- 宇宙の質問が書き込まれたら誰かが即答するスレ72
276 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/05/23(土) 06:07:53.71 ID:CgcO1WSa - この宇宙の空間拡張は空間全体(ムラもあると言われている)が徐々に
広がるため、ある点とある点の距離が開く速度が光より早くなるのは ありうるとされているよ。 10年前の本だけど、宇宙の空間拡張について、その原理として想定 されている「ダークエネルギー」を軸に、様々な面から、仮説の検証 状況や、仮説の延長として考えられる宇宙空間の姿などを解説する本。 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036423 著者はいずれも抽象的な宇宙理論・仮説を現在の天文学での検証状況 と併せて解説するのが得意な研究者で、現在の研究状況がよくわかる と思う。
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- 実に量子力学は穴だらけ欠陥だった
12 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/05/23(土) 06:19:36.15 ID:CgcO1WSa - そもそも判らない自然のありようを、一部を実験、一部を慣例から予測される数式、一部を対称性など他の現象や物質からの想定で埋めていくのが科学だよ。
穴だらけどころか床もないところに、判ること、皆でここまでは正しいと思える共通認識を積み上げていくもの。 穴があるのは当たり前で、それが嫌なら(宇宙の全体解明まで根本原理は出ないとされる)電磁気を使って生活するなって話。
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- 宇宙の質問が書き込まれたら誰かが即答するスレ72
283 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/05/23(土) 14:58:56.13 ID:CgcO1WSa - 地球で生命が発生したのはいまの環境とは全く関係ない。
とはいえ、地球ならではの鉱石(物質)と、熱水や高圧の泥の層なども ある多様な光熱圧力環境ゆえのタンパク質の爆発的な合成があって 故のことという学者がいるよ。だから「いまの生命がどういう環境に いるから他所にいる」という話ではなく、そもそも太古の地球の環境 があってはじめて「細胞」というシステムができた。という話。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/39261 最近は多くの学者が細胞型生命の発生について、地学的な観点から 細部様々な説を発表しているけど、この中沢弘基という人は自身の 材料化学の知見から、タンパク質が地球の材料から爆発的に合成 される可能性について緻密な説を披露している。もちろん 同様の環境ができる可能性は過去未来他の太陽系やこの太陽系の 惑星にできるかもしれないけど、まずは地球が酸素大気化される 前の世界で説得力のあるシナリオを研究している。現在も試験は 行われているので、説得力のある結果が得られれば、他の星での 細胞型生命の発生条件についても検討が進む可能性がある。 こちらの本は中澤弘基の現時点での研究をかなり判りやすく示した 本。読みやすく話が論理的なので得心できると思う。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210748
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