- 完全拘束・超拘束に萌える 13 [無断転載禁止]©bbspink.com
210 :懲罰の果てに・・・[]:2017/06/17(土) 16:54:42.01 ID:YlVBI1/W0 - 「あっ・・・!」
さやかの突きを受けた私は、バランスを崩し後ろ向きに転倒してしまったのだ。そして疲労のためかそのまま意識を失ってしまったのだ。 「・・・!ここは・・・そうだ」 どのぐらい時間が経ったのか、意識を取り戻した私は立ち上がった。するとすぐ近くにさやかがいた。 「駄目じゃないですか、姉様。勝手に休んだりしたら。これはペナルティですね。良いですよね?」 「ぐふっ・・・」 私には異存を挟むことは出来なかった。さやかは部員達の所へ行き、何かを話すと戻ってきた。 「この醜態のお詫びに3セット追加で相手をすると言ったら承諾してくれました。感謝してくださいね」 (勝手に決めておいて感謝だなんて・・・) それからのことはあまり覚えていなかった。疲労と暑さ、そして違和感の所為で意識が朦朧としていたと思う。 多分、殆どサンドバック状態で辛うじて立っている有様だったはずだ。 「これで終了です。姉様」 そんなさやかの声が聞こえたと思うと、私は何時の間にか剣道場の壁に背を預けて座り込んでいた。 「防具や剣道着類は脱いだらそのままにしておいて結構です。制服に着替えて部屋に戻ってくださいね」 「これなら懲罰を続けても大丈夫ですね」 そう、言い残してさやかは剣道場から出て行ってしまった。 (当然でしょ・・・。私が負ける訳ないでしょう・・・) そして私はまた意識を失ってしまった。
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