- 【ひぐらし】こちらスネーク雛見沢村に潜入した4
522 :K2[sage]:2008/09/29(月) 10:08:29 ID:8YDv5tcE - ー蛇殺し編ー
ある日の昼休み。 その日、俺はいつも通りに職員室で昼食をとろうとしていた。 バックパックから弁当箱を取り出す。 今日の昼食は今朝とれたての『つちのこ』の串焼きだ。 弁当箱から漂ってくる焼けた肉の匂いが何とも心地よい。 うん、実に美味そうだ! 「よし、さっそく頂くとするか!」 俺は串焼きを思う存分味わおうと串に手を延ばそうとした。 ガラガラ! 「失礼しまーすなのです。スネーク、いるのですかー?」 不意に背後から名前を呼ばれ、串に延ばした手を止める。 …これから楽しい昼食の時間だというのに…。 若干の怒りを感じながら、渋々後ろへ振り返る。 すると職員室の入口に沙都子と梨花がいるのが見えた。 「スネーク先生、やっと見つけましたわ〜!」 二人がこちらに向かってきた。 そして次の瞬間、気がつくと俺は二人に腕を掴まれ、無理やり席から立たされていた。
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- 【ひぐらし】こちらスネーク雛見沢村に潜入した4
523 :K2[sage]:2008/09/29(月) 10:52:50 ID:8YDv5tcE - 「な、なんだなんだ?二人とも、いったいどうしたんだ!?」
突然の出来事に呆然とする俺。 「スネーク先生、大変なことになったんですの!一緒に来て下さいませ!」 「という事なのです。みー♪」 言い終わるなり、二人は俺をどこかに連れて行こうと腕を引っ張りはじめた。 「ちょっと待て!俺は今からやっと昼食なんだぞ!?だいたい『大変な事』って何があったんだ?」 事情が分からない俺は二人に説明を求めた…が。 「とにかく大変なんですの!ゆっくりと説明してる時間はありませんわー!さ、すぐについて来て下さいませ!」 そう言って二人は俺のささやかな要求を却下すると、再び腕を引っ張りはじめた。 二人の小さな体のどこにそんな力があるのか、気付くと俺は席からだいぶ離れた所を歩いていた。 どんどん弁当が遠ざかっていく…このままではまずいぞ、何とかしなくては! 俺は最後の抵抗を試みた。 「わかったわかった!すぐに行く!だからせめて一口くらい…」 「そんな暇はありませんわー!事態は一刻を争いますの!さ、先生。行きますわよ!」 「うおおおぉぉぉ!?」 突然視界が地面に近づいた。
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- 【ひぐらし】こちらスネーク雛見沢村に潜入した4
524 :K2[sage]:2008/09/29(月) 11:22:31 ID:8YDv5tcE - …どうやら俺の提案は火に油をそそいでしまったらしい。
俺は二人に引きずられる恥ずかしい格好で職員室から連れ出されようとしていた。 ああ…弁当が遠ざかっていく…。 「スネーク、お昼抜きでかわいそかわいそなのです。にぱー☆」 梨花が俺の腕を引きずりながら頭をなでてくる。 もちろんこうしている間にも俺の体は職員室の出口へと近づいていた。 おい…ちょっと待て…おい…おい…お…。 「…おれの…俺の串焼きいいいぃぃ!」 職員室に虚しく響く俺の叫び声。 …こうして俺の待ちに待った昼食はしばしの間保留となった…。
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- 東方緋想天ネット対戦スレ127
65 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/09/29(月) 22:40:35 ID:8YDv5tcE - >>49
お疲れ様でした。 幽々子戦は暴れ注意しないとな・・・
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- 東方緋想天ネット対戦スレ127
74 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/09/29(月) 22:53:12 ID:8YDv5tcE - >>16
お疲れ様でした。
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- 東方緋想天ネット対戦スレ127
95 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/09/29(月) 23:19:05 ID:8YDv5tcE - >>81
お疲れ様でした。
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