- ひぐらしのなく頃に〜二次創作編〜
585 :563[sage]:2008/01/16(水) 00:43:04 ID:I7DIhdbX - ひぐらしのなく頃に Another 意図紡ぎ編 第二章<出会い> (出来上がっている処までw)
初夏の日差しを存分に匂わせる、昭和58年6月10日・雛見沢分校AM8:05分 「け、圭一君・・な、何を調べてるのかな・・・かなぁ?」 分校の玄関前の靴箱で竜宮礼奈は園崎魅音と共に三人で登校してきた前原圭一の奇行に首を傾げた・・・ 圭一は自分の靴箱の周辺・そして靴箱の中まで念入りに、しかも慎重に調べ始めたのである。 「ん?ああ、あの胡散臭いお嬢様言葉の<ですわチビ>が俺の靴箱にトラップを仕掛けていないか調べてんだよ、 この前も上履きの中に松脂をたっぷり擦りこみやがって痒くて仕方なかったし、その前なんか俺の歩幅第一歩の位置を予想して、 ワックスで磨いといて俺を滑らせやがった・・・ったくギャグマンガ宜しくって位のこけ方をするところだったぜ」 そう言って圭一は場面を思い出したのかフガーーと怒り心頭のリアクションで礼奈や魅音におどけて見せた。 「くっくっく・・・この前のあの慌てた圭ちゃんはそりゃもう今にも赤塚○二夫が絶対デッサンに来るって位の姿だったからね、 う、うひゃひゃ・・・おじさん今思い出しても・・・わ、笑いが止・・・」そう言って魅音はお腹をすぐめる仕草で圭一に向かい合った。 「はぁ・・・魅音・・・・笑いすぎだ・・それと自分の事をおじさんって・・・」とため息をつきながら圭一は上履きを手に取る・・・ ふぅ、今回は特に何も仕込まれてもいないし仕掛けられてもなさそうだな。 しかし彼はまだ安心など出来ない、東京からこの雛見沢に転校してきて二週間、心休まる日が一日たりとて・・・ そう、転入初日でさえ・・・ 「いやぁ〜圭ちゃんがこんなにも早く雛見沢の空気に溶け込む事ができるとはねぇ、 案外沙都子のトラップのおかげじゃないの?・・・ん?」
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586 :563[sage]:2008/01/16(水) 00:46:20 ID:I7DIhdbX - 魅音は一瞬不思議そうな顔をしたがすぐにニヤニヤとおどける・・
ったくこいつはトラップを受ける立場じゃねぇから気楽に話しやがって。 「こら魅音・・・」圭一はジト目でロングポニーテールの少女を見やる。 「そうだよ!沙都子ちゃんのトラップのおかげだよ!・・・はぅ〜トラップに引っ掛る圭一君かぁいいよぉ〜!・・・ お、お持ち返ぇりぃ〜」そう言って礼奈も目をキラキラさせて圭一の肩をガシッと掴みかけた。 「礼奈・・・・・お前まで」圭一はガックリと項垂れてブツブツ呟き出した。 「もう〜そろそろ礼奈じゃなくてレナって呼んで欲しいなぁ、圭一君だけだよ礼奈って呼ぶの」 礼奈はぷぅ〜と可愛く頬を膨らませて見せた。なんで可愛い娘はむくれても可愛いのだろう? これは人類始まって以来の偉大な謎だ・・・圭一はそんな事を考えながら「判った判った、レナ・・・これでいいんだろ?」 圭一は疲れたように、だがしっかりと呼んで見せた。「う、うん・・・」レナは顔を赤くして嬉しそうに微笑んだ。 「いやぁお二人さん・・・熱いねぇ〜おじさん妬けちゃうねぇ〜」魅音はいやらしい笑みで圭一とレナを交互に見やった・・・ 目は笑っていないが・・・瞬く間にレナの顔が真っ赤なトマトよりさらに赤い究極の完熟トマトのように真っ赤に染まった。 「はぁ?何がだよ・・・先に行くぞ・・・」圭一は鈍感なのか?意味が判っていないのか? さして気に留める様子も無くテクテクと2人の少女の先を歩き出す。 「け、圭一君」「ま、待ってよ圭ちゃん」固まって妄想モード全開だったレナと 切れのいいツッコミが決まってやけに嬉しそうな魅音も急いで圭一の後を追う。 その頃教室では・・・北条沙都子が親友の古手梨花と一緒にこれから起る惨状を思い浮かべて、 クスクスと談笑していた。 「魅音さんはあのメモに気付いて下さいましたかしら?・・・ お〜ほっほ今日こそあの男に私の偉大さを判らせて「「沙都子様、参りました・・・ 自分はこれから沙都子様の家来になりますです・・・ささっ何でもお申し付け下さい」」って きっと言わせてごらんにいれますわ」沙都子はそう言って胸を張って梨花に答える。 「み〜〜☆・・・今日も圭一は沙都子のトラップコンボを受けるのです・・・きっと ガクガクブルブルにゃーにゃーなのですよ・・・後でボクが、<かわいそかわいそ>してあげるのです・・・ にぱ〜〜☆」梨花はニコニコしながらこれから登校してくる哀れなターゲットに対して胡散臭い憐憫の情を向けるのであった。
