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名無しさん@お腹いっぱい。
85
うみねこのなく頃に part305

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うみねこのなく頃に part305
85 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/08(日) 21:13:20 ID:X2CjsLHI
小冊子

ttp://www8.uploader.jp/dl/umineco/umineco_uljp01095.jpg.html
うみねこのなく頃に part305
91 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/02/08(日) 21:20:22 ID:X2CjsLHI
これどうやって本文を載せればいいんだ?

携帯のカメラしかないから写真しか撮れん。
スキャナも無いし・・・
うみねこのなく頃に part305
99 :85[sage]:2009/02/08(日) 21:26:27 ID:X2CjsLHI
時間は掛かるが出来る所まではやってみよう。


うみねこのなく頃に part305
122 :85[sage]:2009/02/08(日) 21:44:32 ID:X2CjsLHI
 悪魔の厨房には、大釜がなければならないと伝統的に決まっている。
 その大きさは一般家庭の湯船よりも大きい、・・・・・ニンゲンを煮込めるように作ってある
のだからそれも当然だ。
 何か物騒な料理が・・・・? それとも悪趣味な拷問が・・・・?
 大釜に満たされたお湯にはボゥルが浮かび、その中には刻まれた数種類のおいしそうな
チョコレートが・・・・。

 そこにスポットライトが当たり、シェフ帽を被ったロノウェが登場する。

「さて、テレビの前の奥様方お嬢様方、よろしいですかな? 充分にチョコレートを溶か
して熱しましたら、それを先ほど用意した冷水のボゥルに入れて冷やします。その間は、
混ぜて混ぜて混ぜて。ぼんやりしていると縁から固まってしまいますよ。一度溶かした男
心は冷めさせないように、混ぜて混ぜてとろけさせましょう。」

 ・・・・という、この季節恒例の手作りバレンタインチョコ講座を、実に楽しそうに演じて
いる。
うみねこのなく頃に part305
172 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:06:24 ID:X2CjsLHI
「以上でテンパリングは完了です。続きまして、このチョコを円状に一口サイズに搾り出
してまいりましょう。ほら、素敵ですね。チョコのクッキーみたいですねぇ。」
 ロノウェは実に慣れた仕草で。実に優雅にオーバーアクションに、ちょんちょんとチョ
コのメダルを次々に作っていく。

「そして、その上に、様々な飾り付けをして貴女だけのオリジナリティを出して見ましょ
う。私からは、基本中の基本ということでナッツ類をお奨めしておきましょう。アーモン
ドにピスタチオにカシューナッツ。くるみに葉茶も素敵です。悪魔のスペシャルレシピと
しましては、ダチェラの種にエンジェルトランペットの添え花付きで飾り立てるのもお奨
め。食べるとあら不思議、意中の彼の本当の想い人の名前が聞き出せてしまうかも?バ
レンタインは乙女の夢の祭典・・・! あなたの素敵で大切な一日が、生涯の記念となるよう、
このロノウェ、心よりお祈り申し上げておりますよ。ぷっくっくっく!」

※ダチェラの種もエンジェルトランペットも人体に有毒です。食べないように!(訳著者)

「もちろんもちろん。今回はニンゲンが食べますので、毒草はよしておきましょう。これ
を冷蔵庫で冷やしましたら完成です。さぁ。奥様方、拍手拍手。ぷっくっく!」 
 台所の妖精たちが、ぱちぱちわーわーとロノウェを讃える。それに深々と優雅なお辞儀を
返し、ロノウェのバレンタインクッキングは終了となった。

 ロノウェはそれを、綺麗な飾り箱に収める。それは主、ベアトリーチェに献上するため
のものだ。

「お嬢様もバレンタインチョコくらい手作りなさればいいのに、拙いチョコの方が、殿方
のハートを鷲掴みできちゃう時もあるのですがねぇ。」

 ベアトの分を除いても、チョコはまだ充分に余っていた。
 ロノウェは手を叩き、パンパンとよく通った拍手の音を厨房中に響き渡らせる。
うみねこのなく頃に part305
180 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:09:27 ID:X2CjsLHI
ちょい疲れたので休憩。

とりあえず、今ので1ページ。
間違いあったらスマソ

うみねこのなく頃に part305
189 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:12:10 ID:X2CjsLHI
文章のページで13.5。

こりゃ分担せんと終わらんわ。
うみねこのなく頃に part305
221 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:20:45 ID:X2CjsLHI
とりあえず打ち込むわ。

つうか手に入れた奴他におらんのか?
うみねこのなく頃に part305
257 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:40:17 ID:X2CjsLHI
ん?やめておいたほうがいいか?


