- 超拘束・完全拘束に萌える 14 [無断転載禁止]©bbspink.com
293 :名無しさん@ピンキー[]:2020/04/05(日) 10:13:24.00 ID:FL3iXQWh0 - 偶然、姉がいたことを知った私は、そのことを両親に確認した。
素行が悪く、家庭内でも暴力を振るうなど手がつけられず、離れの小屋を自分専用に改造して住んでいた。 それが何時からか行方知れずになり、その後姉が死亡したので書類を作成したいという人が来たのでそれに従った。 「葵にはそんな最悪な姉がいたことを知って欲しくなかったから・・・」 説明の最後に両親はそう言った。その時の私はそれで納得した。 それから数年後、両親が事故で死んでしまい身寄りがなくなった私の援助をしてくれたのが佳奈さんだった。 学費や生活費も全て出してくれ、肉親の様に接してくれた。やがて佳奈さん達が運営しているクラブの手伝いをするようになる。 (こういうことを望む人達の欲求を叶えてあげてるんだ・・・) 私は改めて佳奈さん達を尊敬した。そしてある時、本当のことを知ることになった。 姉と両親の本当の関係、ロビーにあるオブジェが私の姉だということ等を佳奈さん達が話してくれた。 「葵達にクラブの運営を引き継いでほしい。そしてテスターが必要になったらオブジェをテスターとして復活させても構わない」 最後にそう言われた私は、すぐにそれを受け入れた。程なくして、佳奈さん達が引退、私たちが新しい運営者になった。
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295 :名無しさん@ピンキー[]:2020/04/05(日) 15:32:28.08 ID:FL3iXQWh0 - 「佳奈さん達は、悠々自適の生活をしてるみたいです。最近はプライベートジェットで世界中を旅行してるとか」
葵はそう言って説明を終えた。そして拘束されている私の体を撫でる様に触りながら笑顔で言った。 「実際のお姉ちゃんの顔や声を知りたいけど、ここまでしか拘束を解くことはできない。ちょっと残念だけど佳奈さんから頭部の模型と声を録音してるレコーダーを貰ってるからそれで満足してる やっぱり私のお姉ちゃんだね。因みに私たち3人とも同じ歳。丁度お姉ちゃんがこのクラブに通い始めた歳と同じだよ」 その時、スマートフォンの着信音がなり、葵は白衣のポケットからスマホを取り出し話始めた。 「はい・・・。うん、丁度説明も終わったから今から行く・・」 「それじゃあ、お姉ちゃん。後でお部屋に案内するからここで待ってて」 そう言うと、葵は部屋を出て行ってしまった。 (あれがあの時小さかった葵・・・。それだけの年月が経過してたんだ・・・) 私はその時のことを思い出していた。 (またあの頃みたいな日常が始まるのかな・・・) 漠然とそんなことを思っていた。
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297 :名無しさん@ピンキー[]:2020/04/05(日) 16:23:09.50 ID:FL3iXQWh0 - 「乾杯」
3人ともお酒が苦手なのでジュースで乾杯する。そして用意したオードブルにそれぞれ箸を伸ばした。 「久しぶりにテスター復活だね」 楓が嬉しそうに言う。 「最近は、会員の要望が過激になってるからどこまでやれるかを見極めるためにもテスターは必要だったしね」 理沙が言葉を続けた。 「データー上、あのテスターは私達とほぼ同じ年齢だから、問題は無いと思う」 私がそう言うと、二人は驚いた様子だった。 「本当に?もしかして不老不死?」 「それは分からないけど、これからの研究課題かな」 「会員をあのオブジェみたいにできるようになる?」 「それは難しいかも。長期間、薬漬&調教が必要だし、そこに行くまでに壊れる可能性が今の所高い」 「何れにしても、これからの研究次第よ」 私はそう締め括った。やがてオードブルが全て無くなってしまった。 「さあ、テスターを部屋に案内しよう」 私がそう言うと、楓が聞いてきた。 「あのテスター、お姉ちゃんなんでしょう?何か思うところあるの?」 「別に。思い出はないし、あんな状態だし。でも、妹が姉を・・と言う状況は楽しみかも。 この状況を用意してくれた佳奈さんには感謝してる」 私はそう答えていた。 「ふーん。そうなんだ。そんなものだよね」 楓は納得をした様子だった。
