- 完全拘束・超拘束に萌える 5
54 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/17(金) 17:31:55 ID:Zc90iotg0 - 荒れる前に投下してみるテスト
暑さと全身に感じる窮屈さに苛まされ私は目を覚ました。 わけのわからないまま辺りを見渡すと、荒涼としガラクタが所々に散乱していた。 それにカビ臭くてしばらく使われていないような場所だった。 どこかの廃倉庫のようだ。 帰りにいつの間にか意識が飛んで…。 そうだ確か、気を失う前に背中を殴られた気がする。 気を失って覚めたら見知らぬ倉庫。 そこから導き出される答えはおそらく…。 「誘拐…か」 そこで自分の格好に気付く。 もしかしたら気付きたくなかっただけなのかもしれない。自分が味わっている違和感の正体に。 着ていた制服はすでに無かった。 そこにあったのは黒く光沢のあるゴムのようなスーツが恐ろしいほどに隙間なく私の体を覆い、 しっかりとボディラインを強調していた。 しかも、お股にはファスナーがついていて、まるで女を強調しているようだった。 「嫌!何これッ!!」 それだけじゃない。 今まではいたことが無い位の長さのブーツとかなり丈夫そうなロンググローブが嵌められていた。 脱ごうとしても、ブーツは足首と太股に、グローブは手首と二の腕にキツキツに締められたベルトのバックルに南京錠がかかっていて、 ちょっとやそっとじゃ脱げないだろう。 ギッチリと締められた分厚い革のようなベルトをどうにかして切るか、南京錠そのものをどうにかしない限りこのスーツを脱ぐことはできなさそうだ。 「はぁ…うっ」 まるで悪夢のような仕打ちで半分泣きそうになりながら、首の息苦しさで喉に手をやると硬質な感触が僅かに伝わる。 その硬いものをなぞってみると、首をぐるっと一周しているのがわかった。 取れないかと思ってその硬質な物体を触っていると大きめのつまみのようなものが手に触れた。 それを掴んで見ようとする。
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55 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/17(金) 17:34:30 ID:Zc90iotg0 - 「っ…何もここまで…」
視界にギリギリ入る真鍮色のそれは、紛れもなく…南京錠だった。 おそらく牛のカウベルのようなかたちで首輪が嵌められているんだろう。 ただここまで執念を感じるほど厳重なのに繋がれていなく、 触覚を除いてどこも拘束されていないのが幸いだった。 鞄は脇にあった。 携帯は壊されていたけれど財布や文具等はそのままだった。 私は早速文具のはさみで太股のベルトを切ろうと試みる。だけど… ギッ…ギッ… 「くっ…」 革がしなる音だけが響くだけでベルト自体には傷一つ付かなかった。 相当頑丈な作りらしい。 残されていたのはそれらだけで着ていた服や靴…。 衣類という衣類は切り刻まれ、そのボロボロの繊維の塊が鞄に詰め込まれていた。 そしてその残骸から感じる確かな重さ。 「これ…服の…だよね…」 それは…鍵“だったもの”の束だった。 というのはすでに鍵としての機能が残されていなかったから…。 そう、鍵はペンチのような工具を使ったのか、全てが全てグチャグチャにひん曲がっていた。 きっと、犯人が私の絶望を加速させるためだけにその残骸を残していったのだろう。 負ける…もんですか! 爪先立ちに近い程に足を極められたヒールに悩ませられながらも立ち上がる。 ギシギシギシ… 「う…」 身体中を締め付けるゴムの感覚が一斉に襲い掛かり不快感が私の体を突き抜ける。
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56 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/17(金) 17:36:51 ID:Zc90iotg0 - 「こんな気持ち悪い服…服なんかじゃない、よ…」
この場にはいない犯人に悪態をつきながら、 お腹や太股に突っ張るゴムを直しつつ、鞄を拾って肩にかける。 普通の服とは違って、何か行動するたびにキュチキュチ、キシキシと耳障りな音を響かせ、 拘束感を与えてくるゴムのスーツが、本当に嫌で嫌ですぐにも脱ぎたかった。 こんな服を着ている位なら裸の方がマシのように思える。 踏ん張りのきかない足で支えながら、重たい鉄扉を開けてみる。 扉に鍵は…かかっていなかった。 外は暗闇と生い茂る木々で視界を埋め尽くしていた。 どことも知れない倉庫から鍵のかかった変態的なコスチュームのまま家に帰れ…、 そういうゲームのつもりなのだろうか、犯人は。 わかった、乗ってやる。そして、絶対に逃げ切ってみせるんだから! ______ …月の光に照らされて、黒く妖しい光沢を放つ華奢な身体が林の中へと消えていった。 その彼女が消えた倉庫の天井。 そこには無邪気な野良猫が捕えた獲物で遊んでいた。 必死にもがけど逃げられない獲物の姿が、その猫の瞳には最高の玩具として映っていた…。 続く?続かない?
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62 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/17(金) 20:39:09 ID:Zc90iotg0 - >>59
批評どうもです。同時通訳というなら今後はそこに気を付けて書いてみますね 国語ができる人がいると助かるなぁ 前スレの「日課のきっかけ」なら俺が書きましたけど50は俺じゃないですよ あっちの続きの結末が思い付かないんで、代わりにストックをあげただけです もっとも証明するものはありませんが… どちらにせよ所詮はオナニー小説ですし、気にならないなら無視してくださいな
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63 :名無しさん@ピンキー[sage]:2010/12/17(金) 21:36:01 ID:Zc90iotg0 - 書いた後に書くのが言い訳がましくてなんですけど
オナニーといっても、俺は神の繋ぎになれたらいいなぁなんていう自己満で書いてますので、 そこのところ誤解しないでくださいね! さて支援もあるし、おじさん頑張っちゃうぞー
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