- デスピサロ考察スレ第十章
940 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 08:31:00.56 ID:1bQDKI7IP - >>939
いい考えだと思う。 んじゃ、とりあえず善悪論を書いて(↓)、村等の話はちょっと待つ。
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- デスピサロ考察スレ第十章
941 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 08:52:03.99 ID:1bQDKI7IP - >>928
了承。次スレからまた普通考察に戻るとして、1000まで善悪話を続けとくか。 >>915 それは竜の立場がまったく無視されている作品の話だろう。 DQ4は、魔物の立場がまったく無視されている作品ではない。 にもかかわらずDQってのはほぼ一貫して 「人間と魔物が、互いを人間同士のように尊重せず、なおもそれを悪党の証左とみなされない世界」 なんだよ。 >>917 勇者との同行の件については過去スレの議論の方が詳しい。 すでに説明がつかないのではなく、説明が付き過ぎて迷う状況。好きなの選べ。 >>921 ん? ひょっとしてゲーキャラ板の>>1が俺だと勘違いしているのか? 俺が悪党スレなり悪党論なりを論破したと言ったことがあるのは、 あくまで悪党スレが自分で作ったスレルール(同情の余地=情状酌量の余地)を適用した場合に 悪党スレのスレタイを否定してみせたというだけなんだが。 何度か明言したと思うが、 そこから離れてデスピサロを普通の感情的な意味で悪とか同情しないと言った場合、 それは個人の主観的価値観。俺は別にそこまで否定しているわけじゃないぞ。
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- デスピサロ考察スレ第十一章
10 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/04/11(月) 22:04:34.96 ID:1bQDKI7IP - 勇者の村議論まとめ(+俺コメント)
「村人は予言知らなかった。エスターク殺しの意志は無かった。村でそんな台詞が無い」 →では一体なんのために勇者は育てられていたのか? 少なくとも村人は勇者に「秘められた力があり、どんな邪悪な者でも倒せるようになる」 こと、魔物が勇者を探していることを知っている。 予言以外に、なぜ村人がそんなことを知っていたというのか。 「世界が滅ぼされないため、藁にもすがる思いで自衛手段を育てていただけ」 →村中の台詞がないことを盾にエスターク殺しの動機を否定しておきながら、 同じく村での台詞がない「地獄の帝王による世界の滅亡」の噂だけを知っていたと 想定するのは都合がよすぎるのではないか? 「村では『邪悪な者』を倒せるとしか言ってない」 →「邪悪な者」という言葉は、進化の秘法で神を超えた者を指して天空がよく使う 表現であり、エスタークを指しているとして無理はない。 また邪悪な者というのが、単に魔物のことを指していたり、ただ単に悪い奴のことを 指していた場合には、それを無差別に殺す方がたちの悪い存在だろう。 「地獄の帝王に世界を滅ぼされるという噂だけを知っていたのでは?」 →予言のヒントなく「どんな邪悪な者も倒せる力を秘めた子」を探し出し、 その子が魔物に狙われる事情も知っているのに、なぜか予言だけ知らないのは不自然。 そこまで知る過程で予言の情報に接しそうなものだが。 また、外界との交流を断ってまで秘密を守り続け、最終的に魔物に見つかれば村総出で 命を投げ出して抵抗してでも、その子を守る。噂を根拠にやることか?
