- うみねこの超展開な解答を真面目に考察する 38
198 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 01:12:06 ID:yC+DkHAb - >>191
>赤字に時間の概念が存在すると本文中で言われてる以上、そこにはルールがあるんだろう。 えっと、自分の中で考えている赤字のルールを述べると ・プレイヤーは、その赤字の解釈できる範囲で最大の解釈を採用してよい(時間や場所の指定が無い限り、いつでもどこでも成り立つ) ・ただし、プレイヤーに対して限定要件の同意が取れている場合、GMは赤字自体から限定要件を削除できる だと考えている。EP6の戦人の赤字を見ると、概ねそのルールに沿って出してると思う。 (これを守らないと魔女のゲームは上手く進まないという経験もあるけど) たとえば第一の晩でヱリカに復唱要求を求められたとき、”蔵臼、留弗夫、秀吉、郷田は、犯人ではない” という赤字を戦人は使わず、 【蔵臼、留弗夫、秀吉、郷田たち4人は、夏妃、絵羽、霧江、楼座、真里亞、戦人たち6人の殺人にかかわっていない】 という、冗長な赤字を使った。 これは、基本的にプレイヤーに最大限の解釈が許されており、GMが揚げ足取られないようにするためだと思う。 不用意な赤字へのツッコミはプレイヤーの権利であり、逆にGMがプレイヤーの許可無く限定要件を入れてはいけない。 (たとえば、後から”さっきのは実は第一の盤のことでしたー”みたいな限定をするのは反則に当たるんだろう) ただし、【それ以外の全員が、いとこ部屋にいることを認める】の赤字には、金蔵を排除する項目がない。 これはヱリカが、それ以外の全員から金蔵を省いていいと、予め認めたため。 逆にヱリカが事前に認めてなければ、ヱリカには金蔵がそれ以外の部屋に居る(死体がある)と主張する権利がある。 竜騎士(あるいはヤス、十八)がこのルールに厳密に従って作ってるかはわからないけど、EP6を見る限り、 これがゲーム盤のゲームマスターが遵守すべき基本原則なんじゃないかと考えてる。 プレイヤーに対して同意が取れているかどうかは、揉めるところだと思うけど、 いずれにしてもGMの独りよがりの赤字は許されないのだと思っている。
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199 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 01:25:18 ID:yC+DkHAb - >>193
>>それを信じてるわけじゃないが、嘉音がやってくるのはそれと同程度の仮説に見える >では一つ質問があるんだけど、それだとヱリカが嘉音と遭遇したり、会話した事実がEP6に存在しないことをどう思う? ヱリカと嘉音が会っていない、ということだと思う(そのまま)。この場合、嘉音の居場所は、 島内に居る可能性と島外にいる可能性の両方が併存する。猫箱。 ただし、いずれにせよ嘉音に言及がある以上、この時点でゲーム盤の参加者(駒の一つ)ではあり、 【それ以外の全員が、いとこ部屋にいることを認める】と言われた時点で 嘉音が島外に居る可能性は消え去り、島内のいとこ部屋にしか存在できなくなる。 >>195 ガムテープは探偵権限に類する力と呼ばれており、GMの持つ魔法の力に近い。 (残り少ないガムテープで、一部屋であれば何度でも封印できる事自体が魔法だと思うけど) ヱリカが絶対時間でいつガムテープを貼ったかは観測されていない。上位空間の絶対時間もない。 そのため、GMが正確な時間を決めていない限り、内訳確定時とガムテープの封印は同時と主張しても問題ない。 ……と、私は解釈します。
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203 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 01:53:33 ID:yC+DkHAb - >>200
>封印の効力は保証されてるってだけで封印するのはニンゲンだってことを忘れちゃだめよ うーん。少し良く考える。 >>201 >>嘉音が島外に居る可能性は消え去り島内のいとこ部屋にしか存在できなくなる。 >それこそ根拠が無い。赤字の影響範囲を無視した考察だ。 赤字の影響範囲というのが良く分からない。 こちらは>>198のとおり、基本的に限定要素のない赤字は、ゲーム盤全てに及ぶと考えている。 この赤字は地の文でも会話でも広域であると描かれているので、特に範囲が広いものと思っている。 ゲームマスターが後から自由にゲーム盤に駒を追加していい、という解釈なら、それはこちらと違う。 私は、ゲーム盤への駒の追加はあくまで、GMとプレイヤーに同意がある場合しか成り立たないと考える (漂着したヱリカはそれに当たると思うが、あくまで例外)。 >>202 ヱリカが隣部屋から脱出後、一階をチェックする前にガムテープで2室の扉と窓を封印したのでは。 それ以上の時間同定は出来ないと思うが。 時間差トリックが使えるかどうかはよく考えてみる。
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205 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 02:09:47 ID:yC+DkHAb - >>204
