- コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 29
184 :名無しくん、、、好きです。。。[sage]:2008/10/20(月) 22:42:28 ID:FxeVNduB - >>183
余暇卿GJでした 着物のノネットさん想像して萌えましたぜ ジノのどじょうすくい吹いたwwww ドロテアさんドンマイ 虫食いシリーズ終わるの? 少し寂しいです 次回の投下もお待ちしています 11時ごろに投下します
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187 :名無しくん、、、好きです。。。[sage]:2008/10/20(月) 23:03:43 ID:FxeVNduB - そろそろ時間だけど投下していいのかな?
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190 :名無しくん、、、好きです。。。[sage]:2008/10/20(月) 23:16:32 ID:FxeVNduB - >>188
あ、すまん。なんの反応もなかったから人いないのかと思って… じゃあ人がいるみたいなので投下します 久しぶりに「姉妹喧嘩」の続きです 約10レスくらい カプはライギ(ry…じゃなくてライユフィです 注意点 ・設定上はブルームーン編からの発生 ・基本的にはギャグです ・でも今回はギャグ少なめ ・ぶっちゃけ迷走中です では投下
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191 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:19:14 ID:FxeVNduB - 「ほう、このたこ焼きとやつはなかなかだな。ま、ピザには負けるがな」
「はいはい」 「もぐもぐ……この焼きそばもソースがいいなソースが……ま、ピザのソースには負けるがな」 「味の方向性が違うと思うけど?」 「む、このクレープは………うまい………ま、まあ、ピザの次にだがな」 「なんで少し焦ってるんだい?」 「この綿飴はまあまあだな。ピザの足元にも及ばんな」 「なんでもかんでもピザと比較するなよ!」 写真で脅された僕はC.Cに言われるがままにC.Cに引っ張り回され、食べ物の屋台を転々と回っていた。 もちろん支払いは全て僕持ちである。 「あの……いい加減にしてくれないかな?」 流石にユフィをほったらかしのままでは不味いと思い僕がC.Cに言うとC.Cは不愉快そうな瞳で睨んだ。 「文句あるのか? せっかく私がデートしてやってるというのに…」 「ある! あとデートしてやってるってなんだよ、付き合え言ったのは君だろ! 僕は君の財布じゃないんだぞ!」 いくらなんでも黙ってられない僕は怒りをぶちまけるようにC.Cに叫んだ。 「お金だって無限じゃないんだ。少しは他人の迷惑を顧みたらどうだ!」 するとC.Cは顔色一つ変えず、こう呟いた。
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192 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:21:04 ID:FxeVNduB - 「写真」
「すみません。僕が悪かったです。でもお金使うのはもう勘弁してください」 怒ってみたはいいものの、すぐに謝るはめになった僕。 いや、わかってたけどね。 「なら、お化け屋敷とやらにでも行くか。驚かそうと必死になる奴らを冷笑してやろう」 趣味が悪いな、など思いながら僕がため息をついたその時だった。 「……え?」 突然、僕の腕にC.Cが腕を絡めてきた。 ビックリしてC.Cを見るとC.Cは悪戯的な笑みを僕に向けた。 「どうした? 女にこんなことされるのに慣れてないのか純情ボーイ?」 クスクスと笑う魔女。 悔しいことにその仕草がとてつもなく可愛らしく見えてしまった。 「グッ、別に……離れてくれないか。僕にはユフィが…」 ムニュッ 「グ、ア、ガッ!?」 「どうした? え? 言ってみろ童貞坊や」 こ、こいつワザとか! C.Cは僕の腕に自分の胸を押し付け笑っている。 こんなとこ誰かに見られたら…。 とにかくC.Cを離さないと。
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194 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:22:59 ID:FxeVNduB - 「離れてくれ」
