- 完全拘束・超拘束に萌える 13 [無断転載禁止]©bbspink.com
887 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:20:44.92 ID:CpsUvYHt0 - 箱に入っている無数のチューブ容器。
ホテルにありそうな使い切りの歯磨き粉みたいに小分けされたそれを一つ取って、 空いている左手で私のお尻のほう―――チューブの中身の行先をまさぐる。 “下着”越しにおしりの穴に触るとある鍵穴――― そこからもう少し背中側に指を滑らせて、探り当てた小さな穴にチューブの中身を一気に流し込む。 プチュッ――― そんな音とともに、おしりの穴が潤いを取り戻す。方々からお尻の肉を引っ張るようにして、穴まわり全体をなじませていく。 ついでに排泄申請も通しておしっこも抜いとこうか――― 排泄申請といってもトイレからいつでも申請できるのはおしっこだけで、 大きいほうはついさっき触った鍵穴でみっしりと塞がれたまま。 だから―――使われるはずのないウォシュレットやペーパーは、この白いラベルのトイレには置かれていない どうしても回数の多くなる排尿管理はある程度を自己管理させる代わりに 排便管理は厳格に、それこそ奴隷と変わらないぐらいに―――ううん。 お尻に打ち込まれたものの大きさを考えたら、奴隷より厳しいとさえ思える。 そう。体に溜まったものを出す自由を奪われたおなかの中は、“かさばらない”食事を選べば実は意外ときつくない。 どちらかというと、閉じる自由、楽になる自由を奪われたおしりの穴のほう――― 唾液がでるわけでも膣分泌液がでるわけでもない、出すためだけにあるはずの穴。 その穴に栓を打ち込んでこじ開け、管を通して我が物顔で居座り続ける――― 体のでき方みたいなものを踏みにじるようにして穿かされる鋼の下着。 本来、半日もすれば乾いたお尻が悲鳴を上げるような代物と4週間近くを共にする私たちにとって、 このチューブはなくてはならないもの。シャンプーとか歯磨き粉とか、それこそトイレの紙のような、日用品の一部。
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888 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:21:25.94 ID:CpsUvYHt0 - 鋼の下着の中で過ごさなければならない私たちが、少しでも楽に暮らせるように。そんな計らいともいえるし
こういうものを用意すれば、私たちを鋼の下着の中にずっと閉じ込めておける。そんな手段ともいえる潤滑剤。 貞操帯に予めそれ用の穴があけてある、ってところからして、答えはたぶん――― 「はっ..はぁっ....ぃいいぃぃぃ....」 「椅子におろしますよー。大丈夫ですかー? 」 胸を動かすように息をして、時折スーツからくぐもった音が響くたびに声と体を震わせるアンナさんを処置室の椅子に下ろしていく。 奴隷にはランダムに振動するとだけ伝えることになっているそれには、実は法則があって、 刺激が止まった直後にすぐ震えだすのは毎時23分だけで、殆どの時間は止まってから3分間は絶対に次の刺激が来ない。 この“安全時間”を活かしながら椅子側のワイヤーに掛け替えていく。 椅子に密着するところまで下ろしたら、特に腰から下、腰回りと膝、足首のリングに直接椅子の金具をはめ込み、 さらに検査道具と一緒に持ってきたベルトをウエストと鼠径、太ももにかけてガッチリと椅子に固定する。 こうしておけば、途中で今みたいに暴れられても、支障なく検査を続けられる。 実のところ、アンナさんがすっかり“出来上がってる”のは今朝からとっくに織り込み済みだった――― 今朝のほのぴの送り。V性感が井上スケールで7〜8、河合主人から性感検査の介助と焦燥薬の指示、を行間を埋めながら普通の言葉に直すと 「中の感度がいい感じに上がってきたと報告があった。次の段階の責め具を用意するための検査をするから手伝いなさい。」 「それから、新しいディルドが出来上がるまでの間、薬で焦らしておきなさい。」って河合主人が言ってた。になる。 拘束用のベルトは最初から持ち込みリストに加えていたし、 なんなら喘ぎ声を抑えるためのバイトも兼ねた、頭用のハーネスだって念のため用意してある。
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889 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:22:44.35 ID:CpsUvYHt0 - 前カバーを外してクリトリスと二重蓋が見えるようにしてから、足を開いて上体を倒す格好に椅子を動かす。
