓の住民の評判に! くっくっく……、犯人が嫉妬するわけである。 ……あぁ、優しく寛大な魔女である妾が語ろう。 【最後の謎とはマスターキーに関することである】。」 「そなたらの青き真実は、実は妾に残る左手を何度も打ちつけておる。 あまつさえ、貫いてさえいる。 しかし、妾は平気な顔して、そなたらにその傷を隠しておるのだ。 ……いずれにしろ、今晩で終わらせようではないか。 2011年に生きるそなたらは、今もこうして文明の利器を利用して 妾に相対しておる。 しかし、そなたらのソレは別の使い道もあるはずである。 ……なんといったか……ぐーぐる、やふーといったか……。」
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738 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:09:01 ID:oN3d4Hat - 「>>735の復唱要求、
そして、返答を遅らせた>>718の青き真実に対してこう返そうぞ。 【犯人の持つマスターキーには施錠・開錠の概念は存在しない】ッ! また、【マスターキーに変形は無い】ぞ。 ……伏線はあったが、隠しておった未知の被害者Xがいた以上、 【ノックス十戒に反する】と言わざる得ないであろうな……。」
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743 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:18:51 ID:oN3d4Hat - >>737
「……混乱させてしまって申し訳ないな。 ダイエットについては下らぬ戯言と思ってくれ。 いんたーねっととやらに関しては……、 もし、妾がそなたが相対するのに使っている“窓”の上部に 検索えんじん、というものがあれば、 この謎について調べてみるのも一興だろうと思うぞ。」 >>739 「うむ、そなたの青、実に美しいッ! しかし、違うのだ。【マスターキーはパスワードではない】ッ!! 【木こりの家に電子オートロックの扉は存在しない】からな。」 「ある日のことである。 妾はちょっととした気まぐれで、 ぐーぐる先生と言う大魔術師に “マスターキー”とは何ですか、と質問してみたのだ。 すると、ぐーぐる卿は真っ先にうぃきぺでぃ卿という彼の友人を紹介してくれたのだ。」
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748 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:32:16 ID:oN3d4Hat - >>740の青き真実が、空間を右往左往しながら、
それでもなお、魔女の左手を壁に抉りつけるッ!! 「ぐっ、ぐぅおぉぉおおおッ!!! くっ、そなたの青き真実はすまぬが、大方がハズレ。 むしろ、妾の思いつきもしなかった、新たなゲーム盤のネタになりそうな 興味深き内容に溢れて居るぞ……、感服する。 されど、確かにそなたの青き真実は妾の左手を奪っておる。 そうであるッ、【マスターキーとは散弾銃のことを指す】ッ!! ……これは妾の独りよがりの言葉定義ではないぞ。 これにて、リザイ……」 そこに >>746、>>747の青き真実が現れるッ!! 「うぉおッ、びっくりしたではないかッ! そなたらもぐーぐる卿に聞いたのか? うぃきぺでぃ卿がそのものずばりを教えてくれたであろう? やはり偉大であるわ、あのお方は……。」 「これで、妾の四肢は全て奪われてしまったな……。 ……リザインだ。 さすがは幾多もの謎を打ち破ってきた名探偵諸氏であるな……。」 というわけで、長々とお付き合いいただきありがとうございました! これより、真相を発表させていただきますので、 それまでのちょっとの間、余裕の在る方は ぐーぐる先生に「“マスターキー”って何ですか」とお聞きになってみてください。 ある程度の納得はしていただけると思います。 では、しばしお待ちを。
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750 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:37:53 ID:oN3d4Hat - 真相
