- 完全拘束・超拘束に萌える 5
562 :トルソー[sage]:2011/03/02(水) 23:57:15.05 ID:riN353q70 -
まんじりともせず夜が明けた。 遠くに起床のチャイムが聞こえ、束子は自分が学園の日常から完全に取り残されているのを感じた。 風邪を引いた日のように、自分だけが部屋に残り、寮生の皆の足音が次第に自分の周りから遠のくのを聞く罪悪感。 心配そうにこっちを見ながら扉を閉める智逗瑠と、しばらくしてから様子を見に来る寮母の先生。 居る場所は違うが、束子は今、それと全く同じ雰囲気を感じ取っていた。 違うのは、ぬくぬくとした布団の甘さとは正反対の、針ムシロの上に居るような羞恥の心。 廊下の、人の来る方に向かって、股を開いている恥ずかしさ。 そして、自分が晒し物にされている事自体の恥ずかしさ。 さらに、その股間を覗きこまれ、智逗瑠のための真面目な協力者ではなく、淫らな奴隷だとバレてしまう恐怖。 朝食のチャイムが聞こえ、そこから15分。 始業まではまだ間があるが、早い子や用事のある子はもうここへ来る。 ドタドタと速足で近づく靴音。 「ひゃっ?」 短い叫び声に続いてヒソヒソと声がして、こんどはタンタンと階段を駆け上る音に変わった。 一応まだあの学校側の告知が生きていて、なるべく関わらないようにしようという雰囲気が束子にも伝わった。 多分股間は濡れているのだろうけど、じっくり観察されるのではなくて一安心だった。 やがてドカドカと不特定多数のうなりのような足音がし始め、廊下全体が騒がしくなった。 先頭の音が間近に来るまでは靴音がメインだったのに、それが階段を上る音に変化しはじめたころから、不明瞭なざわめきが一帯に 拡がった。 「静かに〜!」 束子はギョッとした。 今日に限ってこの登校時間に廊下に先生が出ていたからだ。
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- 完全拘束・超拘束に萌える 5
563 :トルソー[sage]:2011/03/02(水) 23:57:39.52 ID:riN353q70 -
一度はざわついた廊下も、先生の一声で靴音だけとなり、やがて潮が引くように階上に消えていった。 それまで全く無音だった校舎は、吸い上げた靴音を溜め込んだかのように、低い唸りを湛えた活気のある建物に変わった。 普段自分が授業を受けているのと同じ空間になった校舎の、日常とは少しだけズレた場所で、超非日常な姿のまま晒されている束子。 あのざわめきの中に智逗瑠も居たはずだが、当然のことながらこの登校時には干渉してこなかった。 授業が始まった校舎の一角で、ずっと同じ姿勢のまま、ゆらゆらと自分の作品を見上げている。 幸い、貞操帯から淫汁を滴らせていることは全く話題にならなかったようで安心した。 しかし、いつまでこんな不自然な姿勢のまま放置されるのだろう。 智逗瑠は『2〜3日平気』と言っていたが、そんな長時間なんてありえない気がする。 いずれにしても生徒がこの校舎に居るうちには移動できないだろうから、最短でも今夜までだ。 廊下に日が差して少し暖かくなり、昨夜全く眠っていなかった束子は、カクカクと意識を失い始めた。 考えてみれば、風邪の日の布団なんかより何百倍も甘ったるい殻に閉じ込められているのだ。 不自然な姿勢なりに脱力し、束子は居眠りを始めた。 しばらくして異変に気付いた。 お腹が…… お腹が張っている。 知らないうちにお浣腸でもされたのかと思ったが、この感覚は膣内でのことだ。 ぼやけた意識の焦点が、キューーッと急速に結像する。 「ンーーーーーー!!!」 すっごいきもちいいトコ押されてるっ!!
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564 :トルソー[sage]:2011/03/02(水) 23:57:58.56 ID:riN353q70 -
やっぱりご褒美付きだったんだ。 急に体内に発生した淫靡な甘い刺激を貪るように、動かない腰をゆるゆると揺する。 「ン…… ン…… ン……」 片鼻しか通らない気道を使って、鼻の奥が痛くなるほどの速度で空気を貪り、膣内のご褒美圧力を快感へ変えようと必死になる。 「ン…… ン……」 もどかしいが機は紛れ、それなりの甘い気持ち良さに満たされ始めた。 他にすることもないのでバカみたいに束子はおまん○を締め続け、性器の随意筋を必死で活用する。 もう何十分もそうして性器を手も触れず弄(もてあそ)び続けた。 突然、廊下のスピーカーがノイズを立てて起動し、10分休みのチャイムが鳴った。 束子は自分がどこで何をしているのかを思い出した。 (ヤダ…… ヤダ…… 知られちゃう……! とんでもないことしてるって……知られちゃう……!!) 淫戯に夢中になってソコから溢れる蜜などもお構いなしだった。 やがて遠くでガラガラと教室の戸が開く音が聞こえたかと思うと、いつもの休み時間のざわめきや友達と騒ぐ歓声が聞こえて来た。 (続)
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