- スレンダー女性がムチムチ女性に体力負け
469 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/04/06(水) 00:23:40.16 ID:xdXdHYOq0 - ちょっと趣旨がずれるけど他スレから転載↓
小説「グラビアアイドル相撲」 東京都M区のとある路地裏。 12階建てのRビルの地下に30畳ほどのプライベートルームがある。 中央には相撲の土俵とおぼしき台が設置され、周囲にはひろくスペースをとった客席が並ぶ。 夜な夜な、この特設会場で開催されるイベントは、すでにおわかりの通り相撲である。 しかも参加者は女性――それも現役のアイドルたちなのだ。 バブル全盛のころ芸能界に影響力をもつ愛好家たちがはじめた闇の遊びである。 バブルがはじけてからは、開催回数こそ減りはしたものの、幾人もの好き者が資金を提供し、 いまも続けられている。 一晩の開催で行われる取組は、およそ10番。ほとんどは名もないアイドルの卵が力士となるが、 まれに人気が下降線に入った有名どころや、ブレイク間近のアイドルが参加することもある。 プロダクションの思惑やギャラに目がくらんだ本人の意思、場合によっては なんらかの遺恨をもつ者同士など出場理由はさまざまだが、とまれ女力士がゼロになることもなく、 イベントは連綿と開催されてきた。 この場での勝利がアイドルとしての活動に有利にはたらくことに加えて、 年収の数年分に匹敵するといわれる懸賞金の存在もあり、出場を決めたアイドルは、 その夜の一番に照準を合わせ、本気で相撲の稽古をつむことになる。 稽古をしたとはいってもそこはアイドルである。きゃしゃな肉体をぶつかり合わせる 激しい相撲のさなか負傷する者も少なくない。 アイドルが活動を休止したり、ブログの更新がしばらく途絶えたりする理由のひとつに、 この相撲勝負で敗退し、負傷したため入院するからということがある。
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470 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/04/06(水) 00:24:21.11 ID:xdXdHYOq0 - 久しぶりの開催となったその夜の会場内には、ぴりぴりとした異様な雰囲気がたちこめていた。
実力差のある者同士の組み合わせが多かったのか、四人もの少女力士が病院へ搬送されていたからだ。 そして目下、今夜の相撲は残すところあと一番となっていた。 場内に力士のアナウンスが流れると、会場がざわめいた。東西の扉が開き、ふたりの少女力士が登場した。 東 紗綾(150センチ80,52,80) 薄いピンクの競泳水着の上から白い相撲まわしを締めこんでいるのは紗綾だ。 前みつの上にかたちのいい乳房が張り出し、水着の布地を突っ張らせている。 健康的に肉のついたスタイルにまわしが良く似合う。凛とした眼差しはアイドルのものではなく、 まさしく少女力士のそれであった。 西 篠崎愛(160センチ87,60,88) はちきれんばかりの紺色の競泳水着に白いまわし姿が篠崎愛。 競泳水着は早くも大きなお尻に食い込み、縦みつが色白のお尻を割っているさまは、 まるで素尻にまわしを締めているようだ。男力士もかくやといわんばかりの堂々たる立ち姿である。 グラビアアイドル界を代表するふたりの少女が、いったいどういった理由で アイドル相撲への出場を決めたのかは観客の知るところではないが、 とにかくこのA級のアイドル力士の艶やかなまわし姿を場内は固唾を飲んで見守るばかりであった。 土俵へあがった両少女力士は礼をかわし、徳俵の内側へ一歩足を踏み入れ、 ほとんど同じタイミングで腰をおろして蹲踞の姿勢をとる。 紗綾は両掌を力強く打ち鳴らし、すばやく両腕を広げてちり手水を切った。 篠崎は紗綾のふるまいをなぞるようにゆっくりとちりを切る。
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471 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/04/06(水) 00:24:54.42 ID:xdXdHYOq0 - 紗綾は、高ぶっていた。今夜の相撲で勝つことが大きなステップにつながることが約束されているからだ。
(負けられない。いや、絶対勝つんだから!) 紗綾は立ちあがりながら、思い切りお尻を叩いて気合いをいれた。 続いて、まわしをばしんばしんと叩いてさらに気合いを入れる。 闘志をむきだしにしたその視線は、対角線上の相手をにらみつけている。 片や、篠崎の黒目がちの小さな瞳からはなにも読みとれない。 ゆっくりと腰を上げ、紗綾のほうへ向かうように歩きだす。 土俵中央に歩み寄るふたりの少女力士。 そのとき、仕切り線を前に歩をとめた紗綾の顔が青ざめた。 至近距離になって、いまさら、自分と篠崎愛との圧倒的な体格差に気づいたのだ。 会場からも両者の体格差が明らかになったことで、どよめきが起こる。 まわしを締め込んだといってもいたいけな少女の身体をした紗綾に対し、あらゆる体のパーツが はちきれそうな具合の篠崎愛はまさしく力士であった。 アイドルの公称サイズがいかにあてにならないかくらい、わかっていたはずなのに……。 目の前に立つ篠崎の肉体は、グラビアアイドルの領域を軽く飛び越えている。 想定外の体躯にただ圧倒される紗綾だった。 (何、あのお腹……ウエスト60センチなんて、嘘だ……) 前まわしのうえにたっぷりとしたウエストの肉がはみだし、乗っている。 篠崎の胴回りは、もはやアイドルのそれではなかった。 対する篠崎は、仕切り線の手前で、無表情のまま肉厚の下半身をどっしりとおろし、 悠々と蹲踞の姿勢をとった。 紗綾もあわてて腰を下げ、蹲踞の姿勢をとる。虚勢をはるようにぐっと両ももを開き、胸をはる。 自慢の美乳をぐっと突き出したものの、競泳水着をぐいっと押し上げる篠崎の巨大な乳房に、 紗綾はそれだけでも威圧される気がした。 平静をよそおいながら、知らず、紗綾の体はぶるぶると震え始めている。 目の前にそびえる篠崎の巨躯を見上げる格好になった紗綾。 (どうしよう……どうしたらいいの……) 紗綾の頬は緊張でじんじんと熱くなり、ひざにあてがった掌からは嫌な汗がにじみでてくるのだった……。
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