- 扉の伝説-風のつばさ-〜レル様ツンデレ同盟2〜
866 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 00:43:49 ID:74OOOFEh - ………………………………………
ジグマ「…うっ…。 えっ…!? こ、これは…僕がやったの…?」 ???「ふふふっ…ジグマ…。 よくやった、良い子だ! 流石はあの赤の英雄ライのコピー…ジグマも何時かはライをも超える実力を持つ『殺人人形』になるだろう!」 『殺人人形』…僕が…? その言葉を聞き、眩暈と吐き気が同時に俺を襲う。 ジグマ「…うっ…! はあっ…、はあっ…」 ???「おやおや、ジグマ、疲れてしまったのか…? そうか、今日はゆっくりと休むと良い。 また明日も訓練を続けて、ゆくゆくは私の誇る最強集団…」 ジグマ「……………」 ???「ふふふ、疲れ果てて寝てしまったか…。 せいぜい私のために働いてくれよ…まだまだ甘ちゃんの殺人人形めが。 ハーッハッハッハッハッハッ!」 ……………………………………… 俺は常にあいつから道具としてしか見てもらえなかった…。 親の愛情というものを、俺は知ることが出来なかった…。 殺せば殺す度、夢の中に今まで俺が始末した連中が幾度となく現れて、俺をどこまでも追いかけてゆく…。 必死になってひたすらに逃げることしか出来ない俺…そして、何時ものように冷たい氷のような目をした彼らに触れられた瞬間、あまりの恐怖に目を覚ます。 ジグマ「うああああああああああーーーーーーーーーーッ!」 身体中は大量の汗で湿り切っており、心臓がばくばくと音を立てている。 だが、彼らを殺めたことによる後悔という感情は持つことが出来ない…何故なら、俺が断ったとしても、必ず他の誰かが殺すから…。 それなら、俺の手で安らかに眠らせても同じことだろう…そうすれば、俺以外の誰かが罪悪感に駆られることもないのだから…。 悪夢に魘されたり、恨まれたりするのは、俺だけで十分だ…。 ただ、後悔はしなくとも、あの時の俺は深い悲しみのようなものを覚え始めていた。
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867 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 00:45:01 ID:74OOOFEh - ↑間違えました
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868 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 00:45:54 ID:74OOOFEh - sage kiss you
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869 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 00:46:34 ID:74OOOFEh - sage
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870 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 00:47:10 ID:74OOOFEh - sage
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871 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 01:50:35 ID:74OOOFEh - sage
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872 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 01:51:10 ID:74OOOFEh - sage
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873 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 01:51:44 ID:74OOOFEh - sage
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874 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 01:52:22 ID:74OOOFEh - sage
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875 :サゲ騎士(さげないと) ◆ffTX6sB1nw [sage]:2008/02/05(火) 01:52:59 ID:74OOOFEh - sage
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