- 【DQ4】デスピサロ考察スレ第十六章
35 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/10/20(木) 02:21:21.89 ID:Pt7wubfC0 - >34
倫理的には興味深い問題だが、 勇者達にせよピサロにせよ、戦闘以外では同種族を(少なくとも大量には)殺してないと思うんで、 このスレとはあんま関係ない話じゃないかな、それは。 人類と魔族を同一に見れるのか、という点だが…… 確かに天空シリーズはモンスター仲間システム、 人類そっくりの魔王ピサロ、人類から魔王になったミルドラ、 魔物から人型になったホイミン、等、 例えばロトシリーズと比べて「人類」と「魔族」の差異と言うか、 種族的断絶が縮まってるような感は受ける。 これは「じゃあ魔族って何なのん?」という問題になるのだが、 逆に言うと「じゃあ人類って何なのん?」という話にもなる。 私見だが、例えば「スライムと鬼棍棒」の関係は 「白人と黒人」「ユダヤとゲルマン」といった人類内の多様性と比べても明らかに差異が大きく、 おそらく別種族と分類して良いのではないかと思う。 これはつまり天空シリーズの世界には ・数百種の知的生物が存在し ・その内大多数は「魔族」という連合を組み ・エルフ・ホビット等少数の独立勢力があり ・残る1種「人類」のみが世界中で繁栄している という状況になる。 これはもう現実の人類史とは丸っきり異なる状態であり、 こういった世界では「人権」「人格の尊厳」「差別」「生命倫理」 といった概念も我々の持つそれとは大分異なる可能性があるし、 そもそもの「人類根絶」という言葉の意味が全く変わってしまうようにも思うのだがどうか。
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