- 小児歯科
932 :名無しさん@ピンキー[]:2011/03/23(水) 01:55:30.16 ID:5zLA6HLu0 - 妄想SM小児歯科小説
「暑い日だな…」 9月だというのに今日は真夏日だ。午後一番暑い時間は、一応クーラーをつけていても小児歯科医院の中はそれでも暑い。 今日は何故か普段よりも治療を受けに来る子が多い。手際よく治療しないとな…。 そんな中、小学校低学年くらいだろうか、ユウジ君という、体操服に白のソックスを着たままの男の子が来た。 いい子そうだが、年齢にしてはやや幼く、何となく女々しい感じがする。どうやら歯医者に来るのは初めてらしく、どんなところなのか知らないようだ。 うちの小児歯科では待合室と治療室が分かれていて、一緒に来たお母さんは待合室で待ってもらうことにしている。 待合室では不安そうながらも割とおとなしく歯みがきをして待っていたが、治療室からのタービンのキュイーンキュイーンと子供の泣き叫ぶ声が聞こえたとたん、火がついたように泣いて大騒ぎ! 『怖い!嫌だ!嫌だ!治療痛いから嫌だ!お母さん助けて〜』と泣き叫ぶユウジ君を母親と衛生士が強引に治療室へ連れて行く。 母親も心配そうな顔だが、虫歯をそのままにするわけにはいかないので、しかたなく協力する。 「頑張るのよ!ユウジ!」 ユウジ君が治療室に入り扉を閉めるや否や、今度は水色の白衣の衛生士が数人で泣いて嫌がるユウジ君を無理やり治療台に連行…そして治療台で待ち構える歯医者! 「この子はちょっと手がかかりそうで厄介だな…」 ただでさえ混んでいる日なのに、こうも治療を嫌がって泣き叫ぶ子は大変だ。しかも男の子だというのに情けない…。 治療室では、別の治療台でラバーダムをされた口にキュイーンキュイーンと大きな音を立ててタービンを口に入れられ泣いている子の光景と、その治療台の周りに不安げな表情で見学している知らない子達がずらり。 この光景を見て、ユウジ君の泣き叫ぶ声がもっと大きくなった。もう抑えつけるだけでも大変なくらいだ。 『いやぁぁっっ!止めてお願い、誰か助けてー!』
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933 :名無しさん@ピンキー[]:2011/03/23(水) 01:58:04.53 ID:5zLA6HLu0 - 必死に暴れて叫び声を上げるユウジ君。だが、その声は待合室まで届くはずもない。
歯医者は衛生士に合図を送る。よし!拘束治療の準備だ。 本当なら、治療室では順番待ちの間に他の子が治療されている様子を見学させてから治療に取り掛かるのだが、そんなことをしている余裕はない。 順番を入れ替えて、先に治療台で拘束してしまおう!それにこれだけ暑い日に暴れているこの抑制治療では、大汗をかくのは間違いない! 空いた治療台にバスタオルが敷いてユウジ君を乗せて、一人の衛生士が暴れて泣き叫ぶユウジ君の両手を押さえつけて、もう一人の衛生士がユウジ君の体操服を脱がしてブリーフとソックスだけの姿にした。 脱がせた体操服の上下は治療台の下に無造作に置いておく。 すぐさま両側から衛生士がじたばたする足を押さえつけながらさっとバスタオルでくるんだ。バスタオルで手や上半身の動きを封じたら、今度はレストレーナーで体を覆って固定! さらに、それまでより少し重厚感が増し色も白から水色になったエプロンを胸いっぱいに掛けられて首の後ろで結ばれる。ユウジ君はまるで丸太棒だ。 あっという間に縛られて体の自由を奪われて、ますます怖がり泣き叫ぶユウジ君。 「うるさいな…。まだ他の子の治療があるけど、先にラバーダムまでつけておとなしくさせよう。」
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934 :名無しさん@ピンキー[]:2011/03/23(水) 01:58:58.58 ID:5zLA6HLu0 - 歯医者はそう思うと、今治療中の子から一旦離れてユウジ君が縛られている治療台へ向かう。
無言で麻酔の注射針を取り出し、ユウジ君の目の前で衛生士さんから歯医者に手渡される注射器! 麻酔液を注射針からピュッと出す。 実はユウジ君は注射が大の苦手だ。小学校でも予防接種の時にはいつも泣いてしまう。 そんなユウジ君が、訳も分からず来た小児歯科でキュイーンという機械音や子供の泣き叫ぶ声を聞き、いきなり体の自由を奪われ治療台に縛られ固定された状態で注射を見たのだから、その恐怖は凄まじいものだ。 『その注射どうするの…?』ユウジ君は恐る恐る尋ねるが、何も返事は無い。 「はい!口を開けて!」注射器を構える歯医者! 「大丈夫!閉じない!男の子だろ!!泣かない!大きくあーん!」と同時にユウジ君の両腕を抑える衛生士さん! 『いやーっ!ヤダ!ヤダ!注射痛いからヤダーッ!』 ユウジ君の絶叫が激しくなる。そのうち、あまりの注射の怖さのあまり、体を縛られて逃げられないのは分かっていても、目と口を閉じて虫歯だらけの歯を食いしばり始めた。なんとか注射を拒もうと必至だ。 『んあっ…!?』 歯医者は、小ぶりだが形の良いユウジ君の鼻を摘んでやる。さて、いつまで頑張ってられるかな? 『うっ…うっ…』 顔を真っ赤にして我慢していたが、遂に我慢できなくなったのか口が僅かに開く。 その隙は見逃さない。手に持ったプラスチック製のバイトブロックを口内に思い切り押し込み、奥の端っこの方の上下の歯に挟み込む。これでもうユウジ君は口を閉じることができない。 『んんあああっ!!』 必死の叫び。だが当然助けはやってこない。バイトブロックで強制的に口を開けられたユウジ君の口に麻酔注射が近づき、歯茎にブスリと注射針が刺さる! 『ふうーっ、ふうーーん!いがーい、いがぁー』 激痛がユウジ君の歯茎を襲う!勿論大丈夫な訳がなく 何度も何度も深く深く差し込まれる治療針! 無言でひたすら麻酔薬を注入する歯医者! 大人と同じように歯茎にブスリ。必死で顔をよじろうとするので、先生もなかなか液を注入できず、余計に時間がかかる。それでも歯医者は容赦なく、急がず、慎重に注射した。暴れたせいか、少し血も口の中に…。
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