>この島には19人以上の人間は存在しない >全ゲームに共通する 19人以上存在しないのは島の上だけだろうけど、それは他の赤字の範囲を制約しない。 島外の事象について定義した赤字も存在する。 (どうでもいいが、川端船長は厳密に言ってやはり船から降りてないのか) >赤字の影響範囲がどこまでかを考えると、この島までだと思うよ。単純に考えて。 >じゃあ逆に聞きたいけどゲーム盤はどこまであると思ってる? >>182のとおり、私はゲームの駒が動く範囲がゲーム盤に含まれると思ってるよ。 たとえば、そんな偽書はないけど、いとこ4人組が沖合まで流されてそこで何か起きるエピソードがあれば、 その偽書内では結果的にそこまでゲーム盤に含まれるだろう(というか、そうでないとおかしい)。 猫箱に包める範囲、つまり外部から観測されない範囲であれば、ゲーム盤の物理的領域は別に制限されないのでは。
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208 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 02:39:21 ID:yC+DkHAb - >>207
>人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しない 正確には【人間以外の生命は一切、このゲームに関係がない】 人間以外で、かつ生命以外のものは当然ゲームに関係する。チェーンロックとかマスターキーとか… >ゲーム盤の外、即ち1986年10月4日以前の島の人数については赤で宣言されていないんだ。 これは、”1986年10月4日以前の島の人数”がゲーム盤の外(だった)ということだと思うけど。 >>いとこ4人組が沖合まで流されて >それだったら島の人数が関係なくなるから、新しく島の人数を定義しなおさないとゲーム盤になりえないんじゃないの? ”沖合にいる人間は4人のみ”とか、赤字を追加すれば、いくらでも”解けるようにできている”ゲーム盤を作れる。 大事なのは、最終的に外部に観測されない猫箱に入ること。その範囲なら偽書で遊べる。 あと、島に限定されない赤字はいくつかある。 【俺の6年前に、ベアトリーチェなどという人物は存在しないのだ。】 【そのぬいぐるみは特別なぬいぐるみ】 【楼座が娘の誕生日のために作った、世界でたった一つの】
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216 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 11:52:08 ID:yC+DkHAb - >>210
>その赤字もある。EP3の赤字確認してみ 確かに本当だ(エヴァは赤字の使いかたが危なっかしい) >一応できるけど、追加された赤字が存在したためしがないよね? マスターキーは5本しかない、はまさに途中で追加された赤字。 舞台を島に限定する、という赤字が無い以上、ゲームの舞台も追加は可能であり、 EP6のメタ客室はメタ世界にゲームの舞台を拡張してるとも言える。 あと、ゲーム盤の大きさが島で固定だ、と主張しながら、ゲーム盤に外から駒を持ってこれると主張するのは矛盾してないか。 チェスのプレイ中に、こっそりクイーンを一個追加するような行為がフェアだ、と言ってるように見えるけど。 それを途中からやるなら、最低でもプレイヤー双方の了承がなきゃ駄目でしょう。 >>211 現実に全滅させたのは外部の者(霞とか)かもしれないけど、最終的に猫箱に閉じて縁寿がたどれなかったと考えると、 全滅の原因は六軒島に閉じてる方が綺麗。いずれにせよ現実は猫箱だからなあ……
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217 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 12:02:34 ID:yC+DkHAb - >>213
中身よりも構造の方に興味はある(こっちの興味は、赤字を形作るためのルールだけど) この図は面白いけど、実際はここまで厳密に構成できなかった、というのがうみねこの悲しいとこだと思うよw 図の中でも、作中レイヤーと作中作レイヤーのフェザリーヌとか、層の違うベルンカステルや縁寿は作中で綺麗に区別されてない。 階層間のキャラがぐちゃぐちゃに混ざり合って会話したりするので、読者から見て各レイヤーが綺麗に見えない。 だから、ある層で死んだキャラが何故かすぐ生き返ったり、いきなり正反対の動機で動くように見えて、 うまく感情移入出来ない。縁寿とか未だに何考えて何やってたんだかわかんないよ
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227 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 19:13:03 ID:yC+DkHAb - >>226