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587 :563[sage]:2008/01/16(水) 00:50:22 ID:I7DIhdbX - AM8:12分・・・・教室前・・・圭一は二つある入り口・出口のドアの前で立ち止まって考え込んでいた、
後ろでは魅音がニヤニヤとにやけ、レナが心配そうに圭一を見やっていた。 入り口と出口どっちだ?・・・昨日は出口から入ってひでぇ目にあったし一昨日は入り口・・・ ドアに画鋲は?・・・・くそっ!どっちにも付いてねぇ・・・付いてた出口が画鋲のみのダミー・・・ 何も付いてない入り口が本当の悪夢・・・そう思って昨日はやられたんだよな・・・ じゃあ順番からいって入り口か???・・・い、いやあの沙都子がそんな単純な奴じゃ無い事は、 この二週間で嫌と言う程味わったじゃねぇかっ!・・・よく見て、よく考えろ、COOLになれ前原圭一・・・ 冷静に・・・冷静に・・・よし!出口が正解だ・・・いやっ正解であって下さい!と圭一は祈るように考えを行動し移そうとした、 だが「ガラッッ」ドアの開く音と共に「圭ちゃん早く教室に入らないと遅刻になっちゃうよ・・・」 魅音は圭一を横目にレナとさっさと教室に入っていった。 それを唖然とした態度で見ていた圭一だが・・・「へ、へへへ正解は出口か・・・思ったとおり・・勝った!! 俺は始めて勝ったんだ!あの糞生意気なチビに・・・この二週間どんだけ屈辱に苛まれたことかっっ・・・ お、俺は今まで生きてきて最高に嬉しかった事を述べよと言われたら真っ先に誇れる偉業を達成したんだぁーーーーーーーーー」 そう高らかに宣言した圭一は、はぅ〜〜っと嬉しそうに出口から教室に駆け込んだ。 その瞬間;ピン;パカーン「へ?」「ぬがぁーーー!!」圭一は足元に違和感を感じると共に後頭部に衝撃を覚えた、 さらに;ズルゥーーー:「げぇーー!」;ボフッ:「ぐぇっ」前のめりに倒れそうになり膝を突き手を突こうとしたところ、 ぬるっとした感触と共に支点に固定出来なかった膝は後方に滑り出し圭一は悲鳴を上げ、床に伸ばされた手と立てた膝の間・・・ つまりお腹・・・特にみぞおち部分に球状の何かが上手い具合にはさまり、圭一は蛙が潰されたような声を発した、・・・ ・・・・要は教室に入った瞬間足元に仕掛けられていたワイヤーが切れ、勢いよく入って来た圭一の斜め45度に傾いた後頭部に ド○フで使うようなタライがHIT、倒れかけて膝を突いた先にワックスが塗ってあり、伸ばされた手と膝の間の隙間・・・ みぞおち付近に予め置いてあったゴムボールが、HITしたのだ。 悶絶する圭一に向かって大爆笑する渦と共に「お〜〜ほっほ〜〜〜〜〜どうしましたの?圭一さんそんな所で? 教室は眠る所じゃありませんわよ!・・・・それと生意気なチビって誰の事ですの?レディに向かってそんな事を言う方は 殿方としては下賤な部類に入りますわよ!・・・圭一さんももう少しレディに対する礼儀というものを勉強した方がいいですわね!」 綺麗な蜂蜜色の髪をカチューシャで纏めた幼いながらも整った顔立ちの、美少女と言っても遜色のない少女が口元に手を当て、 高笑いを浮かべながら圭一を見据えていた。
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588 :563[sage]:2008/01/16(水) 00:56:02 ID:I7DIhdbX - 暫く動けなかった圭一だったが、ナインカウントで立ち上がるボクサーのように、
