- 【カシオペア】Casiopea part 42
945 :サイモン[]:2011/01/20(木) 08:13:24 ID:3nDpjzx+ - 分かったよ、
カシオペアが駄目になったのは ファンが駄目だからだ。 下手に「お。カシオペア聞いてんの? 通だね」とか言われて調子に乗って、 「俺はセンスあるな」 「俺は選ばれしものだ」 「他の音楽聴いてんのは馬鹿」とか言う、 沢尻エリカみたいな奴が増えたんだ、 きっと。
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- 【カシオペア】Casiopea part 42
946 :サイモン[]:2011/01/20(木) 08:25:09 ID:3nDpjzx+ - だいたい、
近くCD屋に行って、レジェンドの作品は 簡単に手に取る事が出来る。 だが、カシオペアのCDはないか、あっても ベスト盤。下手をしたら棚にタグすら ない。忘れられたアイドルと同じだ。 実力があったのに売れなかったのでは ない。最初から重要でなかっただけだ。 自分達こそが自身を大事に、そして 重要視しなかったのが原因。 軽薄過ぎる。
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- 【カシオペア】Casiopea part 42
948 :サイモン[]:2011/01/20(木) 09:07:42 ID:3nDpjzx+ - フュージョン。それは本来はジャンルと
ジャンルの融合。そこで生まれる緊張感 それこそが面白かったりする。 ブルーグラス。アメリカのケンタッキー という比較的限られた地域の音楽だ。 そこにトニー・ライスという敏腕の ギター弾きがいる。彼はある時から 「もうちょっとモダンな、ジャズ寄り な事が出来ないか?」とブルーグラスを ベースとしたフュージョンを始めた。 でもブルーグラス界は必ずしもそんな 彼に好意的ではなかったろう。 「あんなのブルーグラスじゃない!」と。 彼自身もそういう軋轢は承知の上だった ろうが忸怩たるものがあった筈だ。 これがあるジャンルからクロスオーバーを する、という事だ。 日本での知名度はあまりないし、全米でも 商業的に大成功だった訳ではない。 だが、彼のチャレンジは襟を正しめるものだ。
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- 【カシオペア】Casiopea part 42
949 :サイモン[]:2011/01/20(木) 09:20:46 ID:3nDpjzx+ - カシオペアには守るべきか、破るべきか、
そうした相対するトラディションがない。 好き勝手やってるだけだ。だから、どんな に凄い事をやったとしても、先のような 緊急感はない。 そしてトラディションという共通認識が ないから、ファンとの間で軋轢が生じ 安い。「何で分かってくれないんだ?」 「何であんな変な事をするんだ?」 なかなか一致点は見出だし辛い。 トニー・ライスのようにジャンルを わざと飛び越える、という事も出来ない。 元々どこからどこまでという境界線が ないから。 よくメンバーチェンジを非難する声を 耳にするが、心あるファンなら上記の 事なんか、既に分かってなきゃ駄目だ。
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- 【カシオペア】Casiopea part 42
955 :サイモン[]:2011/01/20(木) 22:43:02 ID:3nDpjzx+ - 野呂のギターに憧れて、俺はジャズの
ミュージシャンになりたいと、一人 気を吐いていたあいつからもうギターは 卒業しました、最近は山登りにはまって いますと賀状が届いた。 4、5年前に共通の友人の結婚式に出た 時に、「なぁ、結局モードって何なの? コードと何が違うの?」とか、俺に切れ て来る。そんなの知らないよ、俺はギター なんて弾かないし、ただ聴いてるだけだか らと答えたら、「結局ジャズなんて 出鱈目でいいんだよ、そんな音楽 要らないよ!!! 」とか本気で怒って た。ギター弾いて何も得るものがなかった、 あんなに一杯野呂のギターをコピーした のにとも。 間違ってる、それは。
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- 【カシオペア】Casiopea part 42
957 :サイモン[]:2011/01/20(木) 22:57:43 ID:3nDpjzx+ - 野呂の音がペナペナなのは、
多分ピックが柔らかいからじゃないか? カッティングに備えたいんじゃないか? 俺はギターを弾かなくなってもう20年 近くなるが、単音の時はピックで、 カッティングは指で弾く。 ピックを人差し指と中指の間に挟み 込んだり、取り出したりしてた。 それ位だ、俺がまともに出来るのは。
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