>その場合、島の内側の人間が、島の外に脱出する可能性が生まれるよね? そういう偽書があるとしたら、単に島の外の人数についても、別途赤字で追加すれば済むんじゃないか 【六軒島付近の海上も含め、19人以上の人間は居ない】とかね >なぜなら、島の人数は定義されている。 >島の外の人数は定義されていない。なら >この二つをあわせて考えて構成されたゲーム盤は、 >"ゲーム盤上の人数を定義していない"となる。 > >人数が定義されていないゲーム盤は、解けない。 >よって赤字違反となり、 >ゲーム盤は"六軒島"がその物理的な領域と証明されます。 ……いやだから、「島の内外で人数移動があったら、人数が不定になって解けるようなゲーム盤じゃなくなる。 だから、ゲーム盤は島と同じ大きさでなければいけない」というのがそっちの主張だよね。 私はそうは思わない(ゲームごとに拡張すれば済むと思う)が、仮にそうだとするよ。 けどそっちは同時に「島の外から嘉音が島に来てもいい」と主張してる。言ってることが矛盾してないか? 例えば、『EP4の屋外の犠牲者たちは、若き日の天草十三が島の外の船から狙撃銃で撃ち殺した』 という青字は、島の外である以外は伏線を満たしてるし、赤字にも引っかからないけど それもオッケーなの?
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229 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 19:36:33 ID:yC+DkHAb - >>228
感情的か?そう感じたらすまん。 >矛盾は無い。ゲーム盤の外からゲーム盤の駒が追加される現象はヱリカの件とか、前例がある ゲーム盤進行中の追加例はヱリカの件しかない。そしてその参加時に、プレイヤー全員が同意してる。 同意なしに追加した例は無い。 >本文中に手掛かりのないエキセントリックな推理はすべて斬られる。 だから、従軍経験があり、右代宮一族との関係があって 未来世界で六軒島での遠距離射撃という事実がある天草を選んだんだが。 まあいいや。
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233 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 21:05:18 ID:yC+DkHAb - ヱリカがEP6で嘉音に会ってないのは、同一人物説と別人説をギリギリまで両方保つため。
と考えれば、ヱリカが嘉音を見てないことを、普通に伏線として吸収できる気がしてきた。 EP5のヱリカは、嘉音にしか反応していない。EP5の叙述は戦人視点なので よく言われるように、立ち絵でヱリカと紗音嘉音両方が現れても、ヱリカは両方のキャラを見ていないと解釈可能。 (同じことは、EP7のヤスと紗音と使用人でも起きている。立ち絵があるだけでは、 使用人が紗音を見たという存在証明にならない) ではなぜヱリカは戦人と違い、紗音や嘉音を(たとえ別々にだとしても)両方を見ることが無いのか。 これは「探偵権限を持つ有能なヱリカに、両者を別々に見せると、その権限を最大限使用し 同一人物の場合、変装を暴いてしまうから」という理由が考えられる。 そしてEP6で紗音だけ見せ、嘉音をヱリカに見せていないのは、探偵権限をもし途中でヱリカが 得てしまう場合、両者の変装(あるいは二重人格)が即座にバレてしまい、同一人物説が保てなくなるから。
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- うみねこの超展開な解答を真面目に考察する 38
235 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 21:53:12 ID:yC+DkHAb - >>234
下位のヱリカは、EP5とEP6で記憶を受け継いでないと思う。 だからEP5で嘉音にしか会ってなくても、EP6で紗音を見て不審に思うことは無い。 一方、上位のヱリカはEP5でもEP6でも、両方居ること前提に進めてる。 なので、下位のヱリカが実際には片方しか見てないとしても、やはり不審に思うことはない。
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- 【うみねこのなく頃に】屁理屈推理合戦スレ 26
183 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 21:59:35 ID:yC+DkHAb - >>177
んじゃまあ、復唱要求だ。 「失血死の原因は、腹部の銃創からの出血である!」 「男は銃を持っていない!」
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239 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/01/14(金) 22:05:07 ID:yC+DkHAb - >>236
確かに上位と下位ってちゃんと分かれてないんだよね……EP8の縁寿もそうだったし。 ただ、EP6ではヱリカが漂流してから会話が始まるまで、ミステリー談義があったことになってるので、 下位のヱリカは、戦人が読書好きであることをそこで知ったんじゃないかな。
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