ヨロヨロと立ち上がるとゆっくり呼吸を整え、そして眉をへの字に曲げ沙都子に向かって歩きだした。 それを見た沙都子は「ひぃっ!」と驚き、後ろに後ずさりをした・・・ しかしすぐに壁にぶつかって後が無くなってしまった。 「沙都子ぉ!よくもやってくれたな!一瞬死んだ婆ちゃんが川の向こうの花畑で手招きしてたぞ! 危うくつられて行きそうになって・・ってそうじゃねぇ!あんな悶絶必死のトラップなんて仕掛けんじゃねぇよ・・・ 学校は勉強をしに来る所って事を理解してんのかてめぇは!」 圭一は鬼の形相で沙都子を睨み付ける・・・しかし沙都子も負けじと言い返す。 「べ、勉強をしに来る所と言うならトラップ術も立派な勉強ですわ!!!!私、自分のトラップ技術が人間にどれ程通用するか 実戦勉強中ですの・・・オホホ〜」 沙都子は悪びれもせず明後日の方向を向きながら必死に悪態をついている。 「その実戦を毎日毎日俺に試すんじゃねぇっ!!・・・お前のトラップは一々手が込みすぎてんだよっ! 他の奴に試すのはもっとよくねぇけど・・・とにかく俺以外の誰かが引っ掛ったらどうすんだよっ」 圭一は興奮しながらも沙都子の目線まで姿勢を下げて 彼女のイタズラ(トラップ)がどれだけ危険な物か諭そうとした。 「べ、別に圭一さんだけを集中的に狙って居た訳じゃありませんわよ!・・・たまたまいつも圭一さんが引っ掛るだけですわ・・ それに今日のは少しやり過ぎただけですわ!」 沙都子はムスッとした態度だが圭一の顔がすぐ前にあるので頬を紅くさせて明後日の方向を向きながら悪態を付いていた。 「圭ちゃんそれは大丈夫だよ、私らは沙都子のトラップには絶対引っ掛らないから・・・」 魅音が圭一の肩に手を置いて、あっけらかんと答えた。 圭一が魅音の言葉の意味が判らずに首を捻っていると、魅音が一枚のメモを差し出した。 「み、魅音さん」沙都子の顔がみるみる青くなる。 そのメモには・・・<出口から入る時は足もととその先のゆかに注いして下さい。それとレナさんにもおつたえ下さい。・・・沙都子> と漢字とひらがなが混じった読み辛い文章が書かれていた。 「魅音っ!お前これを何処でっ!」圭一は驚きながら魅音に詰め寄る・・・ 「さっき玄関の私の靴箱の中に入ってたんだよ、圭ちゃんが自分の靴箱調べてる時に・・・ それでさっき圭ちゃんが先に行った時にレナに伝えてさ・・・」 魅音はニヤニヤしながら圭一に説明する。 「ご、ごめんねぇ圭一君」レナが申し訳なさそうに圭一に謝ってくる。 「な、何で言ってくれなかったんだよっ!」圭一は魅音とレナに対して抗議めいた非難 の声を情けなく発した。 「何となく沙都子の意図が分かって面白くなっちゃて」魅音は舌を出しながらテヘッと はにかんだ。 「ど、どういう事だ???」圭一は訳が分からないといった表情で魅音を問い詰める。 「沙都子が遠回しに私達にトラップになってくれって意味だって私は思ったんだ・・ わざわざ<出口から入る時は足元に気を付けろ>って書いてあるから <教室前で圭一さんが考え込み出す筈ですので、敢てはずれの出口から入って圭一さんをかく乱して下さいまし> って意味だと解釈したんだよ」魅音が答えると圭一は「がーん」と不合格のショックにふける浪人生のようにがっくりと項垂れた。 「圭一、<かわいそかわいそ>なのです梨花が圭一の頭を優しく撫でる・・しかしその 顔はどう見ても同情顔ではなく太陽のような笑顔であった。 「り、梨花ちゃん・・・」圭一は梨花に対して涙を流しながらその暖かい手の平の感触にふけっていたが、 すぐにはっとして立ち上がり沙都子を睨み付けた。 「ひぃっ!」沙都子は怯えた顔で圭一の顔を伺っている。 「おい沙都子・・・お前さっき俺だけがターゲットじゃない・・・たまたまだって言ったよな??? めちゃくちゃ俺狙いじゃねえかっ!・・・よくも手の込んだ小細工しやがって・・・ お前には俺のでこぴんがどれ程の威力か教えてやる必要があるようだな・・・ それが嫌だったら今すぐ謝れこんにゃろっ!」 圭一は沙都子に向かって、指を引き絞る<通称でこぴんポーズ>で沙都子の愛らしい おでこに標準を絞った。
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589 :563[sage]:2008/01/16(水) 01:00:13 ID:I7DIhdbX - 「ふぇぇ、、レナさん、圭一さんがいじめますのぉ、助けて下さいまし」