うみねこのなく頃に part305
293 :85[sage]:2009/02/08(日) 22:56:05 ID:X2CjsLHI
「出てきて結構ですよ。調理の間、気配を消してくださりありがとうございます。その気
遣いのご褒美に、皆さんにもお裾分けしてあげましょう。」

「きゃっははは! やぁんロノウェさまぁン、太っ腹〜!」
 一番最初に姿を現したのはベルゼブブだった。湯せんをしていた大釜の中からドボンと
姿を現す。

 一人が姿を現してしまっては、もう他の姉妹も隠れていてもしょうがない。
 冷蔵庫の中やら鍋の中やら、あちこちから、手や足がにゅうっと伸び出してきて、七姉妹
が次々に姿を現す。

「も、申し訳ありません、ロノウェさまっ・・・。つい覗き見のような真似事を・・・。」
「いえいえ、いいんですよ。七姉妹の皆さんとて皆、乙女。バレンタインにハートがとき
めかないわけもない!皆さんが興味津々なのは当然のことですよ。」

「ロノウェさま〜、食べてもいいですかぁ? 早く食べたいっ、早く食べたい!」
「もー、ベルゼは少しは大人しく出来ないの!?慌てる乞食はもらいが少ないって言う
のよッ!」
 興奮するベルゼブブに叱り付けるサタン。賑やかな煉獄の七姉妹は今日も平常運行だ。

「お待ちなさい、皆さん。確かに私はチョコをお裾分けするとは申し上げましたが、食べ
て良いとは一言も申していませんよ。」
「え、ええええぇええぇぇえぇぇ・・・!! そ、そんなぁ・・・。食べちゃいけないチョコなん
て、そんなのあんまりです、拷問ですッ!」

「・・・ベルゼにお仕置きする時には、これからそうすることといたしましょう。・・・・良いで
すか、皆さん。これはバレンタインのチョコですよ? 女性が男性にチョコを贈る素敵な
一日のためのチョコレートです。」
「な、なるほどっ。 ・・・・つまり、私たちにそのチョコを、男性に配れと?」

「違いますよルシファー。配るのではありません。皆さんの気になる男性の方に、プレゼ
ントしてくるのです。せっかくのバレンタインデーではありませんか。本編世界では殺し
たの殺されたの物騒なことばかり!せっかくの舞台裏の余興ではありませんか。たまに
は皆さんも乙女らしい、甘酸っぱい気持ちを楽しんできてください。それが私から皆さん
へのお裾分けでございますよ。」

「「「「「「「ざわざわ、がやがや!」」」」」」」

 七姉妹たちは思わぬ展開にびっくり。
 異性に杭を捻じ込むならまだしも、チョコを贈ることになろうとは・・・・。

「きゃ〜〜ン、ステキぃいいぃ! ありがとうございますゥロノウェさま〜! だッれに
チョコをあげちゃおっかなぁ!」
 色恋沙汰に一番興味津々のアスモデウスは、頬を紅潮させて、きゃっきゃと喜ぶ。
うみねこのなく頃に part305
378 :85[sage]:2009/02/08(日) 23:33:24 ID:X2CjsLHI
「そうそう。アスモが一番素直ですね。いい子いい子してあげましょう。さ、皆さん。一
つずつ。異性に気になる人がいなければ、同性でも結構ですよ。とにかく、絶対にひとりひ
とつを誰かに渡すように。渡さなかったら・・・・・・・。」
「渡さなかったら・・・・・・・・・?」

 ルシファーが恐る恐る聞く・・・・。しかしロノウェはにっこり微笑んだまま答えない。こう
いう時のロノウェが地味に怖い。
 四の五のごちゃごちゃ言ってると、お目玉をもらいかねない。彼が微笑んでいる内に承
諾した方がいいだろう。

 こうして、七姉妹のバレンタインデーは、義務として行われることとなったのだった
・・・・。

「・・・と、言うわけだ。各自、七姉妹の一員として見事本任務を全うしてもらいたいっ。以
上、散れッ!」
「「「「「「はぁい、お姉様ッ!!」」」」」」

 ルシファーは散開を命じると、七姉妹たちは一斉に爆ぜて、飛び回りながら厨房を飛び
出していく、フライパンや鍋などの金物をやかましく打ち鳴らしながら。

 さて、煉獄の七姉妹たちは、それぞれ誰にチョコレートを渡すのだろうか・・・?
 何しろ、普段から杭を捻じ込んだり、ぐりぐりしたり捻り出したりと、物騒なことが専
売特許だ。チョコレートを与えて、施すなんて経験はまるでない。
 いざ、誰かに渡せと言われても、簡単には思いつかない。

 しかし、色恋沙汰で普段から頭がいっぱいのアスモは、渡す相手がとっくに決まってる
ようだった。

「え、何々、あんた、渡す相手決まってるの?! 誰、誰!」
「うっふふふふ〜♪そんなの決まってるじゃない〜! EP4から登場の素敵な白馬の王
子様! 天草十三さまに決まってるじゃな〜い!」

「・・・あ、天草か。はー・・・・、なるほど、それは考えなかった・・・。」
「いやぁだ、お姉様方ァ! 新しい男性キャラは全部チェックしてなきゃ〜。素敵じゃな
い、十三さま♪ 容姿もイケてるし、ストイックで野生味あるのに野暮ったくないしっ。
あぁん、私、一番乗り〜!!」

言うが早いか、アスモは杭に姿を変えてすっ飛んでいく。
どういう風にチョコを渡すのか気になって、他の姉妹たちもついていく。

「天草さまッ! はい、バレンタインのチョコレートです! 受け取って下さいッ!」
・・・割と正攻法、・・・いやむしろ真正面からの強襲だった。

「あ、あいつ勇気あるわね・・・・。こういうのって、しどろもどろと回りくどく渡すのが情緒
じゃないの?!」
うみねこのなく頃に part305
396 :85[sage]:2009/02/08(日) 23:42:09 ID:X2CjsLHI
そろそろ疲れたし、明日は仕事なんで今日はここまで・・・
誰かが引き継いでくれるとありがたいが誰も居なきゃ
また明日の夜に現れるかも・・・



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