- HO(=1/87)
796 :鈴木[]:2019/02/12(火) 23:22:48.10 ID:M1EtSjK/ - HO(=1/87)登場以前に、
英国には最小型鉄模として、OOがありました。 1435mmの模型の場合、 OOは車体縮尺=1/76、16.5mmゲージなのでゲージ縮尺=1/87です。 だから、OOは所謂内股になります。 その後少数の米国人が、 OOの内股を改善する目的で、OOの16.5mmゲージを借用しつつ 車体縮尺とゲージ縮尺のチグハグを統一するものとして、 完全1/87の模型を始め、 これが1930年以降今日につながる、 HOなわけです。 もし、HOが蟹股や内股のチグハグゲージ模型だとしたなら、 なにも無理に大きさが近似したHOなど作らずに、 優勢なOOをそのままやってれば良かったわけです。 以上の説明で、HOは確かにOOの16.5mmゲージを借用はしたが、 そのHOの目的は、16.5mm線路を利用して、 車体・ゲージ共通縮尺模型を作る事を目的とした考えである事が判ると思います。 以上は1435mmに関する物です。 戦後米国で【HOは1/87である】という考えから、 1435mm以外も1/87ゲージで作る事となり、 915mmのHOは、1/87の10.5mmで作る事になったのです。 欧州大陸も、このHOの考えに同調する人が多く、 逆に、ゲージ縮尺がハッキリしないOOは人数的には衰退しました。
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- HO(=1/87)
798 :鈴木[]:2019/02/12(火) 23:39:42.10 ID:M1EtSjK/ - 語源=意味である文言はたくさんあるし、
一方 語源≠意味である文言もたくさんあります。 locomotiveの語源はlocomotive engineであり、 エンジンそのものが場所移動する物という事です。 語源的に考えれば、バイクも自動車も汽船も locomotiveのはずですが、 「琵琶湖で、遊覧船に乗った」とは言っても 「琵琶湖で、locomotiveに乗った」とは言いません。 だから、HOの意味を語源で説明するなんてのは、無理で、 いくら語源論を駆使しても語源を説明する事しか出来ません。
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- HO(=1/87)
800 :鈴木[]:2019/02/12(火) 23:53:17.18 ID:M1EtSjK/ - 最初のOOが1/87だろうが、1/76だろうが、
米国の人が、 英国の車体1/76、ゲージ1/87の内股に不満を持ち、 車体1/87、ゲージ1/87の縮尺股 を始めた事は確かです。 そして、その名称の混乱は、TMS,1976年6月号p69のミキストを出典とするなら、 「1936年頃には大勢は4nnスケールが占めていた。 そしてここで大切な事は、 4mmスケール・16.5mm=OO 3.5mmスケール・16.5mm=HO という名称の付け方が殆ど決定的になった」 という事になります。
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- HO(=1/87)
801 :鈴木[]:2019/02/12(火) 23:56:55.81 ID:M1EtSjK/ - 最初のOOなんて、
16mmゲージか、16.5mmゲージかさえ、はっきりしなかったはず。
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