男は散弾銃……ショットガンを持って、家を出ました。 ショットガンは軍事用語で、扉を破砕する威力があるため、「マスターキー」と呼ばれています。 (ぐーぐる卿に“マスターキー”と尋ねれば、そのものずばり「散弾銃」と出ると思います。) 男はまず、ショットガンで木こりの家の扉をぶち抜きました。 「マスターキーで扉を通過」したのです。 その時、たまたま扉の真正面にいた木こりは死んでしまいました。 扉を破るために撃たれたものとはいえ、銃弾は確実に木こりを殺しています。 よって、【木こりは銃殺されています】。 しかし、木こりの家にはもう一人ニンゲンが居ました。 これは“ソイツ”などと呼称されていましたが、仮に被害者Xとおきましょう。 扉を破壊し、同時に木こりを殺害した事に気付いた犯人は、 部屋にもう一人ニンゲンがいることに気付いたのです。 男は咄嗟にその人物に向かって散弾銃を振り下ろしました。 その人物――被害者Xは抵抗する事も無いままに殺されてしまったのです。 【彼は銃で殺されています】が、【銃殺されたわけではありません】。 つまり、【銃による撲殺が彼の死因なのです】。 なので、【彼の死体に銃痕が無い】のは当然の事なのです。 これにて、“もう一人の男”の謎については完結しています。 残る問題は木こり。【彼は確かに銃殺された】のだから、 掛け値なく【死体に銃痕がない】という事実は謎となります。 しかし、ヱリ……真実の魔女が殺害現場に至った時間については伏せられています。 彼女が殺害現場に至ったのは、事件発生から“5年後”のこと。 だから、ショットガンで扉を破壊され、森の真ん中に野ざらしにされた死体は 当然の如く、森の生物達に荒されてしまいますし、また同時に腐ってもいきます。 真実の魔女が見たのは、木こりの“白骨”。だから、それは確かに“死体”ではありますが、 “銃痕が残っているはずもない”のです。血肉はもはや5年の歳月に消え去ってしまったのですから。
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752 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:45:03 ID:oN3d4Hat - つまり、銃痕がない死体は二つあったわけですが、それぞれ“銃痕が無い理由が違った”わけです。
そして、それも“被害者が二人居る”という事実に気付かなければ、至れない。 それに至るためには、幻想描写の“再殺”の意味を考えなければならないし、 “木こり”と“ソイツ”という名詞・代名詞の使い分けの違いに気付かなければならない。 どの謎に最初に至るかでアプローチが変わる。 これが森の魔女の言う“四肢を賭ける”の意味なのでした。 ……と、ここまでが用意していた文章なのですが、 実際にやってみると、皆様の猛攻が激しくて“木こりと代名詞の誤認トリック”はあまり活かせずじまいでした。 なので、二人目の被害者が浮いてしまったのではないかな、というのがちょっと心残りです……。 マスターキーの誤認は、実はもっと早く打ち破られると思っていました。 1対1ならともかく、私VS大勢なので、 誰かが“散弾銃をマスターキーと呼ぶ”と知っていたら一発目で破られる謎でした。 ……だから大きなリスクがあったのですが、逆に皆様にお手数をかけさせてしまって……。 うーむ、やはり実際にやってみると難しいですね。 しかし、皆様とのこの時間は本当に楽しいものでした! ありがとうございました!
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755 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 00:58:50 ID:oN3d4Hat - >「……そなた達がマスターキーを手に入れたことを前提に語るので、
の時に「口を滑らせてしまった」と言ったのは、 「木こり自身の持つ鍵を手に入れた」 というのが的外れであると、 私が知っているゆえの発言だからなんです。うっかり。 内心、 “木こりの家だけの話なのに『マスターキー』って呼称はどうよ?”なんて 突っ込みが来てたら、頭を抱えていたところでしたね……。 皆様、お褒めの言葉ありがとうございました。 次は探偵として現れたいと思います。 それでは、シーユーアゲイン、ハバナイスデイ!
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757 :森林伐採反対の魔女 ◆JnxzHJGpTask [sage]:2011/02/14(月) 01:12:34 ID:oN3d4Hat - ……あ、気持ちよく終われたところ恐縮ですが、
それはこのドジっ娘魔女様に免じて許してくださいませ。 「そうだ、言い忘れておったことがある。 男の白骨に銃殺の痕跡がなかったことに関して、 “もう一つ理由がある”と言ったが、 これは真相にもあるとおり、“扉越しに銃殺した”ことである。 様々な理由を挙げてきたが、その最後に “扉越しでの威力の軽減がある”ということを挙げておこう。 ……妾は最後までうっかりしておったな。 また出てくるのも格好悪いと思ったが、わだかまりを残したくないと思ってな。 まぁ、可愛い妾に免じて、許してくれるよなァ……? シーユーアゲイン、ハバナイスデェィ!! くっくっくっ……、わっはっはっはッ!!!」 ……こうして、森林伐採反対の魔女は消えていくのでした……。 ――了――
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