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- デスピサロ考察スレ第十一章
11 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2011/04/11(月) 22:05:55.72 ID:1bQDKI7IP - 「魔物に日常的に襲われまくっているのだから対抗手段を育てて当然」
→そもそも、少なくともあの村は魔物に襲われたことがない。 実際の襲撃時に「ついに魔物にこの村がみつかった」と言っている。 「よそは日常的に魔物に襲われまくっている」 →魔物が活性化したのは、バトランドの台詞から1章の少し前と思われるが、 勇者が村で育てられ始めたのは、勇者がまだ物心つかない十数年前だろう。 計算があわない。そもそも閉ざされているから予言も何も知らないはずという 理論を掲げておいて、外が魔物に襲われ始めた事は知っていたことにするのか。 「上記は言い過ぎにしても、アネイル(リバストの物語)やテンペなど人間は魔物の被害を受けてる」 →アネイルはともかくテンペは活性化後の話ではないかと思われる。 サントハイム王家が、十数年間テンペのカメレオンマン被害を放っておいたとも考えにくい。 「村の結界は魔物に襲われたことがある証拠」 →結界など出てこない。 「地獄の帝王という不穏な称号を持っていたからだ」 →そもそも「地獄の帝王」という名前も村では出てこないのだが……。 出てこなくても知っていたかもしれないが、それならエスターク暗殺計画だって 出てこなくてもあったかもしれないわけで、都合よく一方だけ否定し過ぎ。
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- デスピサロ考察スレ第十一章
12 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 22:07:33.13 ID:1bQDKI7IP - 「勇者が予言の子だとなぜ分かるのだ」
→魔物たちは不特定多数の人類から探し出すのが困難だっただけで、 眼の前にいる相手ならミネアが実証したように、占いができれば勇者だと分かる。 大した無理はない。 「あの村は閉ざされていたのだから予言が伝わってこなかったはず」 →普通に考えて、予言が先にあって、エスタークを殺す存在だと分かっていたから 魔物に先手を取られるのを警戒して、閉ざされた村を作ったのだろう。 「村を作ったのではなく、もともとあった村が秘密の村になったのでは?」 →冒頭ナレで「村人たち以外、そんな村があることさえ知らないはずでした」とある。 「知らないはずでした」だから実は例外があった、というのはありそうなことだが、 普通の村が交流を十数年断っただけなら、まだ外部に村の存在を知っている人が いるのはむしろ当然で、知らない「はず」とさえ言いがたい。 「閉ざされた村になってから忘れ去られたのでは?」 →普通の村が閉ざされたとして、外部の者全てに忘れられるまで十数年は短い。 「宿屋があるからには、もともとは外部との交流がある村だったのでは?」 →閉ざされたのは十数年前なのだから、外部相手の宿屋ならとっくに転職している。 宿というのは村の中で使われている宿泊できる休憩所のようなものだったのでは。 現実の日本の感覚で言うと公民館に近い使われ方だったかも。
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- デスピサロ考察スレ第十一章
13 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 22:16:54.69 ID:1bQDKI7IP - 「村の発生に天空は関与しているのか?」
→そもそも勇者が本当の親を失った理由は天空にあること、ずっとマスドラが勇者を 気にかけていたと天空城で聞けること、天空が敵視するエスタークを殺す運命の 存在であること……を考えると、関与している可能性は高い。 また、天空なら上の「知らないはずでした」の例外としても無理がない。 「エスタークの刺客のつもりだったら、村人が勇者に情報を教えていないのは?」 →プレイヤーに伏せるためにOP〜壊滅までの間には台詞に出てこないだけで、 OP以前には教えられていた点もあった可能性はある。 実際、勇者が間違いなく知らなかったと思われるのは「勇者が実子でないこと」 「いま襲ってきている魔物は勇者狙いであること」くらい。 「地獄の帝王エスターク」が存在すること、そいつは倒すべき敵だということ等は OP以前に教わっていたかもしれない。 「自分が魔物に狙われていることを先に教えてないのはおかしくないか?」 →万一魔物の手に落ちた場合、本人に勇者の自覚がなければ勇者とバレずに助かるという 場合だって考えられる。たとえばピサロのてさきのように本人に問い詰める以外の 勇者判別手段を持っていない相手ならありうる話。 それゆえ「エスタークは倒すべき」は教わっていたとしても、ギリギリまで 「お前こそ唯一エスタークを倒す運命の存在」とは言わなかったのでは。 「エスターク殺しを教えられていた根拠は他にあるか?」 →勇者が、村の仇でありロザリーに人類滅亡計画の張本人と聞かされているピサロを 目の前にしても「ピサロを襲う」ではなく「黙って着いて行きエスタークの方を倒す」 という選択をした展開こそ、それを推認させるものではないかと考える。 なおデスピサロと会えた場所が敵地どまんなかであるという事実は、 普段のボス戦と基本的に変わらない状況に過ぎない。
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- デスピサロ考察スレ第十一章
15 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 22:22:53.85 ID:1bQDKI7IP - とりあえず以上。
「いつものアレ」とかエスターク考察まとめとかは、 前回の意見を受けて直接貼るのではなく、そのうちウィキ借りて置くことにするわ。
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- デスピサロ考察スレ第十章
952 :名前が無い@ただの名無しのようだ[age]:2011/04/11(月) 22:44:13.25 ID:1bQDKI7IP - ある事象が、あるキャラクターの価値観・善悪観においてどうなのか、
あるいはDQ世界内のある国や種族の大勢を占める価値観にとってどうなのか。 そういう「善悪論」は次スレ以降もやっていいと思うよ。 でも俺と君の価値観どっちが正しいかを論じても平行線だろうし、益がないと思う。
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