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名無しさん@ピンキー
超拘束・完全拘束に萌える 14 [無断転載禁止]©bbspink.com

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超拘束・完全拘束に萌える 14 [無断転載禁止]©bbspink.com
282 :名無しさん@ピンキー[]:2020/03/29(日) 16:52:56.75 ID:UkETHNr60
 「マスクにチューブを接続したら体を折り曲げて」
 摂食と呼吸のためのチューブを取り付け、その先をBOXに設けられた穴から外に出すと体を折り曲げて土下座をしているような体勢にする。
 そしてチューブの弛みが無くなるまで、チューブを引っ張った。
 「BOXの溝にこの板を差し込んで首を固定する」
 BOXと同じ素材の透明な板を溝に差し込み、ギロチンにかけられた罪人の様に首を固定した。
 「後は股間にも同じように排泄用のチューブを挿入したら後は、樹脂を流し込むだけ」
 股間へのチューブ接続が終了すると、私は黒い人形に語りかけるように言った。
 「あなたはクラブの役に立った。これはそのお礼だから堪能すれば良い」
 「もう会えないだろうけど元気でね」
 「テスターとしては最高だったわ」
 「本当に有難う」
 他の3人の言葉が終わると、BOX全体に透明な樹脂を入れて行った。BOXが樹脂で満たされると、蓋をして接着。それですべてが完成した。
 「後はこれをロビーに運んで、設置すれば・・・」
 私はそう呟いた。
超拘束・完全拘束に萌える 14 [無断転載禁止]©bbspink.com
283 :名無しさん@ピンキー[]:2020/03/29(日) 17:07:48.11 ID:UkETHNr60
 (とうとう私は、永久拘束されるんだ・・・)
 4人の言葉を聞きながら、私はそう思った。暫くすると、頭部を含めた全身にさらなる圧迫感を感じる様になった。
 (樹脂が入れられてる・・・)
 既に私は、身動き一つできない状態になっている。そこにさらに樹脂が流し込まれている。
 (本当に何もできなくなる・・・)
 それがいつまでも続く。それに対する恐怖は既になかった。
 (少しでも長くこのままでいたい・・・)
 そんなことさえ考えていた。
 「全て終了した。さようなら」
 佳奈さんのその言葉を最後に、何も聞こえなくなった。
超拘束・完全拘束に萌える 14 [無断転載禁止]©bbspink.com
285 :名無しさん@ピンキー[]:2020/03/29(日) 17:29:56.00 ID:UkETHNr60
「ここまで長いようで短かったわね」
ロビーに設置されたオブジェを見ながら、私は言った。
「摂食、呼吸、排泄を管理するユニットとデーターを取るユニットも正常に稼働してる」
佳奈はそう呟くように言った。
「柵みたいなものを作らないとね」
「会員への説明も必要かしら」
「名前もつける?」
他の3人が口々に言った。
「どれぐらい保てそうなの?」
「10年、20年・・・。それも研究対象だから」
 私の質問に佳奈がそう答えた。
「定期的にバイブレーターの振動と全身に電流を加えるからすぐには終わらない。それに・・・」
 一度言葉を区切り、さらに続けた。
「まだ終わりじゃない。これにはまだクラブの役に立ってもらう」
「どういうこと?」
 私の質問に佳奈が答えた。
「そこまで考えていたの!流石ね」
それを聞いた私は。感心してしまった。他の3人にも同じ様に説明すると一様に半ば呆れながら感心していた。
「それもお礼の一部だから」
佳奈は最後にそう付け加えた。
「じゃあ、そのための準備もしないといけないわね」
私はそう締めくくると、再びオブジェに目をやった。
「良かったわね。まだ、クラブの役に立てるのよ」
そう語りかけるように言った。
  
 
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289 :名無しさん@ピンキー[]:2020/03/29(日) 21:42:18.08 ID:UkETHNr60
(えっ・・・!)
いくつかの小さな穴の間から、クリーム色の天井が見えていた。
意識があるのかないのかさえ分からない状態ではなく、今は明らかに意識があった。
(確か私は・・・永久拘束されてた・・・)
まだぼんやりとはしていたけど、少しづつ自分の状況が分かってきた。ベッドに仰向けに寝かされていて、手足の拘束と視界を奪っていたマスクは外されている。
試しに体に力を入れてみると、手足が少しだけ動いた。
(何時の間に・・・どうして・・・)
そんなことを考えていると、不意に女性の声が聞こえた。
「あっ。気がついたみたい」
「本当に人形じゃなかったんだ」
「それじゃあ、打ち合わせ通りに」
3人の女性が、私をベッドから起こして横にあった車椅子に座らせた。そして手足と首をベルトで車椅子に縛りつけて拘束した。
(この人たちは・・・?見覚えのない人ばかり・・・)
そこには3人の女性がいて、1人は白衣を着ていた。私はそう思ったものの、白衣を着た女性はどこか見覚えのある感じがした。
「初めまして。私は楓」
「私は、理沙です」
「葵です。初めまして」
3人がそれぞれ名前を言った。
「で、どうする?」
「私が説明する。一人で話した方が早いと思うから」
「じゃあ、お願いする」
「二人は、お祝いの準備してて」
白衣を着た葵と名乗った女性がそう言うと、後の二人は部屋を出て行ってしまった。
「説明をする前に、改めて自己紹介を」
 そう言うと、女性は笑顔で自己紹介をした。
「私は神崎葵です。初めまして。沙織お姉ちゃん」
(えっ・・・!)
「嘘じゃないですよ。正真正銘、私はあなたの妹です」
 驚いた私を見透かしたように、葵はそう言った。
「今からちゃんと説明しますね。因みにあの二人もこのことは知ってますから」
笑顔でさらにそう続けた。


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