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トルソー
完全拘束・超拘束に萌える 6

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完全拘束・超拘束に萌える 6
203 :トルソー[sage]:2011/07/26(火) 01:04:13.46 ID:opJpG0Yk0

 束子は、ほんのちょっといたずら心を起こして、斉藤の檻の正面に来てしゃがんだ。
 こと拘束については僅かだけ先輩のつもりなので、より斉藤に感じて欲しいと思ったのかもしれない。

 口枷を嵌められ、殆ど声を殺された状態で檻にギッチリ詰め込まれている斉藤は、檻の構造上、
自分の膝の上に顔をやや俯きに載せた状態で頭を押し付けられ、顔を背けることができないでいた。

 怯えた涙目で束子を上目遣いで見上げる。

「斉藤さん、よかったね」
「ンーーーーーー!!」

 肯定とも否定ともとれない叫びを、涙目で叫ぶ。
 心から優しい目で笑う束子だが、斉藤の目はまだ怯え、屈んだ束子の真黒な姿をギョロギョロと上から下まで
せわしなく見回す。

「ン! ンッ! ンッ! ンッ! ンッ! ンッ!」
 急に斉藤の様子がおかしくなった。

 斉藤は美津峰の檻の中で、鉄に包まれて安寧な快感とまどろみに浸っていたが、束子の異様な姿を見て、
あの夜の興奮を直撃で思いだしたのだった。

「斉藤さん?」

「爛ちゃん!」


完全拘束・超拘束に萌える 6
204 :トルソー[sage]:2011/07/26(火) 01:05:50.57 ID:opJpG0Yk0

 やがて斉藤の目はぐるんと白眼になり、全身が驚くほど紅潮してきた。
 白い水着まで朱に染まりそうだ。

「ンッ! ン”ーーーーーッ!! ンッ! ンッ! ンッ! ンッ!」
「斉藤さん、大丈夫?」
「爛ちゃん、今鍵あけるよ」
「ンーーーーーッ!!」
 窮屈な中でブンブンと頭(かぶり)を振る斉藤。
 束子はハッと気付いて、鍵を握った美津峰の手を止めた。
 そしてまた最大級ににっこり笑うと、また正面に屈み直した。
「……斎藤さん…… きもちいいんだ」
「ンーーー!!」
 興奮で聞こえていないように見えた斉藤だったが、束子の煽りに肯定とも否定ともわからない返事をした。
「ちょっと拘堂さん?」
 いぶかしがる美津峰を無視して、束子は続けた。

「……思いだしちゃったんだ……」
「ンーーー!!」
「……イクんだ……」
「ンーーー!!」
「……檻の中で……」
「ンーーー!!」
「……窮屈に歪められて……」
「ンーーー!!」
「……自由を奪われて、幸せ……?」
「ンーーー!! ンッ! ンッ! ンッ! イフ! イフ! イフ! イフ!」
「……すてき…… ……何もできない斉藤さん……」
「ン”ーーーーー!! イフ! イフ!イフ!イフ!イフ!イフ! ン”ン”ーーーーーーーーーーーー!!!」

 斉藤は許された僅かな範囲内で小刻みに痙攣すると、水着の股間から緩やかにぴゅるりと液を噴いて動かなくなった。

完全拘束・超拘束に萌える 6
205 :トルソー[sage]:2011/07/26(火) 01:06:09.21 ID:opJpG0Yk0

 束子も屈んだままクリトリスがキチキチに勃起してしまい、すぐに立つことが出来なかった。

「うわ、すごいなぁ。欄ちゃん、楽しそうに入ってくれてはいたけど、この姿勢のままイクなんて想像もできなかった」
 束子はフラリと立ち上がった。
「ごめんね、余計なこと……」
「爛ちゃんが気持ち良ければ、僕はそれでいいから。ていうか、新たな創作のヒントをもらった気がするよ」
「それならいいけど。ああ、変な風にお邪魔しちゃったよぅ。ごめんなさい」
 束子は半ば独り言のように言い訳して、カツカツと美津峰の場所を立ち去った。

 智逗瑠の所まで戻る。
「智逗瑠ゥ、ああなるって知ってたでしょ」
「……うん……」
「まさか、斉藤さんが興味持ったら、スーツも作るつもり?」
「……うん……検体は……多いほど……いい……」
「ひいい! ああああああ、あたしたちって、ぜぇーーんぶ智逗瑠に操られてる?!」
「……そんなつもり……ない…… ……でも……私も……やらなければならないこと……あるから……」
「そりゃそーだよねー。世界中の顧客が期待してるんだもんねー。智逗瑠は正しいよ。 あー、あたしも精進しよっと」
 どっこらしょ、とオッサンくさい掛け声を掛けて束子は自分のスペースにあぐらをかき、さっきの続きを始めた。

 革パンツの股間にそっと中指を這わせ、中がぐっちより濡れていることに、わざと顔をしかめてみた。
 こんな時、昔みたいに自由にオナニーできたら最高にきもちいんだろうなと思いつつ、何もかも奪われている自分に
改めてゾクゾク感じていた。

(続)




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