「あ……」 ムニュッ C.Cを押し離そうとした僕の手が、彼女の柔らかな胸に押しつけられた。 「なっ!!」 僕は急ぎ彼女の胸から手を離した。 だが彼女は僕のもう片方の腕はつかんだまま離さなかった。 「ほう、そうか。お前はそんなに私と戯れたかったのか。フフ、このスケベ…」 「ち、違う! 今のは…」 茶化すように言うC.Cの言葉に僕の顔が一気に熱くなった。 「そうだな、遊んでやろうか。そう……2人っきりで…じっくりと………絡み合うように…」 色っぽい吐息でC.Cは僕の耳元で囁く。 それを聞いた僕の顔はさらに熱くなる。 それを見たC.Cは嬉しそうに艶やかに笑った。 そんな彼女を見て僕はどぎまぎする。 「な、なんですかあなたは!!」 いきなりの叫び声に僕とC.Cが振り向く。 するとそこにはユフィがぷるぷる震えながらこちらを見ていた。 「ライ、だ、誰れですかその人は!!」 怒っているのか悲しんでいるのか、ユフィは震えながらC.Cを指差した。
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196 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:24:27 ID:FxeVNduB - 「永劫の時を約束した仲だ」
「断じて違う!」 サラリと言うC.Cの言葉を僕は全霊を込めて否定した。 「照れるな照れるな。あんなお姫様ではなく私がいいと言ったのはお前ではないか」 「偽装も大嘘もいいところだ! そんなこと一言も言っていない!」 畳みかけるように嘘を話すC.C こいつ、絶対楽しんでいる。 「ライ……私は……信じていいのですか?」 震える肩を押さえながらユフィは弱々しく言った。 「駄目だ」 「駄目なのですか!?」 「C.C……少し黙ってくれ」 というかユフィもあっさり信じないでくれ。 「ライ………私のこと……嫌いになったのですか?」 「嫌いだ」 「そんな……! やっぱり……そう、ですよね」 C.Cの言葉に今にも泣き出しそうになるユフィ。 だから違うって! 「私…ライに迷惑かけてばっかりで……嫌われても仕方……ない……ですよね」 「そうだな、わかっているならお前はライを諦めたほうがいい」 「いい加減しろーー!!!」
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198 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:26:49 ID:FxeVNduB - 我慢仕切れなくなった僕は大声で叫ぶと2人はビクッと驚きこちらを見た。
こうなったらハッキリ言ってやる! 「ユフィ、これだけはハッキリさせておくけど僕は君のことが大好きだよ。これだけは信じて欲しい」 う、やっぱり改めて言うと恥ずかしいな。 自分の顔が少し熱くなるのがわかった。 「ライ……」 僕の言葉を聞いて、ユフィは潤んだ瞳で僕を見つめている。 「なら、何故その人とそんな親しそうに腕を組んでるんですか!」 少し気弱にユフィはビシッと僕に問い詰める。 「う、それは…」 「それは…なんです…!」 弱々しくもハッキリとした強固な意識でユフィは僕を正面から見つめた。 「ごめんなさい。具体的には言えないけど僕は彼女に弱みを握られててこういう状態です!」 下手に言い訳しても仕方がない。 僕は素直に本当のことを言い頭を下げた。 「利口だな。だが今のお前は最高にカッコ悪いぞ」 どこか幻滅したような口調でC.Cは言った。 「うるさい。嫌いになったと思われて嫌われるくらいなら見損なわれて嫌われたほうがマシだ」 「ライ…」
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200 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:30:19 ID:FxeVNduB - 顔を上げるとユフィは真剣な表情で僕の名前を呼んだ。
「私はあなたを信じたい……けど…」 そこまで言うとユフィは拳をグッと握りしめ、意を決したように言う。 「だから聞かせてください。あなたの本当の気持ちを……あなたの心を。大丈夫です。覚悟は出来てます…」 どうやらユフィは僕の言葉を疑ってるようだ。 無理もないか。 ならば僕は言おう。 信じてもらえるまで何度でも。 「さっき言った通りさ。信じてもらえないのも仕方ないことだと思う。だから僕を軽蔑するならしてくれてもかまわない。嫌いになるのも仕方がないと思う。でも僕が君のことが好きだって気持ちだけは信じて欲しい。信じて欲しいから僕は何度でも言うよ」 ここで僕は深呼吸をした。 思いを言葉に乗せ、彼女に伝わるように。 「僕は君が…好きだ」 「ライ…」 僕の言葉を聞いても、ユフィの表情は暗いままであった。 「もう一度、私の目を見て言えますか?」 「もちろんだ。それで信じてくれるなら何度でも言うよ」 僕はC.Cの手を払うとユフィの瞳を覗き込み言った。
