- 技術的特異点全般について考察を繰り返すスレ1
716 :オーバーテクナナシー[]:2022/06/05(日) 00:05:46.30 ID:sRm0r8Va - この預り証が代替決済手段として、
一般化してくると、 あることに気づいた、 金細工職人がいて、 それは、 預り証を実際に換金しにくる人なんて ほとんどいないという事なんだけども、 そこでまあ、 どうせ換金しにくるヤツなんてほどんどいないんだから、 バンバンに預り証だけ発行してもバレないんじゃね?と、 考えついたヤツがいて、 実際にやってみたら、 上手いこと行ってしまったと言うのが、 古典的な信用創造の走りだとされている。 まあ実際は、あまりにも預り証が多すぎて、 ホンマに金細工職人は金貨を持ってるんか?と言う形で、 信用問題に発展したりして、バンクラン(取り付け騒ぎ)とかも起きたので、
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- 技術的特異点全般について考察を繰り返すスレ1
717 :オーバーテクナナシー[]:2022/06/05(日) 00:30:39.05 ID:sRm0r8Va - この段階では、
実際には金貨を持ってないのに まるで金貨をもってるかの様に振る舞って、 通貨(紙幣)を生み出す仕組み つまり無から通貨を生み出す錬金術は、 不完全だったんだけども、 時代を経るにつれて、 階層化と複雑化を重ねていって、 本質的には、 不完全で、おかしな仕組みのままなんだけども、 まるで、それが正常であるかのように 見せかける事には成功している。 今では、 大体の人間が、信用創造と言うと、 なんかよく分からんけども、 国がやってるから、大丈夫やろと言う風に思い込まされている。 ただまあ、 実際は国家の通貨発行権は、かなり弱体化させられていて、 一般の人たちが思い浮かべているような シロモノとは全く違うと言う話になっている。
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- 技術的特異点全般について考察を繰り返すスレ1
718 :オーバーテクナナシー[]:2022/06/05(日) 10:00:27.47 ID:sRm0r8Va - 要は古典的な信用創造と言うのは、
金細工職人が、 例えば実際は金貨を1000枚しか預かっていないのに、 金貨1万枚分とか10万枚分の預り証を発行したと言う無茶苦茶な事をやり始めたのが 起源になっているわけで、 当然、まっとうな仕組みではなかったと言う話になる。 (今はもっと無茶苦茶なんだけども) 後まあ、 一応、最初から適当に発行してた預り証を融資として 貸し出していたと言う話が、よくされたりするのだが、 恐らく最初の頃は、 金細工職人自身が、 適当に発行した預り証で好き勝手にものを買ってただけで、 預り証を金貨へと引き換えに来る人が増えてきたら、 実際には、そんな金貨はどこにもないという事で、 バンクラン(取り付け騒ぎ)が起きてたんだと思うが、 この問題を解消するために、 金細工職人が直接使うのではなくて、 預り証を貸し出して他人に使用させて、 そこから上前をハネていくと言う 今の仕組みに近づいて行ったんだとは思われる。
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