トップページ > 同人ゲーム > 2009年02月11日 > SGd7Xo/j

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名無しさん@お腹いっぱい。
うみねこのなく頃に part308
MUGENキャラ作ろうぜ!Part13

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うみねこのなく頃に part308
95 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/02/11(水) 13:34:28 ID:SGd7Xo/j
ep3読本の追加Tips全文うpもしくはスキャンしてくれるなら小冊子続き書いてやるよ
なんか買う気力が起きねーんだよな読本は
うみねこのなく頃に part308
108 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/02/11(水) 13:41:11 ID:SGd7Xo/j
違法とか小冊子のうp望んでるやつらにいわれたかねーわwwwwwww
ま、気が向いたらよろしこ^^
ep2読本はwikiのバックアップから全文見れるし
うみねこのなく頃に part308
122 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/02/11(水) 13:50:32 ID:SGd7Xo/j
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader918606.jpg
持ってる証拠は置いとくから悪魔と取引したい人待ってるよ〜^^/~
うみねこのなく頃に part308
213 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/11(水) 14:44:28 ID:SGd7Xo/j
>>200
いいよ
MUGENキャラ作ろうぜ!Part13
530 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/11(水) 15:43:29 ID:SGd7Xo/j
CV若本(狂犬ver)がいるからじゃね?
うみねこのなく頃に part308
572 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/11(水) 19:26:11 ID:SGd7Xo/j
>>545
dd^^
こっちもまだ途中だから出来たとこまで投下するわ
wikiは丁度ページ終わりまで載ってるからその次の1ページ

-------------------
「うううぅううぅうぅ、ひっく、ひっく…!」
「えー、やだぁ、サタンお姉様ァ、みっともな〜い!」
「チョコひとつ満足に渡せないなんて、情けな〜い!」
 妹たちはサタンを嬲る嬲る。…失態があったらフルボッコなのが七姉妹の不文律だ。

 そんなのを見せつけられて、ルシファーは急に不安になってしまう。
 ルシファーは表向きは長女として幅を利かせているが、実際は、姉妹で一番、要領が悪
いことを自覚している。
 サタンがうまく行かなかったのだから、自分がうまく行くわけがないと、急に恐ろしく
なってしまう。

 ……どうしようどうしよう…! でも、ちゃんとチョコを誰かに渡さなかったらロノウ
ェさまに怒られてしまう! そうしたら、妹たちにはきっとサタン以上に酷い目に遭わさ
れる…!

「ど、どうしたものかしら…。……トラブらないであっさりと受け取ってくれそうな男は
いないかしら…。」
 譲治とかどうかしら。あいつ、お人好しそうだし、ポイと渡したらあっさり受け取って
くれそう。
 ……あぁ、でもきっと紗音がしゃしゃり出て来るに違いない。アイツ、ここぞという時
はやたらと頑固でおっかないから!

「……誰かに渡した、ということにして、こっそり処分しちゃった方がいいかも…。」
 うん、多分、それがいい……。
 姉妹たちがサタンをいじめている間に、こっそりこれを処分……。

「ルシ姉の考えてることなんてお見通しなんだから!!」
「ひッ!」
 もうサタンいじめタイムは終了していた。
 サタンは、どさくさに紛れてルシファーが自分だけ逃げようとすることくらい察しがつ
いていたのだ。

「私たちには威張り散らすくせに、いつもこっそり逃げ出すのがルシ姉なんだから! さ
ぁさ、お前たち! ルシ姉を逃がすんじゃないよ!」
「「「はぁい、お姉様ッ!!」」」
 サタンの号令に妹たちが、腰を抜かしてへたり込むルシファーを取り囲む。

「ねぇ、ルシファーお姉様ァ。お姉様は誰にチョコをあげるのかしらぁ? 長女に相応し
い、優雅で素敵で、そして濃密な愛のバレンタインを見せてくださるのよね…?」
 まずい、捕まった……。ど、どうしよう…、誰にも渡すあてがない…。……どうしよう
どうしよう…。

 ルシファーの顔が見る見る青ざめていく。その表情は、何よりも雄弁に、逃げようとし
た胸中を物語っていた。
 誰に渡すの、どうやって渡すのと囃し立てる妹たち。絶望的な表情で俯き震える長女…。
うみねこのなく頃に part308
575 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/11(水) 19:29:35 ID:SGd7Xo/j
その次のページ
残りあと2ページ半だけど飯食ってから始めるのでもうちょいかかるな

-------------------

「おう、太もも姉ちゃんたちか。相変わらず、姉妹仲良くやってんな。」
「な、……右代宮戦人…!」

「えぇ、そうよ〜、煉獄の七姉妹はみんな仲良しなの。ね〜、みんなぁ!」
「「「「はァい、仲良しで〜す!」」」」
 ルシファーは目に溜まった涙を大急ぎで拭き、同じ様に取り繕う。

「……何だ、その箱? あぁ、そーか、バレンタインだもんなぁ! へへ、お前たちも普
段、物騒なことを言ってる割には、可愛げのあるとこもあるんだな。」
 戦人はルシファーが持っているチョコの箱に気付き、へらっと笑う。
 ……う、これは千載一遇のチャンスかも。戦人ならノリが良さそうだし、案外さらっと
もらってくれるんじゃ…。

