- ●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ〜part1
537 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 13:59:10 ID:jMq86iTn0 - ばばあ「お前ら私を無視かい?いい身分だね」
ラミス「ああ、もうお前いいよ、帰った帰った!」 ばばあ「なっ!…この世に生を受けて500年!ここまでの屈辱を受けたのは初めてだァーッ!」 ばばあの姿が見る見る変わっていく!
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539 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 14:22:56 ID:jMq86iTn0 - しずか「いかん!ご老人が!」
ラミス「くそぉ〜、今の俺に出来るのは、亡きじじいの為に歌を捧げることだけだ ♪はじめて会ったその日から じじい my love」 ばばあ「なんじゃその歌は」 ラミス「♪じじいに 明日なんてなかった eternal forever」 ばばあ「やめろぉ!耳が!耳がぁぁ〜」 竜王「いいぞ!ババアが苦しみ始めた」
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546 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 15:27:46 ID:jMq86iTn0 - ラミスが目を覚ますと暖かい暖炉が見えました。
竿だけ「おはよう」 ラミス「てめえ竜王!…って微妙に違うな」 竿だけ「僕、置いていかれちゃったんだ…」 しずか「見ろ。資本主義の行く末がこのザマだ」 エド「やっぱ新聞は朝日新聞に限りますね」 ラミス「なんだ?この洗脳されそうな会話…いい加減にしていただきたい」
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548 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 15:43:25 ID:jMq86iTn0 - 竜王「まだ貴様と戦うべき時ではない」
突如舞い起こった疾風と共に、黒いローブがファルチェを覆い被さる。 ファルチェ「くっ…こざかしい」 彼女がそれを払いのけた時、竜王の姿は既にその場にはなかった。 じじい「ふ…待ちくたびれたぞ」 竜王「とても人質のとる態度とは思えんな」 じじい「何故に竿だけを残してきたのか…お主まだ迷っておるな」 竜王「貴様こそ一体何を企んでおる…」 じじい「ふぉーっふぉふぉっふぉっふぉごほぉ!ごぼっ!み、水…」 竜王(本当、何なんだよ。こいつ…)
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550 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 16:06:28 ID:jMq86iTn0 - じじい「ねるねるねるねはヘヘヘヘヘ」
竜王「…」 じじい「練れば練るほど色が変わって〜」 オーブが七色に光り始めた。 じじい「こうやってつけて!」 七色のオーブが一つになる! じじい「うまいっ!」 竜王「食った!?」 じじいの目から一点に光が放たれる! 竜王「おお…あの場所に世界樹が!!!」
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553 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 16:29:13 ID:jMq86iTn0 - しずか「貴女は来ぬのか?」
ファルチェとしずかは目線を交じらわせた。 ファルチェ「私は一人が性に合っている。それに…」 しずか「それに、なんだね」 ファルチェ「あの男といると私の貞操が危うい」 しずか「…賢明な判断だ」 そういうと各々その場を去るのだった。
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557 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 17:22:17 ID:jMq86iTn0 - エド「あ、あのおっぱいをギューッっと押し付けてくれ」
しずか「こうかね?」 エド「うおーっ!これであと数キロは踏んばれる」 一方ラミスは ラミス「よーし、ガンガンいくぜー!…うわっち」 こけた。 ラミス「うええん〜痛いよ〜」 ばばあ「まったく!若いもんがしっかりせんかい。ほれ」 ばばあは手早くラミスの足の擦り傷に治療を施した。 ばばあ「もう痛くないじゃろ」 ラミス「ばばあ…」 ふと幼子の頃、生き別れた母親を思い出すのだった。 (前に森で会った母ちゃんは偽者だった…もしかしてこの人が?) ラミス「なあ、ばばあ…あんた息子とかいるのかい?」 ばばあ「え?いないよ。あたしゃ処女を守って500年だよ」 ラミス「あ、、そう」 ばばあ「でも、ガキの面倒見るってのもなんだか…悪くないねえ〜」 ラミス「婆ちゃん…って呼んでいいかな」 ばばあ「好きにしな」
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566 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 18:30:14 ID:jMq86iTn0 - ファルチェ「うおおおっ!このまま焼きつくす!!」
竜王「ふ、ふはは!選りによって炎とはな!」 ファルチェの巻き起こした火柱が竜王を飲み込み、 皮膚の焦げる臭いが辺りを包んだ!だが… 竜王「なんたる幸運だ!やはり女神に選ばれたのは俺…」 竜王の体表が修復していく。 ファルチェ「ば、馬鹿な…?」 竜王「この俺の属性が炎である事を忘れていたようだな…」 竜王の掌に魔力が集中し、白く輝く火球が産まれる。 ファルチェ「くっ…ここまでか…」 「その為に俺がいる」 竿だけが二人の間に割って入った。 竿だけ「さぁ、もはや喋っている暇などない!行け!」 ファルチェ「しかし…」 彼女の不安を吹き飛ばす様に、竿だけは哄笑した。 竿だけ「勝つまでも、負けるものか。この男の半身なのだぞ」 ファルチェ「…すまないっ!感謝する」 幹に大きく穿たれた穴へと駆け込んでいく。 竜王「ぬうっ!こんな誤算が…」 竿だけ「嘘を吐け。こうなる事を望んでいたのだろう?」 竜王「…フ。流石に己自身は偽れぬか。行くぞ!」
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571 :名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]:2007/04/08(日) 19:20:52 ID:jMq86iTn0 - ばばあ「ほれほれ、かっ飛ばすよぉ〜っ!」
ラミス「それはいいんだけど…婆ちゃん、前!前!海!!!」 ばばあ「それがなにか?」 シュババババババ 白波を立てながら海面を駆け抜けて行く。 ラミス「なんか…俺いらねえかも…」 ばばあ「バカタレ!50年も修行すれば、こんなの誰でも出来るようになるわ」 ラミス「うむ、俺らしくなかったな! もう下僕どもは目的地に着いてるようだ。ウォーミングアップ始めておくか」 速度に任せて、海上のモンスターたちを次々と薙ぎ倒した。 ラミス「みwなwぎwっwてwきwたwぜwww」 体中に力が充実していくのを感じる!そしてラミスは幾つかの呪文を覚えた。
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