- 完全拘束・超拘束に萌える 7
304 :御竦基子(女→女)[sage]:2011/12/20(火) 21:53:41.13 ID:xAJOTiPn0 -
サラは厩の隅にあった木箱を持ってきて座り、私は轡を外されて藁に足を崩して座った状態だ。 「祖父の話はしましたね」 「はい」 「今アメリカの自宅で療養していますが、心臓の病気がそろそろ危ないようです。本人はあなたのおじいさんに復讐したい 一念だけで命をつないでいるような状態です」 「……」 「自家用機で成田ではなく羽田に着いて、そこから船で水上を移動し、あの寺のすぐそばにある船着場から上がって、 そこにモトコを待機させます。そこで祖父をモトコの馬車に乗せ、そのままモトコの自宅に直行します」 「そんなことしてまでして復讐したいのですか」 「祖父のせいで私もゆがみました。こうなればとことんやるまでです。モトコもここまできたのですから、最後までつきあって ください」 「ところであの… ポニーガールタクシーって?」 「そうでした。祖父を迎えるための準備です。浅草のリキシャ、横浜のヴェロタクシー、人力の乗り物増えていますから 同じリキシャの町でポニーガールタクシー始めます」 「い! 嫌あ!」 「大丈夫、顔は出しません。遮眼帯の他にアイマスクをしてもらいます。アイマスクには小さな穴が明いていますから、 進む方向くらいは見ることができます。それにエンブレムやプルーム、装飾の入った轡などで飾りますから、モトコだとは わかりません」 「おっぱい丸出し嫌あ」 「あはは、いつか言ったでしょう、さすがにそれは叱られるって。ちゃんと革製のブラを着けてもらいます」 「少しほっとしました」
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305 :御竦基子(女→女)[sage]:2011/12/20(火) 21:54:05.04 ID:xAJOTiPn0 -
「メディアに期間限定と言って宣伝しますので、テレビの取材は来ますよ。スポットCMも流します」 「ええ? そんなことしたら、私もう戻れない!」 「そこから先は私にもどうなるかわかりません。祖父の気が済んだらモトコを解放するのか、アメリカに持ち帰るのか」 「私、もう完全にモノ扱いなんですね」 「個人的にはモトコといっしょに居たいですが、私も祖父の手先という立場なので」 私はこの甘い生活にも終焉があることを知って、寂しさと不安を覚えた。 「モトコのポニーガールタクシーが世間に周知されたところでモトコの家に乗り込み、そこでアイマスクを外してあなたの おじいさんに、完全調教されてポニーに堕ちた愛弟子でもある孫娘を見せつけ、精神的に復讐しようという計画です」 「ああ…」 私はまだサラのおじいさんの復讐ということが実感できていない。 どんどん復讐の道具として完成されてゆくのはなんとなくわかるが、そこまでの憎悪を感じない。 それはサラ自身には憎悪が無いからなのだろう。 そんなことより私はポニーガールタクシーのことで頭がいっぱいになってしまった。 「もうすぐ車両が完成しますから、そうしたら全ての装備を着けてみましょう」 私はハッと青ざめた。 「あの、全てというと、ピアスもですか?」 サラはその質問を予期していたかのようににっこり笑った。
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306 :御竦基子(女→女)[sage]:2011/12/20(火) 21:54:33.04 ID:xAJOTiPn0 -
「モトコ、二枚目の免罪符、いりませんか?」 「え?」 「一枚目の免罪符は精神的、二枚目の免罪符は肉体的免罪符です。二枚目は一枚目の効力を確実なものにし、さらに増強します。 一枚目はもう、持っていますよね? でも、精神の容れ物としての肉体が普通だと、ともすると一枚目の免罪符は破けそうに なります」 「そんなことはないですよ…」 「しかし肉体的免罪符も手に入れると、まず破れません。肉体改造されてしまえばそれを理由にできるのです。『こんな体にされて しまったからもうだめだ』って。もちろん、私の改造は全部可逆的です、水を差すようですけど」 「元に戻せるのですか?」 「ピアス穴はピアスを外してしまえば乳腺開口部を邪魔せずに塞がるように明けますし、クリトリスのピアスも、外せばすぐに 塞がってしまいます。鼻輪の穴はやや大きいので簡単な手術が必要ですが、そこまでしなくても鼻輪を外せばだれにもわかりません」 「なら、なんでわざわざ」 「モトコの言うとおり、戻せる改造はしょせん首輪と同じく記号に過ぎません。でも肉体改造は見た目の絶望度がものすごくて、 戻れることを忘れてしまうほど強烈ですから充分二枚目の免罪符となり得るのです」 またしても私はもうダメだった。 興奮し切った瞳を向けただけで、サラにはうそをついてもダメだとばれてしまった。 「明日、やりましょうか」 「はふっ、はふう」 「今日のご褒美のおかずは決まりですね。さあ、先に夕食を済ませてください」 「ああ、うう」 私は用意された夕食のブロックをガリガリと食べて水を飲んだ。 「ふふふ、ひと舐めでイキそうですね」 「はーーっ、ふーーっ、ああ、もうだめです」 サラが私の革パンツを外し、貞操帯の前の蓋を開けて、ギラつく尖りを口に含むと、私は一撃で昇天した。 次回:明晩
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