- デスピサロは同情の余地なき悪党 第三十七章
106 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/10/22(土) 16:14:43.57 ID:HG1EdKCJ0 - ピサロ、広く言うなら魔族全体が人間という種そのものを下に見てる。(一部の例外を除いて)
魔族が人間を害する行為は当然。善悪の問題ですらない。 人間が魔族(と、その大切にしているもの)に危害を加えるのは「悪」。 人間はただ魔族の脅威に怯え、顔色をうかがって生きていかなければならない。 人間は魔族と同じ土俵に立つことすら許されない。 人間(導かれし者たち)がロザリーを生き返らせて自分の前まで連れてきたことは、人間がなすべき当然の償い。 一部には(ピサロから見て)少しはマシな人間がいるということを認識させた。 上記のようにピサロが考えていると思えば、6章ピサロの言動はわりと一貫している。
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- デスピサロは同情の余地なき悪党 第三十七章
107 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/10/22(土) 16:21:33.00 ID:HG1EdKCJ0 - ↑
こういうピサロに対して人間側がどんな思いを抱こうが(「同情の余地なき悪党」だろうが「クズ」だろうが) ピサロは屁とも思わない。「ああ、下等生物どもがなんか騒いでるな」という程度にしか思わない。 逆に言うと、人間的価値観でピサロを擁護してやったところでピサロにとっては何の有り難みもない。
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111 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/10/22(土) 17:09:14.02 ID:HG1EdKCJ0 - >>108
6章が、ピサロに近しいある魔族の青年を主人公にして ロザリーとピサロを救い出して逆賊エビプリを征伐するようなエピソードだったら (そんなものが商品として成立するかどうかはともかく)矛盾や破綻はなかった。 その役目を、ピサロの凶行の被害者である勇者と導かれし者たちにおっ被せたのが間違い。 6章ピサロの言動に対して「人間とは違う、そういう生き物なんだ」と思えば別に腹はたたんが そんな生き物を「愛」という言葉で美化して擁護する導かれし者たちは気色悪い。
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