沙都子は半泣きの表情でレナに対して救いを求めた。 しかし彼女は心底申し訳なさそうに「ご、ごめんねぇ沙都子ちゃん、今回のトラップは流石に私もちょっとやり過ぎかなぁなんて思ってたり・・・」 恐らく彼女の為とレナも涙を呑んでの選択だったにちがいない、その証拠に泣き顔の健気オーラ全開の沙都子に 対して普段なら「はぅ〜泣き顔の沙都子ちゃんかぁいいよぉ〜!・・・お、お持ち返ぇりぃ〜(=∀=)」 と音速のスピードで沙都子をかっさらい、自宅に持って帰ろうとするのだから・・・ 「たまには沙都子もお灸を据えられなきゃねぇ〜・・・うひゃひゃ」魅音は明らかに面白半分で彼女に笑いかけた。 「沙都子・・・覚悟するのですよ・・・にぱ〜☆」親友であるはずの梨花も同意権のようである。 「沙都子・・・覚悟しろーーー」圭一は悪魔の表情で彼女に笑いかけた。 「いやぁぁぁ・・・けだものぉぉ」沙都子は泣き叫ぶ・・・ しかし圭一は<ポン>と沙都子の頭に手を乗せ荒っぽいがそれでいて優しく頭を撫で始めた。 「ふぇ!・・・え???」沙都子は何が何だか判らずされるがままに圭一の頭を撫でる行動を甘受していた。 圭一はニヤニヤとドッキリに成功した悪戯小僧のような笑顔で沙都子を見下ろしながら 「な〜〜んちゃってなっ♪☆」と笑いながら尚も沙都子の頭を撫でている。 沙都子は怯えながら圭一を見上げて「圭一さん?怒ってませんの?」と恐る恐る尋ねた。 「・・・・・別に最初から怒ってねーよ・・・ははは!」圭一は沙都子の頭から手を離し;全然;! と右手を左右に振って平然をアピールしている。 「まぁあえて言うなら、怒ったフリを最後まで演じきるってトラップかな?沙都子の怯えた表情・・・ ふっふっふ・・・最高だったぜ!」圭一はあっけらかんと答える。 「やっぱりねぇ〜・・・そんな事だろうと思ったよ・・・」 「うんうん!・・・レナも圭一君は怒ってないと思ったよ・・・」 「そうなのですよ!・・・・・にぱ〜☆」 魅音もレナも梨花も皆三者一様に圭一の怒りがブラフであった事を確信していた・・・ 何故なら圭一が転入して来てからこの二週間、毎日沙都子のトラップコンボを食らい続け、 辛酸を舐め続けた圭一だったが、今日よりもっと過酷なトラップがあった時も、 今日のように沙都子に向かって行く事はせず、怒鳴りはするものの暴力を振るった事は一度も無く、 言い争いの後は大抵圭一が引く事で決着していたからだ。 沙都子は顔を真っ赤にして圭一を睨み付けながら。 「むがーー!・・・圭一さん!酷いですわ!!・・・全く本当に怒ったのかと思いましたわ・・・ 本っ当にレディーに対する礼儀が欠けている男ですわ!!・・・最低の殿方ですわ!」そう言って捲し立てた。 「ぶぁーか・・・沙都子如きにこの<雛見沢一のクールガイ>・・・ 前原圭一様が怒る訳がねぇーだろ・・・小さい小さい」圭一も負けじと言い返す。 そんな二人の言い争いを近くで眺めていた三人だったが、魅音が時計を見ながら圭一に話しかけた。 「圭ちゃん・・そろそろ知恵先生が来る時間だよ・・・お開きにしなきゃ」と言ったと同時に <ガラッ>と入り口のドアが開き、担任の知恵(しえい)留美子が教室に入って来た。
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590 :563[sage]:2008/01/16(水) 01:06:37 ID:I7DIhdbX - 取り敢えず以上が二章の書き終わっているまでの部分です・・・厨臭い文章スイマセン。
>>574さんの質問に答えます、何レスかに分けたり長文になりますがスミマセン。 それと謝らせて頂きたいのですが>>573でオリキャラは鮫島先生のみと書きましたが この文章製作上、自分の思い描いた設定と原作の設定に多大な変更点があり 原作の設定を完全に変更しなければ文章として成り立たず、中途半端な 出来になってしまい、急遽今作での設定を説明するプロローグが必要になり、 急遽二章の作成を中断しプロローグの作成に取り組んでいる所です。 如何してもそのプロローグに若干オリキャラが必要になってしまいました。 ところでこの意図紡ぎ編の意図紡ぎってどんな意味なの? 今作品の世界は、羽入=梨花の繋がりよりも羽入=沙都子の繋がりが深くなっております。 というか羽入が沙都子の為に世界をループし続けていると言った方が判り易いです。 <羽入が意図的に記憶紡ぎを繰り返し、色々な出来事を越えて澪尽し編を乗り越えた後の世界>が 意図紡ぎ編の内容です(それが全部じゃないけど) 澪尽し編の表記でお分かりのように自分は祭りのみ原作知らず派です。 なので自分の作品は祟・皆・澪尽し編をで起こった出来事を使用・ミックスさせて設定を 原作から大幅に改変し相当脚色を加えた作品です、桜花不登場・羽入が死ななかった設定で創っています。
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