トップページ > ギャルゲー > 2017年06月09日 > J/J64yWM

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名無しくん、、、好きです。。。@無断転載は禁止
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トゥルーラブストーリー総合スレッド・その70 [無断転載禁止]©2ch.net

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一昔前のギャルゲーを語るスレ [無断転載禁止]©2ch.net
102 :名無しくん、、、好きです。。。@無断転載は禁止[sage]:2017/06/09(金) 05:11:08.99 ID:J/J64yWM
なんか敵役なんだけど「悪」になり切れていないと言うか、人の良さが
見え隠れするタイプっているけど、カイルってまさにそれだよなぁ・・・
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486 :名無しくん、、、好きです。。。@無断転載は禁止[sage]:2017/06/09(金) 17:21:27.43 ID:J/J64yWM
こんな日だけど、438の続き

「ああ〜もう、バカ言ってないで(ポンポン)ココに頭乗せなさい!」
「結局、膝枕になる訳か」
「コレがやる方からしたら一番やりやすいのよ、それに……んっと」
「それに?」
「こんな……可愛い女の子に膝枕してもらえるなんて、超役得……ってモノ
……じゃない?」

「って、なんで黙ってんのよ?」
「可愛い女の子か………………」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「可愛い女の子…………………」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「可愛い…………………………」
「や、やめて、やめてよ〜」
「お前が自分で言ったんじゃんか」
「くっ! もういいわよ。 さ、始めるんだから横向いた向いた」
「おお! 頬が赤くなってるクセにそのふてた顔! それでこそのぞみだ
可愛いぞぉ〜」
「はいはい……(呆れ)ありがとうだわよ」

「とにかく今は、耳の入り口から穴の中の耳かすを取ることにするからね。
耳たぶとかは、さっきも言ったけど後回しよ」
「分かったさ」

「ん〜、ねぇ…………横向きになってくれないと、始められないんだけど」
「いやー、こうして見上げると結構『あるものだなぁ』ってな」
「?」
「あの頃は真っ平らだったのに……この顔上に立ちはだかる双つのふくらみ
は…………って『いだだだだ』耳引っ張るなよぉ〜」
「誰が、そうさせているのよ!」
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487 :名無しくん、、、好きです。。。@無断転載は禁止[sage]:2017/06/09(金) 17:23:27.04 ID:J/J64yWM
さぁて、右からやっていくからね。 あっち向いて動かないでよ」
「ああ、分かった頼む」
(スーッサワサワサワ……サリサリサリ……)
(スッスッスッ……シャリッ)
「取れる取れる! すんごい! なんか楽しい」
「そんなにか?」
「うん! 大漁よコレは」
「そんなに痒かったりしなかったんだけどなぁ」
「アンタ乾いた耳かすのタイプだからかもね、弟たちは飴耳だからスグに
痒がるから」

「何? こだまにつばさの奴も、お前が耳かきしてやってんのか?」
「そうよ。 だからアンタの耳掃除はちょっと勝手が違うのよねぇ……油断
していると『ポロッ』と落ちちゃいそうで」

「むぅ〜〜〜」
「どしたのよ? まさか弟達に妬いてんじゃないわよね?」
「………………まさかな」
「アンタだってみさきちゃんに素直にやって貰えば良かったじゃないの?」
「いや、アイツあんま上手くないんだよ。 結構痛くされるからな」
「そなの?」
「中学の時にお前に初めて耳かきして貰ったろ? あの上手さは正直クセに
なる。 俺が他人にさせなくなったのは、アレが基準になっちまっていたから
じゃないのかなぁ………なんて自分の事ながら思うんだわ」
「褒めてんの? それ」
「これ以上ないくらいの賛辞だと思うんだがな、俺は」

「ふ〜ん、あ、おっきいの取れた。 見る?」
「どれ?  〜って親指の甲になすり付けてって……おばあちゃんかよ」
「変?」
「お前だって現役女子高生なんだからそういう事しないで、ポケット
ティッシュを出しておいてその上に落とすとかさ…………しろよ」
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488 :名無しくん、、、好きです。。。@無断転載は禁止[sage]:2017/06/09(金) 17:25:38.45 ID:J/J64yWM
「アンタ相手なんだから、乙女を演じる必要なんか無〜いの! 昔っからこう
して耳掃除の成果はココに掲げるモノなのよ、日本人は」
「なんだそりゃ?」
「アンタの言う通り、私のおばあちゃんが私にしてくれていた時にこうやってたの」
「あ〜婆ちゃんも上手だったよな」
「私の腕前は、おばあちゃんの『お仕込み』が良かったからかも知れないわね」
「さ、入り口付近はコレでよし! こっからは本丸に行くわよ〜」
「なんかノリノリだな」

(サクッ、クーーーッ サクッ、クーーーッ クイッ)
(クリックリッ クン パリリリ…………プチッ)

「ッ!イテ!」
「あ、大丈夫?」
「いや、大したことない。 ちょっとビックリして声が出ただけだ」
「耳かすが毛を巻き込んじゃっていたのね。 で、抜けちゃったんだわ」
「つい声を出しちまったけど、よくある事だ。 気にせずにやっていいぞ」
「ん、了解」
「ね、アンタさ」
「ん〜?」
「いつもは自分でやっているんでしょ?」
「そうだな。 もうお袋に頼むのは、ちょっと恥ずかしいからな」

「やっぱりね」
「やっぱり?」
「ふふん、ココよ」(ツンッ)
「のわ!」
「ココが怖くて出来ないんでしょ?アンタ……でもココがまた心地いいのも
分かっている…………」(ツンツン)
「のわわ! 弱点をもう把握しやがったか」
「何言ってんのよ。 多分、こっから相当心地いいからね……覚悟なさい」


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