「う、……右代宮、……戦人ッ!」
「あん? 何だい、太もも姉ちゃん。」
「ふ、太ももじゃないわよ、ルシファーって名前があるわよ…!」
「そりゃすまねぇな。んで、そのルシファーちゃまが何か用か?」

「…こっ、……こっここっ、」
 ルシファーは、赤面してふるふると震えながら、チョコの箱を突き出す。
 いくら鈍感な戦人でも、そのお膳立てされた状況下では、それが何を示しているのかよ
くわかる。

「……え? お、……俺に、…それ……?」
「…う、……受け取って下さいッ、お願いします……!」

 ものすごい大真面目のルシファーに、チョコを突き出される。
 それは必死も必死。姉妹たちに失態を嬲られまいと必死なのだ。
 ニヤニヤと意地悪そうに見守る妹たち。しかし戦人にはそれは、姉の勇気を見守り無言
で応援するように見えたのかもしれない。
 戦人はにやりとウィンクしながら、まるで父譲りの笑顔で笑う。

「…………え、」
「ありがとな。今日ばっかりは、抉るだのブッ殺すだのは休戦だぜ。ありがたく頂戴する
ぜ。」
 おおおおおおおぉ、と妹たちが歓声を上げる。サタンだけはチッと舌打ちをする。
 ルシファーは、戦人が救世主に見えて、キラキラと後光さえ見えるのだった。

「こりゃすげぇな。お前の手作りか!」
「ま、まぁその、そんなところよ……。」
「うん、うめえうめぇ! ありがとな、ルシファー。お前、結構、料理のセンスあるぜ。
物騒なことは止めて、普通に嫁さん修行した方が向いてると思うぜ?」
「……む、む…。それは我ら家具への最大の侮辱、聞き捨てならないっ。」
「冗談冗談! じゃあなご馳走様! ホワイトデーには期待しろよ、シーユーアゲイ
ン!」

 それ以上のお世辞はかえって機嫌を逆撫でするに違いないと悟り、戦人はキザ台詞を残
して去って行った…。
うみねこのなく頃に part308
704 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/11(水) 21:20:42 ID:SGd7Xo/j
>>665
dd
読本のTipsも結構長いのな
いつか買ってみるかね
こっちもラストは明日で
その前に誰かが書いちゃうかもしれんが^^;

-------------------
「ふ、…ふふふふふふ…! 見たか! 長女ルシファーに掛かれば、バレンタインなどチ
ョロいもんよ! あのニンゲン風情がホワイトデーに何をお返ししてくれるのか、楽しみ
だわ。」
「…やるわね、ルシ姉の分際で…。」
「運が良かったのよぉ、あそこで都合よく戦人が現れるなんてー!」
「運も実力の内よ! あーよかったよかった、本当によかった。これで煉獄の七姉妹は一
応は任務達成! ロノウェさまにお褒めの言葉がいただけるというものだわ。」
「サタン姉の無様なのは除いてね?」
「あッ、あれもまた作戦よ! ああいう渡し方もあるのよ!!」
「う〜ん、サタン姉の技は深いなぁ。王道ツンデレだねぇ。デレがないけど。」
「「「きゃっきゃ、きゃっきゃ!」」」
「見事だわ、我らこそは煉獄の七姉妹! さぁさ、ロノウェさまに任務完了の報告よ!」
「「「「「「はーい、お姉様!!」」」」」」

 とりあえず、ロノウェのチョコのお陰で、七姉妹たちは楽しく一日を過ごすことが出来
たのだった……。

 七姉妹は顛末を厨房のロノウェに報告する。
「それは良かった。楽しい一日になりましたね。皆さんは下がって結構ですよ、お疲れ様
でした。」
「かしこまりましたっ、失礼しますっ!」
「「「「「「失礼しまーす、ロノウェさまぁ!」」」」」」

 実はロノウェは報告を受けずとも、詳細は全て知っていた。
 彼にとっては、チョコの甘さよりも、彼女らがそのチョコを巡って色々とやってくれた
一日の出来事の方がよっぽと甘いのだ。

「ぷっくっく。まぁ、年に一度の甘酸っぱい日でございます。たまにはこんなストーリー
もお宜しいのではないでしょうか。私も実にチョコをお裾分けした甲斐があったというも
のです。…………え? オチ? あぁ、もちろんありますとも。その大役は、我らが主で
あるベアトリーチェお嬢様にお願い申し上げましょう。どうぞカメラをそちらの方に。ぷ
っくっくっく!」

 ロノウェがパチンと指を鳴らすと、物語と舞台は暗転。
 プレゼントボックスを手に、きょろきょろと戦人を探し回っているベアトの姿があった。



「お、いたいたァ! いよ〜ォ、戦人ぁ、探したぞー! ハッピーバレンタイ〜ン!」
「何だよベアト、お前までバレンタインに浮かれてるのかよ…。」
 すっかり出来上がってしまったかのように上機嫌のベアトが、ようやく戦人を見つける。
 その手にはとても豪華に飾りつけられたプレゼントボックスが。

「まさか、お前までチョコを持ってきたってんじゃないだろうな…。」
「くっくっくっく、光栄であろう誉れであろう、妾からそなたにバレンタインチョコレー
トの進呈であるぞ! 正座して受け取るがよいぞ!」
「お前までバレンタインかよ、おめでてー魔女だな…。どうせ、食うと何かおかしくなる
毒でも入ってんだろ。」


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