- 完全拘束・超拘束に萌える 12 [転載禁止]©bbspink.com
397 :更生教育[]:2016/01/02(土) 11:20:10.18 ID:HXKFP5T90 - しかし「更生教育」の内容は全く分からなかった。退学の処分を受けた生徒が皆無に等しかったからだ。
私は少ない伝やネットで調べて、分かったのは都市伝説みたいなことだけだった。 :監禁されて、過酷なことをやらされる :最終的に人身売買され、奴隷として扱われる :教育を最後まで受けられた生徒はいない……… 等々 どれも信じがたいことばかりだった。しかし同時にこのような噂が存在することに私は驚いた。 (火の無い所に……とは言うけれど、流石にこんなことはないよね……) 私はそう結論付け、学校側に更生教育を受けたいということを伝えた。すると私の手元に大き目の封筒が届けられた。 それには更生教育の説明と誓約書が入れられていた。 =更生教育を受けるものは以下の説明を熟読し、誓約書に署名して提出するものとする= 続いて更生教育の概要が記されていた。 ・期間は6ヶ月とし、更生教育は専用の施設で行う ・そこでは「罪人」として扱われる ・罪人は用意される状況や環境を全て受け入れること ・途中でリタイアした場合は、その時点で即退学とする そして誓約書には、以上の内容を受け入れ更生教育を受けることを誓いますという文言と署名欄があった。最後に、これらのことは口外禁止とする旨が記されていた。 (これは……本当なの……) あまりの内容に私は目を疑った。それは噂が全くの嘘ではないかも知れないということを示すようなものだった。 (でも今の私には……) 退学になれば、何も出来なくなってしまう私に選択肢はなかった。私は誓約書に署名をして学校側に説明した。 すると後日、また封筒が送られてきた。 =更生教育を受けることを認めます。制服を着て以下の場所に、指定された時間に来ること= 入れられた用紙にはそう記されていた。
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398 :更生教育[]:2016/01/02(土) 12:15:30.49 ID:HXKFP5T90 - 二日後、私は制服を着て指定された場所に行った。と言っても指定された場所は夜の学校だった。
(学校に来るの久しぶり……) 暫く謹慎していた私は、そんなことを考えながら裏門の前で待っていた。暫くすると1台のワゴン車が私の前に停止した。すると助手席から人が降りてきた。 (あれ、養護教諭の人だ……) 「高宮亜美さんね」 その女性が言葉を発した。 「はい。そうです」 私はそう答えた。 「その前に…これは規則だから…両手を出して」 私が慮手を少し前に出すと、いきなり手錠を掛けられてしまった。 「えっ…これって…」 私の戸惑いを余所に、私は半ば押し込められ様に車の後部の座席に座らされ、そして目隠しをされてしまった。 「後、耳栓もするから…。それと睡眠薬も飲んで貰うから……」 そう言うと、私の口に睡眠薬が入れられ水を飲まされた。暫くすると意識が朦朧とし始めた。 (何…これ…) 状況を理解する間もなく、私は眠りに堕ちていった。
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399 :更生教育[]:2016/01/02(土) 13:23:42.24 ID:HXKFP5T90 - 気がつくと、目の前は真っ暗で何も聞こえなかった。
(そうだ…確か目隠しと耳栓をされて…睡眠薬を……) 今の状況を理解していると不意に目の前が明るくなり、声が聞こえた。 「到着したから降りて……」 そう言われて私は立たされ、手錠をしたままの姿で車外に出された。するといつの間にか辺りは明るくなっていた。 (一晩中走ってたの……。それとも…) 目隠しと耳栓をして、眠らされていた私には知る由もなかった。そして目の前には大きな建物があった。 (これが更生教育を受ける施設……) 外観は学校の校舎と言ってもいい雰囲気だった。すると入り口のガラス扉が開き、中から一人の女性が出てきた。 長身でショートカット、優しそうな雰囲気で黒のスーツを着ていた。 「始めまして。私は安藤彩(あんどう あや)よ。あなたが高宮亜美さん?」 「はい。そうです」 私がそう答えると言葉を続けた。 「最終確認よ。あなたはここで六ヶ月間、更生教育を受けるためにここに来た。間違いない?今なら取り消せるわよ」 私は少し間を置いて答えた。 「はい。間違いないです」 私がそう答えると、養護教諭の人は足早に車の助手席に乗り込み、続いて車が急いだように走り去っていった。 「ここにはあまりいたくないみたいね……」 「えっ……?」 彩さんが何か言ったような気がしたので私は声をあげた。 「何でもないわ。ようこそ施設へ。歓迎するわ」 気を取り直すように彩さんが言った。 「さあ、中に入って」 彩さんに促されて、私は建物の中に入った。
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401 :更生教育[]:2016/01/02(土) 22:22:36.00 ID:HXKFP5T90 - (なんだか病院みたい……)
廊下の雰囲気や部屋の入り口であろうドアの配置を見て、私は何となくそう感じた。 「さあ、入って」 彩さんがドアを開けてそう言った。私が中に入るとドアが閉められた。 「まずは手錠を外しましょうか」 そう言って彩さんは鍵を取り出し、手錠に差込み開錠するとそれを取り外した。 「其処の椅子に座って貰えるかしら」 部屋の中央辺りに置かれている椅子を指して、彩さんが言った。私が椅子に座ると更に彩さんは続けた。 「早速だけどこれから更生教育を受けるための準備を始めるわね。誓約書の内容は覚えているかしら?」 「はい。覚えています」 私がそう答えると彩さんは微笑みながら頷いた。 「そう。それじゃあ、今からそれらをきちんと履行してね」 (いよいよ始まるんだ……) その言葉を聞いて私はそう思った。 「始めに着ている物を脱いで貰えるかしら。下着も含めてね」 (えっ……。下着も……) 私が戸惑いの様子を見せると、彩さんが言った。 「誓約書の内容を覚えてるってさっき言ったわよね…」 それは、今までに無いきつい口調だった。 (そうだ……。私には拒否権はないんだ……) そう思い直し、私は制服、下着を脱ぎ全裸になった。 「それで良いのよ。6ヵ月後に再びこれらを着る事が出来る様に頑張ってね」 微笑みながら彩さんは言った。
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