検査する場所が場所なら、開脚椅子に乗っけてしまうのが無難――― それは地下でも、いたるところに拘束用のリングを取り付けられた奴隷でも変わらない。 それから、一見性感検査とは関係なさそうな場所――― おおげさなVRゴーグルというか、あご部分のないヘッドギアというか、両目を覆う重々しい機械をアンナさんの頭へ付けていく。 頭を通る4本のベルトでしっかりと固定してから電源を入れると、 コードで繋がったモニターに3方向から見たアンナさんの右目が映し出される。 井上式膣性感検査――― 一人ひとり感じ方も、感じたものの表し方も違うそれをどうにかして数字をともなうデータにできないか。 そんなことを思った井上主人が考え出した考え出した検査。 「今のバイブがいっぱいいっぱいになっちゃったアンナさんに、新しいのを用意するための検査をしますからねー」 「今度のは辛くならないように、しっかり頑張りましょうね!」 膣の方々を刺激して、反応を見る―――性感検査という単語から苦も無く想像できる検査ではあるけれど 「はい、両目を閉じてゆっくり息をしてくださいねー」 「でもおなかも辛いですよね?なるべくでいいです。なるべくゆーっくり....」 測るのは自分の意思で押し殺したり演じたりできる声でなく、感じたままを映す瞳―――
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890 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:24:56.10 ID:CpsUvYHt0 - 「はいオッケーでーす。じゃ、しばらく声に合わせて目を開けたり閉じたりしてくださいね。」
そしてこれは、そんな瞳孔径、瞳の大きさを立て続けに測る検査をすこし楽にするための機械。 「開けてー、閉じてー」 開け閉めされるまぶたを画面越しに見ながら、手元で狙いを合わせていく。 ちょっと間違いがあれば―――例えば中をかき乱す感覚に急にのけぞったりされたら インシデントになりかねない作業。ちゃんと安全時間を確認してから、ボタンに手を掛ける 「開けてー、閉じてー、開けてー....」 カチチン――― 「うあああああっ....なにっ、何―――」 まぶたが上がったタイミング、ボタンを押した親指が上瞼側から5本、下瞼側から3本のアームを下ろす。 念入りに狙いをつけたそれの返しの部分はしっかりとまぶたの縁をとらえ、それでいて角膜を傷つけることなく――― 右目のまぶたを見開いた状態で固定してしまう。 涙液の蒸散―――眼の乾きとカメラの曇りを防ための温度と湿度が用意されたゴーグルの中は、 眼を開き続けていても痛みや辛さはあんまりない。 それでも無理やり開かれた目の間近、視点が合うかも怪しい近さに ライトとカメラを突き付けられる圧迫感と威圧感と それを感じながらも、目を閉じることができない怖さは相当なはず―――
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891 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:26:49.95 ID:CpsUvYHt0 - トトン、トン....ガチャリ―――
そうしていると一目―――じゃないな。一耳でその人とわかるノックと共に河合主人が入ってくる。 「おっ、ちょっと早いかと思ったけどできてるね。二人ともいい子だ。」 それだけ言うと私の前を抜けて椅子の手前、開かれた足の間に腰を下ろす。 「さて、検査は私がすることになっている。内容は聞いてるな?」 「はい....はひ―――あ....あっ」 「中で感じる場所をくまなく調べ上げて、お前専用のおもちゃを作る」 「ただし。それで遊ぶのは僕で、お前は始終遊ばれる側だ」 「ひぃっ―――あっ、それ、まっ、いいぃぃぃ....」 そんな言い回しがよくとっさに―――そう思ってしまう言葉を並べながら 私がさっきぎっちりと締め上げたアンナさんの下腹に円を描くように触れ――― かと思えばスーツの二重蓋を外し、そのままアンナさんを蝕んでいたものをもてあそび始める。 検査そのものじゃなくて、検査の介助が私たちの仕事。 それにはここの規則が理由があって、被管理者の特定性器、 つまりおまんこの中とか、男の子だとおちんちんの外側とかに直接手を加えていいのは主人だけ。 今日みたいな中の検査はもちろん、バイブの交換なんかも主人にしかできない行為。 だからこそ、スーツの前カバーの中は私たち管理士がうっかり“越権行為”をしてしまわないように二重蓋でふさがれていて 中の辛さや切なさをいくら私たちに訴えても、何もしてあげられないしくみ―――
