- 完全拘束・超拘束に萌える 6
385 :トルソー[sage]:2011/09/15(木) 01:16:36.41 ID:AFuqRFMM0 -
「ヒフッ…… ヒフッ……」 疲れが出て束子が少し落ち着くと、今度は下の方を指差す者がいる。 「あれって…… やっぱり……」 明らかに股間を指差すその内容は、貞操帯のことなのか? 束子は再びカーーッと赤くなった。 「漏れてはいないよね…… 溢れてるんだ……」 相当小さな声だったが、皆が固唾をのむ教室ではおぼろげながらも聞き取れてしまった。 「!!!」 (貞操帯のことじゃない、もうおつゆが溢れちゃってるんだ!) 束子が気付いた時には、革水着の脇から溢れた愛液が、2枚の膜の透明度を高めながら拡散している状態 だった。 閉じ込められている束子自身には全くわからないが、ギャラリーから見ると、開始後しばらくして束子の 肉体周囲の透明度が上がって来ていた。 それは束子の汗が膜間を埋めて膜の粗造面が減ったからであった。 その汗の染みの広がりと別系統の染みが、今、股間から拡散しはじめていた。 ずっと束子を見つめるギャラリーにはその意味するところはとっくに理解できていたのだ。
|
- 完全拘束・超拘束に萌える 6
386 :トルソー[sage]:2011/09/15(木) 01:17:16.20 ID:AFuqRFMM0 -
バキュームラックは、たとえ弁がある構造のものでも、体液などの影響や、ホース周りから僅かに漏れ入る 空気などで、少しずつ圧が戻る。 その調整のためか、中野のラックは、時折土台の中からシュポポポという音が聞こえ、陰圧が増すように なっていた。 しかしそれは膜間の水分まで全部吸い取るほどではないので、被験者の出した水分はだんだん膜間に薄く 拡がるのだ。 それより多くなった場合は空気とともにポンプに吸われることになる。 束子も長時間放置されていれば、いずれ汗の拡散で、膜の透明度はほぼ全体均一となり、淫水の染みもその 中にまぎれてしまうであろう。 「ヒウッ……」 「ヒウッ……」 束子の呼吸がやや規則正しくなり、トーンも変わった。 束子の様子は最初に閉じ込められた時と完全に変っていた。 見開いた目は、もうあまり焦点を合わせることがなくなっていた。 束子の頭の中には完全拘束被虐の快感が渦巻き、数分に一回、思い出したように羞恥に身を捩っては膜に 跳ね返され、それによって自分の今の状況を思い知らされては興奮を加速させていた。
|
- 完全拘束・超拘束に萌える 6
387 :トルソー[sage]:2011/09/15(木) 01:17:44.72 ID:AFuqRFMM0 -
合わない焦点で正面を見ながら、淫水を抑えられない自分に悔し涙を流し、それが鼻から喉に落ちてはゴクゴク と飲まされる。 そして悔しさにギリギリと歯咬みしながらゴボリと蜜を吐く。 吸水性の無い革水着に遮られ、股間がじんわり熱くなるのが悔しくて…… 惨めで…… でも、気持ちいい…… どろりと内部で染み拡がり、内股が暖かくなって、染み出た淫水が皆の目に触れたであろうことがわかる。 実際にはもう汗と混じってそれとはわからなくなっていたが、束子にとっては極限の羞恥であった。 (このあと、どうなるんだろう……) よく見るとギャラリーの人数が減っていた。 完全にたまらなくなった者は自室やトイレへ籠っていた。 突然、目の前に智逗瑠が現れた。 手に無何か持っている。 焦点の合わなくなっていた目球を必死に口元へギョロリと向け、それを見る。 それは細く短い風船に、チューブとポンプがついたようなものだった。 突然、また束子は暴れ出した、が、どうにもならなかった。 智逗瑠は大きなハサミでホースを2cmほど残してバツンと切ると、その細い風船をホースの穴から突っ込んだ。 「んーーーーー!!」 ―― シュッ シュッ シュッ ―― 舌で押し出そうとした束子の抵抗も虚しく、それは口の中で膨らみ、束子の言葉を完全に奪った。 周囲にはまだ余裕があるので、呼吸だけは辛うじて平気だった。 呼吸だけ確認し、智逗瑠がポンプとゴムチューブを引っ張ると、口の中の風船だけ残してチューブごと抜けた。 (続)
|