- H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part73 [無断転載禁止]©2ch.net
977 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/12/05(火) 06:21:23.04 ID:QDtlKbcU - そもそも水素で着陸再利用ができるのは、
ニューシェパードのBE-3エンジンで実証済み。 BE-3はタップオフ・サイクルという、 LE-9同様に副燃焼室を持たないシンプルな設計。 (あちらは主燃焼室が副燃焼室を兼ねる構造なので、 タービンに燃焼ガスを入れないLE-9の方が本質的に安全性が高い) 水素は、炭化水素系のようなススの問題もなく、比推力が高いので、 本質的には再利用タイプに向いてる。 シャトルやX-33(ベンチャースター)、ニューシェパードなどが あえて水素を選択したのは、純理論的には合理的だ。 メタンやLNGなどを使うのは、コストやタンク質量、火星での燃料調達など、 他の理由があってのことだ。他国からは最近人気のない水素だが、 「エキスパンダーブリード」使用に限って言えば、将来の再利用往還機では、 意外と日本は正解への最短距離を、ゆっくりと着実に歩んでいるのかもしれないね。
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989 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/12/05(火) 20:44:31.84 ID:QDtlKbcU - >>986 の説明が、例えばLE-7だとすれば、
これをLE-9的に書き換えると・・ ↓ スペースシャトルが経験した2種類の事故から乗員を安全に帰還させようとするならば、 それ自身が最低限の宇宙船機能を持つ脱出モジュールを装備して、 少なくとも打ち上げ時と帰還時は、全乗員が脱出モジュール内に入っておく必要があるね。 スペースシャトルのような航空機型の宇宙船の場合だと、脱出モジュールは、 コクピット全体を小型ロケットで打ち出してパラシュート回収する形になるんだろうね。 脱出モジュール方式は、費用だけでなく重量も嵩むが、安全性は高い。
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