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892 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:37:19.60 ID:CpsUvYHt0 - 「あっ、くぅ....もういっ....う、うぅあ....」
「なんだ、せっかく遊んでやってるのに」 実際のところ、河合主人はアンナさんで遊んでるわけじゃなく、これも下準備の一つ。 検査の最中にオーガズムを跨いで―――つまりイかれでもして、 そこから先の測定値がずれたりしないようにあらかじめ落ち着かせておく。 「たすけ、あひっ、あひ―――」 そう、そうわかってはいても、 私の目の前でそれを貪り、あまつさえもういいと言い放つアンナさんを前にして 私はすこし、優しくなくなっていたかもしれない。 焦茶色のスーツと下腹部のプロテクターの下、機械の一部のような感じさえするそこに ぽっかりとあいた穴からのぞく肌と粘膜が、本当にこの中にメリアさんが閉じ込められてるんだと思い出させる。 改めてそう思ってしまうぐらいには、首から下をゴムと器具に覆われたメリアさん、奴隷は人間らしさを感じられないというか ごはん、トイレ、お風呂―――チューブをつなぐとかバルブを開けるとか、 まるで機械かなにかにそうするように行われる日々の介助に、私が人間らしさを感じ続けることができなかったというか 「Lが1から14、rがー12分割、pーはー....5で。」 そんな声に我に返った私が目を落とした手元には、びっしりとマス目が書き込まれた用紙 L0のまるまる1行、L15から下、残ったところのr13から先、それから――― 今の言葉からわかる、今回は使わない箇所に予め斜線を入れていく。
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893 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:40:41.76 ID:CpsUvYHt0 - 「d0から順に35、d1が36、d2が33、d3が33、d4が29、d5が―――
トレーの上に広げたステンレスの上を、大きな手がおどるカチャカチャした音 さっきまでと打って変わって抑揚のない、何かが切り替わったような河合主人の声。 聞く人が聞けば、アンナさんの中の大きさが大体わかってしまうような声の中身はそれこそ暗号というか お経やおまじないみたいな淡々とした声にのって、アンナさんの頭に響くことなく私の走らせるボールペンへ届いていく。
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894 :ミキさんは管.理.士 ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:42:55.46 ID:CpsUvYHt0 - ワゴンの2つ目の引き出しにずらりと並ぶそれ。
小さく細長くした鳥かごのような形、格子でできたカリ首のないディルドというか 途中に狭くなってるところはあるけれど、このくらいなら入るでしょ。 ギュムム、パチン――― 引き出しを1つ丸々使うぐらいにサイズ幅のあるその中から1つ選んで、ゴム手をした手で河合主人に手渡す。 「まるで僕みたいな選び方をするね」 そう苦笑した河合主人だって、作業を止めたりはしない。 わざわざゴム手で手渡したそれの行く先はもちろん――― 「うぐううううぅぅぅ....っ」 「入る。大丈夫だ。」 「裂け、さけ....ぐうううっ」 「僕が入ると言ってるんだ。入らせなさい。」 画面に映る瞳をぎゅっと窄ませようと、 腰回りをこれでもかと締め上げておいたアンナさんが逃げられるはずはなくて――― それに、逃げる必要なんてない。 画面から目を移した先、河合主人の手にあったものはすっかりアンナさんの中へおさまっていて スーツの穴からのぞいていたそこは壁に鋼の網を張られた穴に姿を変えていた。 ほら入ったじゃん。逃げる必要なんて――― そう。私はすこし、優しくなくなっていた。
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896 : ◆nD1JFOuwM3AA [sage]:2019/08/16(金) 19:55:17.48 ID:CpsUvYHt0 - 「女の子はアイメイクで瞼縁さわり慣れてるから意外と大丈夫。男の子はマジで暴れる。」
―――42番(ほのか)談
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