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名無しさん@ピンキー
新・断髪フェチ7

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新・断髪フェチ7
179 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 07:26:30 ID:hrqhMWlT0
先程終了した、俺一人と女三人で、忘年会の三次会でいい話だったで書いとく。
その中の二人、取引先の30前半の女性と、若手の女性との会話の中で出てきた話。
まず、長文すまない。BLOGもやってないんで、いずれスレも過去に流れると思い、
ココに書いた。読まずに流しても、文句つけても、何でもしてください。

事の顛末は、三次会でほろ酔いになった頃、若手の方が綺麗なロングだったことから、
現在、ミディアムの30女性(失礼!)が若手の女の髪を一房、何度も掴んでは、
振ってあそんだり、顔を埋めて匂いを嗅いで、体ごと若手に寄っかかりしながら、
「私も、◯◯ちゃん(若手)並に綺麗な腰下くらいまでのロングだったんだよ〜」と、
伸ばそっかな〜?とか言いながら、中学で髪の規制があって切ったことを話し始めた。
若手の子は「ロングのイメージないな〜。髪型肩上ってどんだけ田舎?」って笑ってる。
髪を切る過程そのものじゃなく、切るまでの“揺らぎ”の部分の話を面白おかしく聞いた。
本来、普通の口語・しゃべり口調で本人は話してたので、自分で書き起こす際に、
文章調(?)に変更。妄想・補間の部分は、ほぼ無しに出来たと思う。
カットの内容やシャンプーなど過程の話は、本人が話してないので書いて(書け)ない。
まわりの女二人がかなりイイ質問したので、髪を切るまでの同調部分は、書けたかも。
しかし、やや酔ってるので、校正は甘いのでかなりのスレ汚し。では、よいお年を。
新・断髪フェチ7
180 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 07:27:42 ID:hrqhMWlT0

校則で春休み中に髪を切らなきゃいけない状況になっても、なかなか踏ん切りがつかず……

小学校入学から髪を伸ばして、腰の下までの長い髪、そして髪を伸ばしてからは、
毛先と前髪は、ずっと母親が切り揃えていた。
すでに卒業式も終えて、ほぼ小学校と関係が切れた春休みに、
母親から1万円を渡されて「じゃ、自分で好きなトコ行ってきなさいよ!」と言われた。
母と同じ美容室は、ご近所すぎて何だか恥ずかしいし、ダサイ感じがして、拒否した。
口では「わかってるよ!」といいつつも、髪を切るタイミングは自分で主導権を握りたい。
「いまから髪、切リに行ってくる」と、家族に声をかけて出かけるのがなぜかイヤで、
その家族に「髪、今から切リに行くんだ。どんくらいにするの?」…とか口にされたり、
「何時に行くの?早く帰って来なさいよ」とかの何気ない言葉を掛けられるのが予想され、
どうしても煽られてる気分になり、軽視されてる感じがして、
本人にとっては6年間伸ばした、自慢の髪を切るという重大イベントにもかかわらず、
その家族のあっさりとした対応・他人事のような感覚がたまらなくイヤだった。

それだから家族が一人でも家に居る時は、声を掛けて外出という当たり前の行為が出来ず、
そして“いつでも髪は切りに行けるから!!”と強がってる建前上、家族に心情を悟られず、
尚かつ、家族に見つからずに髪を切りに行くタイミング……なんてあるワケもなく、
毎日、母親からも「いつ行ってくるの?早く行かないと切るのが余計つらくなるよ」と、
的を得た煽りを喰らう始末。

ただ、どんな場合でも“中学の入学式三日前には必ず切る”と、リミットは決めていた。
新・断髪フェチ7
181 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 07:28:49 ID:hrqhMWlT0

しかし、望んでいたシチュエーションは突然やってきた。

四人家族、父はいつものように会社へ、兄は部活の練習試合で朝から出かけた。
そして専業主婦の母も昼前に外出するので、昼食のつくり置きをしながら、留守番を頼まれた。
近所へ買い物じゃなく、ちょっとした母の遠出……みんな出かける。自分以外誰もいない。
「髪を切りに行って来る」と家族にいちいち決意表明せず、髪を切りに行けるのは今日しかない!と、
勝手に一人で焦り出した。母が家を出た直後、留守番を頼まれたにも関わらず、
「髪を切って来る。夜までには帰る」と置き手紙を残して、お金とかブラシやらと荷物をまとめ、
……誰も急に帰宅する筈もないのに、今出なければ、誰かが帰って来るかも…と、
昼食も食べずに、逃げるように家を出た。

美容室自体、実は幼稚園以来だったのだが、友達と情報交換したり、実際に店の前まで行ったりと、
三〜四カ所くらいに目星はつけていた。ただ電話予約とかは、子供なりに怖じけついて電話できない。
とりあえず自転車で見て回って、店内の様子を外から確認して決めようと思った。

1件目は高校生〜若い女性が中心の美容室で、実は本命だったのだが、一人ではじめて入る美容室、
背伸びするにしても、客層が(当時としては)オシャレすぎて少々気が引け、直前で怖じ気づく。
2件目も似たような雰囲気だったが店舗は小さく、以前、覗いた時には女性のスタイリストが
数人いたのだが、その日は見当たらず男性のスタイリストばかり、客も男しか居なくて、ガッカリ……。
はじめての店、聞いてはいたが名前も知らないスタイリストの指名なんて出来るはずもなく……
(今、考えれば、単に休憩中だったのかもしれない……と。)
3件目、やや中心街の端にある、30代後半くらいの綺麗な女の人が一人でやってる美容室を見に行く。
その時点で店内に女性客が一人。何より優しそうだったし、ここで……と、疲れと諦め半分で決定。
新・断髪フェチ7
183 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 08:04:28 ID:hrqhMWlT0

