- H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part76
196 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 11:00:25.98 ID:qEKV+5wx - >>190
>>194 >>196 HTV スレで。 まあ、予算不足以前に、HTV-R は Falcon 9+Dragon と機能的に重なっていて、 しかもコストパーフォマンスが悪いと言う中途半端な代物だったな。 H3 ロケットとHTV^X でコストパーフォマンスはそうとう向上する。 これで年間複数回打ち上げとかなれば,(ロケット含めた)日本の宇宙産業的にはうれしいけど。 誰も議論して無いけど、H3 ロケットでの海外受注より可能性が低い?
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197 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 11:54:02.75 ID:qEKV+5wx - そういえば、H-IIB+HTV の組み合わせで年間複数回打ち上げの支障となる理由の一つに、
H-IIB と H-IIA の互換性の悪さがあったな。 1段目と2段目の直径の違い、フェアリングの違い、射点の違い。。。 (2019年度は頑張って2回打ち上げるようだが) H3 になれば、上記はすべて解消するので、HTV-X との組み合わせでの コストパーフォーマンス向上ともあわせ、年間複数回打ち上げの可能性も出てくるかも。 なお、ISS からの回収需要だけど 無重力の高温で対流無しで作成した材料の回収 無重力で作成したタンパク質試料の材料の回収 実験動物の回収 等、小型軽量のものの回収需要は結構あるが、回数は増やしてほしいとの要望。
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200 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 14:16:05.86 ID:qEKV+5wx - >>198
一番最後のソース、HTV-X との関連は無いんだが? ただし MMX (2024年9月打ち上げ)は H-3 ロケットの打ち上げ需要の一つではある。 あと、この資料には一部しかかかれてないが、重力天体観測の一つで月極域探査も (H3 ロケットか、イプシロンかはわからんが) OKEANOS Oversize Kite-craft for Exploration and AstroNautics in the Outer Solar system) というのは、ソーラー電力探査機による木星トロヤ群探査機計画のことだそうだ。 これは、H3 ロケット打ち上げになるだろう。 冷凍機技術で SPICA,LiteBird があげられているが、 両方共 H3 ロケット打ち上げだっけ? 以上のうち、確定しているのは MMX と SPICA だけだけど、 (ロケット側はコストパーフォーマンス向上の目処がつきつつあるので) 科学衛星、探査機も頑張ってほしい。
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204 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 15:36:23.26 ID:qEKV+5wx - >>201
H3 ロケット側としては、性能、信頼性、価格どれもクリアしているけどね。 あと、地味だけど分離衝撃の低下。 科学衛星・探査機とミッション機器の開発の方がボトルネックになるか。 それにしても、OKEANOS ではサンプルリターンまで視野に入っているのか。 SOLAR-C は有力候補だねえ。
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210 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 17:23:25.03 ID:qEKV+5wx - >>203
軽量太陽電池パネルや展開形ラジエータは、 全電化静止衛星には大事な技術にはなるんだろう。 Destiny+ と技術試験衛星9号の関係は知らんが。 (イオンスラスターやホールスラスター単独では不十分) HTV-X だと、質量の割に電力少ないのであまりメリットが無い。 全電化静止衛星のロケット打ち上げ需要に対する影響はどうなるんだろうねえ、 打ち上げ数が減るかもしれないが、衛星数が増えて微増になるかも。 個別のロケットに対する要求仕様は変わって、ペイロード質量よりも多頻度の 打ち上げとか信頼性を優先するかも。
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211 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 17:33:55.25 ID:qEKV+5wx - >>208
目的による。 H3 ロケットでも、有人向け用途の信頼性には怪しい。 だが、多くのロケットは 99.5% 以上等と言う要求には答えられないのも事実。 科学衛星、探査機はそこまでの信頼性は要求されないが、 GTO 以遠での航法精度等別個の要求はある。 (最近のロケットでは航法に GPS 利用で,GTO までと割りきっているものも) >>207 HTV-R にしろ、 >>206 にしろ、今更議論してもどうしようもない。 たとえ今後予算がついたにしても全く別個のものになる。
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214 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 18:12:59.12 ID:qEKV+5wx - なお、航法に GPS を利用すると、ジャイロや加速度計は従来よりも
低精度(=低価格)のものでも済むようになる。 旅客機では万一の場合を考慮して(GPS 衛星はたまに信号が中断する)、 そこまで割りきらないが、ロケットでは割りきることも可能。 ただし、GPS 高度以上では航法精度の保証はできない。 まあ、打ち上げ需要の多くは LEO,SSO,GTO で,せいぜい少数の惑星探査機が 打ち上げられない程度なので、あまり問題にならないけど。 今後ディープスペース・ゲートウェイが正式に決まった場合は、 建設や輸送ロケットでは結構な違いになる。 GPS 中心で、必要に応じて特別な航法機器を備える選択肢もあるけど、 オプション分は割高になる。
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215 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 18:38:34.19 ID:qEKV+5wx - >>213
最後2行、多数の衛星打ち上げは専用 PAF で対処するとして、 通常の低軌道なら問題ないが、SSO に近い場合は種子島 射場の制約がきびしい。 大樹射場が欲しいところ。 なお、インターネット低軌道衛星コンステレーションは衛星数が膨大なだけに、 機能停止後のスペースデブリ対策が大変。 機能停止後に軌道離脱の燃料は残すはずだが、 一部の衛星は軌道離脱に失敗するだろうし、分母が多い分将来的にはシビアな問題になるだろう。 一応書いておくと、インターネット低軌道衛星コンステレーションの打ち上げは SpaceX が独占する訳にはいかない、 なにしろ SpaceX 自体の Starlink と他の会社の計画が競合するので (実際 One Web は避けている)
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217 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 18:58:36.96 ID:qEKV+5wx - >>216
One Web のでは、1200km いずれ落下するにしても数百年ー数千年単位。 Starlink は高度 340km のグループと、高度 1200km の2つのグループからなるようで、 前者のグループは放置して置いても数十年の内に落下するが、 後者は(軌道離脱処置を行わないと)軌道に長期間滞在する。
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220 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 20:32:52.91 ID:qEKV+5wx - >>219
全てがきちんと機能するとは行かないだろう。 (ロケットの打ち上げだって、95% 程度。 衛星離脱は1段で済むならもっと成績は良いだろうけど 99% 程度か?) >>215 >一部の衛星は軌道離脱に失敗するだろうし、分母が多い分将来的にはシビアな問題になるだろう。
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221 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/06/17(日) 20:41:08.45 ID:qEKV+5wx - あと、推進系だけじゃなく、電源系などが数年間の運用でダメになったりすると
衛星の軌道離脱はできない。 LEO や SSO では1ー2時間程度で太陽の当たる時間と日陰が交代するので、 電源系や熱制御系などの負担が静止軌道より厳しい。
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