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202 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:32:18 ID:FxeVNduB - 「君が好きだユフィ」
「もう一度」 「ユフィ、僕は君を愛している」 「もう一回」 「愛してるよユフィ」 「もう一回!」 「僕が愛してるのは君だけだよユフィ」 「もう一回! もう一回!」 「……僕は君が好きだ!! 愛している!!」 「はい、信じます」 何度も言わせた割にはあっさり言うとユフィは満面の笑みを浮かべた。 「だって私もあなたのこと大好きですから」 「……え?」 どういうことだ? もしかして彼女は最初から信じてくれていたってことなのか? 「ユフィ……もしかして」 「はい、ワザとです」 ニコッと笑うユフィ。 いや、そんな可愛らしい笑顔見せられても… 「だってライがこんなこと言ってくれるなんて珍しいじゃないですか。だからつい嬉しくて……」 するとユフィは恥ずかしそうにほんのりと頬を染めてはにかんだ。 「それから、私がライを嫌いになることなんてたぶん…ううん、絶対ないと思う。だって私、あなたのこと愛しているから………なんて…」
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205 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:34:07 ID:FxeVNduB - 「ライのマネ」と呟きユフィはクスクスと笑った。
一方、僕は照れと羞恥で顔がとんでもなく熱くなった。 きっと周りから見たら耳まで真っ赤なんだろうな…。 「ライ…」 「ユフィ…」 しばし、互いを見つめる僕達。 「ラブラブねあんた達…」 「み、ミレイさん!?」 とそこへ呆れたような声でミレイさんがやってきた。 驚いた僕は照れ隠しに慌ててユフィに背中を向けた。 「む、なんで急にに目をそらすんですか」 それが不服だったのかユフィは少し怒ったような声で僕の背中に抱きついてきた。 「ちょっとユフィ!?」 背中に当たる柔らかい感触のせいで僕の頭は軽くパニックです。 「うーん、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい仲が良いのはかまわないんだけど、一つアドバイスすると、もう少し人目を気にしたほうがいいと思うわよ」 「「?」」 ミレイさんの言葉に僕とユフィは首をかしげた。 「………あ」 周囲を見渡した僕はミレイさんの発言の意味を理解した。
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208 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:39:15 ID:FxeVNduB - 知らない間に僕……というかユフィに気がついた一般のお客さん達が一目ユーフェミア皇女殿下を見ようと僕達を取り囲んでいたのだ。
C.Cはどうしたかというと、どうやら人が集まり始めたころにはすでに逃げ出していたらしく、遠くの方に人混みから離れていくC.Cの後ろ姿が見えた。 「じゃあ私は忙しいから」 そう言うとミレイさんはさっさと僕らを置いて校舎内へと逃げて行った。 「ユーフェミア様! 学生生活はいかがですか!」 「ユーフェミア様! そちらの男性とはどういったご関係で?」 人混みの中にチラホラと紛れているマスコミの方々がユフィに質問の雨を降らせる。 「えっと…どうしましょうライ?」 カメラのフラッシュを浴びせながらじわじわと近づいてくるマスコミの人達を見てユフィは困ったように僕を見た。 人混みに飲まれてもしユフィに何かあったら大変だ。 そう考えた僕はユフィを抱きかかえた。 「え! ちょっとライ!?」 ユフィを抱き上げるとユフィだけでなく周囲の人達も驚いた表情になった。 「しっかり捕まっててね……と言っても僕は君を離す気なんてないけど」 ユフィにだけ聞こえるように僕が囁くとユフィの頬が赤くなった。
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211 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:41:21 ID:FxeVNduB - …少し臭かったかな?
