- 【育成SLG】セカンドールマスター 3世代目
384 :245[sage]:2009/06/15(月) 14:04:34 ID:PBxns4bf - おまけ出来たけどそんなことやってる場合じゃねぇ
>>383 詳しく頼む
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388 :245[sage]:2009/06/15(月) 19:47:02 ID:PBxns4bf - >>385
そうか… これでドルマス2は完全になくなったんだな… >>387 初音ミクっぽいw 上手くてうらやましいです
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389 :245[sage]:2009/06/15(月) 19:50:43 ID:PBxns4bf - とりあえずおまけを投下します。
魔王城へ続く山道。 和気藹々と食事をしている最中、突如それはやって来た。 平穏を掻き乱す4つの黒い影。魔王の手下である事は一目瞭然だった。 ケタケタ、と笑う黒い影達。その笑い声は聞くに堪えない、不快なものだった。 温厚なイースが顔を顰める。彼女が顔を顰めるなど、滅多に無い事だ。 故に、それは分かりやすく不快感の度合を表していた。 にも拘らず、影達は依然として笑いを止めなかった。 思わずマッドナイスが飛び掛りそうになったが、イースがそれを制止した。 彼女は、無論 彼女以外の3人も、敵との実力差は理解していた。 迂闊に飛び込まなかったとしても、勝てるかどうか分からない。 ギリッ…と、マッドナイスが歯を軋ませる。負けず嫌いな彼女にとっては屈辱的な事だった。
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390 :245[sage]:2009/06/15(月) 19:51:31 ID:PBxns4bf - 薄ら笑いを浮かべながら、影達が歩み寄った。
余裕に満ちたその表情は、彼女らの怒りを増幅させる。 しかし、イースは飽く迄 冷静だった。 余裕に満ちた、という事は、己の実力に慢心しているという事だ。 となれば、必ず隙が生まれる。そこを突く他 勝機は無いだろう。 相手に悟られぬよう、3人に目で合図を送る。 チャンスは一瞬。タイミングが肝心だ。もし、少しでもミスをすれば、それは死を意味する。 汗がイースの額を伝った。彼女とマッドナイスは最も危険な囮役だ。 2人が敵の注意を引いている間、リラがホットレイラを強化し、ホットレイラが魔法で一気に止めを刺す。 敵の唯一の弱点が魔法である中、彼女らが取れる作戦はこれしか無かった。 気掛かりなのはホットレイラだ。この状況、彼女ならば恐怖で固まっているのではないか。 イースはそう思った。 だが、ホットレイラの目は淀みなく、しっかりと敵を見据えていた。 それを確認したイースは、少しの間だけ呼吸を止め、心を落ち着かせた。 そして……一瞬。 唐突な攻撃に敵も驚きを隠せず、作戦は見事に成功した。 予想以上にホットレイラの魔力は高かったらしく、影達は空の彼方へ吹き飛ばされていった。 それは漫画などでお馴染みのシーンそのままで、彼女達は思わず吹き出してしまった。 もう、邪魔をする者はいない。 後の魔王戦に備え、彼女らは食事を再開した。
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392 :245[sage]:2009/06/15(月) 19:53:58 ID:PBxns4bf - その2
魔王城へ続く山道。 そこで楽しそうに食事をしている4人組を見つけた。 よく見ると、それはどうやらおなまえ氏所属の女性ドール達のようだった。 パレス「うはwwwテラモエスwwwww」 ザンクロー「俺らも混ざろうぜwww」 キルアト「無理だろjk」 ユータサマナ「黙れよ明るい野郎が」 彼らは、かの有名な阿修羅の四天王だった。もちろん、負けず嫌いとしての著名である。本当は一人だけ負けず嫌いではないが。 そんな彼らが女性に近寄るとは、一体どういう意味を持つのか。即座に敵と認識され、攻撃を受けるだけだ。 にも拘らず女性に言い寄るのが負けず嫌い。愛すべきバカであるが、女性にとってはいい迷惑である。 彼らはいつもの様に襲い掛かろうとした。普通、大抵は何も出来ずに撃退されるだけなのだが、今回は違った。 キルアト「またやられるだけだって… 女ってこんな時だけ異常に強くなるんだから…」 ザンクロー「このヘタレがっ!!」 パレス「まぁ落ち着け。考えてもみろ。奴らはおなまえ氏所属のドールだ。」 ユータサマナ「それがどうかしたか?」 パレス「バカだなぁ〜。いいか…? よく聞けよ…?」 皆「…ごくり」
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393 :245[sage]:2009/06/15(月) 19:54:40 ID:PBxns4bf - パレス「あの子らは…大して強くない…!!」
ゴンッ! キルアト「俺の話、聞いてたか?」 パレス「でもだ! 今まではサイレントアイやスーパーテンシに手を出してきて、やられていた。 だが、今回はどうだ!? そこまでは強くないだろ!? だったら!! 俺達だって強いんだから大丈夫だろ!?」 ザンクロー「とりあえず落ち着けよ。」 パレス「うん」 キルアト「面倒臭い奴だな…」 ユータサマナ「でもパレの言うとおりだ!! さっそく行こうぜ!!」 ザンクロー「…そうだな! 今回は何だかいけそうな気がするわww」 キルアト「……まぁ、いけるならいくしかないよなwww」 パレス「よっしゃぁぁぁ行くべ!!」 ・ ・ ・ 結果は無論、言うまでもないだろう。昼間の空に、4つの星が輝いた。 たとえ実力があろうとも、それを過信、または敵を過小評価し、気を緩める事は、必然と敗戦へつながる。 油断大敵とはこのことである。
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394 :245[sage]:2009/06/15(月) 20:00:52 ID:PBxns4bf - 読みにくかったらすいません
あと、投下は今回で最後にしようと思います。 >>377-380 あるあるネタは面白くていいよね! 俺はなかなか思いつかんけど…
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