しかし、いざとなるとすぐには入店できず、美容室近くの広場で一息ついてから向かうことにした。
ベンチで少し休んだあと、「……切りたくないなぁ」と思いつつ、広場の公衆トイレ内の鏡の前でブラッシング。
軽く一つ結びにして行くか、おろしたままで行くのがいいのか…そんなツマラナイことにも悩んだが、
髪をおろしたまま、覚悟も決めてその美容室に向かった。
店内を覗くと、その時点で客は一人もおらず、いよいよだと、扉を開けた。
「あら、はじめての方だよね?ごめんなさい、今からだと一人予約があるので4時ぐらいからになっちゃうけど?」
その時点で午後2時前くらいだったので遅くなるか……とも思ったが言われるがまま、とりあえずお願いした。
携帯がない時代なんで、「じゃあ4時頃に来てね」と、あっさり口頭で予約完了。

とりあえず先ほどの広場に戻り、ベンチに座る。
しかし、覚悟を決めて向かった美容室にも関わらず、予約客という予期せぬ“焦らし”が入って、
約2時間の空白ができたのが、返ってマズかった。
腰下まで伸びた髪を触りながら“この髪を切らなきゃいけない”という現実感がフィードバックしてきて、
ますます緊張するはめに。「切りたくない……どうしよう?」と踏ん切りがつかなくなり、決心が揺らぎまくった。

店が込んでたから無理だった……とかいって、切らずに帰ろうか…しかし、今帰ったら、母が帰宅してて、
留守番もせずに、“置き手紙”までしておいて、切らなかったことでグダグダと言われる(バカにされる)、
そして予約を無視して帰れば、あの美容室にはもう行けない(大袈裟)……もうドキドキしながら落ち着かずに
自転車で目的もなくウロウロしてた。街中に出て、デパートなんかの大型店舗に入っては化粧室を探し、
何度もブラッシングしたり、いろいろな結び方をしてはほどいたり……を毎回、繰り返した。
同級生を見掛けてはなぜか隠れたりと、落ち着いていられなかった。
新・断髪フェチ7
184 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 08:06:30 ID:hrqhMWlT0

もうすぐ4時になろうかという頃、広場に戻ってきて、先程の公衆トイレに入る。
鏡の前でブラッシングというよりは、ただただ髪をなでたり、結ぶ仕草をしてみたり、
両手で髪を掴んで、おさげを下に引っ張ったりと……ひたすら焦りしかなかった。
しかし、時計をみるともう5分前……小学校の感覚でいう“遅刻したら怒られる”と思い、急いで向かった。
いざ到着すると、もう時間が迫ってたせいか、扉を開けるのは躊躇しなかった。

「お待ちしてました、どうぞ……」とミニショルダー(ポシェット?)を預けてイスに座った。
ふと、我に返り、最初に聞くべきだった料金をここで聞いた。1万円で充分間に合う料金だった。
白い無地のクロスの類いをかけられ、ブラッシングされながら質問された。
「◯◯中学に?それで来たんだ。はじめて…?」など、優しい口調で語りかけて来る。
緊張のあまり、ただ頷いたり「はい」と返事するのが精一杯だった。

そして髪を濡されながらの丁寧なブラッシングへ……その時、徐に背中にかぶさっていた髪を、
首筋から2つに分けるようにして、胸の前の方へおろされた。鏡越しに白地のケープに自分の黒髪が映える。
「やっぱり長いのがいいなぁ……」とあらためて自覚したと同時に「髪、切りたくない」という思いも再び。
表情から察したのか「切りたくない?でも3年なんてあっという間だから……」と、ブラッシングが続く。
その丁寧な対応が嬉しい反面、これから起こるはじめての体験に対して、緊張が高まったのも事実。

とりあえず、長い髪を切るという前提のもと、肩につかない長さに……ということしかアタマになく、
「どれぐらいにする……肩上くらい?」と、言われるがままに頷きオーダーした。
簡単なブロッキングのあと、「大丈夫。可愛くするからね……」と一言。
そして、ゆっくりハサミが入っていった……
今、思い出すと、気をまぎわらせてくれる為か、優しく話しかけてくれながら、
比較的、ゆっくり目に時間をかけて、丁寧に仕上げてくれたと思う。
新・断髪フェチ7
185 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/31(金) 08:08:39 ID:hrqhMWlT0

肩上の……自分でも気づかなかった軽いクセをいかした、内巻きのセミロング手前のボブにしてもらった。
満足というか、とりあえず終わったことに安心したのか、店を出て家に帰るまでの道のりは、
フワフワとした……さっきとは違う緊張というか、決して圧迫感ではなく、ただ不思議な気持ちだった。
嬉しくもなく、悲しくもなく……泣きそうだけど、泣けないというか。

家に帰ると、家族の誰もが「あ、やっと切ったんだ」的な、やれやれといった興味なさそうな反応が。
しかし、あれほどイヤだと思ってたその反応、干渉してこないことが返って気持ちを楽にした。

“髪は切りたくない。けど、切らなきゃいけない”……という大イベントを越えたことで
ひとまず決着がついたから、後悔・納得出来ないにしても、次の日から比較的、落ち着いてた、と。
髪はそれ以来、胸下までも伸ばしてないらしい。成人式時と結婚式時のセミロングくらいだって。
トラウマとかじゃなく、肩上の長さが自分で気に入ってるのとことでした。

連続投稿だってアラートが出て……ウトウト、一眠り。
あらためて、長文失礼。よいお年を。夜に里帰りするわ。


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