内心少し恥ずかしいと思いつつ僕はユフィを抱え走り出した。 一瞬、驚いてポカンと僕達を見ていたマスコミの人達もすぐに我に帰り、一部の人達はしつこく僕達を追いかけてきた。 「皆さん、この人とどんな関係と聞きましたね」 追ってくるマスコミから逃げていると突然ユフィが大声ではずかしげもなく叫んだ。 「この人は、私の大切な…恋人です! 私は彼を愛しています!」 「ちょっとユフィ!!」 ユフィの告白に追いかけているマスコミの人達から驚きの声が背後から聞こえた。 「キャー! ユーフェミア様って大胆!」 「やっぱりライ君とユーフェミア様ってそんな関係だったんだ〜」 「え〜ショック!」 ついでに偶々近くに居た学生の興奮した声が聞こえたが今は気にしないことにした。 「そこの銀髪の学生!」 「はい? ……げげ!!」 声をかけられた僕は横を見ると、僕の走るスピードに合わせて走りながら、僕が女装していた時に僕を口説いてきた人が声をかけてきた。 「君のユーフェミア様への愛は本物か?」 「は?」 「答えろ!」 キツイ口調で僕を口説いてきた人は僕を睨んだ。
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215 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:46:47 ID:FxeVNduB - 「本物じゃなきゃこんなことしません! もしこれで相手が黒の騎士団やブリタニア軍だったとしても僕のやることは変わりませんよ!」
若干逆ギレっぽく僕が言うと僕を口説いてきた人は納得したように小さく笑った。 「ならばここは私に任せろ」 「……は?」 「ああいうマスコミや野次馬はかなりしつこいのでな、私が助力してやろう」 よくわからないけど助けてくれるらしい。 なんか今の僕にはこの人が初めてカッコ良く見える。 名前は…えっと……なんだか忘れたけどとりあえず見直しました。 「ありがとうございますギルフォード卿」 話を聞いていたユフィは僕の腕に抱えられたままお礼を言った。 そうそうギルフォード卿だ。 そういえばあなたも軍の方でしたね。 すっかり忘れてました。 「何、これも我が姫様のため…」 「お姉様が?」 驚いたような表情でユフィはギルフォード卿を見た。 するとギルフォード卿は優しく微笑み僕に視線を向けた。 一瞬、女装した時に僕に向けた視線に似てたので寒気がしたのは内緒です。 「お前なら大丈夫だ」 そう言うとギルフォード卿は無言で立ち止まった。 「はい、お前はこっちだ」 急に腕をつかまれた僕は、後ろを振り向く間もなくすごい力で近くの部屋に引きずり込まれた。
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217 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:48:21 ID:FxeVNduB - 「よう、色男。そしてユーフェミア殿下」
僕らを引きずり込んだのは校門近くで道を聞いてきた豪快な印象を受けた女性の方だった。 「エニアグラム卿!」 目の前の人を見てユフィが驚いたように言った。 どうやらユフィの反応見る限りだとこの人も軍の人のようだ。 「はい、それじゃあこっちに来い2人とも」 するとエニアグラム卿という人は僕とユフィを引っ張り屋上へと連れてきた。 「はい、後は頑張れ少年」 僕らを放り投げるとエニアグラム卿は笑顔で手を振りドアを締めた。 「イタタ……大丈夫かいユフィ?」 「はい、大丈夫です……あら?」 心配でユフィを見るとユフィはある一点に視線を向け固まっていた。 どうしたのかと僕も見てみるとそこにはどこかで見たことあるような女性が立っていた。 「お姉様…」 「ええ! お姉様ってまさか、コーネリア皇女殿下!?」 ポツリと呟くユフィの言葉に僕は驚愕した。
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221 :萌は文化[sage]:2008/10/20(月) 23:58:14 ID:FxeVNduB - おまけ
咲世子「あの人はどこへ行きました? まあ、それはそれとしてライ様、ごちそうさまでした」 スザク「よかったねユフィ……ああ、ルルーシュ…痛い…もっと、もっと優しくして…」 ルルーシュ「気色悪い声を出すな! ほら、包帯巻き終わったぞ」 ジェレミア「ルルーシュ君、私にも包帯巻いてくれないか…」 ヴィレッタ「あと私に胃薬をくれ…」 ルルーシュ「ええい! なんで俺がライの後始末をしなければならんのだ!」 咲世子「ついでにスザク様もごちそうさまでしたアッー!」
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