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299 :名無しさん@ピンキー[]:2020/04/05(日) 16:56:59.34 ID:FL3iXQWh0 - 「お姉ちゃん。お待たせ。今からお部屋に案内するね」
葵達が再び部屋に入ってきた。 「その前にお知らせするね。お姉ちゃんの体調は頗る順調で問題なし。ナノマシンからのデーターも滞りなく受け取れてる。 だからまたテスターとして頑張ってね」 笑顔で葵がそう告げた。 「そうだ。また靴を履かせてあげる。理沙、お願い」 用意されたのは、あのヒールが高い編み上げの黒いブーツだった。それを車椅子に拘束されたままの私に履かせていく。 「こんなのを履かせて歩けるの?」 そう聞く理沙に葵は言った。 「大丈夫。何年も前にこれを履いて私に会いに来てくれたから」 (そうだ・・・。あの雨が降っている時に・・・) その時の葵の後ろ姿が、一瞬浮かんだ。編み上げが編まれると、結び目が接着剤で固められ、余った紐が切断された。 「それじゃあ、こんどこそ出発」 葵がそう言いながら、車椅子を押して私を部屋から出した。後の二人は、私の左右に並んで歩き始めた。 廊下を通り、エレベーターに乗るとエレベーターが下降し始めたのがわかった。 (また、地下のフロアーのあの部屋に入れられるのかな・・・) やがて、あの金属の四角い扉が目の前に現れた。 「お姉ちゃんのために改造したから」 葵がそう言うと、ゆっくりと扉が開き始めた。
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302 :名無しさん@ピンキー[]:2020/04/05(日) 17:57:41.89 ID:FL3iXQWh0 - 扉が開くと、そこには頑丈そうな鉄格子がはめ込まれていた。その鉄格子もゆっくりと横にスライドしていき漸く部屋の内部が見えた。
黒い天井、壁、床は以前と同じだった。ただそれに加えて太い金属で出来たフレームが設置してあった。 「永久拘束していたのを、テスターとして復活させたお詫びにこの部屋でもできるだけ拘束してあげようと思ってこうしたの」 私は、車椅子から降ろされフレーム所まで歩かされた。 「このフレームにX字拘束するの。呼吸や摂食、排泄のためのチューブも取り付けて長時間でもここで過ごせるようにするから そういう訳で、このマスクを被って」 それは、私が永久拘束された時に、最後に被されたマスクだった。こうして私は、再び視界を奪われた。 テスターにマスクを被せると、摂食、呼吸、そして排泄用のチューブをそれぞれの場所に取り付ける。もう一方のチューブの先は壁に設けられた管理ユニットにつながる穴にそれぞれ挿入した そしてフレーム拘束するためのチェーンを何本の取り付け、もう一方をテスターの拘束服のバックルに取り付ける。それらを調整するとテスターが床から少し浮いた状態でX字拘束が完成した。 「思っていた通り、上手くいった」 私がそう言うと、二人も口を開いた。 「流石、葵ね。これもオブジェみたい」 「テスターも満足してるわ」 「逆さ吊りにもできるし、ヒトイヌ状態での拘束も出来る。今度試すから楽しみにしてて」 二人にそう言い、最後にお姉ちゃんにこう言った。 「準備が整うまでこの状態で過ごして良いよ」 部屋を暗くして、外に出て暫くすると鉄格子が閉まり、続いて四角い扉がゆっくりと閉まっていった。 「二人がやりたいと思っていること改めて聞かせて。プランを考えるから」 扉が閉まったのを確認して、私は二人にそう言った。 「それじゃあ、私は・・・」 「会員からのリクエスを基にして・・・」 (これから一緒に楽しもうね。お姉ちゃん・・) それを聞きながら私はそう思っていた。
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